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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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757: キサラギ ◆60/reloads [sage saga] 2015/03/21(土) 22:28:14.56 ID:quE/h8Pso >>756 【ジャリジャリと砂の上を歩く足あとが聞こえてくる。その者は彼女の救世主になり得るか】 あッちィ──……。つッてもあんま薄着でも微妙な季節だしな。 【現れたのは銀髪の上に唾に切れ目の入った野球帽を被る中性的な容姿の人物】 【ジーンズにシャツと上着を羽織ったラフな格好に指ぬきグローブといった装飾や】 【衣服の上から僅かに伺える体つき、凛とした表情は“彼”の性別をはっきりと示す】 あー先客か。 【ベンチの背もたれが死角になる角度から歩いて来た彼は彼女の存在に気づいたのは近くに来てからだった】 【彼の衣服は汗で濡れているが、彼女の様な特異な存在が世には多くない事を考慮すれば】 【単純に、運動か何かをした後なのだろう。休憩の為にベンチで座りに来た────と】 【その右手には失った水分を補給するための買ったばかりのペットボトル飲料水がある──】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/757
758: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/21(土) 22:50:57.30 ID:uA9fgOuTo >>757 うぅ……? 【足音に気づき、ボーッとしてきた頭でそちらを見る】 【普通の人であれば、その髪の色や容姿など、より多くの情報を得るのだろうが】 【暑さにうなされていた彼女の目には、その手に持っている飲料しか映らない】 み、水ぅ…… 【それだけを喉から絞りだし、よろよろと手を伸ばして救いを求める】 【よく見れば、彼女の肌の白さに対して顔が紅潮してるのがわかるが……】 【この時期に、そこから彼女がどういう状態におかれてるかについての答えに辿り着けるかは、どうだろうか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/758
759: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage] 2015/03/21(土) 23:06:59.78 ID:quE/h8Pso >>758 【先客が居るなら仕方がない、水は木陰で飲むかと、そのまま場所を移ろうとする】 【残念。彼女の冒険はここで終了してしいまった──。とはならなかった】 は?ミミズ……? 【ありがちなボケは置いといて。彼女の声は一応、彼の耳に届いた】 【ん?と首を傾げ引き返して振り向いてよく見れば紅潮しながら手をのばす彼女の姿──】 【まさか、昼寝でもしてるかと思っていた少女が朦朧と救いを求めているとは思わずギョッと目を向き】 うわ、どうしたッ!ミミズがどうしたって?──襲ってきたのか!?やられたのか!? え、ああ……水か。ほら、水! 【動揺して訳の分からない事を言い出したが、最終的には彼女の要求に辿り着き】 【持っていたペットボトルの蓋を取って差し出すのだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/759
760: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/21(土) 23:33:28.26 ID:uA9fgOuTo >>759 【違うそうじゃない、ミミズに倒されるほど柔ではないと突っ込みたくてもそんな体力はない】 【だが最終的にはこちらの意味するところをわかってくれたようで、差し出された飲料を受け取ってコクコクと飲む】 ぷはぁ……生き返りました…… えっと……あ、ありがとうございます…… 【半分ほど飲み干して、幾らか生気を取り戻す】 【そして自分の窮地を救ってくれた恩人に礼を言ったところで、初めて相手の様子をしっかり目にしたわけだが】 【相手の汗だくな状態からして、相手もこの飲料を多分に欲していただろうと察し】 あ……その、こ、こんなに飲んじゃってすいません…… お、お金お支払いしま……あっ 【慌てて財布を取り出し代金を支払おうとするが】 【まだ万全とは言えない体調では手も思うように動かず】 【財布を取り落とし小銭が辺りに撒き散らされてしまった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/760
