[過去ログ]
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
840: レン=ヴァーテイン ◆EjkplW7X36 [] 2015/03/23(月) 19:40:48.84 ID:hNyoGr3p0 >>838 「……店?」 【そういえば、旅の噂】 【この辺りの森の中でたった一軒だけ建つ店がある、そう聞いた様な覚えがある】 「……何を売っているんだ?……ってこぼれてるこぼれてる!!」 【余所見するんじゃなぁああい!と言おうとしたが、少女が余りにも無表情なのでもしかしてわざとやっているのかと勘ぐり】 【そんな筈あるわけないだろうとバッグからタオルを取り出した】 「……は? 小さい?」 【そんな馬鹿な、と言おうとしてふと思い出す】 【もしかして、同じ場所を回っていたのだろうか、と】 【何と無く劣等感に打ちひしがれながらも、少女の言葉に耳を傾ける】 「……え、道?」 【そんなものあったか、と思うが何故か該当する物がない】 【ダメだこりゃ、と自分でも諦めて、今度からはしっかり道を行くことにしよう、と心に決めた】 「……あ、ありがとう」 【紅茶の入ったコップを受け取り、静かに口を付ける】 【そこでぬいぐるみの前にもコップが置かれているのを見て】 【その意味を少し考えてーー】 「……誰かの代わりなのか……? 【ポツリ、と寂しそうに呟いた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/840
841: リンロ・ルード ◆XQvP.AwpIw [sage] 2015/03/23(月) 19:47:32.61 ID:A4qx1YzLo >>175 /お疲れ様でした! /新人の私についていただきありがとうございました http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/841
842: エリス・パルム・フラーテル ◆lSY3..STRk [sage] 2015/03/23(月) 20:05:17.23 ID:9VbNZEq00 >>840 「……きらきら。あとで見せる。」 【何を売っているのか?そんな問いに対してただ一言、そう告げる】 【溢れたお湯溜まりにポーイとピンク色の布巾をあてがい、特に拭きもせずそのまま水分が吸収されるまでスルー】 【変なところが無頓着である】 「まるで、嘘つかれたような顔。わたし、言うこと本当。嘘つかない。」 【相手の驚いた様子に嘘ではないよとだけ付け足しておく】 【道を見つけられなかったのになさそうな顔をされたのがちょっと不服だったのだろうか】 「……どういたしまして」 【お礼を言われればペコリとお辞儀】 【褒められるのは少女的には嬉しくはないけど嫌という訳でもない】 【お礼をされたらそう答える】【それが世間一般の常識なのだろう】 【そのまま目線をカップへと落とし、ぼうっとしていたのだが―――】 「………、……誰か、ではない。これはこの子の、席。代わり違う。」 【少し言葉を詰まらせて、だけど、無表情に少女は答える】 【ウサギのぬいぐるみの頭を撫でながら言う言葉は、そのぬいぐるみを大切にしているということが、まざまざと見てとれるようで】 【それでも彼が勘のいい人なら、声色に少しの嘘が含まれているのも分かるだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/842
843: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/23(月) 20:16:59.04 ID:OseD2h6ko >>823 ──! 【声こそでないものの、その耳を見た瞬間驚きの表情を浮かべる】 【そこまでは恐らく、彼が今まであってきた人と同じなのであろう】 【だが、その目には恐怖の色はない】 【ただただ、驚いているだけなのである】 【ややあって目線を移すと、彼が顔を伏せているのに気づく】 【そして彼女の顔に現れるのは、同情や共感の感情】 【常人とは異なる形質を持ち、彼らから疎まれる】 【一ヶ月前までのことではあったが、彼女もそうして過ごしてきた身】 【それ故に、彼が過ごしてきた日々の苦悩に思いを馳せ、共感することができた】 【目に見える形で現れている彼の方がより激しかっただろうとも思うが】 ……えと、顔を上げて下さい…… …………私は、"人と違う"だけで、いじめたり、しませんから…… 【もっと口がたてば、より心に響くことを言えたのだろうが】 【口下手な彼女なりに、彼を安心させようと、言葉を紡いだ】 //ものっそい遅くなってすいません…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/843
