[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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317(1): 柳小猿+小狐◆5CR8PxLmeE 2015/03/12(木)21:37 ID:Om7F0pYV0(2/6) AAS
>>313
「……!誰ですか。」
不意に肩でうたた寝をしつつあった小狐が何かに気付いたようにきゅう、と鳴く。
それから数拍置いて聞こえてきた声に、少女もハッと目を見開けば、武器を構え声の方向へと視線を動かす。
本来ならば特攻してでも相手に詰め寄っていたかもしれないがその姿に若干の躊躇いを覚える。
その女の姿は少女自身の得物を振るうには、些か不相応な相手に思えたのだ。
「……冷やかしではないです。あなたこそ、手足の不自由な方が悠々と過ごせるほど、ここは治安の良い場所ではないようですけど。
それに、わたしの目的地はここではありません。少し、似た場所を様子見したいと思っただけですので。」
構えていヌンチャクを降ろし、相手へと淡々と返答する。
幼い容貌と声音とは裏腹に、口調はあまりにも冷めきっているだろう。
省5
318(1): 霧崎◆8R7odKA9zA 2015/03/12(木)21:53 ID:hGlpC4E5o(2/3) AAS
【街中】
【綺羅びやかな店の灯りで賑わう歓楽街。その一角でちょっとした騒ぎ】
【いつものゴロツキたちがまた厄介をしているらしい。面倒事を避けて、通行人はそこを迂回して歩く】
『だからぁ、俺達の言うこと聞かないとマジヤベーぜぇ?』
【3人のチンピラは1人の女性を囲んでいる。手入れの行き届いた長い黒髪を後ろで一纏めにし】
【切れ長の目にシルバーフレームのメガネをかけたスーツ姿の女性。見るからに大人しそうな人である】
はぁ…もういいですか?2分も相手したんですから。
省9
319(1): (関西地方) 2015/03/12(木)22:01 ID:BJAUvQSio(2/5) AAS
>>317
目に付いた奴を、のべつ幕なしに威嚇する程危ない街でもないさ。
「泥の街」の方なら、話は別だが。
──私? 物見遊山客だよ。
【矢張り、少女をからかっているのだろうか──ここの住民ではない、ということらしい】
【よいしょ、と、声を出しながら、杖をついて立ち上がる。右足を庇いながらも、歩みは思ったよりスムーズ】
【少女の近くまで寄った女は、薄い桃色の稜線を微かに上げると、少女のような喜色を宿した瞬きを一つ、二つ】
晩御飯の時間まで、退屈してるんだ。
その「様子見」とやら、私も同行させてくれ。……放っておいて襲われても、寝覚めが悪いしなぁ。
省1
320(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/12(木)22:11 ID:F+5cAmx0o(6/8) AAS
>>316
(……あぁ、めんどくさいタイプの人ですね、これ)
【男の反応を見て、そう判断】
【昨日は昨日でめんどうなのに絡まれたし、ここ数日は厄がたまってでもいるのだろうか……げんなりとしてくる】
【昨日はめんどくさくなってこっちが折れたが、連日となるとそういうのもまた面白くない】
あぁ、じろじろ見たのはすいませんねぇ……おぉっと失礼、あんまりふらふらしてるので避けきれませんでしたぁ
【この上なくわざとらしい口調でそう言い放ち、ちょいと体を反らす……とみせかけて避けれるほどには反れない、そして肩がぶつかる】
【売り言葉に買い言葉となったわけだが、相手の出方はどうなるか】
321(1): 柳小猿+小狐◆5CR8PxLmeE 2015/03/12(木)22:19 ID:Om7F0pYV0(3/6) AAS
>>319
「ふざけてますね、とても。」
物見遊山客、その言葉に対する言葉がこれである。
文面だけでは辛辣に聞こえるかもしれないが、少女の反応は呆れてせいで脱力したという方が正しい。
自身が思っていたよりも大分マシなようなこの街の評価に対しての、拍子抜け感も相俟っていたが。
「……勝手にしてください。」
もうこの女性には何を言っても聞かなそうだと判断した上での承諾の返事。
こちらとしても手足の不自由な人間を置いていくのは流石に良心が痛むのは確かだし。
ぷい、と不機嫌そうにそっぽを向く少女。
省8
