[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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667: リヒト・マグダウェル◆jqCNtrazQE [sage saga] 2015/03/19(木)18:21 ID:1019jVHY0(1) AAS
【とある教会】
【月の光が差し込み神聖な礼拝堂をさらに神秘的に見せて】
【特に凝った装飾もなくシンプルな教会の中に人がベンチにどっかりと座っている】
やーれやれ、どうしたもんかね
【ベンチの肘掛に肘をかけ悩ましそうに頬ずりしている一人の男】
【だるそうな雰囲気で長袖の灰色Tシャツに灰色パーカーのを着て、下には長ズボンを着用し】
【髪は黒でショートカット、瞳は濃褐色で目つきはだるそうでサングラスをかけている】
【そしてパーカーの袖口にはGIFTのシンボル金十字架のエンブレムがあった】
最近、他の連中との連絡が取れねぇ、しかも俺たちの活動が下火だと来た
まぁ、小さいことならやってるんだが、さすがにこれだと大規模に動くことをためらうぞ
省4
668(1): [saga] 2015/03/19(木)19:34 ID:lmTFFEkc0(1/3) AAS
>>666
【才媛なんて言われると、皐月は照れたように笑う。本当は自分は大した者ではないんだよ、って】
【皐月の学力も、実は学生当時そんなに高いとは言えなかった。むしろ平均以下である教科もちらほらあった……ただ一つ、生物を除けば。】
【生物以外の知識は、それこそ大学に入学できる最低限のものだけだった。大好きな生物の成績だけは学生時代常にトップだったらしいが……】
えへへ……才媛なんて大げさですよ。私なんてただのしがない研究者の端くれです。
勉強だって出来た訳では無いんですよ。学生の頃は数学が特に苦手で……本当に、生き物について以外の事はからきしダメでした。
好きな生き物や自然の事だと幾らでも頭に入るんですが、興味の湧かないものはてんで頭に入らなくて……
だからこそ、好きな事・自分が一番やりたい事を突き詰める研究が私には合っていたのかもしれませんね。
貴女もそうでしょう?自分が志した、一番やりたい事―――誰かを護る人になるという目標を突き詰める。私と同じですよ。
それで努力の末に精鋭部隊にまで配属されたのですから大したものです。
省16
669(1): 熊出 等比◆/Pbzx9FKd2 2015/03/19(木)20:41 ID:4TgCPI4C0(2/3) AAS
>>668
【熊出等比は物事を深く考えることが苦手である。思考はいつも単純で行動は常に衝動的だ。】
【だから自身の才能のことをそれほど真剣に考えたとは無く、これまで積み重ねてきた尋常ならぬ努力に関しても、『私頑張ったなー』程度にしか思っていなかった。】
【つまり彼女には自身に努力の才能がある、ということの自覚が無かったのである。】
【自身の才能、能力、限界。それらを正しく認識しているか否かはその人の成長を大きく左右する。すなわち】
努力を続けられるのも才能のひとつ…あまり考えたこと無かったですけど、確かにそうかもしれません。
努力が才能…。なら私、今よりもっともっと強くなれる…!!
【今この時ようやく『それ』を自覚した、させてもらった彼女は、以降更に飛躍的に成長して行くこととなるのだが、それはもう少し先の話である。】
【そして二人は皐月の自宅に到着する。動けない皐月の代わりに等比がドアを開けると、そこには困惑した様子の少女が立っていた。】
【一瞬当惑したが、等比はその頭脳によって瞬時に状況を把握して言った。】
省6
670(1): [saga] 2015/03/19(木)21:19 ID:lmTFFEkc0(2/3) AAS
>>669
【努力できる者が、さらに努力を積めば―――きっと、更なる高みを目指すことが出来る。努力すればするほど人間は成長するのだから】
【彼女の行く末が楽しみだ。これからどのように成長していくのか……―――きっと、会うたびに見違えた姿を見せてくれるのだろう】
【さて、家に到着してからの事。】
【皐月の家の玄関先で待っていた娘は、母親を背負った知らない女性の姿を見てビックリしたのだけれど……】
【……さらにビックリする事がひとつ、等比の口から発せられる―――】
「……い、いもうと……?」
【……たった今、数秒前にこの少女が言っていた事が聞こえなかったのだろうか】
【この13歳ほどの年恰好の少女は皐月を「お母さん」と言っていた。等比自身、皐月が38歳である事も知っているだろう。】
【どう考えても娘だ。10人中9人が、間違いなく娘と思う状況だ。……それがどうして「妹」になるのだ。】
省12
671(1): クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/19(木)22:16 ID:AZrcrV9Z0(1/4) AAS
【水の国の夜の空は喧騒に晒されていた】
【野次、喧嘩、突発的なテロ――――そういう類の事は人の多い場所ならば必ずありうる事だ】
【今回はその中で面倒な物を省いていった結果になる、テロでもなく、喧嘩でもな。
……いや、確かに喧嘩ではあるのだが、それはどうしようもなくレベルが低い】
うっるせぇーなくそポリ公が! お前ら何処に連れていくつもりだよ!
