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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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237: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水) 19:45:48.20 ID:BgCvwll0o >>236 (とりあえず、何か始めたりでもすればいいのかなぁ……) 【下からの視線には気づかず、なおも思考する少女】 【それもそうであろう、夜の街において上を見上げる理由のある人間というのも中々多くはない】 【仮にいたとしても、その視界に映る一人の人影を注視するというのもまた少ないであろう、普通の人なら見間違いくらいに思って見過ごしてしまう──そんなとこに人がいるという発想自体、そうあるものではないからだ】 (これくらいの年頃の人間なら……うーん、バイトとか?) 【そういうわけで、外への注意の薄い少女には下からの視線には気づけない】 【だが、大声で声をかけるなりしたら反応はあるかもしれない】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/237
238: ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水) 20:17:25.80 ID:mlQ5AoYEO >>237 【男の視界に入っている奇妙な少女】 【別段無視をしている訳では無いのだろうが男には気づいていない、と男も理解をした】 【普段ならば気に留めない程度、だが男は今大層暇であった】 ──おいそこのクソガキィ!! 【なんの躊躇いもなく大声で呼びかけた】 【昼間ならそこらを歩く人々がこちらを見るだろうが今は夜、人っ子一人もいやしない】 【別に用があった訳でもなく、別に何かされた訳でもない】 【ただただ暇だった、それだけである】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/238
239: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水) 20:28:41.57 ID:BgCvwll0o >>238 にょわぁ!? 【静謐な夜を破る突然の大声に、奇っ怪な声を上げ危うく塔から落ちかける少女】 【体勢を整え直してから声のもとを探すと、ちょうどこっちを見ている黒いローブの男が目に入った】 【他に人影もなく、こいつが怒鳴ってきたのだろうと検討をつけると、苛立ちをそのまま声に変え怒鳴り返す】 いきなりクソガキとはあんた何様ですか!というか私に何のようですか変質者! 【中々の言い様である】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/239
240: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage saga] 2015/03/11(水) 20:30:07.76 ID:Qv0a4P8Fo 【廃ホテル】 【かつては高貴な方の行幸もあったという、異国の様式が混ざり合う時代を象徴する造形の建造物は死体と化して朽ち果てていた】 【ひたりひたりと何処やらか錆び付いた水道管から漏れ出す水音は、耳に来る不快な静寂の金切り声を緩和するようでもあった】 【そんな一見して誰にも使われない場所ほど、案外良く使われる物だ。例えば破壊、例えば取引、例えば仮宿。或いは、自殺】 【木漏れ日の光が射す割れた窓際、古ぼけた椅子に腰掛けるのは一人の女性】 【濃いオレンジのセミロングに艶やかな毒花を挿し、派手な化粧に派手なネイル、派手な服装と】 【廃墟破壊に来た不良とも思えるが、そのような雰囲気でないのは、空き缶を灰皿にゆるりと一服している点が示していた】 【──そんな女性の周囲には、奇妙な事に、六つの「手」が浮遊していた。灰皿を持つもの、ただ浮かぶものと】 【それぞれに意思でもあるかのように空に浮かび、ふわりふわりと女性の周囲を漂っている】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/240
241: ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水) 20:46:48.16 ID:mlQ5AoYEO >>239 【こちらが声をかけると奇妙な声をあげて塔から落ちかける少女を見て男が当初感じていた神秘性なるものは粉々に砕け散った】 【加えて──】 んだと…!誰が変質者だとコラァ!!待ってろよ直ぐそっち行ってブン殴ってやるからよォ!! 【そうは言ってはいるが男は本気で殴る訳ではなく小突く程度だろう、ただどちらも痛いのは変わりはないが】 【男がなにやらボソッと呟くと男の手元に荒縄が出現しそれを少女のいる電波塔に引っ掛ける】 【ビルの二階程の高さだろう位置に引っ掛けてある縄は男が縄を掴むと意思を持ったかのように縮小し男を運ぶ】 【再び男は塔に掴まりながら縄を上に上にと伸ばしていき頂上の少女に近づいている】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/241
