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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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29: スターダスト ◆vrv2g2Oz1g [sage saga] 2015/03/08(日) 16:05:15.38 ID:DRup5nugo 【海岸】 【人気のない海辺、水平線を一望する堤防の上に腰掛け茫洋としているのは、一人の青年だった】 【癖っ毛の金髪にグリーンの目、黒縁メガネを掛けて、サラリーマン風なスーツ姿。後方には黒い車が停めてある】 【さながら営業周りの休憩、と言ったところか──やる気のない表情で、缶コーヒーを呷り】 はぁー……全国的に日曜っすよ、営業ったって、ウチみたいなブラック以外やってるとこねーってのに…… 【青年は溜息一つ、退屈げに海を眺めていたが。あてのない時間潰しにも飽きて来たのだろう】 【掌から、何かを海へと投げて一人遊びをし始める。良く見れば、それが小石などでは無いと分かる筈】 【黒い、星型のナニカ──黒鉄を星に切り抜いたような、そう表現する他ないモノを、掌中に「創り出している」のだ】 機関の時の方がずーっと給料も待遇も良かったし、第一コネ組で楽出来てたし……やってられねーっての。 ……ま、クソ親父の七光りよりは、今の方が万倍マシなんすけどねー……はぁ。 【なおも退屈げに、同じ行為を繰り返す青年。海に落ちた黒鉄は、ゆらゆらと沈みゆき、途中でふつりと姿を消していく】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/29
30: りえる ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/08(日) 16:07:05.59 ID:mF7mafi0O >>28 なるほどなるほど、お姉さんは優しいんですのね 【丸っとごっそり、器の半分まで入っている餌を受け取りながら】 【りえるもまた、相手の様子を伺う】 【最初は、どこか物憂げな様子ではあったが、子供の話になるとその様子は無くなった】 【……ついでにいえば、何となくそれは自分に対しても向けられてる気がしたが】 【相手からみれば、自分もそのぐらいなんだろうかとおもう】 まぁでも、ちょっとくらいは回してもらってもいいとは思いますですよ 【そして、そう話ながら】 【ストンと立ち上がり、池の方に少し近づくと】 鳥でも、なんだか上下関係があるみたいなんすよねぇ 特にあんなに居ると、それがはっきり明らかになったりするんだぁ! 例えばあの、離れた所でうろうろしてるのとか……かも? 【そうして、群れからあぶれている鴨を見つけると】 【その鴨だけを目掛けて器用に餌を投げつけて】 【まずは一匹、近くに引き寄せてみせようとする】 【ついでに少女に手招きして】 【一緒にどうか、なんて誘い始めるだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/30
31: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/08(日) 16:17:27.19 ID:PPzdF5OR0 >>30 【「そんなことないよ」と返す声は少し恥ずかしげ。長い髪の毛で瞳を隠そうとしても、今日は結ってある】 【結果、丸い瞳を伏せるところをたっぷり見せて――、それから、少しだけ薄く、笑ってみせて】 【相手の見た目年齢によっては、確かに子供っぽく扱うところもあるのかもしれなかった。悪気はないだろうけれど、】 【場合によってはこちらの年齢と実年齢とのずれのせいで妙な図になることもあるかもしれず、――それも悪気はないけれど】 ううん、でも、あとでもいいの。どうせ、今日は夜まで暇だし――。 夜はお仕事だけどね、……給仕さんやってるんだ、結構楽しいんだよ、ご飯作るのとか……。 【コップを手渡せば、空っぽになった両手。なんとなく指先を絡ませたりしながら――】 【相手が池のほうに歩いていくのを見つめる、――ちなみに、相手の年齢は、まだ、よく分かっていなかった】 【見た目や口調の不思議さに騙されている。騙しているつもりはないかもしれないけれど、――それなら惑わされている】 【だからまだなんとなく扱いを決めかねている。