[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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(1): エリス・パルム・フラーテル◆lSY3..STRk 2015/03/23(月)18:12 ID:9VbNZEq00(2/11) AAS
>>829

「……!」

【窓を閉めようとした手を止め、少女は声のした方向へと顔を向ける】
【そこに立っていたのは見知らぬ男性…というよりは少年と形容するべきだろうか】
【その声の主をじーっと無言で見つめる】【怯えだとか、訝しげに見ている様子はない】
【別に歓迎してるような目でもないが―――と、その時】

「…………。」

【バタン!ガチャン!と】
【金髪の少女は勢いよく窓を完全に閉め、施錠する】
【そして兎のぬいぐるみを抱えると、トコトコと玄関の方へと向かい、そちらの扉を開けた】
省4
833
(1): レン=ヴァーテイン◆EjkplW7X36 2015/03/23(月)18:25 ID:hNyoGr3p0(2/9) AAS
>>832
「……んん?」

【なんと反応すれば良いのか、無言で見つめられて目を逸らす】
【ずっと目を合わせていられる訳が無いのだが、それでも何となく後ろめたい気持ちになるのは何故か】

「ーーーーーあの……」

【そして、軽く苦笑しながら話を切り出そうとした時】
【バタンッ! という音と共に窓が閉まった】
【声を出すのも忘れてその場で佇み、しかもそこに追い打ちを掛けるかの如く施錠される】

「え……えぇ……」
省11
834
(1): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/23(月)18:27 ID:/KsFY02ho(7/8) AAS
>>831
…………

【『何かあったのか?』───何があった?何から何まで?】
【色々な事があり過ぎて、一瞬にして過ごすべき場所を変えられた、それを『何か』の一言で済ますには、少な過ぎるくらい】
【だが、言わなくてはならない、聴かせなくてはならない、こういう平和ボケした奴にこそ、伝えなくてはいけない】
【『今まで抱いていた平和なんて、一瞬にして砕け散る』という事を】

───居場所がないから、こうしてる

……俺の住んでた街は、家族は、みんないなくなった、全部水に流された
もう住む場所も無いし、帰る所もない……だからこうして生きてんだよ……

【少女の目を真っ直ぐ見つめる、光の無い黒い目。泥沼の様に渦巻く闇が、グルグルと瞳の中で蠢いている】
省9
835
(1): エリス・パルム・フラーテル◆lSY3..STRk 2015/03/23(月)18:48 ID:9VbNZEq00(3/11) AAS
>>833

【少年が家の中に入れば、扉を閉めて窓の時と同じくすぐさま施錠をする】
【仮に相手が不審者だったら、明らかにマズイ舞台作りなのだが、少女は気にも止めていないよう】
【因みに部屋の間取りは玄関を入ってすぐに中央のコップに花が飾られた木テーブルと三つ並べられた椅子】
【先程少女がいた窓の近くにも小さな机と丸椅子、あと奥の方にキッチン】【内装は至って普通なログハウスといったところだろうか】
【他の部屋にはそれぞれ扉が付いているので中に入らないと分からない】
【大きいテーブルの方を少女が指差す】

「お客人、あちらに座る。その間、わたしお茶を持ってくる。いいか?」

【若干カタコトな口調で相手に言うや否や否や少女はキッチンの方へと歩いていく】
【相手が返事することを考慮に入れていないテンポである】
省4
836
(1): リーべ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/23(月)18:54 ID:+yGDvQIDO携(4/4) AAS
>>834

【──少女はその目を、まっすぐに見つめ返していた】
【彼の言葉を聞き流さないよう、聞き逃さないよう、ずっと見ていた】
【少年の目とはまた違う、夜色の瞳。そこに宿っているのは、星のような光だった】

【……最初は、静かに彼の言葉を聞いていた。何も言わず、動くことすらしなかった】
【そして、彼が語り終えれば──そっと、口を開く】

……「ベクター」を、知っているか
この間、地の国で暴れていた六罪王だ
アレはきっと……この世界に害を為す。物理的にも、社会的にも
1人の力だけじゃ、倒すことは不可能だろうな。みんなが、力を合わせないと、いけない
省18
837
(1): レン=ヴァーテイン◆EjkplW7X36 2015/03/23(月)19:03 ID:hNyoGr3p0(3/9) AAS
>>835
【速攻で施錠されたのを受けた少年は、少し顔を引きつらせる】
【あれがデフォルトなのかと】

(……あれ? というか閉じ込められた?)

