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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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354: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 02:37:07.59 ID:GnKstlJy0 >>353 【全体重を乗せた拳をいなされた事で無様に地面を転がることになる】 【ムクリ___体を起こした男の娘は何があったかわからないとばかりにキョトンと呆けた顔をしたあと、いなされた方の拳を握ったり開いたりして】 「…………………………………あひゃあ」 【深紅の瞳を爛々と輝かせ、口を三日月の様に歪めて笑う】 【ややうつ向いた体制からガバッと顔を上げて青年と視線をかち合わせる】 「そっかぁ、おにぃちゃん僕と遊んでくれるんだぁ!」 「リーベおねぇちゃんは色んな遊びを教えてくれるけどこういうのはしてくれないもんね!」 【そして無造作に無作為に、抱っこをねだる子供の様に両手を前につき出して青年の体を捕まえようと歩みを進める】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/354
355: 霧崎 ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/13(金) 02:39:42.56 ID:98UQPPWco >>350 【相手のプレゼンテーションに相槌も打たず、カツカツと真っ直ぐ最短ルートをセンチ単位で歩いて行く】 【どっちが上で、どっちが下か明確にわかる。何万という構成員を従える実質のナンバー2の威厳である】 ……なるほど。貴方が、裏でどんな仕事でもしてきたということはわかりました。確かに、汚れ仕事は身内に 極力やらせたくはありません。そういう外部の専門の方にお願いすることも多々あります。しかし、信頼の出来る 人間というのは限りがある。貴方がカノッサからいくら貰っているか知りませんが…我々はその倍はお支払いできます。 【いつの間にか駐車場にたどり着いた。歓楽街から少し外れて、静かな場所だ。灯りも少ない】 【彼女がキーを取り出して無線を飛ばすと、真っ赤なスポーツカーが反応する。まさに勝者の乗り物という雰囲気】 私達は敵が多い。幾多の表と裏の抗争で築き上げた城です。…全ては家族である構成員を守るためです。 家族や友人や、弱い人々を。仁義に外れた者達から守るために、あえて我々は邪道に身を落としているのです。 脅かすものが居るならば斬ります。一人残らず。最後の一人になろうとも。 【富嶽会の他のマフィアとは違うところはその規模でもなく保守的なところでもなく、その構成員の結束の強さだ】 【強力な私兵を持つ組織は幾らでもあるが櫻特有の『ハラキリ』、『カミカゼ』の精神は理解を超えた狂気ともとれる』 我々は中立の立場です。情勢を静観し、利益を手に入れる。それは変わりません。ですが富嶽会は人の仁義に則って 行動します。機関とは敵対しないまでもその人間に仕事を任せるわけには申し訳ありませんがいきません。 …それに私、セリーナさんとは個人的なお付き合いがあるの。パトロンの1人になるぐらいには。 【それだけ言って彼女はクルマに乗り込んだ。最大の地雷が爆発した。どんな計画があっても機関を出してしまうと終わりである】 【他のマフィアなら優位に進んだことだろう。カノッサと結託して勢力を伸ばす者も居る。しかし、富嶽会はそうではなかった】 【情報不足といったところだろうか。人の情、仁義などという古臭い伝統が未だ根付いていた】 だからとって、暗殺したりなんてしないからご安心を。…ま、カノッサなら長生きは出来ないことでしょうけど。 【最後にそれだけ付け加えて、軽くウィンクなんかして、クルマは馬力十分な音を立ててさっさと走り去るだろう。】 /夜も遅いので此処らへんで締めにさせていただきます。最後遅くなってすみません /お付き合いいただきありがとうございましたー! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/355
