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【叶わぬならば、】能力者スレ【全てを零へ―。】 (1002レス)
【叶わぬならば、】能力者スレ【全てを零へ―。】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1378889755/
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772: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 2013/10/01(火) 22:36:56.76 ID:vsicEpJ6o >>765 ――………… 【すうと静寂になる間があった――確かに今の立場は寄る辺も無く、脆弱性を抱えたままだ】 【身の振り方を賢く考えるのであれば。結局黙りこくったまま、月彗は何をも答える事はなかった】 【鋼の腕を見遣る視線は、その造形をなぞる様に(或いは少女に対して不適切な、)観察をしていく】 【人間を捨てているとの発言が無ければ、一見すれば気が付かなかったその体の機構を知ろうとするように】 【情欲とは明らかに違う、“改造された人体”であるらしいその存在。ならば背後にそれを叶えうる技術者がいて、】 【――求めていた事を彼女が吐露した事にさえ、反応を返すまで明らかなラグがあった】 …………夜の国、か。分かった 【No.3の現状について先程まで何も知らなかったのだから、僅かであろうと手掛かりが無いよりずっと良い】 【言葉短かに月彗はそう返すと、先までの問答から一つ区切りをつけるように、片手を緩慢に持ち上げる】 ……もう一つ。お前達を“そう”したのは、勿論機関の者やろうな? “人間を捨てた”ゆう事は……健常の状態から手を施されたゆう事か、なぁ。 或いは身体の欠損部位に増強の為の施術を受けた、とか……嗚呼別に、答える義務はないが。 【捲くし立てるような問いは最後に余裕を見せたようにしてこそいるが、明らかに興味本位のみではない】 【考えようによってはこれも一つの情報――人体改造について、月彗が情報を集めねばならない状況にある事だ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1378889755/772
773: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 2013/10/01(火) 22:38:45.87 ID:vsicEpJ6o />>772の【情欲とは明らかに違う、〜 を【情欲とは明らかに違う視線、〜 と訂正します http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1378889755/773
775: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage] 2013/10/01(火) 22:55:35.41 ID:OUfPHryH0 >>772 …………? 【自分をじっと見ている月彗の視線に気づいたのだろう。東洋系の少女は訝しげに腕を下げて月彗を見つめ返す】 【何か、今までの話の流れとは違う何かに、月彗が興味を抱いているらしいと言う事は分かった】 【だが、それは何なのか――――流石に人の心を読む事など出来ない少女には、断定しかねた】 ……何を考え込んでるのか知らないけど、まぁ、精々気をつける事ね…… 何か、途方もない何かがあるらしいって事を、小耳にはさんだ事もあるから、ね…… 【――――六罪王レギンが、何かの計画を進めていた夜の国】 【その断片しか、東洋系の少女は知らなかったが――――無論、その上に立つ上司も然り――――しかし、それが想像を絶するものであると言う事は分かる】 【流石にそれについてまで、滔々と明かすつもりはなく。軽く触れながら警句を告げておくに止めた】 …………? ……それが、どうしたっての? 【――――何か、調子を乱していたのはその事が絡んでいるのか】 【それが分かってなお、東洋系の少女は月彗の唐突な、抑えきれないといった風な問いに、戸惑いを見せた】 【先ほどの話とは、全く途絶したない様にも関わらず――――むしろ、先ほどよりも重視している様な印象が、そこには感じ取れた】 …………そんな機関内部の重要事、それこそあんたに話す理由なんてないわよ 組織の技術構造の流れでも、突き止めようとしてる様にも取れるわよ、その言葉…… ――――まぁ、言うなら……私たちは『勝つ』ためにこう『在る』って事ね…… 人間をチューンするのもデチューンするのも、全部機関の勝利のためよ…… <……エヘヘ> 【流石にこの問いに対しては、明確な答えを用意する訳にもいかない。機関の中――――と言うより、自分たちにとっては、非常に重要な情報なのだから】 【それを、敵とも味方とも言えない月彗に、むざむざ話してしまうのは、危険度が高すぎるのだ】 【それでも、東洋系の少女はわずかに答えの一端を、言葉の中に滲ませる】 【――――「『勝つ』ためにこう『在る』」。それはポジティブに、意識的・能動的に改造を受けた事を匂わせて】 【同時に、側に立っていた赤髪の少女の頭を、その鋼鉄の手で撫でてみせた】 【明らかに、東洋系の少女よりも赤髪の少女の方が、体格も年齢も上なのだが。しかし撫でられた赤髪の少女は、はにかんだような笑みを浮かべて】 【――――その中にあって、赤髪の少女の口元は、まるで獲物に食らいつかんとする獣の様に歪んでいた】 【理性の働いていない様子が、そこから見てとれるだろう。それこそが、人間の『デチューン』にあたる存在】 【様々な形で、少女たちの背後の存在は、人間の形をいじくりまわしている事。それだけはハッキリと分かるだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1378889755/775
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