[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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648(1): 金梨 厄介◆IjMn4A7nco 2015/03/18(水)20:58 ID:rfF8FLkho(2/8) AAS
>>646
【物騒な人が店主だな……まあこんな通りに店を構えているってあたりからすると順当か……】
【街ごといただく――なんていう台詞と独特の口調に少し戸惑いながらも店のものを覗き見る。】
へぇ……魂が籠もっているんですか……面白い表現ですね。
【適当に場をつなぐために発した言葉だったのだが、店主の思いのほか親切な商品説明に意表をつかれ】
【しかも中々興味深い話だったので食いつき、少々居座る気のようだった。店主の『比喩』が気に入ったらしかった。】
【しかし昔人間に貢がれた――とか、一体何を言っているのだろうか?】
【貢がれるということは位の高い身分にいたのか?いや、それにしては人間という種を見下しているような……】
【男は店主が持ち出した像を見ながらそう考え、一体何者なのか問おうとしたところで自分を見つめる視線に気がつく。】
【いや、実はもう少し前から気がついていたのだけれど、その現実から目を背けていただけなのかも知れない。なにせ像からの視線なのだから。】
省3
649(1): (山形県) 2015/03/18(水)21:16 ID:Q2YK1wGZo(4/8) AAS
>>648
「ククッ、そォうだろう――まッ、モノを作る奴らはみィーんな、魂を籠ォめるとか言ィうけどな」
【"俺様はそんな奴らとは違う"、その口調は暗にそう言っているかのような、小馬鹿にしたそれ】
【青銅像の頭を指先で数回ほど軽く――生き物に行うかのように撫で】
「んゥ? 視ィ線?」 「ククッ、――だァから言ィっただろう? 曰く付きじゃアねェと」
【――この頬のつり上がり具合、……もし本当に知らないならば、笑いをこらえる必要なんてない】
【すっ、と相手に向けて青銅像を差し出す店主】 【勿論、受け取るか否かは自由だ】
省5
650(1): 金梨 厄介◆IjMn4A7nco 2015/03/18(水)21:29 ID:rfF8FLkho(3/8) AAS
>>649
……まるで自分は違うとでも続きそうな言い方ですね。
先程の人間を見下した雰囲気といい、あなたは普通の「人」……ではないんですか?
【まあもっともこんなところに店を構えている時点で普通の人ではない訳で。】
【この質問には矛盾が生じるのだけれど、男は気付いているのだけれど質問する。】
【この人は何か自分と近いものを抱えているのか……?さっきニオイといいこの雰囲気といい……】
えっ、あ、触っても大丈夫なんですか……?
うわ……結構ズッシリとしてて重いんで――――ッ!?
【店主から青銅の像を受け取り、その重さに驚きながら、内心呪われるんじゃないのかとおっかなびっくりしながら像を検分し。】
【そして気が付く。動くはずのない青銅の蛇が自分の腕に絡みついていることに。】
省3
651(1): (山形県) 2015/03/18(水)21:47 ID:Q2YK1wGZo(5/8) AAS
>>650
「ほォう、――鋭い野ァ郎だ」
【瞬間、その目線に強い"邪気"が籠もった――攻撃のためか? 否、……単なる主張だろう。】
【もし攻撃の意志があるならば、もう既に何かしらの行動を起こしているに違いないのだから】
「確かに俺様は普ゥ通の人間とは訳が違い過ゥぎるな」 「どォの辺りが違うかはテメェーなァらわァかるんじゃアねェか?」
【と、腕に巻き付く青銅の蛇を見ながらのんきにそう言う店主。】
【すっ、と手を蛇に伸ばし――男が抵抗しなければ、その蛇を掴むだろう】
【それに成功すれば、蛇は巻きつきを止め、代わりに店主の腕へと巻き付くはずだ】
省3
652(2): 金梨 厄介◆IjMn4A7nco 2015/03/18(水)22:00 ID:rfF8FLkho(4/8) AAS
>>651
【腕に巻きついた蛇を見ながら暢気にしゃべる店主、早く取ってくれと言う目を向ける男。】
【そんな見えないやり取りがあり、ようやく蛇は男の腕を離れ、一息つける展開に。】