【いやいや、そんな馬鹿な、と頭を振って逸れた思考を修正】
【内装を見渡し、特に不自然な所も……寧ろ普通すぎる様な気がしなくもない】
【少女に促されるがままにテーブルの方に向かい、癖で刀をいつでも抜ける位置に置いて、椅子を引いて座る】
【返答する様なタイミングも存在しないので、特に言葉は返さなかった】
【そのまま少しだけボーッと内装を見ていたが、少女に問われて本題を思い出した様子】

「いやー……実は迷っちゃって。僕は旅人で色んな所を回ってるんだけど、森に入ってそのまま何処に行けばいいのか分からなくなっちゃってさ」
省1
838
(1): エリス・パルム・フラーテル◆lSY3..STRk 2015/03/23(月)19:20 ID:9VbNZEq00(4/11) AAS
>>837

「?わたしの店の客人、違うのか?」

【ティーポットにお湯を注ぎながら相手の言葉に疑問符を並べる少女】
【作業をしながら相手の方へと振り返ったせいで途中からお湯がポットをすり抜けどぼどぼと水溜まりを作る】
【少女は、てっきり自分の商品を買いにやって来たと思っていたらしい】
【感情のない表情はあまり変わらないものの、あれ?といった動作で首を傾げたが、まあひとまず置いておいて】

「……ここの森、小さい。ゆえに 抜けることむつかしくない。ここで迷子、珍しい。とても貴重。おどろき。」

【そんな風に森について軽く説明する】
【少し貶しているように見えるのはご愛嬌、実際割と内心では驚いている方なのだ】
【人里を避けて、尚且つなるべく場所が分かりやすいようにという意味合いで、わざわざ小道も作ったのに――いや、小道でないところを通ってきたのか?】
省5
839
(2): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/23(月)19:35 ID:/KsFY02ho(8/8) AAS
>>836
【───成る程、な】
【この少女も、そういう人間だったか……自分とは違う、青臭い正義の心に燃える人間、世界に求められている人間だ】
【少女の話を、こちらも黙って聞きながら、『羨ましい』と少し思った。こうして自分のことすら受け入れられるとすぐに言えるような心が】
【その心が、綺麗な目が、とても綺麗な人間なんだと思った───だからこそ、気に入らない】

……つまり、お前は……

手を貸せって言うのか?その……ベクターを殺す為に、『正義』だとか何だとか言ってる奴らに

【リーベの話が終わってから、噛み砕くように要点を自分なりに纏めて確認する】
【六罪王ベクター、その名前は知っている。テレビの中継やニュースで何度も見た、確かにあれを放っておけば沢山の人間が不幸になるし、自分のような存在が生まれるかもしれない】
【それは許せた事ではなく、第一目標はあるにしろ、力を振るうには十分な理由……だが】
省13
840
(1): レン=ヴァーテイン◆EjkplW7X36 2015/03/23(月)19:40 ID:hNyoGr3p0(4/9) AAS
>>838
「……店?」

【そういえば、旅の噂】
【この辺りの森の中でたった一軒だけ建つ店がある、そう聞いた様な覚えがある】

「……何を売っているんだ?……ってこぼれてるこぼれてる!!」

【余所見するんじゃなぁああい!と言おうとしたが、少女が余りにも無表情なのでもしかしてわざとやっているのかと勘ぐり】
【そんな筈あるわけないだろうとバッグからタオルを取り出した】

