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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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391: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 22:53:53.89 ID:GnKstlJy0 >>396 【ズグリ___と確かに肉を切り裂く感覚、と同時に戟を引き抜こうとするが『抜けない』】 「あれれ?」 【クルンと体を戻すと共に顔面を捉える拳】 「んむぅっ!!!」 【瞬間、拳にヘットバットを叩きつけるがそれでも彼の軽い体は宙に浮き、地面に背中から叩きつけられる】 「___________カハッ!!!」 【左半身の負傷により受け身が取れずに身体中の酸素を全てはきだしてしまう】 「あはは、すごいね!」 「でもさ」 「僕が『そう』するのは『これ』が出来るからなんだよ!」 【そうすると左肩と左足の傷口が最先端医療宜しく損傷した組織が凍り付き更なる流血を防ぐ】 【そして体を庇いながら上半身を起こし、いい放つ】 「おにぃちゃん、そのままだと『ボー』ってなって直ぐに『動かなくなっちゃう』よ?」 「それともさっきの火でジューって焼くのかな?」 「無理だよね………そんなに奥まで怪我しちゃったら……あひゃひゃ」 【そして、とろけるような極上の笑顔で】 「えと、お疲れ様!おにぃちゃん……」 【声だけは元気一杯に『労う』】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/391
392: 天野ソラ ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/13(金) 22:59:19.26 ID:OELWWZ5Jo >>389 【手を伸ばす、その理由は何であろうか……助けを求めているというのが有りがちだが、もしかすれば引き込もうとしているのかもしれなかった】 【故に手を差し伸べればどうなったものかわかった話じゃない、そう思うのが普通だ】 【だが、代わりに影が、その手に伸ばされる。影が這った後は焔が揉み消されるように消えていく。影は生物ではないから故に焔の効果はないのだろう】 【そのまま体の上を這う影によって少年を覆う鉄紺色の焔は消されていく。とはいえ全てが完全に消火されている訳ではなく、少年の体の内から僅かずつ燃える焔が残っていた】 【だが、全身の焔が少なくなればその分負担も減っていったのだろう、いつの間にか少年は落ち着いて息を整え出していて、その眼を真っ直ぐ女に向ける】 ……アンタ…は……!何だ……! その……眼を……ッ!! 【理由はどうあれ、魂胆はどうあれ、助けられた形になるのだろうが、感謝より前に疑問と、憎悪の感情が出た】 【何故、自分を助けたのか。お前は何者か。そして、その愉悦の笑みが憎む者の口元を嫌なくらいに思い出して、八つ当たりに憎悪が向く】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/392
393: ディック ◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/13(金) 23:06:28.23 ID:rwMZDKSso >>390 ゼン=カイマなら行き方知ってるぜ! 【何やらお悩み中のサフィアに声がかかる。若い男の声だ】 【その方向にいたのは薄いブロンドの青年。十字架にカソックという神父姿がサフィアへと歩いていく】 【やたらと小さく見えるのは遠近法のせいではない。そもそもそんなに離れていない。彼の、年の割に低い身長のせいだ】 頭空っぽにして「神様万歳」って斉唱できるようになりゃ、真っ白か真っ黒な使者がやってきて連れていってくれるだろうよ 一日につき五回ぐらい、ゼン=カイマの方角に向かって土下座してても連れていってくれるかもな その間、周囲の連中には白い目を向けられるかもだが気にするな。宗教都市に行くためだからな! 【ぺらぺらぺらぺら…………】 【流れるように真っ赤な嘘をつく神父。神様万歳と言っても土下座しても使者はやってきてくれない。警官か医者ならくるかもしれないが】 【もちろん神父の顔には『嘘です』とでかでかと書いてある。おちょくる気満々だ】 …………久しぶりだな、ロリコン女ぁ もう、女の子は追いかけてねえだろうな? ん? 【サフィアの隣まで来て最後の一言も前回のことを持ち出す。ディックの顔はにやついていた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/393