242: エクレア ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/11(水) 21:11:47.70 ID:hN2iPtN5O 【公園】 【夜の、人気の無い公園に動く一人の人影があった】 【白く膝下まであり、更に顔まで隠れるように伸ばした白い髪】 【隠れた眼には、幾何学模様が刻まれたアイスブルーの瞳があり】 【翻る緑の外套と、季節外れも甚だしい黒いワンピース】 【そして、黒い甲殻を纏わせてアンバランスな巨爪と化した両腕】 【その両腕が、銀の巨大な、自身の身長と同等以上にも見える武器を振り回していた】 ……ん…? 【ある程度動き回ってから、今度はピタリと止まり】 【首を傾げて、頭の中で動きを反復】 【そしてまた動いて、またピタリと止まる】 【その度に首を傾げて】 【本人としては、たまの鍛練であり、何かぴったり来ないからなのだが】 【端から見れば、最悪不審者と言われても文句がつけれない様なのだが……】 /予約です http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/242
243: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage] 2015/03/11(水) 21:28:58.96 ID:tyw1dM6Zo >>242 【夜の公園、巨大な爪を備えた腕でさらに巨大な武器を振り回す人影】 【確かに、人によっては不審者と見え兼ねないだろう。だが、その心配だけは恐らくないはずだ】 【なぜならこの場に現れたのは、不審者どころか確かな悪意とそれを体現したような異形を携えた】 【ドス黒い、犯罪者――――指名手配を受けている盗賊であったからだ】 ――――面白い武器だな 【突如、闇の中から公園の街灯の光の下へ現れたのは、人間の上半身に蟹の足をくっつけたような、肉塊のごとき怪物だった】 【短めに整えられた黒髪、角ばった顔つきに張り付いた無表情。右が青、左が黒の瞳の義眼。相手を無遠慮に眺め回すようなその視線は】 【その額一杯を埋めるがごとき、巨大な一つ目から発せられていた】 【その身には襤褸切れのような黒い布が巻きつけられ、布から伸びているのは右腕のみの隻腕】 【布の下部からは、太く長い甲殻類のそれに近い形状の足が四本生えて、これが肉塊を支えていた】 【足の後ろ側には、赤い肉に包まれた脊椎がむきだしの状態で、尻尾のように垂れ下がっている】 【ベロリ、と舌なめずりをすると、その舌は異様な長さを見せ、獣のように鋭く尖った牙も覗く】 ……その武器、私にくれないか? 【ゆらりと右腕を掲げ、彼女の武器を指さして怪物はそういった。見た目は異形だが、要するに追いはぎ、強盗の類である】 【無論、大人しく従うはずはないとわかっているのだろう。黒い瞳の単眼からは、すでに悪意の色が発せられていた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/243
244: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水) 21:33:01.68 ID:BgCvwll0o >>241 へーんだ、やれるもんならやってみろですよー! 【売り言葉に買い言葉となおも挑発の言葉を投げかける】 【彼女が本気でぶちギレてたとしたらそのまま狙撃でも開始するのだろうがさすがにそこまでではないようで、塔の上で仁王立ちになって男が登りきるのを待つことにする】 【だが、この時点で男がのぼってきたらどうするかは完全にノープランである】 (あの人は何がしたいんですかねぇ……それがわからないことにはなぁ) 【ぶちギレてるという訳ではないので頭の片隅に残した冷静さで、男の目的を探っているのだった】 //すいません飯落ちしてました http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/244
245: エクレア ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/11(水) 21:51:01.38 ID:hN2iPtN5O >>243 ……っ……………ん… 【何度目かの繰り返し、声をかけられ】 【向いた先には、日常を蝕む『異形』】 【普通ならば、戦慄するような、突然の怪異の出現】 【しかし、彼女はたった1度、息を止めるだけにとどまる】 ……断る………似たようなのなら……何処かに、ある…かも…… 【『異形』の、暗く黒い意思を真っ向からはね除けて】 【ゆっくりと、向き合う】 【何も言わずとも、話さずともやることは既に決まっていた】 ……まさか…昔のような事に………なるなんて、ね… 【ぼそりと呟き】 【ガキン、ガキンと『銀の斧』を展開し】 【本来の姿である『白銀の弩弓』へと変える】 ……対照を確認…処理…する… 【この時、明らかな『異形』に対して】 【揺るぎない『異形』である彼女は、難のためらいなく】 【『自身の過去において、何度も繰り返した事柄』を、遂行するために】 【構えた機械弓で先ずは一つ、輝く魔力の矢を放った】 【最初の一矢は、威力で見れば拳銃と同等であった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/245
246: ヒライ ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/11(水) 22:01:03.38 ID:lbPLLbcAo >>240 /まだいらっしゃいますでしょうか http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/246