761: キサラギ ◆60/reloads [sage] 2015/03/21(土) 23:45:29.57 ID:quE/h8Pso >>760 いや、別にそんなに慌てなくても──、あー言わんこっちゃねぇな。 【慌てる彼女に彼の忠告が届く間もなく、撒き散らされてしまった小銭】 【彼女が拾い集めようとする前にそれを制する右手を「座ってろ」と突き出し拾い集めていく】 別に金なんかいらねえよ。──その飲みかけのペットボトルさえ返して貰えればな、ククク。 【えっ】 冗談は置いといて、だ。 なんでまたこんな場所で死にかけてんだよ。 【通りすがりの彼は彼女の体質など知る由もなく、拾い集めながら純粋に問いかける】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/761
762: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage] 2015/03/22(日) 00:09:09.35 ID:KouZhjHIO 【路地裏】 【微かに聞こえてくるのは櫻の童歌】 【遊女の歌だとか妊婦が突き落とされて流産した歌だとかいう話もある歌で】 【その歌声に惹かれて路地を覗き込んだのならば其処にあるのは幾つかの物体】 【倒れ伏す死体が一つ、櫻の幼子が遊ぶような少女の人形を等身大にしたモノが一つ、そしてその人形から伸びた影から生える黒い両腕に持ち上げられた死体が一つ】 ……つまらないわ 【ぽつり、と言葉を発したのは人形──否、人形じみた姿形の少女だ】 【蘇芳色の前髪は目元、両側は顎の辺り、後ろ髪は肩甲骨の下で切り揃えた髪型に赤い着物の十代半ばの少女】 【その着物の襟は何故か左前で】 ──誰か遊んでくれないかしら? 呼ばれた気がして来てみたのに此処に在るのは死体ばかり…… 【全く誰が呼んだのかしら? と少女は不満そうな面持ちで呟き】 ……嗚呼、それより……私、何か欲しいモノがあったんじゃなかったかしら…… 【少女は影から生えた腕を下げると死体を地面にそっと下ろし、何だったかしら、と考え込む】 【しかしすぐに首を横に振り、駄目だわ思い出せない……と溜め息を吐く】 ──私は何者なのかしら? どうして此処にいるのかしら? 私は何が欲しいのかしら? 【少女はぼんやりと空を見上げ、呟く】 【それでも何か物音か気配があれば其方に目を向けるのだろうが】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/762
763: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日) 00:09:47.06 ID:iTRM0Ocko >>761 ほ、ほんとうにすいません…… 【慌ててお金を拾おうとしたところで制止され、まごまごしつつ謝ることしかできない】 【これだけ助けられ、当然彼女は目の前の人間に好感を持ちつつあったわけだが】 ……えっ 【彼の冗談に対して、好感ゲージが消し飛び一歩後ずさる】 【人付き合いの苦手な彼女にはちょっときついものであったが、冗談と聞いてホッと一息】 その、私、人よりも暑さに極端に弱くて…… これくらいの気温なら、もっと薄着じゃないと無理なんですけど、天気を見誤って……昨日まで、もっと涼しかったから…… 【男の問いに対して、口下手ながらも自分の身体的特徴について話す】 【ころころ気温の変わるこの時期は、少女にとって結構つらい時期なのだ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/763
764: キサラギ ◆60/reloads [sage] 2015/03/22(日) 00:30:52.67 ID:NroEAOEqo 暑さにって……これでか? 【拾い集めながら彼女の返事に首を傾げる。確かに暖気が来てはいるものの、春は始まったばかり】 【自分も汗こそかいてはいるが運動後で、寧ろ今は汗が冷えてきたので肌寒く感じるくらいである】 【常識的な感覚で厚着していたとしてもそれだけで倒れるというレベルに至るというのには驚きを隠せなかった】 凄ェな……。夏とかどうしてんだよ?よく生きてこれられたな……。 ああ、もしかして氷の国の出身だったりするのかね──っと、これで最後の一枚だな。 【落ちた小銭の最後の1枚を拾い上げると、ピンっと指で弾いて集めていた手でキャッチ】 【ジャラジャラと手のひらの上で揺らして砂を払い少女に「ほらよ」と差し出しながら】 自己紹介してなかったな、……俺の名前はキサラギだ、まあ名前じゃなくて苗字な訳だが……。 まあ、名前は気にせずキサラギという一人の人間として認識してくれ。如月な。 【名乗る前にも微妙な間があり、妙な自己紹介である、自分の名前に何か教えづらい理由があるのだろうか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/764
