[過去ログ] 【叶わぬならば、】能力者スレ【全てを零へ―。】 (1002レス)
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776(1): 以下、新鯖からお送りいたします [sage saga] 2013/10/01(火)23:14 ID:S3h54s4V0(4/4) AAS
>>774
【ひどい傷や重い病を背負えば誰だって大なり小なり気弱にもなるだろう、元を知らなくたって、きっと】
【また細めた瞳に浮かべる感情が曖昧にぼやける、何か考えているようにも何にも考えていないようにも、見えたのかも】
【(どこにも帰れない、どこにも帰る場所のない、辛さとか、苦しさとか、寂しさとか、全部、知っているつもりなら)】
【(薄れはすれど消えない記憶が刹那に過ぎって、――ふと浮かんでしまうのは同情めいたもの。そっと、隠したつもりだった)】
【三十六度五分の体温。低くも高くもないのは、今この場にある危うくも思える様々な生温さのなか、きっとこれも含まれた】
【――口中を冷たい水で冷やす、からり氷の回ってぶつかる音と、遠くにレモンの潜む気配と、ことんと机へコップを戻して】
【きっと視線を辿られたのだとその言葉に気付けば今更ながら気まずげに逸れた、くるりと巻かれた紙ナプキンを無意味に眺め】
省13
777(2): [sage saga] 2013/10/01(火)23:15 ID:57csZEaF0(6/6) AAS
>>764
/まだ募集中ですので、宜しければっ
778(1): [saga] 2013/10/01(火)23:19 ID:vsicEpJ6o(5/5) AAS
>>775
……『勝つ』為、か。それなら例えばの話やけれど――、いや、分かり切っとるな
先天性の不具者を、技術と時間を掛けてやって戦闘可能領域までチューンする……
そんな行為に意味は無い、きっとそう言うやろ? そッちらをそうした奴は。
【目の前にいる“完成品”たる少女達と、彼女の言葉からそう結論付けると】
【顎に手を当て何かを思案していたような月彗は――やがて興味の失せた様に軽く左右へ頸を振る】
そうやな……もしあッちが、≪No.3≫を捕捉して無事にそッちらに引き渡したとしたら。
その施術を施した“技術者”――そいつに会う権利位は、取り付けられるやろ?
【つまりは取引、という事だが。裏を返せば矢張りこの男はそこまでしてでも“人体改造”の技術を求めているという事】
【否、ここまで来れば推測も付けられるだろうか。真に求めているのは、改造と言うよりも“整形回復”】
省6
779: (チベット自治区) 2013/10/01(火)23:25 ID:kYS95DYU0(1) AAS
【夜の国=\――廃トンネル】
【首都ルルーメンから少し離れた郊外には古びた廃トンネルが存在する。】
【元は鉱山と繋いで鉱物資源を運搬するためのものだったようで、内部はかなり広く創られており】
【天井を支えていたと思われる鉄骨の残骸のようなものがまるで生き物の骨のように辺りに転がっているのが見える】
【支えを失った天井は一部が崩れ落ちて、その隙間からは月光が差し込んでどこか神秘的な雰囲気を醸し出している。】
【そんな幽霊でも出そうな場所に規則正しい足音が響き渡る、噂をすれば幽霊か?いやどうやら違う………この足音の主はまだ生きている=z
やれやれ………まさかこんな場所まで来る羽目になるなんてね―――本当にこの辺りに残党が潜んでいるのかな
まぁあともうひと踏ん張りって所だから頑張るとしようかな………。
しかし―――この天井、崩れたりしないよね………?
省5
780: [saga sage] 2013/10/01(火)23:32 ID:OUfPHryH0(5/5) AAS
>>778
…………ッ
さあ……なんて言うかしらね、私には分からないわよ……気分で、なにもかも滅茶苦茶にしちゃう人間だし……
【一瞬言い淀みながらも、どうとでも取れる回答を向ける東洋系の少女】
【実際、彼女らの『改造』の責任者は、本当に何もかもを気分次第で進める気のある人物で、もし興味をひければ、月彗の望む事も難しくはないのだろう】
【だが、それ故に答えに詰まったと言う訳ではないのだ――――この時、東洋系の少女の脳裏には、1人の人間の存在が掠めていた】
(……あの負け犬……ブラックハートに、同じ……?