そんな様子があって、爪の先をなんとなく指でなぞったりしながら、】 【あぶれた鴨に餌をやる様子を見ていた。遠くで一羽泳いでいた鴨も、自分のほうに餌が飛んでくるなら】 【食べていいのかしらん、とか、そんな少し引っ込み思案な様子だけれど、少しずつ、少しずつ、食べながら近づいてきて】 【数度餌を投げればすぐ傍までやってくるのだろう。それを見ていた周りの鴨も少しずつ興味を見せているようだし】 【子供の餌を取れない位置に陣取ってしまった鯉とかも少しずつ寄ってきている――かもしれなかった。まだ、たくさんではないけれど】 ……わあ、餌やるの上手なんだね、…………わたし、下手だったのかな――。 【――手招きされれば、ゆっくりと近づいていって。なんだか自分がやっていたときも寂しくない水面を見れば】 【そんな風に相手を褒め。――自分が下手だったのかと反省しだす、気持ち、少しだけ落ち込んだようにも見えるけど】 ちょっともらってもいい? 【集まってきてくれた鴨や鯉を見ているとまた餌をあげたくなる。全部、相手へとあげたものだけど】 【少し――だなんてわがままして、くれると言ってくれるなら手を差し出して、数粒もらうのだろうか】 /すいません、次ちょっと遅れますっ…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/31
32: りえる ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/08(日) 16:33:23.63 ID:Q/wlQ8oQO >>31 なるほど、いわゆるメイドさんですね? ……いや……ウェイトレス…? 【少し恥ずかしげな相手の様子を見ながらも餌やり】 【そうしながら、そういった服装もしてみたいななんて頭の片隅で考えながら】 というより、タイミングが悪かったんだとおもいまー っと、ならどーぞ、元々お姉さんのです 【そして、自分の近くにきた彼女に、自分は一掴み程度だけ取って再び器ごと餌を渡す】 【ここまで近づいたら、とりあえずは彼女でも大丈夫だろうと考えて】 ところでお姉さん、何か悩み事でしたかー? 【ここで、少し気になっていた事を聞いてみる】 【人間、いきなり聞くよりはこうやって交流しながらの方が打ち解けて話しやすい】 【それに、こうして餌を貰えたのだから、お礼というわけではないけれど】 【話を聞くぐらいならば、自分でもできるだろうと考えて】 【ぽつりぽつりと、餌を投げながら様子を伺うのだった】 /わかりましたー! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/32
33: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/08(日) 16:53:08.12 ID:PPzdF5OR0 >>32 うん、そんな感じ。ウェイトレスさん、かな――? メイドさんもやったことあるけど……楽しかったよ、あ、ううん、ちゃんとしたメイドさんじゃなくって……。 【「カフェのほう」】 【なんて言って笑うなら、案外変なバイトとか経験があるらしい。あどけない顔をしている割りには】 【今のバイト先でもメイド服みたいなものを着ているが――ちょっと違うといえば違うか。少し曖昧に首を緩くかしげ】 そうみたい、――あ、そうだ、えっと……あなた、お名前はなに? わたしね、鈴音って言うの。鈴の音って書いて、――りんね。 【餌を分けてもらう――というか、そのほとんどを返してもらえば。彼女は少し慌てたような顔をして、】 【あげたものだから少しもらえればいい……とかそんなのを何度か言うのだろう。それで、最終的には】 【今相手が取った分を一度戻して、二人でこの器からはんぶんこしよう、なんて提案。きっとするはずで――】 【そんなことが終われば、相手の名前を尋ねるのだった。もちろん自分の名も告げ、にこりと笑い】 【余談だけど、少女の声はどこか鈴の音のような響きがある。名前とよく似合った――名は体をあらわす、とか言うけれど】 ……う、ん、悩み事、そうかな……。 よく分からないんだけど、――わたしの働いてるところの、店長さんが、……大変、みたい、……? 【苦笑がち。よく分かっていないと前置きする――が、本当に、ほとんど分かっていないようなもの】 【だってテレビを軽く見たくらいで、それ以上の情報はない。地の国であった出来事について――まさか】 【たまたま出会った相手がその場に居合わせたとは思わず、ぱちゃり、餌をひとつぶふたつぶ、水面に投げながら】 テレビに映ってたの――最近見ないなって、思ってたんだけど、……。 【はぁ、と、ため息一つ。いつしか表情は物憂げに戻っていて】 【――となりで餌を撒いていた子供も、そろそろ、袋の中身が空っぽになってきたらしい】 【最後に残った本当のくずを袋ごとさかさまにしてばら撒くと、親に手を引かれ、どこかへと帰って行く】 【そうすれば、この桟橋の上には二人だけが残されて――少し暖かくなった風が、ひるりと吹きぬけた】 /戻りました、お待たせしましたー! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/33