765: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日) 00:53:50.13 ID:iTRM0Ocko >>764 これでです……夏は、家に閉じ篭ってなんとか凌ぐ予定です…… 【彼の反応も当然であろう、普通ここまで暑がりな人間というのもいない】 【この手の反応は馴れたものだし、彼女自身も当然だと思う】 その通りで…… 一ヶ月ほど前に、あちらから、引っ越してきました……あ、ありがとうございます 【それ故に、彼女は普通の夏の暑さというものは未経験】 【どうしたものかなぁと思いつつ】 【彼が拾い集めてくれた小銭を、礼の言葉と共に受けとる】 【わざわざ砂も気にしてくれるような細やかさに、彼の優しさを感じた】 如月、さんですか…… 霜降氷雪です……今日はどうもすいませんでした…… 【自己紹介の奇妙さは感じ取れたが、特に追求することはしない】 【人にはだれでも言いたくないものの幾つかはあるものだ】 【それを追求しても、あまりいいことはないだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/765
766: キサラギ ◆60/reloads [sage] 2015/03/22(日) 01:19:58.99 ID:NroEAOEqo >>765 ────それが、良いだろうな……。 【1年の数割を占めるワンシーズンを閉じこもって過ごすという無茶苦茶な発言だが頷かざるを得ない】 【う〜んと顎に手をやり、彼女の格好を上から下までを決していやらしい気持ちなどではなく見ると】 【すでに彼女のその格好でさらに薄着だけで解決するのはどう考えても困難に見える──】 まあ、夏場はマジで気を付けたほうが良い。 パンダとかペンギンとか飼ってるけど頑丈な動物でも夏は熱中症にはなるからな。 俺は帽子被ってるから全部平気だけど、氷の国の溶けにくい感じの氷を取り寄せて常備したりしてたな。 実際の所、気温自体よりも直射日光の方がきつかったりするから気を付けたほうが良いぜ。 【──帽子って凄い!というかパンダとかペンギンって飼えるものなのだろうか】 【死んでしまわれても夢見が悪いので他国の夏を未経験と思われる彼女にこちらの夏の事を教えておくことにした】 まあ、別に気にすんな。 こういう時にさっと対応する事によって俺の良い男ランクが上昇するってもんだぜ。所謂情けは人の為ならずって、俺の為って奴ヨ。 【微妙に格言の使い方が間違ってるというか、分かった上で誤用しているというか】 【帽子を外してサラッと髪をかきあげるナルシストポーズを決め、再び帽子装着。特に意味は無い】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/766
767: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日) 01:41:51.07 ID:iTRM0Ocko >>766 な、なるほど……思ったよりもきついんですね……こわい やっぱり、氷室作ったりがいいのかな…… 日光に気を付けろ……了解、です…… 【思ったよりも厳しそうなこの国の夏を教えられ、現状認識の甘さを改めて思い知る】 【これからの対策を考えていく上で、彼のアドバイスはとても参考になった】 【というか、他に参考にするものがないだけだが】 いい人、なんですね……色々と、ありがとうございました 【そう言って、ペコリと一礼】 【独り暮らし一ヶ月目の頼れる人が中々いないなか、彼の助けはありがたかったし、嬉しかった】 【そういった目で見ると、諺の誤用やかっこいいポーズは面白い人だなぁと受け取られ】 【故に突っ込みをいれたりはしない】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/767
768: キサラギ ◆60/reloads [sage] 2015/03/22(日) 02:01:32.17 ID:NroEAOEqo >>767 いい人?ふッ、そいつは違うな……。──いい男≠ネんだよ、俺は! 【顎に手を当ててスポットライトを受けたかのようなポーズを決める。ひえー、ナルシスト!】 【この男、突っ込みがこない事を良いことに言いたい放題である】 まっ、夏までまだ時間はあるから下調べだけは念入りにしといた方が良いって事だな。 生活環境以外にも魔道具とか魔法とかもあるしな、引きこもる必要も無いかもしれんぜ。 【まあ、俺は魔術師じゃないから実際そんなものあるかは知らないがなと付け加えると】 【公園の時計を見るや、「おっとこんな時間か」と、くるりと体を翻し、背中を向ける】 んじゃ、休憩時間も過ぎたし俺はそろそろ行くとするぜ、じゃあな霜降。 生き残れよ、マジで。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/768