322(1): (長屋) [sage saga] 2015/03/12(木)22:29 ID:M3tjOb1bo(4/6) AAS
>>320
……チッ、
【肩同士をぶつけ、水滴を散らして蹌踉めいた青年は舌打ちして相手を睨み付けた。それでも、少女相手だからか幾分か威勢は低く】
【嫌な時に嫌な奴に出くわした物だと内心で毒づき、どうしたものかと不機嫌顔のまま思考する。頭は少し、冷静になっていた】
アンタさぁ……長生きしたいなら、俺みたいなのに突っかかんねー方が良いっスよ
今、サイアクな気分だし──何するか、分かんねーっスから。あ゙ー、ムシャクシャする……
【青年がそうぼやいていた時、通りの方からぱたぱたと駆け寄る足音があった。見れば、傘を手にした男──青年と、同じ位か】
【緩く癖のある薄茶の髪に紺碧の瞳、焦茶のセーターに濃緑のチェック柄のボトム、スニーカーという出で立ちの彼は】
【ずぶ濡れの青年の元に駆け寄れば、自分の傘に彼をすっぽりと入れ。ついでとばかりにその手を握った】
省4
323(1): (関西地方) 2015/03/12(木)22:33 ID:BJAUvQSio(3/5) AAS
>>321
【どうも、と笑って、少女への礼。 狐に軽くウィンクを返すと、女は彼女達の後を歩んでゆく】
【──少女が気を使って歩幅を調整してくれているのだろうが、女の歩みは意外と速い】
【すぐに彼女の隣に並ぶと、しげしげと、上から下まで観察の眼】
……少なくとも、水の国の人間ではないね。まぁ、どうでもいいんだけど。
私はクリシュティナ・レールモントフ。長いからクリシュでいい。お姉さんでも結構。
【女も女の方で、この国の者ではないだろう。雪国の特徴──氷の国辺り、だろうか】
【軽い自己紹介を済ますと、前を向き、ずんずんと先に進んでしまう。身体が不自由だとしても、歩幅の差は埋め難い】
【距離が離れすぎると、少しだけ止まって少女を待つ、という、少女からは若干腹立たしい自体が生じるだろうか】
324(1): ディック◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/12(木)22:42 ID:nGxIg5EIo(1/2) AAS
>>318
【人混みの中でカソック姿の青年が、その騒ぎを見つけて近寄ってきていた。慣れた様子で彼は静かに移動した】
【薄いブロンドの髪は些か目立つものの、150センチという低身長が人混みに紛れるのに役立ち、彼は騒ぎの現場にたどり着いた】
【状況は女の方が悪漢の二人をいともたやすく倒したところであった】
(あれ、あんまり手助けは必要なさそうじゃねえか……)
【騒動を収めるつもりで来た青年だったが、既にその場は収まりそうに見えた。残りの一人も随分と弱そうだ】
【しかし男の方がナイフを取り出すと青年は顔をしかめた。女の方に目を向けると、どうにも彼女は落ち着いているように見えた】
【ほんのすこしだけどうするか迷ったあと、青年は手助けすることに決めた。人混みから二歩踏み出して、男の方に声をかけた】
もしもし、そこの方!
こんなところで喧嘩をしてはいけませんよ、主がお嘆きです。どうか慈愛の心を持って…………
省3
325(2): 柳小猿+小狐◆5CR8PxLmeE 2015/03/12(木)22:50 ID:Om7F0pYV0(4/6) AAS
>>323
「その通り、わたしと小狐は本当に小さな島国から来ました。名前を知る人なんて早々いないと思いますよ。」
女性の足は意外にも速く、少し驚いた表情を見せる。
だがそれも束の間。すぐに目線を前方へと戻し澄ました声で答える。
実際、他国と交流もせずに半ば鎖国状態にある故郷だ。知っている者がいるとすればそれは余程地理の勉強をしているのではないだろうか。
「……わたしはリウ、柳 小猿(リウ・シャオエン)と申します。リウが姓、シャオエンが名です。
そしてこちらは小狐(シャオフー)。わたしの友人であり旅のパートナーです。…ところで、クリシュさん。」
一応、名乗られたら名乗り返すのが社交辞令だろう。
自分自身の名前と小狐の自己紹介も軽く済ませておく。
と、不意に相手の名を呼び、語りかける。
省1
326(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/12(木)22:51 ID:F+5cAmx0o(7/8) AAS
>>322
まぁ普通の女の子が長生きする秘訣はそうなんでしょうけどねぇ……ん?
