[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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(2): ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/11(水)22:09 ID:lbPLLbcAo(2/5) AAS
>>240

【その背後で物音がする。もっと言えばその前から階段を登る足音が】
【もっと言うならば何者かの『気配』がしていただろう。気配は殺気には至らぬまでも】
【警戒心は孕んでいる。衣擦れと金属音。拳銃の撃鉄を起こす音だ】

誰だ…アンタは

【サングラスをした背の高い痩せた男。スーツスタイルにリボルバー式拳銃は古臭い】
【ノワールフィルムを彷彿とさせる風貌。しゃがれた声は単刀直入にそう問うた】
250
(1): カニバディール◆EQBB9rCCt1P5 [sage saga] 2015/03/11(水)22:18 ID:tyw1dM6Zo(2/4) AAS
>>245
【自分の姿に対する反応で、相手の胆力・力量を測る手口は、この異形の戦術の一つだ】
【眼前の彼女は、確かな実力の持ち主だ。静かに、呼吸が一度止まる。あまりに冷静に】

それでは意味がない。私はそれが気に入ったんだ

【こちらに向き合う彼女へと、単眼からの視線がさらに粘っこく注がれる】
【その単眼の前で、己が欲しがった武器がさらなる機能を発揮した】

ほう……見た目だけではないらしいな
そのような道具、そうそう似たようなものなど出てくることはないだろう

その口ぶり、まるで機械か兵器だな……また、その手の作られた生命か?
面白い……お前自身もその武器もろともに連れていくとするか
省11
251
(1): (長屋) [sage saga] 2015/03/11(水)22:19 ID:Qv0a4P8Fo(3/6) AAS
>>249

【女性の周囲に浮遊していた「手」が一斉に相手を指差す──空き缶を持っていた手が、慌てて缶を床に置き、遅れて指を指した】
【当の女性は落ち着いたものだった。ふう、と煙を吐き出せば、化粧に縁取られた気怠い視線を相手へと投げ掛ける】

……そう言うアンタこそ、物騒な音立てて。何者だっつの
あたしは別に──……ただ、暇潰ししてるだけさ。いい場所だろ? ココ

【蓮葉な口調で、恐らくは年上だろう相手に。まして武器を持つのにも、物怖じしない様子だった】
【相手の成りを無遠慮に頭から爪先まで眺めれば、女性は顎に手を当て暫し黙考、そして何やら思い付いたか彼に指を指した】

もしかして、ヤクザ? 取引の邪魔だってなら、怖いし帰るわ
省1
252: (長屋) [sage saga] 2015/03/11(水)22:20 ID:Qv0a4P8Fo(4/6) AAS
>>249
/次遅れます
253
(3): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水)22:25 ID:BgCvwll0o(5/6) AAS
>>248
不審者っぽい人に、変質者って、言っただけですよーだ

【わざわざ区切ってはっきりと言いながら、掴みかかろうとしてくる男の手をひょいひょいバックステップしながら避ける】
【どうやら実力行使に出されても折れる気はないようだ】
【それでも反撃はしないのは、特に殴る理由が少女にはないだけの話だろう】
254
(1): ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/11(水)22:33 ID:lbPLLbcAo(3/5) AAS
>>251

【暫く彼は硬直したように動かなかったが…すぐに溜息1つついて緊張を解いた】
【拳銃はわざとらしく西部劇のガンマンのように回してからベルトに挟み込み片付ける】
【風貌といい、ずいぶんと気取った人間な様だ。代わりに彼も煙草を取り出して火を付けると】

忘れられた街に来るのは忘れられた人間か、忘れられたい人間だ
……まあ、なんだっていいか。…好きにしてくれ、俺も勝手にする

【それだけ言って、煙草をくわえると大きなケースのようなものを抱え上げた。足元にでもあったのだろう】
【兵器でも入っていそうな重厚なカバンで3つほどあったが、彼は1つ持ち上げるのが精一杯なようだった】

ヤクザは何年も前にやめたよ。鉄砲も当たらねえし、嘘も下手だから…向いてなかったんだ
…明日の夜までは何もしないよ。此処は見晴らしがいい…確かに良い場所だから…
省1
255
(2): エクレア◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/11(水)22:45 ID:hN2iPtN5O携(3/4) AAS
>>250