「……は? 小さい?」
省12
841: リンロ・ルード◆XQvP.AwpIw 2015/03/23(月)19:47 ID:A4qx1YzLo(1) AAS
>>175
/お疲れ様でした!
/新人の私についていただきありがとうございました
842
(1): エリス・パルム・フラーテル◆lSY3..STRk 2015/03/23(月)20:05 ID:9VbNZEq00(5/11) AAS
>>840

「……きらきら。あとで見せる。」

【何を売っているのか?そんな問いに対してただ一言、そう告げる】
【溢れたお湯溜まりにポーイとピンク色の布巾をあてがい、特に拭きもせずそのまま水分が吸収されるまでスルー】
【変なところが無頓着である】

「まるで、嘘つかれたような顔。わたし、言うこと本当。嘘つかない。」

【相手の驚いた様子に嘘ではないよとだけ付け足しておく】
【道を見つけられなかったのになさそうな顔をされたのがちょっと不服だったのだろうか】
省9
843
(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/23(月)20:16 ID:OseD2h6ko(4/7) AAS
>>823
──!

【声こそでないものの、その耳を見た瞬間驚きの表情を浮かべる】
【そこまでは恐らく、彼が今まであってきた人と同じなのであろう】

【だが、その目には恐怖の色はない】
【ただただ、驚いているだけなのである】

【ややあって目線を移すと、彼が顔を伏せているのに気づく】
【そして彼女の顔に現れるのは、同情や共感の感情】

【常人とは異なる形質を持ち、彼らから疎まれる】
【一ヶ月前までのことではあったが、彼女もそうして過ごしてきた身】
省7
844
(1): 上・マシラ 下・カミナ・ゲルギル 2015/03/23(月)20:25 ID:JX7NFe1Vo(1/4) AAS
【路地裏】

……新たな六罪王様方の台頭に、先日の都市水没事件。
ええ、ええ、これはまた…………芳醇な"欲望"の香りが漂ってきたものです

【暗く陰惨な雰囲気が漂う路地裏の一角に、建物の合間から射し込む月を眺めながら呟く人影があった】
【身長は160cm程度であろうか。茶色の短髪に垂れ目の猿顔をした男だ】
【黒地に白のストライプが刻まれたスーツを身に纏い、その胸にはカノッサの証である逆五芒が刺繍されていた】
【頭には奇術師めいたシルクハットを被っており、腰には全長40cm程の朱塗りの棒が括りつけている】

こうも見え透いた好機を逃してしまうのは、余りにも勿体無い話ですねえ
私もどなたかと接触を図りたいところですが――はてさて、関係者の皆様は何処にいらっしゃることやら

【シルクハットを指で引き下げ目元を隠すようにしながらも、猿顔の奇人は独りごちる】
省26
845
(1): クローザ 2015/03/23(月)20:38 ID:oVYHdt2wO携(3/6) AAS
>>843
………本当に声をあげなかったんだな

【そう、小さく呟いた】
【僅かに動くその耳にそっと自分で触れて】

【こんな反応は初めてだ】
【今まで、この耳に恐怖する人間はいなかったから】
【こんなにも疎ましい耳だったのに】

………………。

【再びフードを被って】
【そしてほんの少し微笑んだ】
省6
846
(1): レン=ヴァーテイン◆EjkplW7X36 2015/03/23(月)20:42 ID:hNyoGr3p0(5/9) AAS
>>842
「きら……きら?」

【何のことだろうか、と首を傾げながらも、装飾品か工芸品辺りだろうと納得しておく】
【……そして余りにもアバウトというか、雑な後処理に唖然としながら】
【少女が自分を弁護(?)し始めたのを見て、自分は何をやっているのかとやや落ち込んでいた】

「……うん、多分僕が悪いんだ。僕が……」

【少女のいう通りなら自分の運というか方向感覚はどうなっているのかと卑下したくなっても仕方ないだろう】
【そして、ふと少女を見れば一瞬だけ息を詰まらせながらも自分の問いに否定を述べた所で】
【旅人である以上コミュニケーションのスキルは必然的に必要となって来るのである故に少年はすぐに言葉に詰まって生まれた一瞬の空白の意味を理解する】

