[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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235: ◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/11(水)18:27 ID:yJZe+BOXo(8/8) AAS
>>234
/ありがとうございます、では戻り次第呼びかけさせて頂きますのでっ!
/一旦失礼しますね。お疲れ様でしたー!
236(1): ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水)19:22 ID:35Bgh8sqO携(1) AAS
>>233
あー…だりぃ
【明るいうちは多くの人で賑わっていたであろう街路だったが夜も更けてきて人気も少なくなっている】
【そんな街路を黒いローブの男が不満を漏らしながら歩いている】
【黒いローブの男はフードで顔まで覆っており両耳には逆十字のピアス、深い緑色の髪が確認出来る】
【風貌からも分かるが荷物が無い様を見ると一層放浪者の様に見える】
(つってもそろそろ寝床の一つでも見つけねぇとなぁ…クソだりぃ…)
【乱暴に頭を掻き舌打ちや不満を溢しながら辺りを見渡す】
【男が考えている寝床とは宿などのことではなく廃墟や廃工場の様な場所である】
【しかし街中では視界を遮る遮蔽物は多くのよく探索ができない】
省6
237(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水)19:45 ID:BgCvwll0o(2/6) AAS
>>236
(とりあえず、何か始めたりでもすればいいのかなぁ……)
【下からの視線には気づかず、なおも思考する少女】
【それもそうであろう、夜の街において上を見上げる理由のある人間というのも中々多くはない】
【仮にいたとしても、その視界に映る一人の人影を注視するというのもまた少ないであろう、普通の人なら見間違いくらいに思って見過ごしてしまう──そんなとこに人がいるという発想自体、そうあるものではないからだ】
(これくらいの年頃の人間なら……うーん、バイトとか?)
【そういうわけで、外への注意の薄い少女には下からの視線には気づけない】
【だが、大声で声をかけるなりしたら反応はあるかもしれない】
238(1): ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水)20:17 ID:mlQ5AoYEO携(1/5) AAS
>>237
【男の視界に入っている奇妙な少女】
【別段無視をしている訳では無いのだろうが男には気づいていない、と男も理解をした】
【普段ならば気に留めない程度、だが男は今大層暇であった】
──おいそこのクソガキィ!!
【なんの躊躇いもなく大声で呼びかけた】
【昼間ならそこらを歩く人々がこちらを見るだろうが今は夜、人っ子一人もいやしない】
【別に用があった訳でもなく、別に何かされた訳でもない】
省1
239(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水)20:28 ID:BgCvwll0o(3/6) AAS
>>238
にょわぁ!?
【静謐な夜を破る突然の大声に、奇っ怪な声を上げ危うく塔から落ちかける少女】
【体勢を整え直してから声のもとを探すと、ちょうどこっちを見ている黒いローブの男が目に入った】
【他に人影もなく、こいつが怒鳴ってきたのだろうと検討をつけると、苛立ちをそのまま声に変え怒鳴り返す】
いきなりクソガキとはあんた何様ですか!というか私に何のようですか変質者!
【中々の言い様である】
240(2): (長屋) [sage saga] 2015/03/11(水)20:30 ID:Qv0a4P8Fo(1/6) AAS
【廃ホテル】
【かつては高貴な方の行幸もあったという、異国の様式が混ざり合う時代を象徴する造形の建造物は死体と化して朽ち果てていた】
【ひたりひたりと何処やらか錆び付いた水道管から漏れ出す水音は、耳に来る不快な静寂の金切り声を緩和するようでもあった】
【そんな一見して誰にも使われない場所ほど、案外良く使われる物だ。例えば破壊、例えば取引、例えば仮宿。或いは、自殺】
【木漏れ日の光が射す割れた窓際、古ぼけた椅子に腰掛けるのは一人の女性】
【濃いオレンジのセミロングに艶やかな毒花を挿し、派手な化粧に派手なネイル、派手な服装と】
【廃墟破壊に来た不良とも思えるが、そのような雰囲気でないのは、空き缶を灰皿にゆるりと一服している点が示していた】
【──そんな女性の周囲には、奇妙な事に、六つの「手」が浮遊していた。灰皿を持つもの、ただ浮かぶものと】
【それぞれに意思でもあるかのように空に浮かび、ふわりふわりと女性の周囲を漂っている】
241(1): ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水)20:46 ID:mlQ5AoYEO携(2/5) AAS
>>239
【こちらが声をかけると奇妙な声をあげて塔から落ちかける少女を見て男が当初感じていた神秘性なるものは粉々に砕け散った】
【加えて──】
んだと…!誰が変質者だとコラァ!!待ってろよ直ぐそっち行ってブン殴ってやるからよォ!!