……ん…断る……

【連れ去る、という一言に、明確な拒絶を示し】
【しかし、同時に生半可な相手では無いことを理解する】
【肉の壁に阻まれた矢を見て、次の一手を考え】

…………はぁ…

【肉塊を広いあげ、振り抜こうとする相手に対して、下がる】
【近接戦に付き合う義理はないと】
【そして、そのために彼女は一つカードを切る】
省10
256
(1): ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水)22:52 ID:mlQ5AoYEO携(4/5) AAS
>>253
誰が不審者だ!テメェ…クソガキいい加減にしとけよ

【ひょいひょいと男の伸ばした腕を避けていく少女を見て男のイラつき度は更に上がっていく】

いちいち減らず口叩きやがって…!死ぬほど後悔させてから泣かす!

【男は更に腕を伸ばすスピードを上げ、少女の方に詰め寄り掴みかかろうとする】
【一瞬能力を使って捕縛でもしてやろうかと思ったが少女に能力を使うほどまだ大人気なくはなかった】

【しかしこの状況、少女を黒ずくめの男が掴もうとしている様は何処からどう見たとしても不審者とその被害者の構図である】
省2
257
(1): (長屋) [sage saga] 2015/03/11(水)22:58 ID:Qv0a4P8Fo(5/6) AAS
>>254

ハハ、違い無いね。忘れられてたのか、こっちが忘れてたのかは別としてさ
──ほら、もういいっつの。それより灰皿

【相手が警戒を解けば、此方も手の態勢を解かせる。総勢7本で指差しとは、かなりのシツレイに値したが】
【女が指示すれば、慌てて幾つかの手が空き缶の争奪戦を繰り広げ、結局三つの手で恭しく運ばれた缶に女は灰を落とした】

嘘が下手? ウッソだぁ、アンタぱっと見そんな純情ボーイには見えなかったけれど。
……ん、これも嘘? あー、何だかややこしくなって来た……って、あと二つ置いてくの?

【目に止まったのは荷物だった。何が入っているかは知らないが、まあ重たげだというのは分かった】
【暇しているし、手は見ての通り有り余っていた。よ、っと椅子から立つと、女性は相手の後を追っていく】
省3
258
(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/11(水)23:04 ID:BgCvwll0o(6/6) AAS
>>256
(むーう、わかりやすくヒートアップしてますねぇ……)

【ひょいひょいと回避しつつ、男の反応を明らかに楽しんでいる】
【そうこうしているうちに当然足場のはじっこまで追い詰められ、男はここぞと掴みかかってくるが……】

よい、しょっと♪

【そんな気楽な掛け声と共にその手を避けて足場の外へと出て──背中に能力の翼を展開する】
【もし男が勢い余って落ちかけたらさすがに助けようと思いつつ、男の手がぎりぎり届かないところから声をかける】

あのですねー、なんであなたはそんなに怒ってるんです?
最初に怒鳴られた時点でちょっと意味わかんなかったんですけど
省1
259: カニバディール◆EQBB9rCCt1P5 [sage saga] 2015/03/11(水)23:11 ID:tyw1dM6Zo(3/4) AAS
>>255
だろうな。だがそれを押し通すのが、盗賊というものだ

【彼女の拒絶も意に介さず、ただ己の悪意と欲望を振りかざす】
【だが、同時にその眼に油断はない。彼女が容易ならざる相手だとわかっているのだろう】

【左腕の代わりとなった肉塊が、風を切る感触。見れば、己の振るった一撃は、彼女に対して有効な攻撃範囲から外れていた】
【その美しい髪の間から覗く幾何学模様の瞳。それが一瞬、自分の単眼と合ったように思えた、次の瞬間】
【その身体が、まるで見えない何かに引っ張られたかのように、空中を滑ったことを認識した】

【再び距離を空けられ、彼女の領域に引きずり込まれる。すなわち、その矢が十全に力を発揮できるだけの】
【自分へと向けられた矢に、先ほどよりさらに強力なまでの魔力が集まっていくのを感じ取り。異形が反撃に動く】