769: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日) 02:32:00.20 ID:iTRM0Ocko >>768 おぉー……なんだか、かっこいい感じ……です……! 【いい人フィルター恐るべし】 【まぁ、危うく南無三するところを助けてもらったのだからそういう目で見るようにもなるだろう】 ですね……色々と、試行錯誤、してみます…… 【熱中症になってからでは遅いが、その前だったら能力を使ってでも対策できる】 【氷雪だって引きこもりたいわけではない】 【QOLを維持したまま夏を乗りきる方法を、これからの数ヵ月で捜してみることにした】 あ……私も、そろそろいかないと…… はい、色々ありがとうございます……なんとか、頑張ってみます 【そう言って氷雪も立ち上がる】 【まだ万全とはいかなそうだが、様子を見る限りではもう大丈夫そうだ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/769
770: キサラギ ◆60/reloads [sage] 2015/03/22(日) 02:34:47.82 ID:NroEAOEqo >>769 水はしっかり補給しろよ。じゃあな。 【如月は立ち上がった氷雪を横目に確認すると最後に軽く手を振って別れを告げ】 【そのまま走って立ち去っていくのだった────】 //お疲れ様でした! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/770
771: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/22(日) 17:18:23.74 ID:qq/aPjGUo 【路地裏】 【悲痛な声が響く】 【痛いとも、苦しいとも違う純粋な恐怖による悲鳴がする】 【それに混じって小さく、楽しげな笑い声がした】 痛くは無いだろう?"まだ"喋れるだろう? 【少し開けた所に、濁った血を思わせる瞳の色をした男が居た】 【撫でつけた金の髪、鍛えられた上半身を露わにした人物である】 【彼が手にするのは"もう1人"】 【頭を金髪の男に掴まれ、それを振り解こうと必死にもがいている】 脳に痛覚は無いそうだが、それが"渇いて行く"感覚はどうだ? 今まで答えれた奴は居ないが… 【金髪の男は必死に抵抗する男の頭を2,3度揺らして悲鳴を上げる相手に問いかける】 【問いかけられた方は文字通り萎えていく脳が】 【消えて行く記憶や感情が】 【痛みこそ無いのに理解出来て―――――】 【ブツン、と音でも立ちそうに】 【あれほど必死にもがいていた男は突如手足をダランと下げ】 ……ああ、"乾き切った"か 【金髪の男も反応の無くなった男に興味を失くし、それから手を離した】 【残るのは1人の殺人鬼と、脳の乾いた新鮮な死体だけで…】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/771
772: りえるorエクレアor桜架 ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/22(日) 17:32:17.78 ID:BdW/U6CmO 【地の国】 【先の災厄を逃れ、復興を目指す大都市の一角にある公園】 【その片隅に、異形の少女の姿があった】 【角、翼、尻尾を備えて髪はピンクと銀のツイン縦ロール、更にフリフリのゴスロリとこれまた奇抜な紫の縞模様ニーソ、そして紅と極彩色のオッドアイ】 【木の下のベンチに座り、何やら難しそうな表情で】 【その手には、彼女の相棒とも言うべき双剣銃『アンフィスバエナ』が握られていた】 ……うーん… 【少女が考えているのは、先日の出来事】 【とある場所へ向かった少女は、そこでかつての仲間に出会い】 【そして、なし崩し的に戦い、負けたのだった】 【……普段ならば、勝ち負けにはあまり拘らないのだが】 【そこで少女は、自らの力量に不満を持ってしまったのだ】 ……もっと、強くならないと、だめかにゃーん…… 【異形の少女は一人】 【ゆっくりと、片腕をあげて】 【側に立っている木に向けて、弾丸を放った】 /////////////////////////// 【森林公園】 【とある街の、郊外にある広い自然公園】 【その中の、広い広場に一人】 【膝下まで伸びる外ハネの長く、更に前髪も目元どころか肩口まで伸びた白髪、また、時期外れの黒いワンピースの上から緑の外套をすっぽり体全体に羽織っている女性が一人】 【その手には、身長より有るのでは無いかという巨大な銀の斧の様な武器があった】 ……暖まった… 【天気もよく、日差しも良い】 【しかし、何故かまだ肌寒く感じる彼女は】 【誰も居ないのを確認してから、軽い運動でもと自らの武器を振り回していたのだ、が……】 …………むぅ… 【何か、物足りない】 【それは、きっと手応えであり、感触であり】 【つまるところ……相手が居ない】 【……まぁ、かといって知り合いが居るでもなく】 