247: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage saga] 2015/03/11(水) 22:03:46.72 ID:Qv0a4P8Fo >>246 /おりますー http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/247
248: ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水) 22:09:41.08 ID:mlQ5AoYEO >>244 【ロープを引っ掛けては投げ引っ掛けては投げを繰り返し少女のいる塔の頂上付近にまで男は近づいている】 (つーか俺なんであのガキに声かけたんだっけか?) 【と登っている最中に男が考えるが男には当初の目的を忘れるどころか最初から目的があるわけではなかった】 【考えていると少女からの挑発が耳に入り男の眉間に更に皺が現れる】 あのクソガキ…ぜってぇ泣かしてやる 【しばらくして少女がいる頂上に手を引っ掛け登り切る】 【男は腕をゴキゴキと鳴らしながらゆっくりと少女に近づいて行く】 おいクソガキ…誰がなんだって? 【そのまま少女の元に歩いて行き片手を伸ばす】 【男の手は真っ直ぐ伸びていき少女の頭を掴もうとしている】 【もし捕まったのであれば指先の握力による締め上げ、要はアイアンクローを喰らうことになるだろう】 【最も男は肉体強化系の能力でもなければ肉体改造などもしてはいないので致命傷となることはないが、男は少女の発言にキレているので普通に痛いだろう】 /いえいえ、自分こそ亀で申し訳です http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/248
249: ヒライ ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/11(水) 22:09:45.22 ID:lbPLLbcAo >>240 【その背後で物音がする。もっと言えばその前から階段を登る足音が】 【もっと言うならば何者かの『気配』がしていただろう。気配は殺気には至らぬまでも】 【警戒心は孕んでいる。衣擦れと金属音。拳銃の撃鉄を起こす音だ】 誰だ…アンタは 【サングラスをした背の高い痩せた男。スーツスタイルにリボルバー式拳銃は古臭い】 【ノワールフィルムを彷彿とさせる風貌。しゃがれた声は単刀直入にそう問うた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/249
250: カニバディール ◆EQBB9rCCt1P5 [sage saga] 2015/03/11(水) 22:18:27.13 ID:tyw1dM6Zo >>245 【自分の姿に対する反応で、相手の胆力・力量を測る手口は、この異形の戦術の一つだ】 【眼前の彼女は、確かな実力の持ち主だ。静かに、呼吸が一度止まる。あまりに冷静に】 それでは意味がない。私はそれが気に入ったんだ 【こちらに向き合う彼女へと、単眼からの視線がさらに粘っこく注がれる】 【その単眼の前で、己が欲しがった武器がさらなる機能を発揮した】 ほう……見た目だけではないらしいな そのような道具、そうそう似たようなものなど出てくることはないだろう その口ぶり、まるで機械か兵器だな……また、その手の作られた生命か? 面白い……お前自身もその武器もろともに連れていくとするか 【彼女と同じく、異形も己が幾度となく繰り返してきた悪意の発露を見せた】 【先手は彼女。組み上げられた武器から、魔力の屋を放つという自分が触れたことのない技術】 【異形が応戦する。失った左腕のあるべき位置から、何かが膨れ上がるようにして現れた】 【肉だ。異形の肉。異形自身の肉体が、その原型を失って膨張したのだ】 【その膨れた肉が、彼女が放った矢を受けた。拳銃で撃たれたに等しい衝撃が肉塊を襲い、その肉に穴が開く】 【血が垂れ堕ちる。一応は、赤色だ。衝撃で肉が後ろにのけ反り、地面に落ちて痙攣する】 【しかし、異形自身に傷はない。肉塊を盾替わりに攻撃を防いだということだろう】 処理か……やってみるがいい 【異形が反撃に動く。蟹足を動かして、彼女に接近を試みつつ。地面に落ちていた肉塊を無理矢理に振り上げて】 【彼女から見て右側から、その肉塊を叩きつけようとするだろう。振り抜かれんとする肉塊、その大きさゆえに速度は遅い】 【だが、まともに食らえば、その質量故に大きな打撃を受けることになるだろうか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/250
251: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage saga] 2015/03/11(水) 22:19:02.44 ID:Qv0a4P8Fo >>249 【女性の周囲に浮遊していた「手」が一斉に相手を指差す──空き缶を持っていた手が、慌てて缶を床に置き、遅れて指を指した】 【当の女性は落ち着いたものだった。ふう、と煙を吐き出せば、化粧に縁取られた気怠い視線を相手へと投げ掛ける】 ……そう言うアンタこそ、物騒な音立てて。何者だっつの あたしは別に──……ただ、暇潰ししてるだけさ。いい場所だろ? ココ 【蓮葉な口調で、恐らくは年上だろう相手に。まして武器を持つのにも、物怖じしない様子だった】 【相手の成りを無遠慮に頭から爪先まで眺めれば、女性は顎に手を当て暫し黙考、そして何やら思い付いたか彼に指を指した】 もしかして、ヤクザ? 取引の邪魔だってなら、怖いし帰るわ 【怖い、なんて様子は微塵も無かったのだが。相手の姿格好から、そう連想したようだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/251