34: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 16:55:17.40 ID:vyoYemmlo >>29 うぅー、寒い寒い……はやいとこジャケット買わないといけませんね…… 【春と冬の中間、それなりの格好をしていれば寒いということはそうないはずの時期に体をブルッと震わせる】 【無理もない、いくら長袖とはいえシャツとスカートじゃそりゃ寒い】 【日傘をした白髪赤眼少女、クローフィは上着を買いにおでかけ中であった】 ストックないのに置いてくるんじゃなかったです……はぁ 【そうこう先日の自分の行動を愚痴りながら海辺沿いを歩いていると、堤防上の人影に気づく】 (んー……あれは、何をしてるんでしょう?) 【堤防のうえで水平線を眺めて佇む、それだけならただの哀愁を感じる風景というだけだったが、その男が行っている行動が彼女の気をひく】 【どこかから拾っているというわけでもないのにひょいひょいと何かを投げ続ける男】 【なんとなく気になり、その手元をしばらく眺めていた】 //絡みよろしいでしょうか? http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/34
35: スターダスト ◆vrv2g2Oz1g [sage saga] 2015/03/08(日) 17:07:32.95 ID:DRup5nugo >>34 仕事が多いのは兎も角、給料が寂しすぎるっておかしいっしょ…… やってらんねーっすよ本当に、もっとマシな仕事は無いんすかねぇ。──……、ん? 【なおも何かを投げ込みながら愚痴を叩いていた青年だったが、こちらを見る少女に気付けばはたと手を止めた】 【何者か、と一瞬眼光が鋭くなるも──ただの杞憂だとすぐに思えば自嘲めいた笑みが浮かぶ】 【もう、あの場所に自分は居ないのだから。ヒットマンを送り込まれるようなポストでも無かったのだし、尚の事】 【今の自分を殺しに来る相手など、居るはずもない──そう結論づけて、相手の方に体を向ける】 何っすか? 迷子? それとも、俺に用事でも? ……あ、金なら無いっすから。寧ろ下さい 【片手に黒鉄をつまんだまま、青年は相手へと声を掛けた。同時に金の無心、いい笑顔なのが憎たらしい】 【黒鉄は5cm四方、厚さ5mm程のモノ。だが、あれだけ大量に袖の中に隠し持っていたとも思えなかった】 /はい、よろしくお願いします http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/35
36: りえる ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/08(日) 17:12:40.67 ID:Q/wlQ8oQO >>33 メイドカフェ……ふむふむ お姉さん案外経験豊富なのです? 【興味にひかれて聞いてみれば、帰ってきた答えにまた興味をそそられる】 【と、同時に自分はそういった接客業は向いてないかなーとか思う】 【過去の経験から、ちょっと『そういう目』には少し敏感だった】 【まぁ、やろうと思えば割り切れたりもするのだが、多少は】 むー、そんなに言うなら、二人で使おっか ……んー?……お名前…………? …りえる、りえる・かおすでございますわ 【そして続けて、少しの遠慮合戦の後に餌を分けあいながら】 【相手の名乗りに対して自分も返す】 【そのあとに、相手の……鈴音の名前を頭の中で転がして】 【名は体を表すなぁ、なんて自分の事を棚にあげてうんうんと頷くのだった】 ふぅん……そうなんだぁ ……テレビに出るくらいなんだから、もしかして有名人? 【そして続けて、彼女の悩みを聞くと】 【こんな返事を返しながら、既に自分達の前にだけ群がってきた鴨や鯉に餌をあげて】 【あ、それなら、と声をあげる】 りえる、実は人を探してるんだぁ! だからだから、ここであったのも何かの縁だし、一緒に捜してあげるよ? 【まさかそれが、奇妙な繋がりになるかもしれない提案になるとは知らずに、りえるは聞いたのだった】 /お帰りなさいです! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/36