……アイツは、元からどうしようもない身体を、だからこそ強く改造させられた…………
――――なら、私は、アイツを軽々超えられるくらいじゃなきゃ意味がない……!)
【「先天性の不具者」――――正に、自分たちの前身と言うべき存在は、その言葉通りの存在だったのだ】
省19
781(1): (埼玉県) [sage saga] 2013/10/01(火)23:33 ID:IMSH1caeo(4/4) AAS
>>776
……そう、でも良かった。あのままだったらと思うとゾッとするから
それと……怪我は…ええ、胸に。肺とか、心臓とか、ちょっとずつね
座ったり寝たりしてる分にはいいんだけど、歩いたりすると苦しくて。
本当は貴女の言うように病院だとか、頼れる場所に行ければいいんだけど……
……バチが当たった、っていうのかな。親兄弟とか、友達とか、居なくて。
知り合いは居るけど……ちょっとこの状態だと、会うのも辛いから
それに、病院は個人的に嫌いで…、……。……あの白い天井とか、あんまりね
【苦笑――なのだろうか。どこか諦観のような者が覗く笑みを、僅かに滲ませ】
【喉を癒やすように冷たい水を少しずつ飲めば、其の折に注文した物がテーブルに届く】
省9
782: (福岡県) [sage saga] 2013/10/01(火)23:47 ID:0ZnI+1VO0(6/7) AAS
>>764,777
【路地裏―――】
【多くの人々が行き通い賑わう繁華街に潜む、たった一本の細い道。】
【通り抜ける風だけは、誰からも認識される事が無い其れにも優しく接する様だが、】
【―――路地裏は、薄情だった。人の気配で温まった風は、其の温度を失い、やがて溶けて行く。】
【色んな意味で、冷えた空間。そんな場所に迷い込んだ、一人の少年が居た。】
カツ―――、カツ―――、カツ―――、
【光差す隙間から、入り組んだ暗い路地裏へ。】
【聞こえて来るのは、のったりとした足音。】
省10
783(1): (福岡県) [sage saga] 2013/10/01(火)23:48 ID:0ZnI+1VO0(7/7) AAS
>>764,777
【路地裏―――】
【多くの人々が行き通い賑わう繁華街に潜む、たった一本の細い道。】
【通り抜ける風だけは、誰からも認識される事が無い其れにも優しく接する様だが、】
【―――路地裏は、薄情だった。人の気配で温まった風は、其の温度を失い、やがて溶けて行く。】
【色んな意味で、冷えた空間。そんな場所に迷い込んだ、一人の少年が居た。】
カツ―――、カツ―――、カツ―――、
【光差す隙間から、入り組んだ暗い路地裏へ。】
【聞こえて来るのは、のったりとした足音。】
省10
784(1): [sage saga] 2013/10/02(水)00:05 ID:H4w0cZ5n0(1/3) AAS
>>783
「ああ、よかった、よかった、うん、やっぱりここには誰かしら来るんだね、よかったよ」
「にしても、そうか、僕だけじゃないのか、君もそういう星の生まれなんだね」
(銀色の髪をしている少年が入ってくると同時、間髪入れずに口を開く)
(しかし、こちらを見て背中を向けられれば、銀髪の少年へ向けて歩き出す)
「ああまってよ、僕がやった訳じゃない、っていっても信じてもらえるかどうかわからないけど」
「君が何もしなければ僕も何もしないよ、だから少し僕の話に付き合ってくれればいいんだ」
(肩に手を置いて、ね? と首を傾げて笑みを向ける)
(やや愛想良く感じられる笑顔は逆に不気味で、耳にかけた十字架のピアスが揺れる)
「だってさ、君も僕と同じだろう?」
省3
785(1): 以下、新鯖からお送りいたします [sage saga] 2013/10/02(水)00:11 ID:92w4iJFo0(1/5) AAS
>>781
【そのままだったら――どうなっていたのだろう、少なくとも、こんな平和な場にはなり得ないはず、だけれど】
【例えば彼らが道を塞いでいなかったら。例えばそこで引き返してしまう気紛れを起こしていたら、どうなっていたかって、】
【――きっと様々なことが違っていて、言葉を交わすことすらなくて、ただ、その可能性は抓まれて枯れてしまった過去】
そう、……そうなの。 ……――あいつらは嫌い、だって、***********――
【分かっていながらに拒否されるなら、言えることなんてもうなくなってしまうようで、ちいさく否定しない声を紡ぐだけ】