356: ディック ◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/13(金) 02:53:04.77 ID:myFaRJ4to >>355 【駐車場に、一人だけ残された。結局、神父は利益を獲得することができなかった】 【だが神父の口から漏れたのは安堵の息だった。利益は出せなかったが、どうやら損失も出さなかったようだ】 ……やれやれ、だ。裏社会でかつカノッサが嫌いでしかもUTの出資者、なんてものにぶち当たるとは俺も運のねえこった 運命論者だけどよ、もうちょっと何とかならなかったもんかね…… 【安堵に続いたのは愚痴。後味の悪さだけが神父の胸中にあった。丁寧に拙いところだけを順番に踏み抜いていった感じだ】 【顔を出してカノッサの構成員であることを披露したのも、よくよく考えれば軽率だった。言いふらしはしないだろうが、よろしくない】 まぁこれも運命じゃあ仕方ねえな…………とっとと帰るか 【失敗と不運の全てを一言に丸め込んで、神父は駐車場から立ち去った】 //お疲れ様でしたー http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/356
357: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金) 02:58:30.88 ID:4DP7hLdvO >>354 【立ち上がって不気味に笑う少年と視線が合う】 【最初の泣きべそをかいていた少年とは別人の様な異質な感じ】 【そんな少年に思うことなど大抵の人間なら同じだろう】 (んだこのガキ、気味が悪りぃ…) 【そして男も例外ではない】 【フードで隠してあるが男の人相の悪い目つきは果たして少年には見えているのだろうか、定かではないが今はそんなことはどうでもいい】 【先にアクションを起こしたのは少年、両手を突き出し言葉を発しながら此方に近ずいてくる】 子供は危険な遊びすんなって言われなかったのかぁ? そんなに遊びたきゃ家に帰って愛しのお姉ちゃんとでもしてろシスコン野郎 【無論少年は迷子で帰れないからここにいるのであるが男はそんなことはすっかり忘れている】 【近ずく少年に対し未だ能力は使わないが間合いに入って何か起こそうものなら蹴りを繰り出せる様に身構える】 【例え手違いで蹴り入れてもこのガキは多分死にはしないだろう、そう思いながら】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/357
358: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 03:07:15.46 ID:GnKstlJy0 >>357 【構えを取った青年に向かってなおも足を進める少年】 「えー、ダメだよぉ!」 「だってあれやったらリーベおねぇちゃん『いなくなっちゃう』でしょ?」 「あー!そうそう、あれってただ細かくなっちゃってるだけでいなくなっちゃった訳じゃないんだよね!」 【そして青年の足に手を伸ばす、しかし少年の手には何故か霜が降りている】 「つぅ〜、か、まぁ〜、え、たぁ」 【ゆっくりと流れる様に感じる程の刹那の中少年の手が青年と足に触れ…】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/358
359: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金) 03:28:06.64 ID:4DP7hLdvO >>358 【少年の言葉の中には『居なくなる』『細くなる』など男にとっては意味不明な言葉が並べられる】 【ただ分かることは理解出来ることは──】 【男が言葉に気を取られているので当然少年の手の内の霜など目には入らない】 【少年の行動はただ掴むだけ、そこから何か仕出かすのか、と男は思考し掴まれた矢先に降りどこうと考えていた】 【だが足に感じる異質な感じ、少年の手が近ずくたびに感じる】 【冷たい、そこだけ気温が下がったかのように】 【男は咄嗟に足を引く、だが少し遅い】 【少年の手はもうすぐそこにある】 【このままじゃ捕まる、そう思い男は無理やり状態を崩しながら足を引く】 【多少少年の指先が触れる、それだけでまるで死んでいるかの様に冷たいのが感じられた】 くっは…はは… 【男が急に笑い始める、これで理解は確信に変わった】 イかれてやがるなクソガキ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/359
360: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 03:40:02.32 ID:GnKstlJy0 >>359 【足を引いた青年の顔を見上げてグリンと首をかしげる】 「あひゃひゃぁ……」 「どうしたのおにぃちゃん?」 「逃げないでよ」 「もっと」 「僕と」 「ア、ソ、ン、デ、ヨ、」 「イカれてる?」 「わかんないよ?」 「遊ぼう?」 【ボロボロになっている戟、それを構えてニィィィと笑う】 「それじゃあ」 「僕から行くね!」 【そう言うと戟を大きく降り被る少年、狙うは青年の爪先である】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/360