37: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 17:20:23.65 ID:vyoYemmlo >>35 あぁいえ、別にそういうわけでは…… いやぁ、お金は私も余裕ないですねぇ 【一瞬の眼光に僅かにたじろいだが、それも一瞬のこと】 【それに続くフランクすぎる発言に、少し困ったような笑みを浮かべながら答える】 何をしているのかなーって、少し気になったもので……その黒いの、なんなんですか? 【別になにかを探ろうとする勘繰り深い様子もなく、純粋な興味から男が手にしている黒い物体について尋ねる】 【黒く輝く、星形の物体──彼女の目にはとても綺麗に映るその正体が、気になるようだ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/37
38: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/08(日) 17:22:12.78 ID:PPzdF5OR0 >>36 ううん、メイドカフェと、今のお店と、働いたことがあるのは、そこだけ。 前のお店も、そういうところが良かったんじゃなくて――えっと、お家とか用意してくれるみたいだったから。 お家欲しかったし、お金も欲しかったし、ちょうどいいかなって……店長さんもいい人だったの。 千代さんって言ってね、……――元気かなぁ。 【経験豊富かといえば、少し微妙だと思った。確かに変わった場所で仕事はしたが、それだけで】 【しかも理由と言うのもそういうことがやりたかったわけでなく、都合が良かったからで――まあ、楽しかったけど】 【懐かしむようにくすくすと笑う、鈴を転がしたときのような不思議な音色。ばらっ、と、また鯉に餌をやり】 りえる――? 【――こっちもこっちで、なんとなく姿に似合う名だと思っていた。とか、或いは失礼な話】 【覚えたという意味合いで頷いてみせて、「りえるね」なんて、そんな言葉で繰り返して、きちんと記憶に刻む】 あ――えっと、そういうテレビじゃなくて。……ニュース? 被害者? 分からないけど……。 ……なんであんなことになってるのか、全然分からないの、誰に聞けば分かるのかな――、ちょっと困ってるん、だ、……。 【鯉が目の前の水面でめちゃくちゃのたうちまわっていた。多分この光景が生理的に駄目なひととか、存在するだろう】 【ひとによっては蓮コラばりの攻撃力だと思う――予想だけど。そして、彼女は、こんな光景は別に普通だったから】 【困った顔で彼女はまたため息を吐く、どうしようかな……なんて呟いて、――それから、りえるの提案に振り返り、】 え……いいのかな。でも、……そっか、わたし、酒場で働いてるの、だから、 もしかしたら――りえるの探してるひとのことも、噂……みたいな感じに、探せる、かも、? ……わたしの探してるひとはね、セリーナって言うの。UNITED TRIGGERの、セリーナ。 この前の地の国の事件で、……何かがあったみたいで。……わたしの上司さんなの――。 【少し驚いた顔をしながらも、少しでも情報が欲しいのだろう。悩むよな素振りを見せたが――やがて、教えてくれる】 【もしかしたらりえるの探し人についても手伝えるかも、なんて呟きながら。告げる名は、それなりの有名人のものだった】 【ここ数日の出来事を挙げながら、相手がその場に居合わせたことにはまだ気付いていない。ばちゃり、池の鯉が一匹大きく跳ねて】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/38