394: 金梨 厄介 ◆IjMn4A7nco [sage] 2015/03/13(金) 23:11:14.87 ID:qBhkIUJOo >>387 【ギギギ、と音を立てながら開く扉。どうやら来客のようだった。】 【周囲の喧騒に掻き消された扉の音の後、入ってくるサラリーマン風の男。】 【一見場違いで、本人もそう思っているのか少し居心地が悪そうだった。】 【そのままカウンターへと足を進めるのだが、途中金梨に気が付いたギャングや自警団の目の色が変わる。】 【男の通った後には、先程の喧騒が嘘のように静まり返り、緊張が張り詰めていた。】 【それもそのはず、実のところ金梨はあらゆる組織から多額の負債を抱えており、】 【裏では通称カネクイムシと呼ばれているプチ有名人だったのだ。もっとも有名になってもロクな事はないが。】 【そしてカウンターへ辿りつく頃には、BGMが一番自己主張をしている。つまり静か。】 【嫌な雰囲気だなぁ、敵しかいないのかなぁ。なんて思いチラリと周囲を見ると、周りと異質な男を発見する。ヒライだ。】 えーっと……あなたもこういう所には不慣れなんでしょうか……? 【一人でこんな静かな空間にいるのは堪えられないと、ヒライに話し掛けてみることに。】 【まあヒライが浮いてるからギャングでも自警団でもないに違いない、と短絡的に思考。安全な人物だと判断しているようだが。】 /いらっしゃればっ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/394
395: ロゼッタ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/13(金) 23:17:48.84 ID:kttN4/cDO >>392 【ゆるゆると、焔が消されていく。少年の呼吸が、整っていく】 【それを確認すると、女の影は蛇のような軌跡を描き失せていった】 【──すべてを消すことも、彼の体内から漏れ出る焔を消す努力はしない】 【苦痛を完全に無くさせてしまうことも、彼女にとっては面白くないことだった】 あら……私のことが気になるのかしら。 ふふ……何かと言われれば、ただの女よ。それとも、娼婦と答えた方がよくって? それにしても、酷い表情……誰かが憎くて憎くて堪らない──そんな、感じね ……どうして助けた、って言いたそうね。ふふ……それはあなたが、醜かったから 反吐が出るぐらい綺麗な場所を、ため息が出るぐらいの醜い場所にして……その中心に、あなたがいたんだもの ふふ、ふ……あぁ──素敵ね、あなた。何を……そんなに、憎んでいるのかしら──── 【くつくつと、また女は嗤った。そして一歩少年へと近付くと、その場に座り込む】 【──何かが起これば、咄嗟には動けない距離に、体勢。なんの、つもりなのか】 【ふ、ふ、ふ。また、嗤う。女は嗤って……少年に手を伸ばす】 【ひび割れひとつない、白い女の指先。彼女はその指先を、そっと、彼の頬に這わせようとしていた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/395
396: サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/13(金) 23:38:39.00 ID:hunoc+GgO >>393 【ゼン=カイマへの行き方を知っている、という声を聞いた瞬間、ぱっと顔を輝かせ其方を見るサフィア】 【しかしその目にカソックが映った瞬間その表情は険しくなり辺りにはひやりとした空気が漂いはじめる】 【そんな空気を知ってか知らずかぺらぺらと嘘を語り出す神父】 【明らかにおちょくっていると分かる言動。サフィアの表情は嫌悪感丸出しのものへと変わっていく】 【……勿論以前の聖職者だという事は覚えている、覚えているのだが彼と別れてから再会するまでの間にあった出来事が如何せん聖職者ヘイトを煽るものだったためか今や「助けられた事」より「変なレッテルを貼られた事」の方が強い記憶になっており】 【とどめとばかりに以前貼られたレッテルで呼んだものだから】 ……煩い去れこっち来んなレッテル貼るな消えろ聖職者 【こんなの出せるのかと驚かんばかりに低く冷たい声で返す】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/396
