[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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225(1): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/11(水)16:01 ID:JtuH/bhPo(3/7) AAS
>>224
構わない、ここで謝られてもムカつくだけだ。……いっその事そうやって開き直られる方がやりやすい
【寧ろ、ダグラスがこう言ってくれて少し嬉しいのかもしれない。ここで謝られたり、何らかの同情を貰えばそれこそやり場が無くなっていた】
【思った程怒りはない、もしくは冷た過ぎて自分にも認識出来ていないのか、とにかく返答は穏やかで】
【ダグラスの案内通りに後についてジャングルを歩いて行くだろう、驚く程に何もない道中をスムーズに進んでいく】
【もしこれが罠か何かで、怪物や獣が襲い掛かりでもしてくればその場で殺すだけだ、邪魔をするなら無関係でも殺す、例えそれが生の営みを享受しているだけだとしても】
……ここ、か
【案内された先は、狭い洞窟だ、城か砦かと予想していたが、思っていたよりも隠れ家じみている】
【何にせよ、ここだと案内されたならそれを信じるしかない、広大な島を一人で探すよりは余程いい】
省7
226(1): ◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/11(水)16:17 ID:yJZe+BOXo(4/8) AAS
>>225
そう?……それは良かったよ、僕も怒ったキミに殴られたくないからさ
我ながら喧嘩は苦手でね。……まあ、お喋りしてろって言うならそうするよ。
……それじゃあ、元気でね?後でどうなっても責任は取れないから…――。
【――そう言って、ダグラスは実にあっさりと引き下がるのだった】
【一人が去って、洞窟内には少年一人。歩みを止めずに進んだならば】
【豊富な栄養を蓄えた大型のネズミや、そのネズミを捕食する複数の芋虫や】
【或いはその類形と思われる生き物の掘ったらしい、岩に空いた無数の穴を見るだろう】
【ジメジメとしていた。唯一、十字架の光だけが途切れること無く続いていて】
【やがて下りが終わる。今までの道よりも、圧倒的に広い空間が地下には待っていた】
省9
227(1): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/11(水)16:46 ID:JtuH/bhPo(4/7) AAS
>>226
【まるで地獄か冥界へと続いているような、もしくはいつの間にか入ってしまっているのか、そんな風に思える道中だ】
【足元で這い回る芋虫を表情一つ変えず踏み潰しながら、段々と重く湿っぽくなってくる空気を吸い込みながら、奥へと進む】
【恐らくは最奥が近くなってきた頃、開けた場所に出ると、確認の為に一度立ち止まった】
……悪趣味だな
【『こんな所にいてよく大司教などと言えたものだ』と、端的にその旨を吐き出す。どう見たってここは魔界か何かだ】
【どれくらい潜ったのかわからないが、とにかく広い、もしかすれば島の地下すべてがこの空間なのだろうか?】
【生憎地質調査をしに来たのではないので、それは深く考えない事にしたが】
【足元に広がる沼に足を踏み入れる勇気はない、この奥にアーグがいるとするならばアーグやその仲間がここを通るはずで、だとすれば使っているのはこの頼りない橋だ】
【だったらここを通る他に道は無いだろう、御誂え向きに怪しげな十字架も自己主張している事だし、この橋を渡る事にした】
省5
228(1): ◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/11(水)17:00 ID:yJZe+BOXo(5/8) AAS
>>227
【木板の渡り橋に足を乗せれば、比較的軽い少年の体重でも板が沈む】
【足を上げれば再び浮上するが、次第に靴や足は泥で汚れることとなるだろう】
【そして芋虫も其処に付随する――が、少年の放った焔を浴びれば】
【甲高い金切り声を上げて虫は燃え上がり、僅かな合間は他の芋虫も近寄らない。】
【――もっとも、やはり数が多すぎる。暫くすれば再び芋虫は"獲物"に飛びかかろうとした】
【だからこそ駆け抜けるのは懸命な判断と言えた。そして、半ばほどまで行った辺りで次の脅威が現れるのだ】
【キチキチ≠ニいう顎の音。低い羽音を立てて飛来するのは、2m程もある羽虫。】
【天井にぶら下がっていたようで、その数はやはり多い。手足は細いが、顎の刺は凶悪で】
【硬い皮膚でも容易に貫くギザ付いた刃が付いた、レイピアの様な形状をしており】
省5
229(1): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/11(水)17:25 ID:JtuH/bhPo(5/7) AAS
>>228
【靴やズボンが泥に汚れるのすら気にしない、今考える事は奥に進む、ただそれだけ】
【故に飛び掛かろうとする芋虫達すら、振り払うか踏み潰すか、もしくは焔を持って撃退する】
【無数に湧き出す雑兵に足を止めている暇は無かった───が、半ばほどいった土島で立ち止まる】
……チッ……何なんだここは…!?