844: 上・マシラ 下・カミナ・ゲルギル [sage] 2015/03/23(月) 20:25:20.88 ID:JX7NFe1Vo 【路地裏】 ……新たな六罪王様方の台頭に、先日の都市水没事件。 ええ、ええ、これはまた…………芳醇な"欲望"の香りが漂ってきたものです 【暗く陰惨な雰囲気が漂う路地裏の一角に、建物の合間から射し込む月を眺めながら呟く人影があった】 【身長は160cm程度であろうか。茶色の短髪に垂れ目の猿顔をした男だ】 【黒地に白のストライプが刻まれたスーツを身に纏い、その胸にはカノッサの証である逆五芒が刺繍されていた】 【頭には奇術師めいたシルクハットを被っており、腰には全長40cm程の朱塗りの棒が括りつけている】 こうも見え透いた好機を逃してしまうのは、余りにも勿体無い話ですねえ 私もどなたかと接触を図りたいところですが――はてさて、関係者の皆様は何処にいらっしゃることやら 【シルクハットを指で引き下げ目元を隠すようにしながらも、猿顔の奇人は独りごちる】 【ここ数カ月で発生した、いずれも世界を揺るがす大事件の数々』 【其れを見て動かぬ手はないと、「キキキッ――」と独特な甲高い含み笑いを浮かべながら】 【今後の"流れ"に思いを馳せていた――】 【もし通りかかる者がいたならば、この奇妙な人物が目に付くことがあるかもしれない】 【胸に記されたカノッサの紋章――これを見て反応することもあろうか】 【また、近くで何かしらの事件などが発生したならばこの猿顔の男も反応を示すことだろう】 【――】 【とある街外れ】 「…………がっ、そんな……お、俺は……何も――――」 ――――……ふん、やはり木っ端を捕まえた所で大した情報は得られんか。 今のままでは動くに動けん……何かしらの手掛かりが、欲しい所なのじゃがな 【夜になれば人通りも少なく、治安が悪化するとある街の外れで】 【打ち倒され、呻き声を上げるカノッサの紋章を衣服に着けた数人の男女と】 【その中心に立ち白く巨大な"何か"で、その内一人を宙に吊り上げ尋問している少女の姿があった】 【身長は140cm程度であろうか。腰まで伸びた炎のように鮮やかな紅蓮の髪と、漆黒の瞳をしている】 【桜色の簡素なデザインの着物を纏い、胸元には"緋色の鷹"を模したワッペン】 【腰には茶色の鞘に収まった剣を下げており】 【少女の隣には全長2mはあろうかという白く巨大な"獅子の頭"が浮かび】 【人を丸呑みに出来そうな大口で機関員の襟首を咥えていた】 とりあえず、後始末はちゃんとしておかなくてはの 専門家ならばもう少し情報を絞り出せるやもしれんのじゃ――まあ、期待は出来んじゃろうがな…… 【やがて有益な情報が得られないと悟った少女は、溜息と共に獅子頭を操作し"それ"を放り捨てて】 【懐から取り出した携帯端末で何処かに連絡を始める】 【近くを通りかかる者がいれば、この捕物を目撃している可能性もあるだろうか】 【また、付近で何か事件などが発生したならばこの少女が反応することも考えられる】 /一時くらいになったら持ち越しでお願いします! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/844
845: クローザ [sage] 2015/03/23(月) 20:38:12.72 ID:oVYHdt2wO >>843 ………本当に声をあげなかったんだな 【そう、小さく呟いた】 【僅かに動くその耳にそっと自分で触れて】 【こんな反応は初めてだ】 【今まで、この耳に恐怖する人間はいなかったから】 【こんなにも疎ましい耳だったのに】 ………………。 【再びフードを被って】 【そしてほんの少し微笑んだ】 【「ありがとう」と、微かに聞こえたかもしれない】 ………さて、もうすぐ到着か? 住宅街も近づいてくるが……。 【辺りを見回して、青年は問い掛ける】 【話していて忘れたが気がつくと結構な距離を歩いていた】 【彼女の目的地がどこかは分からないが、きっと自宅だろうから】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/845