361: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金) 03:52:43.46 ID:4DP7hLdvO >>360 気持ちが悪りぃんだよクソガキ、遊びの時間は終わりだら。早く帰っておねんねしてろ 【口を不自然に歪ませる少年の戟をバックステップでかわす】 【この状況、もはや女も子供も関係はない、居るのは『自分』と『敵』】 【ならばもう能力を使うことに躊躇いなどはない】 ──銃殺── 【男がそう言うと男の手元に一丁の拳銃が現れる】 【そのまま迷いはなく少年の方に向かって3回発砲した】 【狙いは左肩、左足、そして心臓目掛けて】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/361
362: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 04:00:35.19 ID:GnKstlJy0 >>361 【大きく降り被ったが為に避けられた際の隙も大きい】 【突然現れた拳銃、放たれる三発の凶弾】 ___キィンッ 【一つの金属音、左肩と左足から噴き出す鮮血、胸元の添えられた刃で心臓への被弾を免れるそして】 「あひゃひゃ♪」 【崩れ落ちる様に大きく右下に戟を引いた後右足を軸に体を大きく捻って戟を叩きつけようとする】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/362
363: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金) 04:22:07.46 ID:4DP7hLdvO >>362 【防御か回避はすると思っていた、が少年の行動は男の考えてるよりも異常だった】 【と男が一瞬呆気に取られているうちに更に戟が叩きつけられる】 【元々当たる弾丸だとは思ってはいなかったが足が腕に当たって動きを鈍らせれば儲けもんだと考えていたのだが】 【甘かった、といえばそこまでだろう】 【能力の発動も間に合わない距離だ、そう理解し体を限界まで反らして避ける】 【しかし先端が男の左腕の方を掠め血が吹き出す】 くっは…!急所以外は無視かよ、いよいよぶっ飛んでやがるぜこのイかれ野郎! 【銃に残った残り3発を今度は頭、喉、そして再び心臓目掛けて打ち出す】 【急所以外は避けられるか防がれるかなのだから出来るだけ気を引く材料を多くしてそちらに意識を向けさせる】 ──斬首・甲── 【男がそう言うと少年の頭上にギロチンが設置される】 【そして男の手の中から拳銃が消える】 永遠におねんねしてろイかれ野郎が! 【頭上のギロチンが落ちてくる】 【このまま少年が同じ場所にいるのならば少年の胴体は真っ二つとなってしまうだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/363
364: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 04:30:43.42 ID:GnKstlJy0 >>363 【飛んでくる三発の弾丸、それをスライディングのように上半身を反らせて交わすと今度は頭上から降ってくるギロチンの刃】 「UHYAAAAAaaaaa」 【スライディングの勢いを殺さずにこれを回避、同時に青年に肉薄する】 「はあっ!」 【そして逆立ちをするように浮かび上がる体、このままならまずは右、そして負傷により若干遅れて左の膝が顎に入り、最後は両足での蹴りを顎に食らうだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/364
365: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金) 04:48:41.27 ID:4DP7hLdvO >>364 おいおいマジかよ、普通の突っ込んでくるかおい 【男は笑いながら肉薄してくる少年に関心すら覚えた】 【今まで自分のアレを突っ込んでかわした奴は居なかったからだ】 【とはいえいつまでも感心してはいられない】 ──絞首── 【少年の後ろのギロチンが消え男の腕には荒縄が現れる】 【そしてその荒縄は意思を持ったかの様に動き出し古ぼけた街灯まで伸びて縛られる】 【だが間に合わずだが少年の右が顎に入る】 【思わず意識が飛びそうになるが堪え縄を握る】 【本来なら左の追撃を受けていたが負傷による遅れのお陰か縄は縮小していき男を引っ張っていくのが早く追撃は男の鼻先を掠めた】 【距離を取った男は目を見開き少年の方を見据える】 ──火刑── 【そう言うと少年の足元がほのかに赤く光る】 【男の言った言葉とこの足元から容易にどの様な能力かは理解できるだろう】 【能力が発動し火柱が上がるまでおよそあと2秒ほど、避けるには十分な時間である】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/365