【彼女は、再び体を動かすことにした】 /////////////////////////// 【荒れた公園】 【路地裏から出ることの出来る、忘れ去られた公園】 【錆びれた遊具がまばらに設置された、その中で】 【鮮烈に違和感を発する、紅が一人】 あーあ、つまらないなぁ 【鮮やかな深紅の着物――丈が超ミニ&手が完全に隠れる袖余り――というよりはいわゆる着物ドレスと呼ばれる服を着て、更に膝上まであるこれまた紅いアーマーの様なブーツを履き】 【長い青髪には緑のメッシュ、それをサイドテールで結い】 【大きな吊り目に、細かな泡が浮かんだような模様の碧眼を持った、中学生くらいの少女である】 もう一度会いに行こっかなぁ、うーん… ……はあ、なんか『面白そうなの』居ないかなぁ つまらないなぁ…… 【ぷらぷらと公園を歩く姿は、これだけならばまだ普通だが】 【公園に足を入れたならば、分かるだろう】 【公園の片隅に押し退けられ、呻きながら重なり倒れている不良達の姿を】 【――飢えた少女は、つまらないと呟きながら、公園を歩く】 /自分では決めれなかった……どなたか宜しければ… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/772
773: Dr. ◆f3bMeM2SOI [sage saga] 2015/03/22(日) 18:20:13.53 ID:Id9yJZtTO >>772 【そんな地の国の公園へ足を踏み入れる影がひとつ】 「…おや?」 【ボサボサの白髪頭に眼鏡をかけた白衣姿のその男を怪しい医者と見るか狂った科学者と見るかは人それぞれだが】 「いやはや、ここまで見た目からして面白そうなモノは珍しいな」 【どこからどう見ても怪しいその男は「クククッ」などと笑いを堪えつつ】 「取り込み中ならすまないがね、キミはいったいナニモノかね?」 【ド直球な質問。好奇心の前には失礼とか相手の都合とかは入り込む余地は無いのである】 //レスが遅い事に定評がありますが宜しければ是非お願いしますでありますっ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/773
774: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日) 18:22:31.04 ID:X0yXGn2Qo >>770 は、はい……また、いつか 【こちらも別れの挨拶を返し、走り去るキサラギをしばらく見送る】 【そして、彼女もまた自分の目的地へと歩を進めるのであった】 //尻切れとんぼに寝落ちしてすいません…… //お疲れさまでした http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/774
775: クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/22(日) 18:31:05.42 ID:7Aq8RcJj0 >>734 【少女が人形を使役し戦うのであれば、それは理解できる】 【それならばこれだけ多くの人形がある事にも納得ができる。血がついているのも仕方のない事なのだろう】 【――――そういう事に疎い訳ではない。むしろそういう事柄を理解している方だと、自分は思っている】 【――――――――だからこそ、だからこそわかるのだが】 ―――――――――っし、し―――――― 失礼しましたあぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!! 【関 わ る と 碌 な 事 が ね ぇ 】 【それはもう脱兎のごとく、ハヤブサのように、しなやかに繊細に大胆に】 【ばびゅんと抜け出るように飛び上がり、入口へと駆けて―――――一瞬の内に、そう正に一瞬の内に、駆け抜けて逃げていく】 【忘れはしない、でも二度と会いませんように――でも、ご飯は有難う、このクッキーもありがとう】 【そう一言述べて、さらさらと逃げていくのでした】 //ごめんなさいませ、減んz荷が遅れてしまいました こちらでこのように〆させていただきます。楽しかったです。お疲れ様でした!!! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/775
776: りえる ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/22(日) 18:42:13.68 ID:BdW/U6CmO >>773 /大丈夫ですよ! /ただ、すみませんが今からちょうど食事なので、少し返事が遅れてしまいます…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/776
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