846: レン=ヴァーテイン ◆EjkplW7X36 [sage] 2015/03/23(月) 20:42:49.05 ID:hNyoGr3p0 >>842 「きら……きら?」 【何のことだろうか、と首を傾げながらも、装飾品か工芸品辺りだろうと納得しておく】 【……そして余りにもアバウトというか、雑な後処理に唖然としながら】 【少女が自分を弁護(?)し始めたのを見て、自分は何をやっているのかとやや落ち込んでいた】 「……うん、多分僕が悪いんだ。僕が……」 【少女のいう通りなら自分の運というか方向感覚はどうなっているのかと卑下したくなっても仕方ないだろう】 【そして、ふと少女を見れば一瞬だけ息を詰まらせながらも自分の問いに否定を述べた所で】 【旅人である以上コミュニケーションのスキルは必然的に必要となって来るのである故に少年はすぐに言葉に詰まって生まれた一瞬の空白の意味を理解する】 (嘘……か) 【少女がぬいぐるみを撫でているのを微笑ましく思いながらも、今よりもずっと幼かった頃の記憶がフラッシュバックする】 【自分の帰る場所は、もう無い】 【帰る意思も、無い】 【だから自分は、たった一人で旅をする旅人である】 【だから自分は、師匠のたった一人の弟子であると】 「つまらない、思い出話なんだけどさ」 【少年は静かにそう切り出した】 「……僕が生まれた街を出たのはまだ7歳とかそこら辺でさ……まぁ、見送る人も居なかったんだ」 【「居ない」】 【それが意味するのは、孤独】 「……でも、代わりの人は居た。たった数年だけ……一緒に旅をしてた剣の師匠が」 【そう言って二振りの刀を手に取る】 【黒と、白の鞘に差された双剣は、お互いが引き立てる様に光を反射していた】 「……だから……何て言えばいいかな。何となく分かるんだ……その人形、大切にしてあげてね」 【結局は何が言いたかったのか】 【曖昧に笑って、「違ったら気にしなくていいから」と付け足し、二つの刀を元の位置に戻した】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/846
847: イナ [sage] 2015/03/23(月) 21:08:10.11 ID:fq/4efS20 >>844 【同じく路地裏で、何かを探しているのか、辺りを見回しながら歩く女がいた】 【夜に映える真っ白な肌に、夜に溶け込むような黒いダッフルコートを来ている】 【身長は190cm余り。暗い路地裏を歩くその姿は、怪人のような雰囲気を放っていた】 ないな、面白いことが何一つない 【ひどくがっかかりしたように女は呟き、空っぽな目で月を見上げた】 【彼女は、一言で言うなれば『喧騒マニア』。常に騒ぎを求めているのだ】 【もし町中で喧嘩が有れば駆けつけ、遠い国で戦争か反乱があったら飛び込む】 【今居るような路地裏でも、大抵は死体や喧嘩などの『騒ぎの素』があった】 【が、今日は珍しく何もなかった。常人にはありがたい平穏しかなかったのだ】 仕方ない、誰か吊るそうかな… 【死体でも作っておけば、騒ぎになるはず。そう思い角を曲がったその時】 【聞こえてきた笑い声、視界に入ってきた奇妙な人物】 【それは彼女が探していた『面白いこと』に他ならない】 見ーつけた 【子供のように大きな声を上げて、彼女はニッと笑った】 /まだいらしたら http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/847
848: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/23(月) 21:10:51.44 ID:OseD2h6ko >>845 はい……びっくりは、しましたけど 優しい人なのは、知ってたので…… 【そう、少しはにかみながら答える】 【目の前の男が普通の人間でなかろうが】 【彼は確かに、彼女を助け、その後のアフターケアまでしてくれた】 【驚きこそすれ、怖がる理由は彼女のなかに存在しなかった】 【彼の感謝の囁きは、確かに彼女の耳に届き】 【はにかみではない、もう少しはっきりとした笑顔で返す】 【迫害の悲しみを、少しでも和らげることができたように思い、嬉しかった】 あぁ、そうです……あとちょっとのとこなので、もう大丈夫……です 送っていただき、ありがとうございました…… 【あと一分も歩けば、彼女の家というところまできていた】 【ここまで来れたらもう大丈夫だと思い、お礼の言葉をのべる】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/848