物乞いだよ! も・の・こ・い!!!
【水の国の大通り】
【商店街といってもいい店の並び、歩く人の並びの中、中央で警官に対し声を荒げる男が一人】
【服は見るからにボロく、色褪せや粗が見える。要するに低所得者に値する存在】
【大声で荒げていうべきではないような、何ともなっさけないセリフを吐いている時点で分かり切っている事だが】
省6
672: クリシュティナ・レールモントフ◆ItbpQ6xKnU 2015/03/19(木)22:17 ID:wc6200dSo(1) AAS
【街中】
……面倒臭いなぁ。
何で私が、明日のパンなんか買いに──朝ぐらい、食べなくてもいいだろうに、ね。
食べたいのなら、固形栄養食にでもすればいいだろう。……本当に、どうでもいい。
【すらりとした女だ。──胸元まで垂らされたプラチナブロンドと白い肌は、雪国の出であろうことを思わせる】
【服装は金具で内側を止めたチェスターフィールドコートに、インにはスポーティなホワイトのタートルネック】
【右肩から先は欠損しているらしく、彼女が動く度に、袖が柳の様に揺れる。脚も悪いのか、左手では杖を突いていた】
【不満気な口ぶりでブツブツと呟きつつ、女はショーウィンドウ越しにパン屋を眺めては、次の店舗へ】
【口では「どうでもいい」などと言いながら、結構な悩み様で歩を進めている】
【──この通りには、10店は下らないパン屋がある。随分と時間の掛かりそうな買い物だった】
省1
673: (山形県) 2015/03/19(木)22:23 ID:NTVcLlbMo(2/2) AAS
>>663
「痛いか? 痛いだァろう――魂にだァって痛みはあァるのさ」
【その笑みは、とてもサディスティックな雰囲気を醸し出しており、そして悪どさもあった】
【切り取った前腕の魂を舐め回すように観察し、"まあまあだな"――なんて呟いて】
「ほォう、よォーく知ィっていたな、そォの通ォりだ」
「肉体も治癒力を上げりゃア生ァえるが、魂はそォーせずともすゥぐに治る、だァから痛みも長引かないのさ」
「――まッ、テメェーが魂を錆ァび付かせるような行ォ動をしなきゃアの話だがな、ククク」
【この店主の悪魔は"魂"に強い拘り等を持っているのだろう、何となく上機嫌なのはきっと気のせいではない】
省5
674(1): リンロ・ルード◆XQvP.AwpIw 2015/03/19(木)22:28 ID:9QBskq8Xo(1/3) AAS
>>671
【男と警官の諍いを見ていたひとりの少女】
【物乞い!という言葉に反応したのか。ずっとその様子を遠巻きに見ていた】
「……そうしよう」
「うん…きっとそれがいいよね」
【ポシェットの様に下げたボロの不気味な人形に話しかけて、少女は何かを決心】
省5
675(1): 熊出 等比◆/Pbzx9FKd2 2015/03/19(木)22:52 ID:4TgCPI4C0(3/3) AAS
>>670
【一悶着あったのちに熊出等比は神谷親子に対して土下座していた。当然顔面は真っ赤である。】
【誤解も解け、礼を述べる少女・衣織に対し等比は改めて深々と頭を下げる。】
【そして衣織とも仕事上でなく個人的に親交を持ちたいと思った等比は、そうこうするうちに年の離れた少女に話しかけるに相応しい口調となっていた。】
ごめんね衣織ちゃん。危ないことじゃなくても何でもいいから、何か困ったことがあったら私達自警団を頼ってね。
支部の周りは怖い顔のおじさんでいっぱいかもしれないけどみんな親切な良い人ばっかりだから。気軽に訪ねて、ね?