【地面からと思っていたら、次は上から。耳障りな羽音と、耳を塞ぎたくなるような威嚇音を立てて巨大な羽虫が襲来する】
【蟲の気持ちなんて知る由もないが、考えている事はすぐにわかった、だが、尊重は出来そうにない】
【羽虫の突撃を間一髪で躱すと、掠った頬から一筋の血が流れ出る。まるで腐ったような赤黒い血を拭い、上を見た】
【気絶しそうになる光景だ、これらを一々相手にするなんて出来ないが、放っておく方が危険なのは目に見えている】
クソ───!
省6
230(1): ◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/11(水)17:40 ID:yJZe+BOXo(6/8) AAS
>>229
【攻撃を躱された羽虫の一匹は、勢いもそのままに沼へ突っ込んで行く】
【そして、数秒もせずに別の場所から浮かび上がって空中へ飛び上がる】
【どうやら全身にうっすらと油を纏っているらしく、泥に濡れるということもなくて】
【――だからこそ巨大な火球を打ち上げるというのも良い策だと言えた】
【偶然ではあったが、着火するのだ。巨大な羽虫の何匹かは、あっという間に消し炭へ代わり】
【沼に落ちてジュウと音を立て、沈んでゆく。残った羽虫も攻撃を迷うように浮遊を続け――】
――――GRUUUUUUUUAAAAAAaaaaa__!
【羽虫の一匹が、その影の方に引き寄せられて消えた。直後に響くのは、バリバリという咀嚼音】
【更にもう一匹が消える。空中で動きを止めて、急に影の方に引っ張られてゆくのである】
省8
231(1): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/11(水)17:57 ID:JtuH/bhPo(6/7) AAS
>>230
【流石に羽虫全てを殺す事までは出来なかったが、警戒心を強く残す事は出来た】
【これで隙を見せたりしなければ羽虫が一斉に襲い来るという事もないだろう、後は───】
……何なんだここは
【ナメクジ……と言っていいのだろうか?こんなに巨大なモノを見た目がそうだからと常識に当てはめた考えで分類分けする事すら疑問になってくる】
【問題なのはその大きさと特性、空中の羽虫を的確に捕まえる糸に捕まれば一溜まりも無く、ぬめる表皮には焔が効きそうにもない】
【だとすれば物理攻撃か、若しくは───放っておくか、だ】
……わざわざ相手にするのも面倒だ
【芋虫や羽虫と違い、どうやらナメクジはこちらを明確に狙っているようではない、ただ単に空腹を満たしているだけのようなら相手にする意味もないか】
【そう判断した天野は、ナメクジを大きく避け、刺激しないよう先程よりもスピードを落として奥へと進む事にした。とはいえナメクジへの警戒心は怠らずに】
232(1): ◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/11(水)18:07 ID:yJZe+BOXo(7/8) AAS
>>231
【静かに――刺激しないことを意識して進めば、ナメクジは少年の方には意識を向けず】
【むしろ逃げ散る羽虫を追って、何処かくらい奥地へ進んでゆくだろう】
【ゆっくり進む分、足下から迫る芋虫は払いきれないだろうが――仕方のない選択肢と言えた】
【かのナメクジは、恐らく音を頼りにしているのだ。だから大きな音源である羽虫を襲った】
【大きな口と牙は敵を見極めずとも食べるための、実に乱雑な大食漢故なのだろう】
【――そのまま焦らず、多少の血と麻痺毒を引き換えに奥まで進めたなら】
【無数の大十字に囲われた、狭い洞窟――通り道に出ることとなる】
【進むと上り坂で、途中の苔の隙間からは日が差しており】
【更に進むと、簡易な木の扉が見えるだろう。その向こうからは、何やら気配。】
省4
233(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水)18:22 ID:BgCvwll0o(1/6) AAS
AA省
234(2): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/11(水)18:25 ID:JtuH/bhPo(7/7) AAS
>>232
【気味悪い芋虫に突き刺され、血を奪われる代わりに毒を送り込まれる。全くふざけた体液のトレードを意志に関係なく行いながら、ようやく十字架の場所まで辿り着く】
【ナメクジの方を見れば追って来ている様子もなく、判断は正解だったようだ───本当に正解だったのかは不明だが】
【沼地から通り道に出ると、まだ足に群がる芋虫を振り払い、焔で焼きつつ少し休息を取る】
【休息と言っても数分も無い、息を整える程度の物だが。麻痺毒により痺れる体を無理矢理動かしながら階段を上る】
【あの気持ち悪い沼地から離れ、アーグに近付いているというだけで気分は悪くはない、寧ろ高揚して来た様にも感じられる】
───ここか…?