849: エリス・パルム・フラーテル ◆lSY3..STRk [sage] 2015/03/23(月) 21:15:03.37 ID:9VbNZEq00 >>846 「そう、きらきら―――、………?」 【よくぞ聞いてくれました】 【そう言わんばかりに件の商品について語ろうともう一度振り替えれば何故だか凹んでいる少年に首を傾げる】 【よく分からないが今はそっとしておこうか】 「………。」 【ぬいぐるみを撫でていると、突然相手が語り始めた】 【無言のまま、だけどしっかりと顔をあげて、少女は相手を見据える】 【それは一人ぼっちの少年のお話?】【否、彼にはちゃんと大切な人ができた】 【それはもちろん、少女にも】 【ぎゅ、とぬいぐるみの胴体を抱き締める】 「………分かった。大事、する。」 【彼の言っていることは、痛いほどよく分かって】 【きっと彼にとっての少女のぬいぐるみは、その二つの武器なのだろう】 【少女の表情はほんの少しだけ、頬が赤く照れているような様子だった】 【しかしそんな表情も束の間】【ふと何かを思い付いたような表情をすれば少年にある提案をして】 「……!お客人、少し。こちらに、こちらに。」 【そう言えば、少女は席を立ち上がり、幾つかあるうちの一つの扉の前に歩いてゆく】 【他の扉と比べると木の素材が違う扉だ】【相手に此方に来るようにと手招きする】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/849
850: ラミーデュ=ヴィニット ◆60/reloads [sage saga] 2015/03/23(月) 21:19:41.73 ID:6aT7+CGYo 【路地裏】 【突如、鳴り響くのは爆発音、いや、粉砕音≠ニいうべきだろうか】 【──凄まじくでかい破壊≠フ音と共に砂煙が発生し】 『ひィぇえええッ!マジで、アイツ!俺を殺す°Cだぁあァァァァっ!!嘘だろ、公安がッ民間人をよォ!』 【その中から飛び出る様に現れたのは柄の悪い────チンピラだった】 【見るからに路地裏なら何処にでも湧いているような三下だが……】 【その右手には、≪奇妙なランプ≫が握られていた────】 『でも、俺、生きてるぜッ!やっぱり、この≪魔人のランプ≫は本物だぜェ〜〜ッ!』 ……クソ……目が……。 【続けて出てきたのは、前を開けた深緑色のコートを身につけ、四角いフレームの額縁メガネを装着していて】 【やや長い、鮮やかな紫陽花の様な色の髪を後ろで縛って纏めている男性。彼のコートには、≪自警団の腕章≫】 【──男は、砂煙≠ナ目をやられたらしく。眼鏡を外して擦りながら出てきた】 【このままではチンピラを逃してしまうかもしれないが、発生した音は路地裏中どころか表通りにも響く大きな音──それがどう転ぶか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/850
851: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/23(月) 21:31:59.25 ID:JX7NFe1Vo >>847 ――――おや? はてさて、"見つけた"とは如何なる意味でしょうねえ? 遺族の方か、正義組織の方か……はたまた同業者でしょうか 【突如として耳に届く誰かの声に、猿顔はそちらの方を振り向く】 【そして、口元に締りのない笑みを浮かべてにやけた表情を作りながらも】 【濁った両眼で女の姿を頭頂から爪先までジロリと眺め】 【トボけた口調で語りながら自身の額をトン……と指で叩く仕草を見せた】 いやはや全く、この猿めはいつもいつも心の機微が判らなくていけませんねえ! ここは一つ、素直に尋ねてみるといたしましょう! ええ、そうですそれがよろしい! 【パンパン、と手を打合せまるで演劇でもしているかのように】 【朗々と台詞を読み上げながらも口元の笑みを更に深く吊り上げて――】 ――こんばんは、御嬢様。さてさて、貴女様は私(わたくし)めに何をお求めなのでしょうか? ええ、どうぞどうぞ遠慮なさらずこの猿めに打ち明けて下さいませ! 御要件と条件次第では……貴女様の"欲"を叶えるお手伝いを致しましょう! 【そう告げて両腕を広げ大仰な仕草を作って見せながらも、頭を下げて紳士然とした深い礼をする】 【全体的に道化じみた態度を取る人物である】 【与える印象は「小物」や「胡散臭い」といったモノが一般的であろうか】 【猿顔はどろりと暗い目で女を観察しながら反応を待っている】 【この"道化"に対して、災厄を求める女は如何なる返答を以て接するだろうか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/851
852: クローザ [sage] 2015/03/23(月) 21:34:04.07 ID:oVYHdt2wO >>848 優し...!? ゴホッゴホン...! 【少女の言葉に急に咳き込んだ】 【こういう事に慣れていないのだろう】 【妙に気恥ずかしいのか】 【少しだけ顔が赤かった】 ……そうか、怪しい臭いもない この辺りにさっきみたいな連中はいないし、安心だろう… 【周りを見回し、きっと鼻と耳を使っているのだろう】 【ある程度確認して少女の方を向いた】 ......クローザだ。 クロでいい 【そう、自分の名前を付け加えた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/852