397: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金) 23:45:37.78 ID:JO7rvGgMO >>391 【殴った感触はあった、その瞬間初めてまともに攻撃を入れた気がした】 【まぁもっとも殴ぐる直前にヘッドバッドを拳に当ていくらか衝撃は軽減させたのだろうが、それでも通った】 【少年がなにやら言いながら傷口を凍らせるのを見せてくる、男の耳には届かない】 【別に傷のせいで耳が遠くなっているわけではなく、むしろ痛みにより男は生を実感していた】 【まぁでも大体言ってることはわかる、大方『お前は出来ないが僕の能力は凄いんだぞ』くらいのことだろう】 【ほとんど耳には入らなかったかが辛うじて『お疲れ様」と一言だけは反応できた】 【男は体に突き刺さる戟を強引に引き抜く】 【ズブズブと肉が裂ける音がし、やがては抜けその戟を男は乱雑に投げ捨てる】 【軽快な金属音と共に戟が地面に落ち、やがて金属音も止む】 ──はーははは!!あーははは…!! 【少年の労いに男は高らかな笑い声で応える】 【体に空いた穴のような傷口から血が噴き出してくる】 お疲れ様だぁ!?バカ言ってんじゃねぇよ、まだまだこれからじゃねぇか!! 血が止まるからなんだってんだ!それでなんか面白いことが起きんのか! 【大声で笑いながら男は少年にまくしたてる。男の足元にはすでに血だまりができているがそれでも男は二つの足でしっかり立っている】 ──斬首・乙─── 【不意に風が吹き男のフードがとれる】 【男の鋭い目は明らかに血走っていて正気ではない。むしろ狂気ともいえよう】 ──オラ御託はいいからさっさとこいよ、遊んでやんよクソガキ 【両手斧を模したギロチンを構え少年を誘う】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/397
398: 天野ソラ ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/13(金) 23:46:09.73 ID:OELWWZ5Jo >>395 【心の中を見透かされたような、それでいて馬鹿にされながら肯定されている、そんな物言いだ】 【何と返すべきかわからない、礼をするべきか怒るべきか、どうしたらヒトとして正解の反応なのか、もうよくわからなくなってしまった】 【ただ、心の中にあるのは強い憎しみ、向けるべき相手は目の前の彼女ではないはずなのに、抑えきれないそれが何かに向けざるを得なくさせる】 ……殺したい……奴がいる……!絶対に…何をしてもぶっ殺したい奴が……!! その為に……強くなる必要がある……!……ッはァ……力が……必要だ……! 【『何を憎むか』───憎む相手はただ一人、自分から全てを奪い去った、あの男】 【だが、自分の力ではまるで敵わなかった、どう足掻いたって届きそうにも無かった、その為に力を求める】 【その結果が『アレ』だ、訓練や修行と言えば聞こえはいいかもしれないが、そんな生易しいものではない。自分も他者も、全てを巻き込んだ厄介極まる大災害】 【しかしその程度でこの少年は諦める事は無いだろう、今は運良く助かったとしても、きっとまた同じ事を繰り返し、その度に周囲を壊して行く】 俺には……それしか無いんだ……!もう、何も無いから……!アイツからも全てを……! …ガ…ッ……!ァァ……ッグ!! 【頬を這う女の手を掴み、力無い手で握り締めながら、彼女の眼を真っ直ぐに覗き込む。光の無い眼には強くも歪んだ決意があり、その手は少年の物とは思えない程に固く、傷の治癒を繰り返した跡があった】 【少年には最早何も無い、友も家族も街も、全てが無くなり、躊躇う理由も後髪も引かれない故に、たった一つ残った自分をこうまでして追い込んでいる】 【誰も止めてくれる人間はおらず、誰も教えてくれる人間は居らず、まるでくらい水底をもがくように、我武者羅でしかなかった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/398
399: ディック ◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/13(金) 23:48:39.21 ID:rwMZDKSso >>396 【冷たい声にディックががくっとずっこける。思っていた反応と違っていた。多少怒るぐらいは予想していたがここまでとは】 【妙だと思い、神父はサフィアの表情をちらっと観察してみた。何やら嫌われていることがわかる、が何故かがわからない】 【前回のことを思い返してみても、それほどマズイことはしていない。しかし現実として相手の反応が芳しくない】 【一瞬で色々考えたが、それが会っていない間の経験ともなると、ディックにはまったくわからなかった】 おいおい……ご挨拶だな。いや、俺も相当だったが…… 虫の居所でも悪ぃのか? それともあれか、あれの日なのか? 【わからないままでは何ともならないので、神父は少女から聞き出すことにした】 【したが、言葉のチョイスがまたマズい。無意識だ。適当に喋ると元々の口の悪さが遺憾なく発揮されてしまう】 【微妙に神父の声はトーンが低かった。思ってもいない方向から冷たくされて、少しだけ傷ついていたりもした】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/399