【優しい笑みで語り掛ける。話しながら、やっぱり明るい印象が師匠似だなあと等比は思った。】
【『衣織ちゃんは可愛いから夜に出歩いてると変なおじちゃんに×××で●●●が…』というような冗談をついでに言おうと思ったが、急に後ろに凄まじい殺気を感じたのでやめた。】
【ところで等比は急にばつの悪そうな顔をして皐月の方を向く。恰好良いところだけを見せたかったのだが、事はそう上手くは運ばなかったのだ。】
【拝むように両手を合わせ、またも皐月に頭を勢い良く下げる。】
省4
676(1): クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/19(木)22:52 ID:AZrcrV9Z0(2/4) AAS
>>674
あー……くっそ、カロリー消費しちまったよ
くだらねー事で一々通報するなってんだよな、本当に。
【あぁ〜……と、心労で濁っていそうな息を吐き出して、気怠そうに見渡せば、むしろ遠ざかる客(神様)足は遠ざかる一方なのだが】
【この男はそういう事が得意ではないのかもしれない。それで同情を装って敢えて、なのかもしれない】
【結果はなんであれ、そんな男のもとに寄り添う影が一つ】
……?
――――????
【どうみても同じ類の、視た感じ裕福層にいるとは思えない少女】
【そして手に持つはそっちもボロボロな人形】
省15
677(1): リンロ・ルード◆XQvP.AwpIw 2015/03/19(木)23:01 ID:9QBskq8Xo(2/3) AAS
>>676
「…あ。違うの、何も買わなくていいの」
【もしかして押し売りと勘違いされている?と思った少女はそれをやんわり否定】
【そして対して可愛くない、というかもう完全ホラーな人形を男の方に向ける】
【正直それだけで常人なら引いて逃げ出すレベルなのはお察し】
「そのね。この子と相談して。可哀そうだからこれをあげようって…」
「ね?」
省6
678: ラミア・ツェペシュ◆SoKPj6Oyhs 2015/03/19(木)23:18 ID:Dm6NDjwZO携(2/2) AAS
AA省
679(1): [saga] 2015/03/19(木)23:24 ID:lmTFFEkc0(3/3) AAS
>>675
「えー、私をお母さんの妹と間違えるお姉さんを頼れるんですかー?
……なんて、冗談です!お母さんを助けてくれた人ですもん、きっと頼りになりますよね!
社会科見学も兼ねて、いつか遊びに行きますね!……流石に遊びに行っちゃだめですかね?」
【皐月の娘、衣織は人懐っこい性格の少女。最初のうちは妹と間違えられたりして困惑していたが、もう打ち解けて】
【親しげに話しかければ、ぱっと明るい笑顔を浮かべる。何だかもう、等比の事を知らない他人とは認識していないようだ】
【笑った時の顔や少し冗談めかしたりする所もどことなく皐月に似ているのは、やはり親子だからなのだろう。】
【とにかく、この様子だとすぐにでも親しくなれそうだ。もしかしたら後日本当に遊びに来るかも……?】
【……で、食事の話。】
ふふっ……ミスでお金が無い、と。分かりました、そういう事ならご馳走しましょう!
省11
680(1): クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/19(木)23:25 ID:AZrcrV9Z0(3/4) AAS
>>677
――――タダ?
【きょとん、とでもするかのような声の後】
タダ……だと……!?