853: レン=ヴァーテイン ◆EjkplW7X36 [sage] 2015/03/23(月) 21:34:16.99 ID:hNyoGr3p0 >>849 【少女がぬいぐるみの胴体を抱きしめたのを見て、少し笑みを浮かべる】 【きっと、思いは伝わったのだろうと】 【無意識の内に手を握り、師匠に教わった刀の握り方になる】 【それは何時でも自分を支えてくれた、少女のぬいぐるみと同じであろう「もの」】 【少し視線を落として刀を見れば、その輝きは鈍ることなどあり得なくて】 「うん…良かった」 【結局は、そういうことなのだと思う】 【自分を、何時でも支えてくれる物を大切にせねばならないのだ】 【と、そこで少女が何か思いついたように声を出した】 「どうした……の……?」 【何事かと思いながら、少女に釣られて席を立ち、手招きされた通りに、少女に近づく】 【何やら他の扉とは違う雰囲気】 【素材が違うのだろうか? という疑問も今は置いておいて、この先に何があるのかと疑問符を浮かべていた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/853
854: エリス・パルム・フラーテル ◆lSY3..STRk [sage] 2015/03/23(月) 21:50:40.67 ID:9VbNZEq00 >>853 「…ここ、あまり人に見せない。でも今回特別。」 【そう言って少女は扉を開け放つ】 【その部屋の中はテーブルのあった部屋とはかけ離れて鉄の板と壁に囲まれた部屋だった】 【大きな釜戸に鉄の台、部屋の隅っこには沢山の箱が置かれていて、何かがきらきらと光っている】 「これ、きらきら。これ材料、作って、売ったりあげてる。」 【その中で一際小さめの箱…と言っても割と重そうなものを持ってきて相手に見せる】 【それは色とりどりの丸い硝子細工】【大きかったり小さかったり形も様々だ】 【電灯の光に照らされ、きらきらと反射して、二人の顔を映している】 「今回特別。お客人にあげる、オーダーメイド。何が良い?」 【要するにオリジナルで何か作ろう、と】 【そう言って相手に箱をずいと寄せる】 【そのまま箱を覗きこむか、受け取って見るかは貴方次第】 【因みに赤黄青緑紫黒白、と。合計7個の色にそれぞれ意味があるのだが、それがなんなのかはお楽しみ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/854
855: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/23(月) 21:52:35.90 ID:OseD2h6ko >>852 ふふっ…… 【珍しく取り乱す男の様子に、思わず笑いがこぼれる】 【その様子に、先程までの恐怖や不安の陰は微塵も存在していなかった】 臭い……なるほど それなら、安心ですね 【今になって、彼がいっていた臭いの意味を理解する】 【一定の信頼を彼においていることもあり、今のその一言の安心感は大きかった】 クロさん、ですか…… 霜降氷雪といいます……また会えたら、よろしくです 【そう言って、ペコリと一礼】 【最初の邂逅での怯えた様子は消え、大分彼とは打ち解けられたと思っているようだ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/855
856: イナ [sage] 2015/03/23(月) 22:00:13.37 ID:fq/4efS20 >>851 【相手から受けた第一印象は「胡散臭い」。しかし彼女にとってはその印象もまた引き付けるものがあった】 【道化じみた態度、芝居のかかった台詞、胸の紋章、そして濁った黒い目】 【全てが興味深く、今まで求めていた騒ぎの素の中でも、特に質の良いものであった】 急にごめんなさいね、紳士さん。それじゃあ私の"欲"を聞いてもらおうかしら 【まるで宝物を見つけた無邪気な子供のように笑みを浮かべ、男にゆっくりと歩み寄る】 【彼女の"欲"はただ一つ、『喧騒を見ること』。混沌した平穏の無い状況に心奪われたいのだ】 【自分の好きなヒーローのことを親に話す子供のように。彼女は口を開いた】 そうね、まず自己紹介からかしら。私はイナ、あなたとは同業者になるかな? それで私の"欲"ってのわね…一言で言うと『騒ぎを見たい』のよ 喧嘩でも銃撃戦でも戦争でもいい、誰かが騒いで私はそれを眺める。それがやりたいの 【空っぽの目で男の顔を見つめ、サンタに願うかのような雰囲気でそう言った】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/856
