勇者「召喚された世界を安価取コンマで巫女と旅する」巫女「その2」 (677レス)
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85: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)19:31 ID:pYne3TUy0(1/14) AAS
神無月「一撃で全滅させたか……私はいらなかったようだな」

葉月「こっちも全滅させました!」

長月「アンタは大丈夫か?」

半月「は、はい、少し怖かったですが……」

神無月「……」なでなで
省17
87: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)19:45 ID:pYne3TUy0(2/14) AAS
武「そんな器用な人間がいるように見えるか?」

葉月「……ならいいです」

半月「へぇ、勇者様は私たちをそう言う目で見てたんですか」

長月「無茶苦茶イラっとしたんだが」

神無月「器用な方ではないが、言い方というものがないか?」
省15
89: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)20:06 ID:pYne3TUy0(3/14) AAS
武「葉月、疲れてないか?」

葉月「え、は、はい、このくらいなら」

武「殺気ポータルの修理もした後だろ、少し休んでていいぞ」

葉月「皆さんが働いてるのにそんなわけには……」

安価下
1 いいから休め
2 じゃあ、俺に指示を出してくれ
3 それなら一緒に作業をするか
4 自由安価
91: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)20:14 ID:pYne3TUy0(4/14) AAS
武「それなら俺に指示を出してくれ、植物の力なら俺も使えるからな」

葉月「で、ですが」

武「いいから」

葉月「……わかりました、お願いしますね」

安価下
コンマが大きいほど好感度アップ
省3
94: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)20:56 ID:pYne3TUy0(5/14) AAS
葉月「ありがとうございます、もう大丈夫ですので他の方の手伝いに行ってください!」

武「あぁ、わかった」

葉月「……疲れてたことに気づいてもらえて、すごくうれしかったですよ」

武「ん、何か言ったか?」

葉月「ふふ、なんでもありません」
省9
96: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)21:09 ID:pYne3TUy0(6/14) AAS
卯月「……」

卯月を見つける
どうやら住人の亡骸に祈りを捧げているようだ

卯月「……ふぅ、あっ」

なんだ、こっちを見てビクッとなったぞ

卯月「……」
省9
98: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)21:16 ID:pYne3TUy0(7/14) AAS
武「……」

卯月「……」

武「こっちをちらちら見ないで集中しろって」

卯月「う……は、はい」

武「……」
省9
101: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)21:22 ID:pYne3TUy0(8/14) AAS
卯月「……」

祈りを続けていると、急に唇に柔らかい感覚がした
驚き目を開けると

卯月「ふふ」

武「ま、真面目にやれって」

キスをされてたらしい
省12
103: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)21:34 ID:pYne3TUy0(9/14) AAS
長月は無言で燃やせる物を燃やしているようだ

長月「あぁ、武か」

武「……まぁ、今回だけは許してやる」

長月「っ……ご、ご主人様」

自力で気づいたようだ
それはともかく
省8
105: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)21:44 ID:pYne3TUy0(10/14) AAS
武「ならこう考えないか?」

長月「?」

武「こうやって燃やしてやれば、この思い出たちが亡くなった人たちに届くって」

長月「……そっか、そう言うのもありだな」

長月はニコッと笑う
こんな笑い方もできるのかとドキッとしてしまう
省5
108: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)21:51 ID:pYne3TUy0(11/14) AAS
顔を赤くしているとその隙を突かんばかりに長月が俺の方に顔を近づけ、唇を奪う

武「!?」

長月「……その、俺はお前のこと、好きだからな、恋愛的な意味で……」

らしくない、乙女のような表情でそう言われる
真っ赤になった長月はそのまま俺をドンと押す

長月「ほ、ほら、他のやつらの作業手伝って来いって」
省9
110: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)22:11 ID:pYne3TUy0(12/14) AAS
神無月が立ち尽くしているのを見かける

武「どうした?」

神無月「……本当に、全部壊れてしまったんだなと、改めて感じていた」

半月と神無月にとってはすべてのがれきが思い出だったものなのだ
辛くないわけがない

安価下
1 頭を撫でる
2 抱きしめてあげる
3 泣いてもいいんだぞ、と伝える
4 自由安価
112: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)22:26 ID:pYne3TUy0(13/14) AAS
武「半月は今そばにいないし、他のやつもいない」

神無月「……」

武「泣いていいんだぞ?」

神無月「……武様、少しだけ、胸を借りたい。顔、見られたく、ないから」

そう言うと神無月は俺の胸に顔を埋める
そして、小さな声で泣き出した
俺はそんな彼女の背中をさすることくらいしかできなかった
それでも、神無月はありがとうと小さくお礼を言ってくれた
省8
115: ◆VroVrra0Q/tT [saga] 05/28(火)22:48 ID:pYne3TUy0(14/14) AAS
作業も終わり、巫女たちは一度自分たちの村へと帰って行った
ここに残ったのは俺と半月、そして神無月の3人だけ
俺たちは何もなくなった村の中心で空を見上げていた
星が無数に輝いているのが遠く、遠くに見える

半月「お姉ちゃんは、これからどうするの?」

神無月「私は出来る限りこの地に残ろうと思う。みんなが静かに眠れるように」

きっと、目を覚ましてからずっとそのことを考えていたのだろう

神無月「武様、闇の力の継承を行う。闇の力はかなり特殊なものだが、使いこなせばきっと役に立つだろう。それと、半月」
省28
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