366: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 05:07:25.68 ID:GnKstlJy0 >>365 【蹴りは避けられたがその勢いのままに空中でくるりと回転して着地する】 【足元から燃え上がる火炎、しかしそれは少年の超低温を操る能力『血塗れかき氷』〜ブラッティアイスエイジ〜で相殺される】 「えへ♪」 「最初が銃、そしてギロチン、ロープ、火……えへへ、僕わかっちゃったよ!」 「えっとあれでしょ!この前おねぇちゃんが教えてくれた悪いことした人が受ける罰ゲームの一番すごいの!」 「それを再現する能力なんでしょ!」 【そして自分の血液が流れる肩口に口を寄せて小動物の様に頬を血で一杯にすると片手でロープを持っているであろう青年にとびかかり、その顔面に霧吹きの様にして吹き掛けようとする】 【しかもこれに少年の能力が加われば微小な剃刀をぶちまけられるに等しい】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/366
367: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金) 08:20:47.90 ID:pwu6YsKwO >>366 【ヒュウと凍った火柱、今は氷柱を見て口笛を鳴らす】 【正直、ここまでやるとは思わなんだ。当たり前だ、火を凍らせるなど誰が予想したか】 【男は少年の元にゆっくりと向かい歩きだす】 当たりだイかれ野郎、まぁここまでやりゃ大抵の奴は察しがつく。つーかまだ人様の言葉交わせたんだな、てっきり言語能力でも退化してるもんだと思ってたぜ 【少年の推理を肯定、別にタネが割れて戦えなくなるわけでもなし今の状況、隠しても別に利益は生まれない」 ──斬首・乙── 【そういうと両手斧を模したギロチン男の手元に】 【薄々男も少年の能力を察することは出来る】 【だが見たのは凍らせることのみ、まだ何か隠し持っているかもしれない、そう思うとまだ確証には至らないが】 【歩いていると少年が自らの血をかけまいとしてくる】 【目潰しか、それとも攻撃か。どちらにせよ喰らう義理はない】 【手に持っているギロチンの側面で少年の血を防ぐ】 【そのまま持ち替え手に持つギロチンを少年の元に振り下ろそうとしていた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/367
368: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 11:36:44.06 ID:GnKstlJy0 >>367 「もう、酷いなぁ」 【そして現れた大斧】 【目潰しを防いだその瞬間、その一瞬が攻撃への対応を可能にする】 ギィィィィィィィィィィィィィィィンッ 【思い金属音、戟の横に出っ張っている部分の刃でギロチンの刃ではなくその刃の出ている柄の部分にかちあてる】 【お互いの武器を顧みれば重さではヴェールが、リーチならワザワイが秀でている】 【重量のある斧を振り上げる、そのスローな一瞬を逃さすに戟で対応する】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/368
369: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金) 12:12:32.85 ID:vIH6bxKNO >>368 【カチカチとお互いの武器が金属音を響かせる】 【視界が遮られた一瞬の隙を突かれギロチンに戟が当てられる】 ここまでやっといて今更ひどいもクソもねぇよイかれ野郎! 【が、重量はこちらが有利。かちあてられた戟を力任せに弾きギロチンを振り上げる】 【少年がそこの隙をつくのは明白の利であろう】 【男もそこまで分からない様な馬鹿ではない】 【少年がこちらに対し戟で対応してるのは理解した、だが止まらない】 【此方側に攻撃が向かってきている、だが止まらない】 【皮肉にも最初の銃撃で少年がやった行動──急所以外は避けないこと】 【フードから溢れ見える男の口元は歯をむき出しにし笑っている】 【男は急所にくる攻撃以外は力任せにギロチンを振り下ろすだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/369
