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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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40: 鳩ヶ谷 廉 ◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/08(日) 17:33:19.52 ID:ZKPQqFCTO 【公園】 ──ふゥ。 毎日全身筋肉痛だぜ…。飯食ってる間も持ってるようにしてるからな…。 【黒い和風外套及び帽子、白い革の手袋を填めていて、】 【右手にはクレイモアのような、鞘に収まる両手剣。】 【沈む夕陽に当てられながらのんびりと和らぐ、中肉中背の、自警団の青年である。】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/40
41: りえる ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/08(日) 17:39:38.81 ID:Q/wlQ8oQO >>38 なるほど、お姉さんも苦労してるんだにゃーん 【鈴音の身の上話を聞きながら、相槌をうつ】 【少しの内容だが、彼女も苦労したんだろうなと想像し】 【その間に、鈴音がりえるの名前を呟いていた】 ……お姉さん? 【そうして、きっと鈴音自身でも考えが纏まっていなかったのだろうと】 【言葉も切れ切れで、困った様子の彼女が、話し出すのを待って】 …………………………あぁ 縁ってものは、複雑だよぉ 【最初は酒場かぁ、なんてぼんやりと考えていたが】 【続けて彼女の口から聞かされたのは】 【あの時、あの場所で、あの戦った怪物が】 【見せつけるように連れ去った、かの女性の名前】 【ここで、繋がるのかと、彼女はひとりごちる】 ……そうだねぇ、りえるは、その人に関してはあまり知らないけど 【そうして、おもむろに】 【鯉や鴨に餌を投げつけながら、鈴音を気遣うように話始めた】 【あの場で起きた事を、ゆっくりと】 【同時に、きっと話を聞けば、りえるがその場に居たことは明らかに分かるだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/41
42: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/08(日) 17:50:24.61 ID:PPzdF5OR0 >>41 …………? 【はじめ、彼女は緩く首をかしげた。それは、縁について零した、りえるの言葉を不思議がって――】 【知り合いだったろうか、なんて、思ったのだろう。きっと――まさか、その場に彼女が居たとは思っていない】 【だけど、すぐに。りえるが語れば、彼女は自分の勘違いに気付かされて――、きゅ、と、唇を弱く咬む】 ――そっか、あなたは、……りえるはあの場所に居た、んだ、 それで、セリーナが、どうしてか分からないけど、あの場所に居て……さらわれた? 六罪王、ね、……見たことあるよ。お話したこともあるの、――助けてもらったことも、あるし。 この前も。知らないままでお話したの、……でも、そのひとは、知らないや。テレビでも、見たけど――。 【基本的に戦うのを苦手とする彼女は戦場に出ることがまずない、それなら、そんな場面のことはテレビ他で知るほかなく】 【居合わせたひとから話を聞くのは珍しい、――ひどくリアルな話を聞かされて、彼女は、少し眉をひそめたが】 【話はきちんと全部聞いて。だけど、特別に気にしたのは、やはりその話も終わりの頃合、“彼女”の辺りだ】 【――カノッサの、その地位の存在。知っている顔の中にあった、いつかの半魔と、……あの、芸術家】 【手紙を渡すように頼まれて――言われたとおり渡したときに知らされた、それは、もう、驚いたとか余談だけど】 どうしたらいいんだろ……。 【はぁーっと大きなため息が一つ洩れる。お日様はこんなにもぽかぽかと暖かでまばゆいのに】 【その光も雲ってぼやけてしまいそうなくらい、――気が重い、というか、なんだか、重たい気持ち】 【ふと視線を落とした鯉の群れはよく見れば気持ち悪く思ってしまいそうで、彼女は、さっきのりえるの真似をするように】 【遠くの鴨へと、ぽいぽい餌を投げ出して、なんだか現実逃避でもしているようだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/42