【しかし、あの蛇人に巻きついている姿は中々かわいらしいじゃないか。なんて思いながら、息を整える。】
えーっと魂が籠もったものなのに今まで名前がなかったんですか、ソレ……
【そんな店主の適当さに脱力しつつ。だがようやく今、店主の正体に確信がもてたようで。】
【判断できたのは店主の目の色。】
【以前、鏡で見たことがある目だった。やはり、似ている。そう、悪魔化した自分に。】
【しかし本物に会うのは久しぶりで、しかも部下もいるというのだから良家?の悪魔なのだろうか。】
【すこしかしこまったように、スーツの乱れを直すと単刀直入に言う】
省2
653: 金梨 厄介◆IjMn4A7nco 2015/03/18(水)22:05 ID:rfF8FLkho(5/8) AAS
>>652
【もうほぼ同類みたいなものだし警戒しなくてもいっか、という短絡的思考で。】
【厳密には厄介は悪魔と契約した人間なので同類とは違うのだが。】
/途中送信っ
/これ追加でお願いします
654(1): (山形県) 2015/03/18(水)22:13 ID:Q2YK1wGZo(6/8) AAS
>>652
「名前なァーんて、付ゥけたい時につゥけりゃア良ォいんだ」
「もォっとも、本人に気ィに入られなきゃア付ゥけた意ィ味はなァくなるがな」
【腕に巻きついた蛇を屋台の空きスペースに誘導し、そしてとぐろを巻かせる】
【そうすれば、蛇はまた置物のように微動だにしなくなるのだった】
「――ククク、御ォ名答」 「やァはり同ォ族の"におい"はわァかるものだな」
【左手を顔の高さまで上げ顔に当てて、ついでに決めポーズ(のつもり)をとる】
【――その左手の皮が黒色に染まる、赤い模様が生まれる、手は紫色の毛・手首は黒色の毛に覆われる、爪が鋭く赤くなる】
【これは……そう、間違いない、――"悪魔の左手"だ】 【口だけじゃあ嘘と捉えられるかもしれない、だから実演した】
省2
655(1): 金梨 厄介◆IjMn4A7nco 2015/03/18(水)22:33 ID:rfF8FLkho(6/8) AAS
>>654
【気に入らなくとも、やはり名前がないと呼ぶときに不便なのではないか?】
【なんて一瞬思うも、相手は人じゃなくて物なのだからなくてもあまり困らないだろうという結論にいたる。】
【はたして青銅の蛇がその名を気に入ったかどうか。定かではない。】
【そんなことを考えているうちに、店主が悪魔だということを明かし。】
【腕だけを悪魔化させその証を示してくれるのを確認する。ここは自分も腕をみせるべきだろう。】
【そう考えた男は不意に財布から硬貨を掴むと、咀嚼。同じように片腕を悪魔のそれに変えてみせた。】
【もっとも悪魔といっても十人十色。赤い模様などは浮き出ず、ただ鋭く黒い鉤爪と】
【蛇のようにサラリとした鱗状の皮膚が浮かび上がる。】
邪禍さん……ですか……?しかも賞金付き?
省7
656(1): (山形県) 2015/03/18(水)22:53 ID:Q2YK1wGZo(7/8) AAS
>>655
「ククク、そォーよ――人間共にちょォーっとちょォっかい出ァしてたら賞ォ金をかァけられちまってなァ」
「なァんだ、テメェーも賞ォ金首か――人間共は少し道を逸ォれた奴らをすぐ始ィ末しようとすゥるからな」
【テメェーが何をしたかは知らないが、名前からして金絡みか――と、言っていることから】
【相手も追われる者ということは今始めて知ったのだろう、もっとも知ったところで覚えてくれるかは怪しいが】
「――値ェ札がねェーのは単純な事、俺様は貨ァ幣以ィ外の支ィ払いも受ゥけ付けているからよ」
「人間共は何でもかんでも貨ァ幣で取引しィよォーとすゥるが、俺様は"そォれに見ィ合う価ァ値があァるモノ"が貰えりゃア何でも良ォいんだ」
「今は竹輪しか持ォってねェって言ィう場ァ合でェも、俺様の店は何かを買ァうことが出ェ来るってわァけだ」
【ポーズは既に解除済みであり、悪魔の左手はいつの間にか元の人間を模した手に戻っていた】
【そして、その左手に握られたチクワ(多分おでんの具だったもの)はきっと話の流れから用意したものなのだろう】
省2
657: ミーレ=スティーバ◆db8egkjV8E [sagesaga] 2015/03/18(水)23:00 ID:wAOGXIvIo(1) AAS