【今日は折れないと決めた少女はなおも軽薄に返すが……突然出てきた青年に話の腰を折られる】
【折れないと決めていた少女の決心は突然の薔薇色を感じる展開に乱されてしまった】
……えぇと、その……なんなんですか、これ?
【恐らくこの状況においては至極全うな質問であろう】
【というか、他にどうすればいいのか少女には全くわからない】
327: 柳小猿+小狐◆5CR8PxLmeE 2015/03/12(木)22:59 ID:Om7F0pYV0(5/6) AAS
/>>325の最後に付けたし!途中で送信してしまいましたごめんなさい!
腹立たしいことにいつの間にか自分より前方にきていた相手にそう問いかける。
その声の響きには初対面時と同じく少女の緊張感が滲んでいるようだった。
328(1): クリシュティナ・レールモントフ◆ItbpQ6xKnU 2015/03/12(木)23:05 ID:BJAUvQSio(4/5) AAS
>>325
あぁ、私は無学だから、多分知らないだろう。行ったところの事は忘れないが。
で、「泥の街」か。──行ったことはあるが、余り好きな街ではないな。
……いや、好きなヤツの方が少ないんだろうけど。悪人には生きやすい街だよ。
【オススメはしない、と総括的な評価を一言】
【それから、歩みながらも少しだけ考えこむような表情を見せ──軽く、振り返り】
アトラヴェル旧市街に、泥の街……何だ、リウは随分、おかしな場所に興味があるな。
齢10と少しの少女がぶらつくには、適正年齢にダブルスコアは開いていると思うが。……まぁ、
【「どうでもいいか」】
省2
329(1): (長屋) [sage saga] 2015/03/12(木)23:05 ID:M3tjOb1bo(5/6) AAS
>>326
「……あ、僕の事? ふふ、気にしなくていいから、続けて」
いや放置したくないっスけど!? つーかアンタのせいで何か色々流れが壊れたじゃないっスか!!
あー、全く……えーっと、仕事仲間? っつーか。間違ってもおホモだちとかじゃ無いんで
【一転、釈明に追われるスターダストを他所に、青年は実にいい笑顔で腕を絡ませていたのだが】
【先程までの少女とスターダストの空気を何となく察していたのか、柔らかい笑みのまま相手の方を向き口を開いた】
「僕は理人、聞いての通り仕事仲間なんだ。彼が苛立った様子で傘も差さず帰っていったから、気になってね
彼が──スターダストが何かしたなら謝るよ、ごめんね。僕達見ての通りの仲だから、彼、女の子には冷たいみた」
省4
330(1): 霧崎◆8R7odKA9zA 2015/03/12(木)23:20 ID:hGlpC4E5o(3/3) AAS
>>324
【男はナイフをあっちへこっちへと2者の間で行ったり来たりさせてパニック状態】
[うっせぇ!!ガキはすっこんでろ!!]
【見た目に似合わずに大きな声をあげる。窮鼠猫を噛むなんて事もある。自暴自棄になったら厄介だ】
【彼女はチラッとその宗教家を見たら、面倒臭そうに溜息。大事になってきた。やってらんない。そんな溜息】
[テメエ、近づくと……この…このアマぶっ刺すからな?!なめんじゃねえぞ?!]