43: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 17:50:54.68 ID:vyoYemmlo >>39 そうですねえ、金は天下の回りものとはよく言ったものです 実際に放っておけば腐るのならみんな使ってくれそうですが 【貯蓄率がどうとか、マクロ経済がどうとかと、聞き齧っただけでよく覚えていない言葉を思い浮かべながら同意する】 【こういうときにそういった言葉をスラスラ言えたらかっこいいのかなぁと思いつつ、それもまた嫌なやつだなぁと、ぼんやりと思ったり】 【そんなことを思っているうちに男から黒い物体を投げ渡され、日傘で手が塞がってるわりに危なげなくキャッチする】 ほぉー、それであんなにポンポンと出てきていたと…… でも、綺麗でいいじゃないですか。何も争いに打ち勝つことだけが能力の価値でもないと思いますよ 【手の中の物体を色々な角度から見つめながら、男のぼやきに返す】 【それは、同じく何かを創りだす能力を持ちながら美しさのかけらもない武器しか作れない、彼女なりの羨望でもあるのかもしれなかった】 【隣の芝生は青い、無い物ねだりとはよくできた言葉である】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/43
44: スターダスト ◆vrv2g2Oz1g [sage saga] 2015/03/08(日) 18:05:16.75 ID:DRup5nugo >>43 えー。男ならやっぱ、ドバーンと出て来てズバーンと敵を倒せちゃうような、恰好いい能力が欲しかったっすよー。 そしたら出世も出来てただろうし、そもそもこんなホワイトカラーな仕事にしがみつく必要も無かっただろうし? 【相手の思う事を知らぬまま、不平不満をダラダラと青年は並べていく。こちらは、強さへの羨望がありありと滲んでいて】 【「襟は白でも仕事は真っ黒っすけど……」なんて愚痴を最後に零し、よっ、と堤防から降り立った】 ところで……寒くないっすか? 割り勘で良けりゃ、近場の喫茶店でお茶してもイイっすよ。 俺もどーせサボリ中だしー……あ、つーかどこかに向かう途中?っすかね。送ってくっすよ? 【つい、と指差す先は停めてある黒い車。仕事用の物なのか、覗く中は少し雑然としていたが】 【まあ、見知らぬ男の誘いだ。断るのも自由だろう──適当な感じからして、本当に暇を持て余しているだけにも見えたが】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/44
45: ◆14QnPuPSMc [saga sage ] 2015/03/08(日) 18:08:44.87 ID:Q/wlQ8oQO >>42 【話を終えて、どことなく暗い雰囲気が流れて】 【りえるも少しの間、ぽーんと投げて】 でもねー、諦めちゃだめだにゃーん 【ぽつりと、また話はじめる】 縁っていうのは、強いものでねぇ そうそう、簡単には切れない物っす だから、キミが望むなら、きっとまた会えるはずだ ……受け売りだけど………… 【そうして、彼女なりに慰めるように話す】 【何となく、放っておけないのだ】 それにそれに、待ってる人が居るのって、きっと嬉しいと、思うんだ だからぁ今はわからなくてもぉ その、セリーナさんが戻ってくるのを信じてさ それで、戻ってきた時に精一杯迎えてあげる それだけ決めておけば……大丈夫、じゃない? 【珍しく、一つ一つ選ぶように】 【若干、何かズレている気もしなくは無いが】 【ゆっくりと、ゆっくりと話した】 りえるには……無かったからね…… 【そして最後に、本当にぼそりと】 【バシャバシャと鯉が跳ねる音に紛れるように、呟いたのだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/45
46: リリルカ・メリフルアス ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日) 18:10:43.38 ID:+Qvcubdxo >>40 ん〜……暖かく、なってきましたわね……。 【散歩がてら、公園へと辿り着いた。春の訪れを感じる風に目を細める】 【白い長髪、白を基調とするワンピースを風に揺らめかせて】 【少しまだ肌寒い所為か、羽織ったカーディガンを長手袋を付けた両手で掴む】 【そんな彼女はぴたり、と立ち止まり男を見つけて思わず】 ………うわあ、脳筋、ですわ。 【声に出してしまったそうだ。胸以外の箇所が華奢な彼女からすると、ちょっと怖い】 【じーっと琥珀色の双眸で見つめてしまうが―――瞬間、我に返り視線を逸らす】 /おられましたら! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/46