【階段を登り終えた頃先にある簡易的な木の扉、あれだけの通り道を作って置いて、最終的にある扉は簡単に蹴破れそうな物で】
【事実、扉の奥の気配が何者かを確かめるまでもなく、天野は扉に近付くと右足を上げ───】
【ガン!と扉を蹴破ろうと、足を蹴り出した】
省1
235: ◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/11(水)18:27 ID:yJZe+BOXo(8/8) AAS
>>234
/ありがとうございます、では戻り次第呼びかけさせて頂きますのでっ!
/一旦失礼しますね。お疲れ様でしたー!
236(1): ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水)19:22 ID:35Bgh8sqO携(1) AAS
>>233
あー…だりぃ
【明るいうちは多くの人で賑わっていたであろう街路だったが夜も更けてきて人気も少なくなっている】
【そんな街路を黒いローブの男が不満を漏らしながら歩いている】
【黒いローブの男はフードで顔まで覆っており両耳には逆十字のピアス、深い緑色の髪が確認出来る】
【風貌からも分かるが荷物が無い様を見ると一層放浪者の様に見える】
(つってもそろそろ寝床の一つでも見つけねぇとなぁ…クソだりぃ…)
【乱暴に頭を掻き舌打ちや不満を溢しながら辺りを見渡す】
【男が考えている寝床とは宿などのことではなく廃墟や廃工場の様な場所である】
【しかし街中では視界を遮る遮蔽物は多くのよく探索ができない】
省6
237(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水)19:45 ID:BgCvwll0o(2/6) AAS
>>236
(とりあえず、何か始めたりでもすればいいのかなぁ……)
【下からの視線には気づかず、なおも思考する少女】
【それもそうであろう、夜の街において上を見上げる理由のある人間というのも中々多くはない】
【仮にいたとしても、その視界に映る一人の人影を注視するというのもまた少ないであろう、普通の人なら見間違いくらいに思って見過ごしてしまう──そんなとこに人がいるという発想自体、そうあるものではないからだ】
(これくらいの年頃の人間なら……うーん、バイトとか?)
【そういうわけで、外への注意の薄い少女には下からの視線には気づけない】
【だが、大声で声をかけるなりしたら反応はあるかもしれない】
238(1): ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水)20:17 ID:mlQ5AoYEO携(1/5) AAS
>>237
【男の視界に入っている奇妙な少女】
【別段無視をしている訳では無いのだろうが男には気づいていない、と男も理解をした】
【普段ならば気に留めない程度、だが男は今大層暇であった】
──おいそこのクソガキィ!!
【なんの躊躇いもなく大声で呼びかけた】
【昼間ならそこらを歩く人々がこちらを見るだろうが今は夜、人っ子一人もいやしない】
【別に用があった訳でもなく、別に何かされた訳でもない】
省1
239(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水)20:28 ID:BgCvwll0o(3/6) AAS
>>238
にょわぁ!?
【静謐な夜を破る突然の大声に、奇っ怪な声を上げ危うく塔から落ちかける少女】
【体勢を整え直してから声のもとを探すと、ちょうどこっちを見ている黒いローブの男が目に入った】
【他に人影もなく、こいつが怒鳴ってきたのだろうと検討をつけると、苛立ちをそのまま声に変え怒鳴り返す】
いきなりクソガキとはあんた何様ですか!というか私に何のようですか変質者!