(嘘……か)
省16
847
(1): イナ 2015/03/23(月)21:08 ID:fq/4efS20(1/3) AAS
>>844
【同じく路地裏で、何かを探しているのか、辺りを見回しながら歩く女がいた】
【夜に映える真っ白な肌に、夜に溶け込むような黒いダッフルコートを来ている】
【身長は190cm余り。暗い路地裏を歩くその姿は、怪人のような雰囲気を放っていた】

ないな、面白いことが何一つない

【ひどくがっかかりしたように女は呟き、空っぽな目で月を見上げた】
【彼女は、一言で言うなれば『喧騒マニア』。常に騒ぎを求めているのだ】
【もし町中で喧嘩が有れば駆けつけ、遠い国で戦争か反乱があったら飛び込む】
【今居るような路地裏でも、大抵は死体や喧嘩などの『騒ぎの素』があった】
【が、今日は珍しく何もなかった。常人にはありがたい平穏しかなかったのだ】
省7
848
(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/23(月)21:10 ID:OseD2h6ko(5/7) AAS
>>845
はい……びっくりは、しましたけど
優しい人なのは、知ってたので……

【そう、少しはにかみながら答える】
【目の前の男が普通の人間でなかろうが】
【彼は確かに、彼女を助け、その後のアフターケアまでしてくれた】
【驚きこそすれ、怖がる理由は彼女のなかに存在しなかった】

【彼の感謝の囁きは、確かに彼女の耳に届き】
【はにかみではない、もう少しはっきりとした笑顔で返す】
【迫害の悲しみを、少しでも和らげることができたように思い、嬉しかった】
省4
849
(1): エリス・パルム・フラーテル◆lSY3..STRk 2015/03/23(月)21:15 ID:9VbNZEq00(6/11) AAS
>>846

「そう、きらきら―――、………?」

【よくぞ聞いてくれました】
【そう言わんばかりに件の商品について語ろうともう一度振り替えれば何故だか凹んでいる少年に首を傾げる】
【よく分からないが今はそっとしておこうか】

「………。」

【ぬいぐるみを撫でていると、突然相手が語り始めた】
【無言のまま、だけどしっかりと顔をあげて、少女は相手を見据える】
【それは一人ぼっちの少年のお話?】【否、彼にはちゃんと大切な人ができた】
【それはもちろん、少女にも】
省9
850: ラミーデュ=ヴィニット◆60/reloads [sage saga] 2015/03/23(月)21:19 ID:6aT7+CGYo(1) AAS
【路地裏】

【突如、鳴り響くのは爆発音、いや、粉砕音≠ニいうべきだろうか】
【──凄まじくでかい破壊≠フ音と共に砂煙が発生し】

『ひィぇえええッ!マジで、アイツ!俺を殺す°Cだぁあァァァァっ!!嘘だろ、公安がッ民間人をよォ!』

【その中から飛び出る様に現れたのは柄の悪い────チンピラだった】
【見るからに路地裏なら何処にでも湧いているような三下だが……】
【その右手には、≪奇妙なランプ≫が握られていた────】

『でも、俺、生きてるぜッ!やっぱり、この≪魔人のランプ≫は本物だぜェ〜〜ッ!』
省5
851
(1): 2015/03/23(月)21:31 ID:JX7NFe1Vo(2/4) AAS
>>847

――――おや? はてさて、"見つけた"とは如何なる意味でしょうねえ?
遺族の方か、正義組織の方か……はたまた同業者でしょうか

【突如として耳に届く誰かの声に、猿顔はそちらの方を振り向く】
【そして、口元に締りのない笑みを浮かべてにやけた表情を作りながらも】
【濁った両眼で女の姿を頭頂から爪先までジロリと眺め】
【トボけた口調で語りながら自身の額をトン……と指で叩く仕草を見せた】

いやはや全く、この猿めはいつもいつも心の機微が判らなくていけませんねえ!
ここは一つ、素直に尋ねてみるといたしましょう! ええ、そうですそれがよろしい!

【パンパン、と手を打合せまるで演劇でもしているかのように】
省9
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