47: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/08(日) 18:24:13.58 ID:PPzdF5OR0 >>45 【「そうかな」、そう、小さく呟く声がした。諦めちゃ駄目、それは分かるけれど】 【これは諦めるべき案件なのだろうかとか一瞬思ってしまって――まだ、そんなに必死になれていない】 【現状をよく分かっていないからこそ、曖昧に感じてしまうのだろう、わざとではない、けど、】 そうかな……でも、また、セリーナには会いたいな。 セリーナにいろんなこと教えてもらうの、それでね、わたし、強くなるの……。 だからセリーナが居ないと困る、夢が叶わなくなっちゃうかもしれない、……だけど――。 ――そうじゃなくても、セリーナには戻ってきて欲しい、きっと、お客さんも、みんな……心配するもの。 もちろん、わたしも。 【それでもまた会いたいという気持ちならたくさんある。だって、まだ、いろんなことを教えてもらっている途中なのだ】 【まだ何も覚えてないし知らない。もっと教えてもらわないと、約束したのだ――ちゃんとやるって、決めたのだから】 【ただもちろんそれだけではなく、あのセリーナが居ないと店がなんとなく元気のない感じがする。足りない、明るさとか】 【セリーナのあの性格があってこそのUNITED TRIGGERの酒場、彼女は、組織としてのほうにはあまり関わらないけれど】 【きっとそちらのほうも困っているだろうと思う。だって、酒場だけでも、――少なくとも、自分は、そろそろ困りだしている】 ……わたしもね、ひとを待たせちゃったことがあるの。何日とか何ヶ月じゃないよ、もっと、ずっと。 でも待っててくれたって知ったときは嬉しかったし――ちっとも覚えてなかったけど、それでも。 …………そっか、じゃあ、わたし、ちゃんと待ってよう。 きっと、帰って来てくれるよね。みんなが、連れてきて、くれ――、……。 【ぱっと餌をばら撒く、鴨がついばむ、それを見ながら。話すのは、ちょっぴり、自分のことだ】 【待っていてくれたら嬉しい、その言葉を聞いて思い出したみたいに――懐かしむみたいに、少しだけ】 【その気持ちを思い出せば。自分には戦う力なんてあんまりないけれど、待っていることなら、きっと、出来るはず】 【だけど――待っている、誰かに任せてしまう、それに。少しだけ悲しげな目をして、言葉はお尻の切れた蜻蛉のように】 …………だったら。わたしがりえるのこと、待っててあげる。 どうせセリーナのこととか待つんだから、ついでなの。……何から帰って来るのを待つのかは分からないけど……。 どこかへ行くなら、どこかで待ってるの。それじゃ駄目かな、会ったばっかりじゃ、だし――? 【途切れそうな呟きは、よく聞こえなかった。だけど、大体の輪郭くらいは拾ってしまって、聞こえてしまったなら】 【無視をするのはひどい気がして、――それなら、少し黙ってから、紡ぐ言葉はそんなものだ。ぼんやりと優しい言葉】 【多分根からそれなりにいい子なのだろう。下心もなく、何もなく、ただ、素でそんな言葉を言い出す程度には】 【セリーナを待っているついで、だなんて言って。屈託なく笑ってみせる、にこりと笑えば――ひどく、あどけない顔に見えた】 【――だけど、言い終えれば、妙なことを言ったような気持ちがするのだろう。少しだけ、気まずそうに、視線を逸らした】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/47
48: 鳩ヶ谷 廉 ◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/08(日) 18:24:50.47 ID:ZKPQqFCTO >>46 【確かに大剣握ってベンチに座る男なんて不信ったらありゃしない。】 【自警団の紋章がなければ通報ものである。】 【──ひとまずそれはおいといて、青年は視線を感じ少女のほうへ向いた。】 【そして放たれる、脳筋という言葉──迂闊という感じが本意なのを現している。】 の、脳筋……? ──あ、そうかなるほど……あ、いや、違うんだ! 誤解だ! そんな危なっかしいみたいな目をされると困るッ! 【青年としては不本意な評価。誤解を解こうと少女に接近をし──】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/48