【机の下で足と足の狭間に埋めた手の微かな挙動は肩口に漂わせるだけで、明確な何のかたちも持たないまま、ちろり店員を見る】
【それでいて病院が嫌いだと聞けばふと変わる気配、それはきっと同意を示して、何らかの理由らしきを唇へと音へ乗せるのだけれど】
【おしまいが店員の声に重なってしまって聞こえなかった、言葉の動きもちいさく曖昧なものなら、何もかもが曖昧に掻き消されて】
【(どこか場所を用意すると言ってみるのも、うちに来るかと誘ってみるのも、どちらもが思いつきめいた思考なら、)】
省11
786(1): (福岡県) [sage saga] 2013/10/02(水)00:25 ID:iHh+wpbF0(1/5) AAS
>>784
【遠くから"犯人"の声が聞こえたなら、『あー……』、と露骨に面倒臭そうに立ち止まって。】
【肩を触れられた時にはチッ、と小さく舌打ちする。】
【触れられた事にで無く、話しかけられた事に、であった。】
【……が、此の少年にとっては、どちらで在っても関係無い様であった。】
……はいはい、誰も『僕がやったんだ!』とか言わねーよ。
どうせ、あいつは死んでんだろ。死んでる奴は、直せねーし……ほら、大人しく、捕まっとけ、な?
……お前、今、自分が何言ったのか、分かってんのか……?
初対面の人間に向かって、『普通じゃねーんだろ?』って。……頭おかしいんじゃねーの。
【気怠そうに肩に乗せられた手を振り払って、再びクルッと少年の方を向く。】
省5
787(1): (埼玉県) [sage saga] 2013/10/02(水)00:31 ID:PDh66DxIo(1/3) AAS
>>785
――――……、……?いま、なんて…――、…いえ、なんでもないわ。
……折角注文したんだもの。美味しい内に頂きましょうか
私、マスカットティーなんて久しぶり、どんな味だったかしら?
【味、香り、全ては所詮チェーン店のレベル。けれども言葉によれば久しいらしく】
【カップを傾けた後の表情は明るい。格好はともあれ、薄幸そうな笑みを浮かべ】
【そんな時、不意に行われるスプーンでの小さな蹂躙に目を惹かれる】
【食べ方は人それぞれ――とはいえ、なんとなしに勿体無いなと呟いて】
【もし左腕があったなら手を口元にやっただろう。不意を突いた言葉だったらしく、はにかんだ】
省9
788(1): [sage saga] 2013/10/02(水)00:38 ID:H4w0cZ5n0(2/3) AAS
>>786
「ああ、やっぱりそれが普通の反応だよねえ、うん、この前の子が良い子すぎたんだよね」
「こうなると信じてもらえないからなあ、どうすればいいんだろうね」
(舌打ちは聞こえていないのか、それとも気にしていないのか)
(面倒くさそうに表情を帰る銀髪の少年の顔とか、そういうのは最早視界に入っていないのじゃないかと思える程で)
(銀髪の少年が振り向くと、そこには視線を地面へと映し、うーん、と唸り何やら考えている)
「こんな所、普通の人がこれる訳ないからね」
「ほら、普通の人生を歩んでない人は到底これないような、そんな雰囲気だったと思うんだけれど」
「それとも、普通なのかな、だったら、素質があると思うよ」
(少年から発せられる声は、愉快な物をふくんでいて、敵意など微塵もなく)
省8
789(1): (福岡県) [sage saga] 2013/10/02(水)01:01 ID:iHh+wpbF0(2/5) AAS
>>788
あー………
【右手で後頭部を掻きながら、少し俯いては左右に頭を振って。】
【想像以上に、"面倒臭い"少年だった。―――恐らく、最も、である。】
【此の少年が適当にペラペラ話す、其れを聞き流すだけ、だと思っていたのだ。】
【確かに、"ある程度付き合ってから立ち去る"という判断を取った。此れが最善手なのだと。】
【然しながら、『自分の事を話せ』という指示。此れには限界を超えてしまった様で―――】
なまえはねこむらしゅみはきんとれとばくはつまほうてきとうにばいとしてさけのんでせいかつしてます
省7
790(1): 以下、新鯖からお送りいたします [sage saga] 2013/10/02(水)01:04 ID:92w4iJFo0(2/5) AAS
>>787
【何か。放っておいたら鬱々と沈んでいきそうな気配があった、少なからず何かを抱くらしいのは、】