39: スターダスト ◆vrv2g2Oz1g [sage saga] 2015/03/08(日) 17:31:19.40 ID:DRup5nugo >>37 やーっぱ今の世の中ミンナそーっすよねぇ……持ってる人だけが独占してるンすよ、金って。 ちゃんと流して回してもらわないと、水と同じで腐っちまうと思うンすけどねぇ。 【黒鉄を宙へ放り、掴み、そんな手遊びをしながら青年は少女の言葉に応える】 【ちょうど、そうしていた所に問いが続けば。ん、と手を止めて、自身の持っていたものを見つめ】 コレっすか? まーあれっすよ、いわゆる能力。俺が馬鹿なんでちゃんと使いこなせた事は無いっすけどねー。 発想力が無い、っつーのかなぁ……そもそも大した力でも無くね?ってカンジっすね 【「ほい、どうぞ」と、青年は手にしていたそれを相手へと投げ寄越し。受け取れば大きな缶バッチ程度の重さで】 【なにか特別な力を纏っている訳でもない。勿論、触れたところで害はなく、手を切るような事も無いはずだ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/39
40: 鳩ヶ谷 廉 ◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/08(日) 17:33:19.52 ID:ZKPQqFCTO 【公園】 ──ふゥ。 毎日全身筋肉痛だぜ…。飯食ってる間も持ってるようにしてるからな…。 【黒い和風外套及び帽子、白い革の手袋を填めていて、】 【右手にはクレイモアのような、鞘に収まる両手剣。】 【沈む夕陽に当てられながらのんびりと和らぐ、中肉中背の、自警団の青年である。】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/40
41: りえる ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/08(日) 17:39:38.81 ID:Q/wlQ8oQO >>38 なるほど、お姉さんも苦労してるんだにゃーん 【鈴音の身の上話を聞きながら、相槌をうつ】 【少しの内容だが、彼女も苦労したんだろうなと想像し】 【その間に、鈴音がりえるの名前を呟いていた】 ……お姉さん? 【そうして、きっと鈴音自身でも考えが纏まっていなかったのだろうと】 【言葉も切れ切れで、困った様子の彼女が、話し出すのを待って】 …………………………あぁ 縁ってものは、複雑だよぉ 【最初は酒場かぁ、なんてぼんやりと考えていたが】 【続けて彼女の口から聞かされたのは】 【あの時、あの場所で、あの戦った怪物が】 【見せつけるように連れ去った、かの女性の名前】 【ここで、繋がるのかと、彼女はひとりごちる】 ……そうだねぇ、りえるは、その人に関してはあまり知らないけど 【そうして、おもむろに】 【鯉や鴨に餌を投げつけながら、鈴音を気遣うように話始めた】 【あの場で起きた事を、ゆっくりと】 【同時に、きっと話を聞けば、りえるがその場に居たことは明らかに分かるだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/41
42: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/08(日) 17:50:24.61 ID:PPzdF5OR0 >>41 …………? 【はじめ、彼女は緩く首をかしげた。それは、縁について零した、りえるの言葉を不思議がって――】 【知り合いだったろうか、なんて、思ったのだろう。きっと――まさか、その場に彼女が居たとは思っていない】 【だけど、すぐに。りえるが語れば、彼女は自分の勘違いに気付かされて――、きゅ、と、唇を弱く咬む】 ――そっか、あなたは、……りえるはあの場所に居た、んだ、 それで、セリーナが、どうしてか分からないけど、あの場所に居て……さらわれた? 六罪王、ね、……見たことあるよ。お話したこともあるの、――助けてもらったことも、あるし。 この前も。知らないままでお話したの、……でも、そのひとは、知らないや。テレビでも、見たけど――。 【基本的に戦うのを苦手とする彼女は戦場に出ることがまずない、それなら、そんな場面のことはテレビ他で知るほかなく】 【居合わせたひとから話を聞くのは珍しい、――ひどくリアルな話を聞かされて、彼女は、少し眉をひそめたが】 【話はきちんと全部聞いて。だけど、特別に気にしたのは、やはりその話も終わりの頃合、“彼女”の辺りだ】 【――カノッサの、その地位の存在。知っている顔の中にあった、いつかの半魔と、……あの、芸術家】 【手紙を渡すように頼まれて――言われたとおり渡したときに知らされた、それは、もう、驚いたとか余談だけど】 どうしたらいいんだろ……。 【はぁーっと大きなため息が一つ洩れる。お日様はこんなにもぽかぽかと暖かでまばゆいのに】 【その光も雲ってぼやけてしまいそうなくらい、――気が重い、というか、なんだか、重たい気持ち】 【ふと視線を落とした鯉の群れはよく見れば気持ち悪く思ってしまいそうで、彼女は、さっきのりえるの真似をするように】 【遠くの鴨へと、ぽいぽい餌を投げ出して、なんだか現実逃避でもしているようだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/42