省4
331(1): 柳小猿+小狐◆5CR8PxLmeE 2015/03/12(木)23:22 ID:Om7F0pYV0(6/6) AAS
>>328
「…で……ません。」
女性の言葉を無言で聞いていた少女…もとい小猿。
何かをぼそりと呟いたかと思えば、その場で立ち止まってしまう。
女性との距離が空こうがお構いなしだ。少しの間直立したまま動かず、小狐が何かに気付いて小猿の顔を覗きこんだ瞬間、
「―――どうでもよくなんか、ない!」
僅かに声を荒んだ叫び。それはまるで、大きな怪我を負ったような、傷付いたような小さな叫び。
小さくても恐らく彼女の耳には届いただろう。
だってパートナーの小狐が目を丸くして驚く位、怒気を込めた声だったから。
冷たい口調から垣間見る感情ではなく純度100%の彼女の心中を表現したものだったから。
省6
332(1): ディック◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/12(木)23:31 ID:nGxIg5EIo(2/2) AAS
>>330
【男のナイフが女に向き、神父に向き、また女に向き────】
【どうやら作戦は失敗したようだった。注意を片方に向けられればよかったものの、こうなると対処もし辛くなる】
【どうしたものかと神父が思ったとき、暴漢からある言葉が飛び出してきた】
【『うっせぇ!!ガキはすっこんでろ!!』】
【──────プツン】
てっめぇええええええええ!!!! 誰がガキだコラァアアアアアアア!!!!
省9
333(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/12(木)23:37 ID:F+5cAmx0o(8/8) AAS
>>329
あ、はははは……まぁなんというか、苦労されてますね……
【どちらにいったともとれない形で言ったのは、これ以上ゴタゴタする気力を失ったからだろう】
【少女にとっては違う意味で疲れる展開である】
あぁいえ、別に大したことじゃないですし……
こちらこそ、意固地になってすいません──ん?
【雰囲気を壊されたのはこちらも同様、素直にペコリと頭を下げ……そして、落ち着いた相手の様子を見てどこか記憶に引っ掛かるものを感じる】
【どこかで会ったことのある相手だったか……記憶の引き出しを探っていくこと数秒】
……あっ、あなたもしかしてこの前車でユ○クロまで送ってくれた人じゃないですか!
省2
334(1): クリシュティナ・レールモントフ◆ItbpQ6xKnU 2015/03/12(木)23:46 ID:BJAUvQSio(5/5) AAS
>>331
【少女の叫びが耳に届くと、クリシュは足を止めて、しっかりと振り返った】
【薄い色の睫毛を微かに揺らし、続く彼女の言葉を蝸牛で受け止める。──そして、小猿に歩み寄る】
その程度の特徴を持った男なら、この空の下には幾人でも居るさ。
顔写真でもあれば別だが、少なくとも、記憶の中には無いな。……それにしても。
【先ほどまでの、ともすれば少女のような喜色は吹き飛び、蒼い瞳に狐が、少女が映る】
【表情には玲瓏。その下を通る赤い血が余計なほどに、感情を排したものだった】
【──かん。杖の音が止み、クリシュは少女の眼前を、阻むように立ち止まった】
[ピーーー]=@、か。
省6
335(1): スターダスト◆vrv2g2Oz1g [sage saga] 2015/03/12(木)23:48 ID:M3tjOb1bo(6/6) AAS
>>333
……ああああッ!? あの時の上着無くした子!?
あっちゃー、よりによってキミに絡んじゃったとか……
また会ったら遊ぼうって言ってたのに、ほんとスンマセンッした!!
【確かに、落ち着いて相手を良く見れば──数日前に海岸で拾って送っていった、あの少女だった】
【あの時の会話でかなり打ち解けられたと思っていただけに、よりによってこんな状態の時に会った事が残念でならない】
【(勿論、中身が気が付かなかったとかそう言う事ではない、よ!!)】
「……え、何、知り合いだったの? ふぅん……彼にナンパされた、とか?」
【一方、今度は状況を把握出来ていない理人が首を傾げる番だった。思い当たる節を相手に尋ね】
【それからじとりと相手を上から下まで眺める。……妙な敵対心を感じるのは、きっと気のせいだ】
省1
336(1): 霧崎◆8R7odKA9zA 2015/03/13(金)00:09 ID:98UQPPWco(1/6) AAS
>>332
【彼女は神父が蹴っ飛ばしている間に、道に転がったナイフを拾い上げた。良くあるジャックナイフ】
【軽く眺めたあとパチンと閉じてポケットへ。没収である。逆上してまたやられても面倒だし】
……はあ?
【勝手にやってきて何もしてないのにカネをせびるとか何たることか。鋭角から請求がぶっ飛んできて】
【狐につままれたような表情。どうしようかと困っている間にさっき倒した2名が起き上がった】
…ったく、余計なこと言って、もたもたさせるから
省9
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