【ただ目の前で彼女が嬉しそうにしているなら、思考の渦に落ちる前に気付ける、隅っこに引っかかって、舞い戻って、】
【(自分の事情を重ねてしまった同情に、温度差に、やっと気付いた。なぜだかきょとんとする刹那は素の色で浮かべられて)】
【(女性の仕草を真似るようにしてしんと冷えたココアを改めて飲み込む、じんわり拡がる甘さ、おいしくて、笑ったなら)】
【(今まで見せたどれよりも素直に感情を表したものだと分かるだろう、子供ぽいけれど、それが彼女の素らしいことも)】
……かたちだけなら出来る、けど。――ずっとそのままとか、元の腕みたいにとかは、……あんまり、
【――ここに来てようやくテンションが落ち着いてきたのは、甘く甘く大好きな味に癒されたから、だけではなくって】
【女性の態度や仕草、きっと楽しんでくれている現状と、不快じゃない生温さと、――そんなのに、影響されたに違いない】
【先ほどのひとくちでだいぶ量を減らしたカップを戻しながらに視線を伏せるのは、完璧は無理だと言う後ろめたさにもきっと似る】
省10
791(1): [sage saga] 2013/10/02(水)01:13 ID:H4w0cZ5n0(3/3) AAS
>>789
「へぇ、ねこむら、くん? さん? かな、僕と同い年なのかな、年下なのかな、どっちだろう」
「って、あ、ちょっとー……」
(気づけば、銀髪の少年は距離を開け、その差を埋められるだけの能力を少年はもっておらず)
(もっといえば、逃げる相手を無理して追う気もないので、それを呆然と眺めて)
「うーん、本当にただの人だったのかなあ、どうだったんだろう」
(なおも、思案するようにうん、うんと唸るのだった)
/すいません、追わないキャラですし、追いつけないので、ここで切りますね
/絡みありがとうございました!
792(2): (埼玉県) [sage saga] 2013/10/02(水)01:27 ID:PDh66DxIo(2/3) AAS
>>790
そんな、元通りなんて……出来たら嬉しいけど、無理なものは無理だし……
……それに、見た目だけでも。そこに在る≠フなら、私はそれで満足…。
だって……袖が揺れてるのって、なんだか不格好だし
今日みたいに、変な因縁付けられちゃったりもするし……
だから、ええと…、……――うん。お願い、ぁ……あ、の…名前は?
【対面する少女の深い内面を推し量れるほど、コートの女性に余裕は無かった】
【そもそもの気力も、左腕に付いての事で持ち切りで――それでも、やはり】
【無意識の笑みが彼女を留められたならそれでよし。もう、話題は腕の事一色に染まっていて】
【ふとした折、そういえばとばかりに互いの名前を伝え合っていなかったことに気付く】
省11
793(1): 以下、新鯖からお送りいたします [sage saga] 2013/10/02(水)01:36 ID:92w4iJFo0(3/5) AAS
>>792
/凍結了解しました、明日でしたら急用さえ入らなければ一日待機していられるかと思います、
/返信はこの後しておきますので、お先にひとまずおつかれさまでしたーっ
794: (福岡県) [sage saga] 2013/10/02(水)01:38 ID:iHh+wpbF0(3/5) AAS
>>791
―――、……
【2,3分走った所だろうか、少年は加速させた足を、少しずつ緩めていった。】
【追いかけて来る足音は―――聞こえ無い。どうやら、此処まで来る事は無い様で。】
【案外、簡単に。振り切った様だ、と少年は判断する。】
【―――残ったのは、少しばかりの罪悪感。】
【『いや、あいつがわりーんだ。あの面倒臭さは、―――……』なんて自分を正当化させて見るものの、】
【矢張り、完全に消し去る事は出来ず。歩く速度さえ遅くなったのは、そういう事なのだろうか。】
【どうやら此の少年は、例の少年に、勝って、そして負けたらしい。】
【『次、会った時は、もうちっと。付き合ってやるか―――』と。歩いている内に、そう思考を転換させた所で、】
省2
795: (埼玉県) [sage saga] 2013/10/02(水)01:41 ID:PDh66DxIo(3/3) AAS
>>793
/助かります、ありがとうございますで……明日は恐らくは夜20時過ぎには来れるかと。
/何はともあれ、一旦お疲れ様でしたー!
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