370: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 12:41:03.44 ID:GnKstlJy0 >>369 「そうなの?よくわかんないや!」 【パワー負けして弾かれる戟】 【しかし大きく振り上げることで同時に隙も生まれる】 【そしてその隙をついて少年は】 「えい!」 【両手を前につき出して狙いなどつけずにドリル状のつららを乱れうちする】 【しかし無意識のこの行動、無意味という訳ではない】 【狙いを定める必要が無いため早く動ける上にそもそも狙いを定めていないのだから目線などから弾道を読まれることもない】 【当たろうが当たらまいがさして関係は無い、少年の視界に写る男性のシルエットをつららで完全に隠してしまえばいい】 【ドリル状の回転する氷柱はその適当に撃つことによりどうしても少なくなる被弾数を奥までねじごんで破壊するその性質で補う為である】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/370
371: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金) 13:04:52.74 ID:vIH6bxKNO >>370 ──チィッ 【此方の考えとは裏腹な少年の行動に舌打ちを漏らさずはいられない】 【こっちの考えを読まれているのか、はたまた単なる感か。どちらにせよ男の不利な状況は変わりはない】 全くいい感してやがるぜオイ! 【と自分に言い聞かせるように言うと男は思考を回転させる】 (流石にこの量食らっちまったらくたばっちまうな。だがこの距離だ火刑はと絞首は時間が足りねぇ!だったら──) 【男の手から両手斧を模したギロチンが消える】 ──斬首・甲── 【ギロチンを男と少年の間の頭上に設置、ノータイムでギロチンが落ちてくる】 【ギロチンの大きさは2メートルくらいだろうか少年と男とが遮られた死角となる】 【氷柱の連弾をギロチンが盾の様に行く手を遮るがそれでも何個かは通り過ぎる】 【通り過ぎていく氷柱は高さとギロチンの自重もあって二つに分断されるが先端は生きている】 【男は取りこぼした氷柱を避けたり捌いたりして回避しようとする】 【しばらくして少年の足元にふっと影が浮かぶ】 【ギロチンの上を跳躍し男が少年の方に向かっていく】 【そのまま足を上げ少年の頭をかかと落としする体制になった】 【よく見ると男のローブの腹部には小さな穴が一つありそこから血が滲んでいる】 【少年の氷柱を完全には捌けなかった様だが男はそんなことを気にせず笑っている】 /すいません急用が入ってしまいました。夕方あたりならまた再開できると思います http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/371
372: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 13:31:09.31 ID:GnKstlJy0 >>371 「あひゃ!褒められた♪」 【轟音を立てて落下するギロチンが氷柱を切り裂く】 【そして防御の難しい頭上か襲う青年の踵】 【その攻撃にたいして少年は顎を引いてそのヘッドギアで受ける】 ______ズンッ! 【重い音とともに少し体がぐらつくがすぐさまその足を両手で捕まえようとする】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/372
373: 柳小猿+小狐 ◆5CR8PxLmeE [sage saga] 2015/03/13(金) 14:43:36.77 ID:2+lj2K090 >>347 『―――。』 小狐は何も言わない。鳴き声一つあげることもない。 小さな瞳の奥に潜むその感情は…怒り。相手の傲慢な態度へのものではない。寧ろ相手の言っていることは正しいのだ。 そう。その男を殺す理由は極めて私怨であり、それは小猿と小狐のエゴでしかない。 どうしようもない。主人の醜い感情の行き場は主人の心の中の何処にもないのだと。 名前を不意に呼ばれれば、今まで微動だにしなかった小猿の小さな身体がびくりと震える。 ハッと息を呑んだのち小狐がこちらを向くのが気配で分かった。 僅かに顔をあげてみればやはりクリシュティナは冷たい表情のまま。 何か言わなければ。そう思った。 「……そんな、わたしは…そんな決意は、あるに……決まって、ます。だって、そのためにわたしはここにいるのに…。 例え刺し違えても、あなたが言う通り、あの男を殺めた後にわたしが死んでも、わたし、わたしは……。」 自然と声は震えていた。 つっかえつっかえの言葉を紡ぎ、肩を震わせる小猿は、怯えているようにも見えただろう。 声は再び音量を増す。自分に言い聞かせるように、何度も言葉を反芻した。 それは次第に目の前の相手へ向けた言葉ではなくなってゆく。 「できる、できます……そんな覚悟あるから…絶対、絶対に失敗しないから…だから…!」 怖く、なんか。 /お待たせしましたー! /お返ししておきます! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/373
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