857: レン=ヴァーテイン ◆EjkplW7X36 [sage] 2015/03/23(月) 22:03:41.74 ID:hNyoGr3p0 >>854 「……鉄?」 【部屋の中を見て、先ほどの部屋を見比べる】 【明らかに雰囲気が違う、この部屋が作られた目的は何か】 【類推するに、工房などの何かの加工に使うのだろう、と】 【少女が持ってきたキラキラと光るガラス細工を見て、感嘆を漏らす】 「凄い……」 【色とりどりの光の反射が見るものを魅了し、引き込む】 【それは少年も例外ではなく、これが一つの芸術品として仕上がったらどうなるだろう、と想像する】 【と、そこで少女が箱を寄せる】 「……え、いや、そんな」 【戸惑い、遠慮しようとするが、折角作ってくれるなら寧ろ遠慮は失礼だろうか】 【一瞬の葛藤の後に、やはり貰っておこうと決める】 【そのままでは重いだろうと箱を受け取り、中を覗き見る】 「……これ、かな」 【手に取ったのは、青】 【果たして、どんな意味を持つのか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/857
858: クローザ [sage] 2015/03/23(月) 22:09:22.07 ID:oVYHdt2wO >>855 氷雪……か良い名前だ、アンタによく似合う 【そう、思ったままの感想を口にした】 【割と素直なのか、彼女の分析通り心優しい人物像なのだろう】 【ふと、空を見上げた】 【そこに浮かぶ少しだけ欠けた月】 【それを一瞥して、】 ああ、じゃあな氷雪、良い夜を 【そう軽く手を振って】 【そう言いながら、彼も帰路に着くのか】 【彼も、もと来た道を帰ろうとするだろう】 【声をかければ立ち止まるだろうが、声をかけねばそのまま帰るだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/858
859: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/23(月) 22:21:19.40 ID:JX7NFe1Vo >>856 イナ様……イナ様――ああ、いやいや私としたことが何という無礼を! ええ、そうですねえ……"同業者"で違いないでしょう! 申し遅れました……私はマシラ、若輩者ながら『95』の番号を頂いております! いけませんねえ、何せカノッサは身内でも秘匿主義が徹底しておりますので 勿論の事御名前は存じておりましたが、顔写真すら見つけ出す事が困難な有様でして、ええ―― 【猿顔――マシラは、相手が自分よりも上位のナンバーズと察すると】 【揉み手をしながら腰を曲げ、卑屈な態度で遜り出す】 【弱者に強く強者に媚び諂う】 【人間離れした力を振るうナンバーズの中にあって、この男は異質ともいえる存在であった】 ほほう――……それはまた、随分と"素敵"な趣味をお持ちのようで ええ、ええ、貴女様の欲望を満たす事は難しい話ではありません 何せ、今は各所で皆々様が暴れまわる群雄割拠の時代! 私めが手を出さずとも世界は乱れ、それはもう多くの"悲劇"が生まれることでしょう! 【新たな六罪王達の台頭に、アーグという記憶に新しい街を"沈めた"怪物の存在】 【これから世界は今まで以上に乱れることだろう】 【彼女の望みを叶えるならば、マシラは"待つ"だけでも達成されると考えていた】 【――が、】 しかしながら、それでは貴女様の望む瞬間に立ち会えるかは判りませんよねえ? 何せあの方々はわざわざ「今から暴れる!」などと宣伝してくださる訳ではありませんから 折角素晴らしい『騒ぎ』があろうとも クライマックスシーンを見逃してしまっては台無しというもの! 【マシラはあえて語りを続けた】 【どのような意図があってのことか、先程自身で告げた其れを否定するかのように】 【「困ったものだ」という意思表示のように手で顔を覆った】 …………イナ様、折角お楽しみになるのでしたらやはり "最高の瞬間"に立ち会いたいとは思われませんか? ……もしも貴女様がお望みでしたならば――不肖マシラ、その"演出"のお手伝いを致しましょう 【更に深い闇に誘うかのように、コツ、コツ、とイナの方へと】 【わざとらしく革靴で地を叩き音を立てながら近づき、裂けたような笑みを浮かべながら彼女に問い掛ける】 【演出――とは如何なる意味を含んだワードであろうか?】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/859
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 143 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.017s