【某国のとある路地裏。昼間でも薄暗い此処は、夜になれば更に闇を増して華やかな繁華街の隅にひっそりと存在していた】
【そんな路地裏。そこでは様々な裏取引の中で、「命」という名の物までもが一方的に取引されていた】
「――――――……終わった。じゃあ、また」
【ピ、という音とともに携帯電話の通話画面が消える。そのまま携帯をポケットに入れて、なにか取り出し始めた1つの人影】
【灰色の首まで伸ばした髪に、同色のキャスケット帽を被った背の低い少女だ。前髪で左目が隠れている。】
【紺色のPコートに少々傷んだ所謂クラッシュデニム。首にはチェック柄のマフラーを巻いて、履くのは赤いスニーカー。至って普通の服装をしているが】
【パーツこそ年相応なもののその顔には一切の表情が見えず、まるで人形かのように眉すらピクリとも動かない】
【世界の何物も何とも思っていないような少女の前には、1つの死体が有った。服装からするに、自警団員の物】
【しかし、個人を特定するには至らない。なぜならその死体には"頭がない"のだ。首から上らしき細かい肉は、死体の周りに散乱していた】
【そして死体の頭が有ったであろう場所の後ろにあるコンクリ壁には、夥しいほどの血と此処にも頭だったパーツがぶち撒けられていた】
省6
658(1): ◆IjMn4A7nco 2015/03/18(水)23:14 ID:rfF8FLkho(7/8) AAS
>>656
【きっと人を殺めたとか、そういう規模の話なんだろう。】
【自分とは畑違いの領域、しかし害さえ及ぼされなければ別段どんな事をしでかしていようが関係ない。】
【なんて事を考えていると、邪禍が店のシステムを説明してくれているところで。】
【男も邪禍にならって腕を元の、人間の状態に戻すと傾聴し。】
い、一体いつからチクワを手に……!?
……じゃなくて、お金じゃなくても取り引き出来るんですか?
【きちんと会話終了後にチクワに対してツッコんだのは評価できる点だろう。】
【話の腰を折らずツッコみを我慢するというのは結構もどかしかったりするのだが、そんなことはどうでも良い。】
【男は、お金以外でも取り引き出来るという制度に感心していた。】
省6
659(1): (山形県) 2015/03/18(水)23:31 ID:Q2YK1wGZo(8/8) AAS
>>658
「種も仕ィ掛けもねェー手ェ品で出ァしたのさ」
【チクワは隣の半ば飾りと化してる泥人形の口に突っ込んでおき――食事は出来るらしい】
「――と、つゥまりはそォーいう事だな」 「対価に見ィ合えばそォれで良ォい」
【但し見合うかどうかを決めるのは己の気分次第だ――と、付け加えて】
【そもそもの価値がどうなっているのかは言わないし、それ以前に気分次第なので聞いたところで意味も無さそうだ】
【店主は椅子(センス悪い)から立ち上がり、そして屋台の外にへと出て行くと】
省6
660: [saga sage] 2015/03/18(水)23:36 ID:cfVObxd9O携(1) AAS
【町中】
……んー……本当に何処なんだろ……?
【人々の間をすり抜けるのは春の夜風よりも冷たい空気】
【その冷気に人々がその先を見やればトコトコと歩く一人の少女】
【年は十五歳程だろうか? ハニーブロンドのセミロングに赤紫色のパーカーといった出で立ちで、腕を組んで何かを思案中といった様子】
……適当に訊いても教えてくんなかったしなー、ゼン=カイマの場所……
【呟きを耳にするとどうやらゼン=カイマの場所を捜している様子】
【少女は立ち止まると唸りながら無造作に頭を掻き】
省14
661(1): ◆IjMn4A7nco 2015/03/18(水)23:52 ID:rfF8FLkho(8/8) AAS
>>659
案外ユーモラスなんですね。びっくりだ。
【日常の動作に手品を混ぜこむとはこれはどういうことなんだ?】
【真顔で手品されても気付かないだろうが、道化っぽく振る舞われるのも困るな……】
【なんて思いながら土人形に突っ込まれるちくわを見送る】
【気分しだいということは常連になるに連れて割り引かれる確率があがるということか】
【中々考えられた営業形態じゃないか、なんて店主の言葉に反応しつつ対価とやらを聞き、困惑する。】
片前腕?肉体には傷付けない……?