400: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/13(金) 23:55:42.20 ID:GnKstlJy0 >>397 「うーん、別に面白いことは無いけどさぁ」 【と、この全てが狂った状態で至極マイペースに思案顔になる】 「ま、いっか!」 【そういうと青年の方をむきなおり体を支えるように地面に置く】 ズギャギャギャギャギャギャギャギャギャ 【最初の異変は青年の足元の血の海が凍りついた言葉、そしてその下から両手で斧を持っているが故に両手が塞がっている青年を下からから串刺しにしようと大量のつららが、鋭利な霜柱がつきだす】 【そしてその中に一本だけ繋がれた氷の鎖、それで戟を回収しようとする】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/400
401: ヒライ ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/13(金) 23:59:22.52 ID:98UQPPWco >>394 【タバコに火をつけながら、横に来た男に目をやった。だが、相手からすればサングラスで】 【それは見えないだろう。大きめのグラスに注がれた真っ黒なスタウトビールに口をつけてから】 【自分の間合いで話し始める。レスポンスには遅すぎるぐらいだが。彼は何の気のない風に】 …さあ。不慣れかどうかは置いといて、ここではアンタよりは有名じゃあないかもね。 ここにいる全員に睨まれるほど…不器用じゃあないと思いたい 【軽く笑って、煙草をくわえる。彼は相手の事情を知らないのもあるが、元々誰が相手でも気にしない】 【性分だ。アルコールさえあれば何処でもやっていける。警戒する様子はなさそうだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/401
402: リンロ・ルード ◆XQvP.AwpIw [sage] 2015/03/14(土) 00:05:18.18 ID:rCEqQ9vxo 【街中】 【夜も深まってきたのに、賑やかさは加速していく街】 【そんな街を一人の少女が歩いていた】 「…。今日は大変だったね」 【ポシェットの様に掲げられた不気味な人形に一人語り掛ける】 【その姿は正直言って狂気…いや。不気味だ】 「…あ」 【なんの偶然か、人形を支えていた糸が千切れて人形が地面に落ちる】 【そしてそのまま人並みに飲まれてどこかに行ってしまう】 「…どうしよう。探さないと」 【一気に落ち込みその場にしゃがみ込んでしまう少女】 【人々はそれを迷惑そうに避けて、各々の場所へと向かっていく】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/402
403: ロゼッタ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/14(土) 00:06:29.66 ID:Qs0+JQZDO >>398 【血反吐が出るほど足掻き、もがき、苦しんで尚消えない、消えるどころか増長する憎しみ──彼の様子は、そんな風に見えた】 【また、口元が歪む。笑いを堪えるため、喉がなる】 【非力な少年の力を指先で感じながら、女は暫し言葉を抑え、思考した】 【──今の彼に何らかの言葉をかければ、多少なりとも彼はその影響を受けるだろう】 【彼女にとっての問題は、彼にどのような言葉をかけるか……その一点にあった】 ……ふふ。可哀想。頼れる味方も、友達も、恋人だっていないのね でも……分かっているでしょう──? このまま「コレ」を続ければ、あなたはその「アイツ」を殺す前に、死ぬわ そうなってしまっては……意味がないんじゃ、なくって──? 【……まずかけたのは、静止の言葉だった】 【先程も言ったが、彼女は娼婦。変に少年を死の方向に煽ってしまえば、どんな方面から話が漏れて客足が離れるか分からなかった】 【女は少年から、指を離そうとしない。振り払おうともしなかった】 【それどころか、もう片方の手で彼の手を包み込もうとすらしようとする】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/403
404: サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/14(土) 00:08:37.93 ID:OMkQxsvmO >>399 【ちらりと相手の表情を伺う神父をサフィアは軽く睨み「……何」と低い声で言う】 【その後に虫の居所が悪いのかアレかと尋ねられれば「……は? 」と更に低い声】 【一段と周囲の空気も冷たくなった気がして】 レッテル貼るだけじゃなくてデリカシーまでないとか……本当救いようがないよね聖職者って……ああ、デリカシーがないっていうかそういうのは元からか…… 正義として動いてる組織を格下に見て「我々はそれより高尚ですから」とか言えちゃう輩の集まりだもんね聖職者って…… 【ハッと鼻で笑えば口から出てくるのは彼にとっては全くいわれのない事で】 【……まあとにかく聞き出すことには成功しているといえばしているのだが】 それは兎も角さっさとゼン=カイマへの行き方教えてとっとと私の視界から消えてくれない? じゃないと……想像くらいつくよね? 【そして今度は嫌悪感丸出しの表情とはうって変わって笑顔を浮かべるのだが……】 【何となく黒い、そして怖い】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/404