【右腕で素早く襤褸切れの中から大型の拳銃を取り出し、彼女へ向けて発砲しようとしたのだ】
省6
260
(1): ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/11(水)23:19 ID:lbPLLbcAo(4/5) AAS
>>257

どっちも似たようなもんだろ。忘れたいものもある

【階段の途中で(割と早い段階で)小休止した男は灰皿に灰を落とし】
【またえっちらおっちらと登っていく。まあ、見ての通り腕っ節はからっきしという事だろう】
【ヤクザにしてはやはり何というか役不足というか偽物っぽいというか…頼りない】

まあ……何にせよ…ヤクザは向いてなかった。2年半居て、会長のお嬢様の運転手…
…今じゃそのお嬢の方がマトモにヤクザやってる。……運んでくれるなら助かるよ

【休んでは上り、休んでは上り。能力のある彼女の方が早いだろう。そんなペースだ】
【彼は屋上へと上がってメインストリートがあった方角へと向かい、荷物をおろした】
省3
261
(1): (長屋) [sage saga] 2015/03/11(水)23:30 ID:Qv0a4P8Fo(6/6) AAS
>>260

ヒュー、かっくいー。ひょろい癖にー。

【あははと笑って、女は身軽なまま相手の後をついていく。持ってあげようというつもりは無いらしい】
【その後から手が二手一組でカバンを運んで行く。残りは一つが灰皿係、もう一つは応援係なのかカバン組の周りを飛んでいた】

へえ……まー確かに、お抱え運転手って感じするかも。腕っ節よりドライブテク、みたいな?
しっかし、女でヤクザかぁ……恰好いいなぁ、あたしも組でも作ろうかな。永倉組、……イマイチ

【永倉、と言うのだろうか。考えつつ昇っていけば、いつしか男を抜かして屋上へとたどり着いていた】
【「おっそーい!」なんて声を掛けたりした後、男も着けば指定の場所に荷物を下ろし、彼の支度を眺めていたのだが】
省2
262
(1): ヴェール=カタストルフ [sage sage] 2015/03/11(水)23:35 ID:mlQ5AoYEO携(5/5) AAS
>>258
【少女を端まで追い詰め勝ちを確信して男は勢いをつけて手を突き出した】

オラ[ピーーー]ぇぇ!!

【無論[ピーーー]気はないが、男が叫ぶや否や男の目の前から少女が消える】
【軽快な声の方を見ると少女が跳んで、いや飛んでいる】

【と少女の方に気を取られ勢いがあまり落ちそうになるが突き出した方の手が手すりに掴まりバランスを立て直す】
【手すりに掴まりながら少女の方を睨むと少女の方から声をかけられた】

あん?テメェ俺が初対面で変質者扱いされてハァハァ言ってる様に見えてんのか?それに最初のは暇だったからだよ。ま、要するに暇つぶしってことだ、悪りぃのは俺の視界に入ったテメェだ
省7
263
(1): エクレア◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/11(水)23:36 ID:hN2iPtN5O携(4/4) AAS
>>255

……ぅっ…!

【戦いとは、常に自身が切れる手札の数が多ければ多いほど有利だ】
【そして、それをいかに多く隠し通せるかどうかも】
【それは、相手にも当てはまる訳で】
【自身の距離へと持ち込んだのも束の間、相手が取り出した銃を確認し】
【咄嗟に身を捩ろうとしても、自身は未だ中空】
【それでも無理矢理態勢を変えて、何とか直撃だけは避けるも、出血は免れなかった】

………くっ…
省9
264: ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/11(水)23:54 ID:lbPLLbcAo(5/5) AAS
>>261