49: 鳩ヶ谷 廉 ◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/08(日) 18:25:10.78 ID:ZKPQqFCTO >>46 /よろしくお願いしますッ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/49
50: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 18:27:48.57 ID:vyoYemmlo >>44 ドバーンでズバーンですかー……やっぱり男と女ではそういうところへの感情って違うのかもしれませんねぇ 【男の語った能力への願望に、いかにもな少年らしさのようなものを感じる】 【確かに、美しいものへの執着などは女の方が強いだろう──それで望みの能力は目の前の人間が互に持っているというのは、皮肉なものだ】 【まぁ、男のそれには彼女のそれにない切実な要素も含まれているようだが】 そうですねー、だからこそちょうど上着を買いにいくところだったので……え、いいんですか? じゃあ、お言葉に甘えましょうか 【一見すると防犯意識のかけらもない返答だが、別に彼女も誘拐されたくてそう答えたわけではない】 【今までの会話や手元の物体をみる限りでは、自身の能力があればもし誘拐でもされかけてもなんとかなるだろうという、滅茶苦茶なめくさった考えによるものだった】 【まぁそれ以前に、男がそう悪い人にも見えなかったという前提条件はあるのだが】 【この判断が吉と出るか凶と出るかは、今は考えても詮無き話である】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/50
51: リリルカ・メリフルアス ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日) 18:34:22.88 ID:+Qvcubdxo >>48 (脳筋ですわ……ああいう殿方は、大体オツムがアレですわ……) 【ほわんほわん、彼女の中の経験則による偏見の回想が始まる】 【そうだ、ああいうタイプは先日の商談でも出会った―――って、思い返している場合ではない】 ―――――えっ、きゃっ!? 【完全に彼を踏み台に思い出の世界に浸りかけていた】 【その所為か、彼の誤解を解く様な言葉を聞き逃していた―――つまり?】 (なんですの、なんですの、何か怒ってらっしゃる―――ッ!?) 【彼女の眼からは”何か声を荒らげてこちらへ向かってくる脳筋”という認識に】 (逃げなきゃ……あっ!?) 【踵を返して公園の出口へ向かおうとする―――が、運動神経なんて皆無だった】 【焦りからか、方向転換中に足をくじいて、その場に転倒してしまう】 【年を感じた。若い頃はもっと動けたのに。そう感じる22歳だった】 /よろしくですっ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/51
52: りえる ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/08(日) 18:40:21.04 ID:Q/wlQ8oQO >>47 【じっと、相槌を打ちながらも、鈴音の話を聞く】 【うまく伝えられた自信はないけれど】 【少しばかりでも、伝われば、よかったと思う】 【そうして聞きながらも、彼女に対して再び口を開く】 待つって事はね、きっと、動く事よりも辛いよ… ……………うん 【りえるも、少しばかり言葉が出ない】 【どうにも、申し訳なく感じて】 【変わりに、そっと寄り添う事にしたのだった】 …………………………………………………… ……ううん 嬉しいよ、それ ……ありがとう! 【そして更に続く鈴音からの提案に】 【思わず、本当に思わず黙ってしまうが】 【少し経つと幾ばくかの恥ずかしさを浮かべながら】 【それでも真っ直ぐに見詰めて、感謝を示す】 【しかしながら、なんだか気まずそうな様子は伺うと】 【ちょこんと、首を傾げるのだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/52