【何かの謎かけだろうか?片前腕ということはどちらかの腕の肘から先ということ。】
【そこまではなんとなく予測がつくのだが肉体には傷付けないという。】
省5
662(1): (山形県) 2015/03/19(木)00:22 ID:NTVcLlbMo(1/2) AAS
>>661
「ククッ、まァー普通はピンとこォねェーわな」
【私は答えを知っていました、そんな余裕を持った表情が相手を捉える】
【――店主は相手に接近する、何もしなければ一般的な人間のパーソナルスペースよりも踏み込むだろう】
「"ディルムサーセスプ"――"魂斬技"と言ィえば通ゥじるか」
「今、差ァし出すと言ィったな? なァらば好ゥきな腕を選びな、俺様はそォの腕を"斬る"」
【その手は既に手刀の体勢になっていた、こっちの腕を差し出すと言えばすぐさま斬りにかかるだろう事が予想できる】
省7
663(1): ◆IjMn4A7nco 2015/03/19(木)00:46 ID:Lz9YMaBNo(1) AAS
>>662
【懐まで詰め寄ってきた邪禍に気圧され、思わず一歩後ろに下がる男】
【邪禍はそれほど迫力を有していたといえるし、己の迫力の使い方を心得ているともいえた。】
魂斬……?なんとなーくニュアンスは伝わりましたが……
【なるほど、魂を貰うというわけか。確かにこの店主は、最初からこだわっていた気がする。】
【そう思い合点がいったようだった。しかし、魂を捕るのに手刀とは、なかなか面白い。】
【そう思いながらも男は対して躊躇わず利き手と逆をさし出し、斬られる。切り取られる。】
……ぐぅぅぅ。これ、腕切れてんじゃ……ないかっ……?
【手刀が触れた瞬間、灼けるような痛みと感覚のなくなった手先。】
【まるで瞬時に義手に取り換えられたみたいな、そんな感覚。最悪の気分だ。】
省8
664: ラミア・ツェペシュ◆SoKPj6Oyhs 2015/03/19(木)16:13 ID:Dm6NDjwZO携(1/2) AAS
AA省
665: 2015/03/19(木)16:14 ID:iPXxv/Rbo(1) AAS
【路地裏】
【暗がりの中にある影は2つだけ】
【1つはジャンクの淵に腰掛けてもう1つを眺めている】
【暗がりの中ではその全容は定かにならず】
【もう1つは剃刀を手にした女性】
【その女性は涙を流しながら「頭皮ごと」その艶やかな長い髪を削ぎ落としている】
【手は止まらない。涙より多くの血が頭から流れても彼女はその頭髪を削ぎ落とし続ける】
【と…其処でようやく最初の1人が声を発した】
髪は女性の命と言われるそうだ…ああ君がそれを大切にしていた事も知っている
だから教えて欲しい「自らの手でそれを落とす気持ちはどうだ?」
省5
666(1): 熊出 等比◆/Pbzx9FKd2 2015/03/19(木)18:05 ID:4TgCPI4C0(1/3) AAS
>>577
【夜の山中での談話は続く。人づてにしか聞いたことのない恩師の情報は、まさに本人の口から語られることによって等比の中で確実なものとなっていく。】
ははあ、やっぱり師匠って学者さんだったんですね!確かあの超名門のレイリスフィード大学の!
38歳の若さでレイリス大の教授にまで上り詰めた才媛中の才媛!というお噂でしたが、…凄すぎます。
私も一応自警団として座学の勉強はしたんです。レベルとしては高卒程度の学力があれば通れたらしいんですが…本当にギリ合格って感じでして…。
ううっ、眩しい!師匠に後光が射して見える!
【熊出等比の学力レベルは高くない。常人ならば15分で理解できる理屈を理解するのに、彼女の場合40分は掛かる。日頃からどこか間抜けな言動が多いのもそのせいか。】
【とはいえ何とか必要とされる最低限の知識を得ることに成功したのは本人の努力ゆえだろう。】
【そこで等比はふと何かを思い出したように言った。】
そういえば私のお父さんもこの国のどこかの大学で教授をやっているんです。私とはエラい出来の違いですよねー。
省12
667: リヒト・マグダウェル◆jqCNtrazQE [sage saga] 2015/03/19(木)18:21 ID:1019jVHY0(1) AAS
【とある教会】
【月の光が差し込み神聖な礼拝堂をさらに神秘的に見せて】
【特に凝った装飾もなくシンプルな教会の中に人がベンチにどっかりと座っている】
やーれやれ、どうしたもんかね
【ベンチの肘掛に肘をかけ悩ましそうに頬ずりしている一人の男】
【だるそうな雰囲気で長袖の灰色Tシャツに灰色パーカーのを着て、下には長ズボンを着用し】
【髪は黒でショートカット、瞳は濃褐色で目つきはだるそうでサングラスをかけている】
【そしてパーカーの袖口にはGIFTのシンボル金十字架のエンブレムがあった】
最近、他の連中との連絡が取れねぇ、しかも俺たちの活動が下火だと来た
まぁ、小さいことならやってるんだが、さすがにこれだと大規模に動くことをためらうぞ
省4
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