【そうは言ってはいるが男は本気で殴る訳ではなく小突く程度だろう、ただどちらも痛いのは変わりはないが】
【男がなにやらボソッと呟くと男の手元に荒縄が出現しそれを少女のいる電波塔に引っ掛ける】
【ビルの二階程の高さだろう位置に引っ掛けてある縄は男が縄を掴むと意思を持ったかのように縮小し男を運ぶ】
【再び男は塔に掴まりながら縄を上に上にと伸ばしていき頂上の少女に近づいている】
242(1): エクレア◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/11(水)21:11 ID:hN2iPtN5O携(1/4) AAS
【公園】
【夜の、人気の無い公園に動く一人の人影があった】
【白く膝下まであり、更に顔まで隠れるように伸ばした白い髪】
【隠れた眼には、幾何学模様が刻まれたアイスブルーの瞳があり】
【翻る緑の外套と、季節外れも甚だしい黒いワンピース】
【そして、黒い甲殻を纏わせてアンバランスな巨爪と化した両腕】
【その両腕が、銀の巨大な、自身の身長と同等以上にも見える武器を振り回していた】
……ん…?
【ある程度動き回ってから、今度はピタリと止まり】
省6
243(1): (関西地方) 2015/03/11(水)21:28 ID:tyw1dM6Zo(1/4) AAS
>>242
【夜の公園、巨大な爪を備えた腕でさらに巨大な武器を振り回す人影】
【確かに、人によっては不審者と見え兼ねないだろう。だが、その心配だけは恐らくないはずだ】
【なぜならこの場に現れたのは、不審者どころか確かな悪意とそれを体現したような異形を携えた】
【ドス黒い、犯罪者――――指名手配を受けている盗賊であったからだ】
――――面白い武器だな
【突如、闇の中から公園の街灯の光の下へ現れたのは、人間の上半身に蟹の足をくっつけたような、肉塊のごとき怪物だった】
【短めに整えられた黒髪、角ばった顔つきに張り付いた無表情。右が青、左が黒の瞳の義眼。相手を無遠慮に眺め回すようなその視線は】
【その額一杯を埋めるがごとき、巨大な一つ目から発せられていた】
【その身には襤褸切れのような黒い布が巻きつけられ、布から伸びているのは右腕のみの隻腕】
省6
244(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水)21:33 ID:BgCvwll0o(4/6) AAS
>>241
へーんだ、やれるもんならやってみろですよー!
【売り言葉に買い言葉となおも挑発の言葉を投げかける】
【彼女が本気でぶちギレてたとしたらそのまま狙撃でも開始するのだろうがさすがにそこまでではないようで、塔の上で仁王立ちになって男が登りきるのを待つことにする】
【だが、この時点で男がのぼってきたらどうするかは完全にノープランである】
(あの人は何がしたいんですかねぇ……それがわからないことにはなぁ)
【ぶちギレてるという訳ではないので頭の片隅に残した冷静さで、男の目的を探っているのだった】
//すいません飯落ちしてました
245(1): エクレア◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/11(水)21:51 ID:hN2iPtN5O携(2/4) AAS
>>243
……っ……………ん…
【何度目かの繰り返し、声をかけられ】
【向いた先には、日常を蝕む『異形』】
【普通ならば、戦慄するような、突然の怪異の出現】
【しかし、彼女はたった1度、息を止めるだけにとどまる】
……断る………似たようなのなら……何処かに、ある…かも……
【『異形』の、暗く黒い意思を真っ向からはね除けて】
【ゆっくりと、向き合う】
省11
246(2): ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/11(水)22:01 ID:lbPLLbcAo(1/5) AAS
>>240
/まだいらっしゃいますでしょうか
247: (長屋) [sage saga] 2015/03/11(水)22:03 ID:Qv0a4P8Fo(2/6) AAS
>>246
/おりますー
248(1): ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水)22:09 ID:mlQ5AoYEO携(3/5) AAS
>>244
【ロープを引っ掛けては投げ引っ掛けては投げを繰り返し少女のいる塔の頂上付近にまで男は近づいている】
(つーか俺なんであのガキに声かけたんだっけか?)