53: 鳩ヶ谷 廉 ◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/08(日) 18:41:36.87 ID:ZKPQqFCTO >>51 違う違う違う違う──、違うんだ ああちょ逃げないで ッ! 【脳筋迷惑野郎の烙印を払拭すべく大剣持ち接近、】 【そしてその表情は明らかに怯えているので言葉に熱が入る。──余計誤解を招く。】 【少女が逃げようと踵を返せば青年も足早になり──】 【公園を利用する数少ない人たちはひそひそとこちらを見ていて。】 俺はその自警団としての強さを持とうと!── って大丈夫か? 【さあこれから弁解を、ってときに相手が転んでしまったので、あっけにとられつつ手を差しのべ、】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/53
54: スターダスト ◆vrv2g2Oz1g [sage saga] 2015/03/08(日) 18:44:02.55 ID:DRup5nugo >>50 男はやっぱいつまで経ってもヒーローに憧れるっすからねぇー。映画の好みの違いみたいなモンじゃないっすか? ……あ、映画は行かないっすからね。高すぎるんすよねーアレも……1回2000近くとか正直舐めてるっしょ アクションモノ見てーのに……はぁ。 【逐一金への警戒心が出る辺り、よほど貧困に喘いでいるのか。まあ、昨今の若者らしい姿ではある】 【彼も寒かったのか、相手が答えるより先に懐から車のキーを漁っていた。社用車も旧式らしい、香るブラック臭】 あーなるほど、そうだったんすね。風で飛ばされちゃったとか? ……は、流石にないか ハイ、中汚いっすけど、邪魔なものはどかしてイイっすから。えっと、近場の店? 【後部座席を適当に片付けて、どうぞとドアを開く。割と大事そうな書類やら、怪しげな金融会社からの請求書が散らばっているが】 【古いのと、少々タバコ臭いのに目をつぶれば、普通の車。相手が乗れば、青年も運転席へと着き、車のエンジンを掛けた】 【問うのは行き先、適当な場所を言えば大体は通じるだろう。場所が分かれば、青年はギアをドライブに入れ、目的地へと発進させる】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/54
55: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/08(日) 18:50:24.33 ID:PPzdF5OR0 >>52 わたしもね、みんなみたいに力があったなら、戦えるのに。 誰かのために戦ってあげたり、護ってあげたり、きっと、出来るのに――。 りえるは強いんだね、……だって、わたし、怖くって近づけないもの。 【ちょっとばかしの願望だった。強くなれば、強くなれれば、きっと、もっといろんなことが出来る】 【だけど少なくとも今の自分は臆病だと思う、怖がりで、弱虫で、ついでに言えば泣き虫だと思うし、】 【全うな戦いというのを知らないで過ごしてきた。知っているものといえば――弱いものいじめとか、虐殺、みたいな、】 【最後にちょっと自嘲気味に笑う、きっと戦う力が足りないんじゃない、戦うだけの、心が足りない彼女は】 【少しだけ憧れるようにりえるを見つめて――、――恥ずかしいように逸れた。それで、また、少し唇を噛んで】 ……――、じゃあ、わたし、あなたが帰って来るのを待ってる。 きっと帰って来て、……そう、だね、普段はUTに居ると思う。夜のほうが、居るかな――。 わたしに出来ることなんてあんまりないけど、……きっと待ってるから。 【初対面だのに恥ずかしいことを言ってしまったような気持ち。それでほんのちょっぴりの後悔をしだした頃】 【だけどりえるが言ってくれたのは思っていたより素直な言葉で、ちらり、と、窺うようにしながら、視線を向け】 【普段はあのお店に居るはずだと教える、場所は調べればすぐに分かるはずだ。風の国の、どこ辺りかとか】 【真っ直ぐに見つめられると、真っ白な頬を少しだけ赤くして。それから、小さく、「……やくそく」なんてつぶやく】 【ちらりと尋ねるように見せる右手は小指だけ解いた握りこぶし、指きりげんまん、櫻式に誓うかどうか、首をかしげて】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/55