【中々の言い様である】
240(2): (長屋) [sage saga] 2015/03/11(水)20:30 ID:Qv0a4P8Fo(1/6) AAS
【廃ホテル】
【かつては高貴な方の行幸もあったという、異国の様式が混ざり合う時代を象徴する造形の建造物は死体と化して朽ち果てていた】
【ひたりひたりと何処やらか錆び付いた水道管から漏れ出す水音は、耳に来る不快な静寂の金切り声を緩和するようでもあった】
【そんな一見して誰にも使われない場所ほど、案外良く使われる物だ。例えば破壊、例えば取引、例えば仮宿。或いは、自殺】
【木漏れ日の光が射す割れた窓際、古ぼけた椅子に腰掛けるのは一人の女性】
【濃いオレンジのセミロングに艶やかな毒花を挿し、派手な化粧に派手なネイル、派手な服装と】
【廃墟破壊に来た不良とも思えるが、そのような雰囲気でないのは、空き缶を灰皿にゆるりと一服している点が示していた】
【──そんな女性の周囲には、奇妙な事に、六つの「手」が浮遊していた。灰皿を持つもの、ただ浮かぶものと】
【それぞれに意思でもあるかのように空に浮かび、ふわりふわりと女性の周囲を漂っている】
241(1): ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水)20:46 ID:mlQ5AoYEO携(2/5) AAS
>>239
【こちらが声をかけると奇妙な声をあげて塔から落ちかける少女を見て男が当初感じていた神秘性なるものは粉々に砕け散った】
【加えて──】
んだと…!誰が変質者だとコラァ!!待ってろよ直ぐそっち行ってブン殴ってやるからよォ!!
【そうは言ってはいるが男は本気で殴る訳ではなく小突く程度だろう、ただどちらも痛いのは変わりはないが】
【男がなにやらボソッと呟くと男の手元に荒縄が出現しそれを少女のいる電波塔に引っ掛ける】
【ビルの二階程の高さだろう位置に引っ掛けてある縄は男が縄を掴むと意思を持ったかのように縮小し男を運ぶ】
【再び男は塔に掴まりながら縄を上に上にと伸ばしていき頂上の少女に近づいている】
242(1): エクレア◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/11(水)21:11 ID:hN2iPtN5O携(1/4) AAS
【公園】
【夜の、人気の無い公園に動く一人の人影があった】
【白く膝下まであり、更に顔まで隠れるように伸ばした白い髪】
【隠れた眼には、幾何学模様が刻まれたアイスブルーの瞳があり】
【翻る緑の外套と、季節外れも甚だしい黒いワンピース】
【そして、黒い甲殻を纏わせてアンバランスな巨爪と化した両腕】
【その両腕が、銀の巨大な、自身の身長と同等以上にも見える武器を振り回していた】
……ん…?
【ある程度動き回ってから、今度はピタリと止まり】
省6
243(1): (関西地方) 2015/03/11(水)21:28 ID:tyw1dM6Zo(1/4) AAS
>>242
【夜の公園、巨大な爪を備えた腕でさらに巨大な武器を振り回す人影】
【確かに、人によっては不審者と見え兼ねないだろう。だが、その心配だけは恐らくないはずだ】
【なぜならこの場に現れたのは、不審者どころか確かな悪意とそれを体現したような異形を携えた】
【ドス黒い、犯罪者――――指名手配を受けている盗賊であったからだ】
――――面白い武器だな
【突如、闇の中から公園の街灯の光の下へ現れたのは、人間の上半身に蟹の足をくっつけたような、肉塊のごとき怪物だった】
【短めに整えられた黒髪、角ばった顔つきに張り付いた無表情。右が青、左が黒の瞳の義眼。相手を無遠慮に眺め回すようなその視線は】
【その額一杯を埋めるがごとき、巨大な一つ目から発せられていた】
【その身には襤褸切れのような黒い布が巻きつけられ、布から伸びているのは右腕のみの隻腕】
省6
244(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水)21:33 ID:BgCvwll0o(4/6) AAS
>>241
へーんだ、やれるもんならやってみろですよー!
【売り言葉に買い言葉となおも挑発の言葉を投げかける】
【彼女が本気でぶちギレてたとしたらそのまま狙撃でも開始するのだろうがさすがにそこまでではないようで、塔の上で仁王立ちになって男が登りきるのを待つことにする】
【だが、この時点で男がのぼってきたらどうするかは完全にノープランである】
(あの人は何がしたいんですかねぇ……それがわからないことにはなぁ)
【ぶちギレてるという訳ではないので頭の片隅に残した冷静さで、男の目的を探っているのだった】
//すいません飯落ちしてました
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