405: ◆IjMn4A7nco [sage] 2015/03/14(土) 00:18:02.19 ID:NN7GWRKGo >>401 【泥みたいな色の酒を飲んでるな……なんて思いながら、金梨は返答を待つ。】 【サングラスをかけたヒライはどこを見ているのか分からず、不気味な印象を与えた。】 ……不器用、ですか。確かに上手く立ち回ればここまで敵視されることはないかもしれませんね。 【ヒライのどこかはぐらかしたかのような独特な言い回しに戸惑いながら言葉を紡ぐ。】 【これは巷でいうハードボイルドというやつなのだろうか?などと思いながら。】 でも、あなたは追われる側、つまり私に近い側にいるような気がしますね。 なにか面白いことでもやらかしたんですか? 【まあ追う側か追われる側の二択で、さらに自分を見ても敵対しないということは……という簡単な推測を立てて質問をする】 【きっと、どこかで悪名の高い男なのだろう。まあ自分に害を及ぼさなければどんな男でも良いのだが。】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/405
406: ディック ◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/14(土) 00:24:23.29 ID:Zly+2sUao >>404 【睨みに低い声。神父はそのあたりは一度わかってしまえば動じるようなタイプではなかった】 【だが周囲の空気が冷たくなったのを感じ取ると、その僅かな危険に反応。彼は少女に左半身を向けるように動いた】 【徒手格闘を行うときに彼がそうしてきた、鍛錬を受けてきた人間の自動的な動きだった】 【身体が勝手に動いている間に神父の頭は少女の言葉の意味を考えていた。どうにも身に覚えがない。デリカシーがないとかは無視】 【すぐに答えは出た。つまり、自分以外の聖職者によくない思い出があるようだ、と】 い、いや、待てよ。お前の言ってることは俺と関係ねえだろうよ……! どこの誰にそんなこと言われたのかしらねえけど、むしろレッテル貼りしてんのはお前だぞ! 【動じないと言ったがあれは嘘だった。腹黒い笑顔を見せられて神父は冷や汗を浮かべている。怖い】 【正義組織について思うことは彼にも色々あったが、そんなことよりはまず少女をなだめることを優先した】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/406
407: 天野ソラ ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/14(土) 00:30:17.22 ID:3JT5C0NSo >>403 【このまま続けていれば、成し遂げる前に自分が死ぬ───そんな事わかっていた、痛い位に理解していた、けど】 【じゃあ、『だから止めろ』というのか?ここで復讐を諦めてしまえばそれこそ何のためにこうなったのかわからなくなってしまう】 【悪意の泥に身を落とし、自分の吐いた血反吐と涙に塗れながら微かな光へと這いずって来たのに、ここで止めたら何処へ行けばいい?】 【彼は既に、身も心も復讐鬼へと堕としていた、最早帰る道は無く、横に逸れる道も無い】 【その事実と、何より、女の反応が逆鱗を撫で上げる。偽物の優しさが心を溶かそうと近寄ってくるのが、言いようも無く不愉快だ】 ───ふ……ざ、ケルなッッッ!!! 【感情の爆発、苦しげな叫び声をあげた少年は、女の手を振り払い、距離を取りつつ跳び起きる】 【今まで苦しんでいたとは思えない動きだが、しかしそれは虚栄の力、体力がほぼ無いのには変わらず、それが今も奪われつつあるのもまた事実】 【苦しそうに左手で胸を抑え、息を荒げながら、怒りに満ちた眼が女を睨み付ける】 俺は死なない……!復讐を遂げるまで、俺は俺を犠牲にしてでも、何を犠牲にしてでも死にはしない!そう……決めたんだ!! そうやって、知った風な口をきいて、俺の邪魔をするんじゃない!! ───邪魔をするなら、テメェも殺すぞ! 【こんな言葉はただの強がり、虚言でしかない、それは自分がよくわかっていた】 【それでも認めたくなくて、認める訳にはいかなくて、認めれば自分自身が全て無駄と消えて虚となってしまうから、例えただの意地になっても信じるしかない】 【『自分を止めようとするなら、お前も殺す』、全てを犠牲にする覚悟のある少年に、邪魔物を消す行為が付いてくるのは必然だ】 【……いつしか、少年の目からは涙が溢れていた。いや、涙ではなく赤い血が、泣くための涙は枯れ果てて、その代わりに流れるのは赤い血涙】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/407