56: リリルカ・メリフルアス ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日) 18:50:54.12 ID:+Qvcubdxo >>53 ――――――きゃんっ! 【ずさーっ、とうつ伏せに転倒、変な声、出る】 【こういう時、自分の胸はクッションになって良いものだ――なんて、思う暇もない!】 ………え、と。 【上半身を起こして、振り返った先には脳筋認識の彼が手を差し伸ばしていた】 【転倒した際に乱れた衣服を直しつつ露わになった太腿を隠しながら、きょとんとしてしまう】 【束の間の沈黙、耳に入った”自警団”という言葉で】 ………………ごめんなさい。 【ぽそり、と謝罪の言葉を述べた。完全に早合点だった事に此処で漸く気づいた】 【羞恥の所為か肌も蒸気した―――周りの眼が、なんだか痛い】 大丈夫です、1人で立てますわ―――痛っ……。 【差し伸べられた手は取らず、1人で立とうとするが】 【転倒する際に挫いた足の痛みに、顔を歪めた。結局、その場でまたへたり込んでしまった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/56
57: 鳩ヶ谷 廉 ◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/08(日) 19:03:56.96 ID:ZKPQqFCTO >>56 ──え、。あ、いや、いいんですよ此方にも落ち度ありますし…。 【言葉で弁解するよりもこういう姿を見せる方が信用というものを得られるようだ。】 【誤解がとけたようだが、一難去ってまた一難、女性の顔色が悪い。】 【──誤解だったとはいえ…怯えさせてしまった自分にも、過失があるだろう…。】 大丈夫ッスか ?…立てないようなら俺にも責任あるし、ご自宅まで送りますけれど…。 【しゃがみこむようにして女性と視線をあわせれば、そう提案してみて】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/57
58: りえる ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/08(日) 19:05:36.64 ID:Q/wlQ8oQO >>55 【戦えたら】 【そんな言葉を、話を聞きながら、りえるは鈴音の様子を見る】 【きっと、これは自分では解けない悩み、思いなのだと思う】 【けど、口には出さないまでも、りえるは考える】 【そう考えれるなら、きっと彼女は今でもじゅうぶん『強い』と】 【だから、鈴音の、何かを含んだ眼差しも、真っ直ぐに見詰めた】 んー? ……あ、もしかして 【続けて、彼女が話した居場所を、名前を、頭に刻み込む】 【そして最後に、鈴音が出した手をこれまた首を傾げること三秒】 【ふと、研究所の仲間の一人とした話を思い出して】 ……約束、だにゃーん! 【すっと、りえるも同じようにしながら、小指を絡めるのだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/58
59: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 19:09:37.02 ID:vyoYemmlo >>54 ほんとですよねー、見たいものの殆どはレンタル始まるまで待つ羽目に……なんであそこまで高いんだか 【感性は違っても不平不満は変わらない、現実というものは非情である】 んー、ちょっと怪我人の止血にとっさに使わせちゃって、そのままそこに置いていっちゃったんですよね ちょうど家にいい感じのストックがなくて、この様です 【そんなことを答えながら、促されるままに車に乗り込む】 【彼女の説明に嘘はない──ただ、怪我人に怪我させたのは彼女自身であるということは言っていないが】 はい、ちょっと行ったところのユクロです あまり高いものを選ぶ余裕もないので 【男が乗り込んだのを確認して、某衣料品量販店の名を告げる】 【車でいけば10分しない程度の場所、だからこそ徒歩となるとそれなりの距離なので、この提案は結構ありがたいものだった】 【いかにも機密っぽい書類が見えてしまっているのはどうかと思いつつ、不快ということもないので黙っておく】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/59
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