……・…。

【返す言葉もない。確かにヒョロいのだ。自覚があるから苦笑いで乗り切る】

【何かの兵器を組み立てながら、また煙草に火を付けてのんびり作業をする】
【手慣れた様子に見えるがよく見ると単純なもんで誰でも組み立てれそうな雰囲気】

運転だけならヘリでもボートでも。まあそれだけじゃ…ね。世の中不景気って言うのかな…
…不景気は関係ないか。…儲けてる奴は儲けてるんだよ。富の絶対数は決まってるから
省7
265
(1): カニバディール◆EQBB9rCCt1P5 [sage saga] 2015/03/11(水)23:56 ID:tyw1dM6Zo(4/4) AAS
>>263
【その変幻自在とも思える回避、身体移動も万能とはいかなかったらしい、と異形は観察する】
【自身の銃撃を空中で体勢を変えて致命傷を回避する、その身体能力はさらに侮れないものを感じさせたが】
【未だ不明瞭な相手の能力にも、まだ付け入る隙がある。異形の悪意と戦意はまだ衰えない】

【だがその思考に割り込む苦痛。肩に焼けた鉄を突き込まれたかのような痛み】
【相手が着地時に体勢を崩したのか、わずかに生じたタイムラグを逃さず、異形が傷口付近に肉を操作して傷口を塞ぐ】

(傷を負っても、その冷静さは健在か……先も感じたが、やはり機械のようなやつだ)
(その上、未だ相手の能力は未知数……どう攻めたものか……)

【逡巡する異形の前で、更なる異様な光景が展開する。先ほど彼女自身が空中で移動したのと同じく】
【ゴミ箱が一人でに動いて、彼女の盾となる。自分や物体に働きかける念動力のようなものか、と推察しつつ】
省8
266
(1): クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/12(木)00:03 ID:F+5cAmx0o(1/8) AAS
>>262
あはははっ、見事にかかりましたねー?

【まんまとうまくいって思わず笑ってしまう】
【今度ケンカとかに巻き込まれたら使えるな、とか思いつつ】

うわぁ理不尽な。まぁあの状況で私に非があって怒鳴られるとはちょっと思えませんでしたが
(というか、ものすごい筋力ですねこの人……ひえぇ)

【男が握りしめた手すりのあとに内心ビビりつつも、外面は平静を装う】
【ひょいひょいと避けてられたからいいものの、掴まれてたら……ガチ泣きしかねない】

えぇそうですよー、そうでもないのにこんな時間に女の子一人っていうのは中々ないでしょう
そういうあなたもそうでしょう?あの縄、どこからともなく出してきてましたし
省3
267
(1): (長屋) [sage saga] 2015/03/12(木)00:05 ID:jyyDGv09o(1) AAS
>>246

まあ、金ってのは持ってる所に流れて行くから……寂しがりだって、よく言うでしょ
元手があれば更に金を増やす仕組みも構築出来ちゃう訳だから。持ってるもの勝ち、って奴かなー

……いやいや、まだカタギでいたいし、遠慮しておくよ。それにあたし、浮気症だから。
長くいられる自信無いし、放浪してばっかだし……そんなだから忘れられるんだけど、サ

【出来上がった兵器に、おおー、と単純な感嘆の声を零して興味深げに見回す。先程までの作業もプロの技だと信じ切っていた】
【手達もパチパチと賞賛を送るが、何やら拍手というには「固い」音がした。陶器をぶつけ合うそれに酷似している】

はー……よくやるねぇ。奪ったモノは高く売り飛ばして、お金を手にする訳だ
やっぱり怖い怖い……あたし帰るから、勿論ソレは見なかった事にしておくね
省3
268: ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/12(木)00:21 ID:hGlpC4E5o(1/3) AAS
>>267

どんなクソ野郎にも集まるなら…カネは非情だ。…まあ、意志は無いから仕方ないか
俺はその仕組みの外に居るから、どのみち関係はない…

……それがいい。マフィアなんぞ長いこと斜陽だ。アイツはそういう家に生まれちまったから仕方ないけど
仁義だの何だの堅苦しいことこの上ない

【兵器は自動制御らしく軽くテスト動作で動いて、スタンバイモードに移行しておとなしくなった。彼は興味ないのか】
【遠く、明日の現場になるであろう場所を眺めていた。煙草をぼんやりと吸いながら】

そういうことさ。カネの稼ぎ方ってのはこれしか知らなくてね。不器用なもんさ
…そうしてくれ。ま…どのみち、忘れられた街の出来事なんて誰も覚えちゃいないさ…
省3
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