408: ヒライ ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/14(土) 00:36:18.96 ID:kgfaOQ7Ao >>405 【男は相手の顔を見て話すなんてそんな常識じみたことはせず、カウンタの前斜め上に設置された】 【テレビの方に身体を向けながら、話を続ける。泥のようなビールは見た目とは裏腹にパンのような】 【香ばしい香りを放つ。テレビでは単調な声のアナウンサーが今日の出来事を振り返っている】 まあ…器用な生き方なんてしない方がいいよ。上手に生きて、得られるもんなんてたかが知れてる 見ろよ。あのニュースの背広共。みんなおんなじ顔して、おんなじ目をしてる。死んだような…… 【ニュースでは何処そこの会社の不祥事を詫びる記者会見のダイジェスト。遠回しな説明と】 【テンプレートの謝罪。記者の質問も慮ったような形だけのものだ。フラッシュだけが眩しい】 勘がいいな、兄ちゃん。当たりだ当たり。……面白いかは別だけどね。所詮はチンピラみたいなもんさ …じゃあ何をしたかを第二問にしよう。ヒントは…ジョンディリンジャー。当てたら奢ってやる 【楽しそうに彼は笑う。これだけでわかる人間はなかなか居ない。映画好きか、同業者ぐらいか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/408
409: サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/14(土) 00:41:10.61 ID:OMkQxsvmO >>406 【自分とは関係ない、と言われればサフィアは一瞬考え込み】 ……ん? 貴方ゼン=カイマの奴じゃないの? そうだとしたら同胞さんに言われたんですケド? 【などと軽く詰め寄り】 ……あ、でも保身の為に「そうじゃないよ」って嘘とか吐かないでね? 寒空の下、氷漬けにはなりたくはないでしょ? 【また腹黒い笑顔を浮かべるのだ】 【……本当にこれがあの少女なのだろうか】 【因みに正義組織云々の話はサフィアの勘違いなのだがそれは多分別の話だ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/409
410: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/14(土) 00:45:52.65 ID:A2kKNbAhO >>400 ハッハー!! 【至極楽しそうな笑い声があたり一帯に木霊する】 【足元から物音が響きすぐさま異変に気づく。そして視線を落とすと足元が凍ってきている】 【下から串刺しにでもする気なのだろうと瞬時に理解し持っているギロチンを地面に振り下ろす】 【地面に振り下ろしたギロチンは血が跳ねる音や霜が割れる音など様々な音を立てて突き刺さる】 【突き刺さる両手斧を模したギロチンの柄を踏み台にし跳躍、落下位置は少年の方向ではなく男が投げ捨てた戟の方向】 【さっきまで男に突き刺さっていて男がそれを投げたのだ、当然少年の鎖よりも早く戟にたどり着き戟を踏みつける】 【氷の鎖が戟の方向に向かっていくのを確認し横から鎖を掴む】 【この戟は男の用意した餌だった】 【どんな絶大な能力だろうと使用者は少年だ、肉弾戦ならこっちに武がある】 【だったら奴は武器を拾いに来るだろう、そう思っていたが案の定だった】 【加えて奴の武器はボロボロだ、武器なんていくらでも替えはきくだろうに。そこに男は何かあると思い餌を巻いたのだ】 【鎖を掴んだ腕が冷たい。凍傷どころか指が取れそうなくらいに】 【だがそんなことはどうでも良い、掴んだのだ】 【男のしてきた攻撃のかかと落としやただの拳。だがかかと落としで動けなくなり能力で脱出され、対処はされたが拳は効いた】 おらよっと!! 【能力や戦い方は絶大的な強さを見せるが純粋な力勝負では此方側に武がある。そう思い凍傷で手の皮が剥け用と御構いなしに力任せに鎖を引っ張る】 ──斬首・甲── 【引っ張りながらギロチンを設置。今度は二枚。一つは鎖を引っ張っていったら少年が引っ張られていくだろう場所の頭上に、もう一つは今少年がいる頭上に】 【鎖をを一層強く引っ張る、力を入れるごとに男の傷から血が吹き出すが御構いなしだ】 【そしてギロチンが頭上から落下していく】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/410
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