【切羽詰まったような声を上げて、ぞわりと背筋が怖くなるような感触】
待つんだ、お願い、ちょっと待って。
省20
681(1): リンロ・ルード◆XQvP.AwpIw 2015/03/19(木)23:34 ID:9QBskq8Xo(3/3) AAS
>>680
「うん…タダ」
【あれ?何か要求するべきなのか?とそれとも何か忘れてるのか?と】
【男の反応に一瞬色々な事が脳裏を駆け巡るけど、多分おかしい事はしてない】
【うん…確かにいろいろおかしい少女だけど、それすらも気づけていないので、仮におかしくても気づけない】
「あれ?何か変なことしたかな?」
【最終的にキャパを超えた少女は人形に問いかける】
省15
682(1): クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/19(木)23:56 ID:AZrcrV9Z0(4/4) AAS
>>681
変じゃない、変じゃない。
ありがとう、クッキーダイスキ、うん、毒とかはいってる筈ないし!
これ賞味期限とか大丈夫ですか
【食べた後に現金な話だが、今更ながらこれ食べて大丈夫? と聞き始める】
【既に食べた為聞いても仕方ないのだが、むしろ聞かない方が幸せだった気もする。つまりは小心者】
【……なんだか、怖い画像みながらクッキー食べるのって凄い絵面な気がする。というか周りの目線も不思議と無くなってる気がする。多分この子で】
いや、違いますよ、要らないですよ。
【少女に対してはできるだけ優しい言葉遣いでいこうと今決めたのだが、それでもここでは素になってしまう】
【いや、ほんとーにいらない。うん、いらない】
省8
683(1): りえるorエクレア◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/20(金)00:07 ID:BeUi7YLDO携(1/7) AAS
【地の国】
【瓦礫と砂塵と廃墟と静寂】
【先日の一件いらい、完全に崩壊した街に一人の異形の娘がいた】
【角、翼、尻尾を備えて髪はピンクと銀の二色でツイン縦ロール、更にフリフリのゴスロリとこれまた奇抜な紫の縞模様ニーソ、そして紅と極彩色のオッドアイ】
【パッと見ても真人間には見えない少女】
【そんな少女が、旅行用の鞄を引きずりながら歩いていた】
あの場所に行こうと思ってたっすけど…
……なぁんで先にこっちに来ちゃったかにゃーん?
【なんだかぼそりと独り言を呟きながら】
省16
684(1): リンロ・ルード◆XQvP.AwpIw 2015/03/20(金)00:08 ID:N+g5P1UHo(1/7) AAS
>>682
「…大丈夫だと思う…な」
「うん…この前もらったものだし…うん」
【このクッキー実は貰い物であることがここで判明した】
【なので賞味期限は大丈夫だとは思われる。…多分】
【まあもし切れていたなら仲良く二人でお腹が大変なことになる…のか?】
「…うん。お母さんも絶対手放さないよ」
省12
685(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/20(金)00:32 ID:Udof/0wto(1/6) AAS
AA省
686(1): 熊出 等比◆/Pbzx9FKd2 2015/03/20(金)00:35 ID:Y9UvJ46j0(1/2) AAS
>>679
【少女・衣織が心を許してくれたことを感じると等比はとても嬉しそうに笑った。子供に頼られるかっこいいお姉さんというのは昔からの彼女の夢であったから。】
【衣織が望めば自警団支部内の見学は簡単だろう。等比の勤める職場の男性は皆可愛い女の子に甘い。】
【もっとも大抵の場合彼女は職場にはおらず、近辺で悪党と戦っているか修行に打ち込んでいるかのどちらかである。】
【彼女が支部にいる時はほぼデスクに向かわされ始末書を書かされているときだ。】
【そして皐月から許可を得ると、等比はありがとうございますありがとうございますと再三に渡り感謝した。】
【食事を待つ間彼女は、お母さんの手料理楽しみだねー、などと衣織に向けて楽しげに話しかける。熊出等比の精神年齢は基本的に幼いのである。】
【間もなく皐月の作ったカレーが運ばれて、等比は神谷親子と共に食前感謝の祈りを捧げる。そしてその一口目を口に含んで咀嚼し、皐月の問いに答えた。】
…おいしい!!おいしいです師匠!ううっ、生きててよかった!!
【当初の仕事モードはどこへ行ったのかがつがつと皐月お手製のカレーに喰らいつく。彼女の目にはうっすら涙が浮かんでいた。】
省13
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