【と登っている最中に男が考えるが男には当初の目的を忘れるどころか最初から目的があるわけではなかった】
【考えていると少女からの挑発が耳に入り男の眉間に更に皺が現れる】
あのクソガキ…ぜってぇ泣かしてやる
省8
249(2): ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/11(水)22:09 ID:lbPLLbcAo(2/5) AAS
>>240
【その背後で物音がする。もっと言えばその前から階段を登る足音が】
【もっと言うならば何者かの『気配』がしていただろう。気配は殺気には至らぬまでも】
【警戒心は孕んでいる。衣擦れと金属音。拳銃の撃鉄を起こす音だ】
誰だ…アンタは
【サングラスをした背の高い痩せた男。スーツスタイルにリボルバー式拳銃は古臭い】
【ノワールフィルムを彷彿とさせる風貌。しゃがれた声は単刀直入にそう問うた】
250(1): カニバディール◆EQBB9rCCt1P5 [sage saga] 2015/03/11(水)22:18 ID:tyw1dM6Zo(2/4) AAS
>>245
【自分の姿に対する反応で、相手の胆力・力量を測る手口は、この異形の戦術の一つだ】
【眼前の彼女は、確かな実力の持ち主だ。静かに、呼吸が一度止まる。あまりに冷静に】
それでは意味がない。私はそれが気に入ったんだ
【こちらに向き合う彼女へと、単眼からの視線がさらに粘っこく注がれる】
【その単眼の前で、己が欲しがった武器がさらなる機能を発揮した】
ほう……見た目だけではないらしいな
そのような道具、そうそう似たようなものなど出てくることはないだろう
その口ぶり、まるで機械か兵器だな……また、その手の作られた生命か?
面白い……お前自身もその武器もろともに連れていくとするか
省11
251(1): (長屋) [sage saga] 2015/03/11(水)22:19 ID:Qv0a4P8Fo(3/6) AAS
>>249
【女性の周囲に浮遊していた「手」が一斉に相手を指差す──空き缶を持っていた手が、慌てて缶を床に置き、遅れて指を指した】
【当の女性は落ち着いたものだった。ふう、と煙を吐き出せば、化粧に縁取られた気怠い視線を相手へと投げ掛ける】
……そう言うアンタこそ、物騒な音立てて。何者だっつの
あたしは別に──……ただ、暇潰ししてるだけさ。いい場所だろ? ココ
【蓮葉な口調で、恐らくは年上だろう相手に。まして武器を持つのにも、物怖じしない様子だった】
【相手の成りを無遠慮に頭から爪先まで眺めれば、女性は顎に手を当て暫し黙考、そして何やら思い付いたか彼に指を指した】
もしかして、ヤクザ? 取引の邪魔だってなら、怖いし帰るわ
省1
252: (長屋) [sage saga] 2015/03/11(水)22:20 ID:Qv0a4P8Fo(4/6) AAS
>>249
/次遅れます
253(3): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水)22:25 ID:BgCvwll0o(5/6) AAS
>>248
不審者っぽい人に、変質者って、言っただけですよーだ
【わざわざ区切ってはっきりと言いながら、掴みかかろうとしてくる男の手をひょいひょいバックステップしながら避ける】
【どうやら実力行使に出されても折れる気はないようだ】
【それでも反撃はしないのは、特に殴る理由が少女にはないだけの話だろう】
254(1): ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/11(水)22:33 ID:lbPLLbcAo(3/5) AAS
>>251
【暫く彼は硬直したように動かなかったが…すぐに溜息1つついて緊張を解いた】
【拳銃はわざとらしく西部劇のガンマンのように回してからベルトに挟み込み片付ける】
【風貌といい、ずいぶんと気取った人間な様だ。代わりに彼も煙草を取り出して火を付けると】
忘れられた街に来るのは忘れられた人間か、忘れられたい人間だ
……まあ、なんだっていいか。…好きにしてくれ、俺も勝手にする
【それだけ言って、煙草をくわえると大きなケースのようなものを抱え上げた。足元にでもあったのだろう】
【兵器でも入っていそうな重厚なカバンで3つほどあったが、彼は1つ持ち上げるのが精一杯なようだった】
ヤクザは何年も前にやめたよ。鉄砲も当たらねえし、嘘も下手だから…向いてなかったんだ
…明日の夜までは何もしないよ。此処は見晴らしがいい…確かに良い場所だから…
省1
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