252: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage saga] 2015/03/11(水) 22:20:36.07 ID:Qv0a4P8Fo >>249 /次遅れます http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/252
253: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水) 22:25:05.04 ID:BgCvwll0o >>248 不審者っぽい人に、変質者って、言っただけですよーだ 【わざわざ区切ってはっきりと言いながら、掴みかかろうとしてくる男の手をひょいひょいバックステップしながら避ける】 【どうやら実力行使に出されても折れる気はないようだ】 【それでも反撃はしないのは、特に殴る理由が少女にはないだけの話だろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/253
254: ヒライ ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/11(水) 22:33:40.74 ID:lbPLLbcAo >>251 【暫く彼は硬直したように動かなかったが…すぐに溜息1つついて緊張を解いた】 【拳銃はわざとらしく西部劇のガンマンのように回してからベルトに挟み込み片付ける】 【風貌といい、ずいぶんと気取った人間な様だ。代わりに彼も煙草を取り出して火を付けると】 忘れられた街に来るのは忘れられた人間か、忘れられたい人間だ ……まあ、なんだっていいか。…好きにしてくれ、俺も勝手にする 【それだけ言って、煙草をくわえると大きなケースのようなものを抱え上げた。足元にでもあったのだろう】 【兵器でも入っていそうな重厚なカバンで3つほどあったが、彼は1つ持ち上げるのが精一杯なようだった】 ヤクザは何年も前にやめたよ。鉄砲も当たらねえし、嘘も下手だから…向いてなかったんだ …明日の夜までは何もしないよ。此処は見晴らしがいい…確かに良い場所だから… 【ゆっくりとその荷物をもって階段を登り始める。足音は遅く、頼りない足取りである】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/254
255: エクレア ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/11(水) 22:45:19.48 ID:hN2iPtN5O >>250 ……ん…断る…… 【連れ去る、という一言に、明確な拒絶を示し】 【しかし、同時に生半可な相手では無いことを理解する】 【肉の壁に阻まれた矢を見て、次の一手を考え】 …………はぁ… 【肉塊を広いあげ、振り抜こうとする相手に対して、下がる】 【近接戦に付き合う義理はないと】 【そして、そのために彼女は一つカードを切る】 【即ち、自身の『能力』を】 【幾何学の眼が映す、自身にしか見えない『鎖の世界』を、『鎖界の魔眼』と言う、人口の魔眼を】 【発動する】 ………撃ち抜け… 【途端、彼女にしか見えない鎖が彼女自身に巻き付き、更に後方へと引っ張る】 【急速に引っ張られ、また『異形』との距離を離せたなら】 【同時に今度は引き絞り、真正面から溜めた矢を放つだろう】 【先程とは異なる、貫通するために威力を高めた矢である】 【威力、速度は先の一矢の比では無いはずだが】 【溜める事による少しのタイムラグ、これがどう響くか…】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/255
256: ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水) 22:52:30.93 ID:mlQ5AoYEO >>253 誰が不審者だ!テメェ…クソガキいい加減にしとけよ 【ひょいひょいと男の伸ばした腕を避けていく少女を見て男のイラつき度は更に上がっていく】 いちいち減らず口叩きやがって…!死ぬほど後悔させてから泣かす! 【男は更に腕を伸ばすスピードを上げ、少女の方に詰め寄り掴みかかろうとする】 【一瞬能力を使って捕縛でもしてやろうかと思ったが少女に能力を使うほどまだ大人気なくはなかった】 【しかしこの状況、少女を黒ずくめの男が掴もうとしている様は何処からどう見たとしても不審者とその被害者の構図である】 【いずれにせよ少女はこの狭い空間をバックステップで男の腕から避けているのだからいつかは限界は来るだろう】 【男はその瞬間を狙い、少女を締め上げんとする】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/256
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