43: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 17:50:54.68 ID:vyoYemmlo >>39 そうですねえ、金は天下の回りものとはよく言ったものです 実際に放っておけば腐るのならみんな使ってくれそうですが 【貯蓄率がどうとか、マクロ経済がどうとかと、聞き齧っただけでよく覚えていない言葉を思い浮かべながら同意する】 【こういうときにそういった言葉をスラスラ言えたらかっこいいのかなぁと思いつつ、それもまた嫌なやつだなぁと、ぼんやりと思ったり】 【そんなことを思っているうちに男から黒い物体を投げ渡され、日傘で手が塞がってるわりに危なげなくキャッチする】 ほぉー、それであんなにポンポンと出てきていたと…… でも、綺麗でいいじゃないですか。何も争いに打ち勝つことだけが能力の価値でもないと思いますよ 【手の中の物体を色々な角度から見つめながら、男のぼやきに返す】 【それは、同じく何かを創りだす能力を持ちながら美しさのかけらもない武器しか作れない、彼女なりの羨望でもあるのかもしれなかった】 【隣の芝生は青い、無い物ねだりとはよくできた言葉である】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/43
44: スターダスト ◆vrv2g2Oz1g [sage saga] 2015/03/08(日) 18:05:16.75 ID:DRup5nugo >>43 えー。男ならやっぱ、ドバーンと出て来てズバーンと敵を倒せちゃうような、恰好いい能力が欲しかったっすよー。 そしたら出世も出来てただろうし、そもそもこんなホワイトカラーな仕事にしがみつく必要も無かっただろうし? 【相手の思う事を知らぬまま、不平不満をダラダラと青年は並べていく。こちらは、強さへの羨望がありありと滲んでいて】 【「襟は白でも仕事は真っ黒っすけど……」なんて愚痴を最後に零し、よっ、と堤防から降り立った】 ところで……寒くないっすか? 割り勘で良けりゃ、近場の喫茶店でお茶してもイイっすよ。 俺もどーせサボリ中だしー……あ、つーかどこかに向かう途中?っすかね。送ってくっすよ? 【つい、と指差す先は停めてある黒い車。仕事用の物なのか、覗く中は少し雑然としていたが】 【まあ、見知らぬ男の誘いだ。断るのも自由だろう──適当な感じからして、本当に暇を持て余しているだけにも見えたが】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/44
45: ◆14QnPuPSMc [saga sage ] 2015/03/08(日) 18:08:44.87 ID:Q/wlQ8oQO >>42 【話を終えて、どことなく暗い雰囲気が流れて】 【りえるも少しの間、ぽーんと投げて】 でもねー、諦めちゃだめだにゃーん 【ぽつりと、また話はじめる】 縁っていうのは、強いものでねぇ そうそう、簡単には切れない物っす だから、キミが望むなら、きっとまた会えるはずだ ……受け売りだけど………… 【そうして、彼女なりに慰めるように話す】 【何となく、放っておけないのだ】 それにそれに、待ってる人が居るのって、きっと嬉しいと、思うんだ だからぁ今はわからなくてもぉ その、セリーナさんが戻ってくるのを信じてさ それで、戻ってきた時に精一杯迎えてあげる それだけ決めておけば……大丈夫、じゃない? 【珍しく、一つ一つ選ぶように】 【若干、何かズレている気もしなくは無いが】 【ゆっくりと、ゆっくりと話した】 りえるには……無かったからね…… 【そして最後に、本当にぼそりと】 【バシャバシャと鯉が跳ねる音に紛れるように、呟いたのだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/45
46: リリルカ・メリフルアス ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日) 18:10:43.38 ID:+Qvcubdxo >>40 ん〜……暖かく、なってきましたわね……。 【散歩がてら、公園へと辿り着いた。春の訪れを感じる風に目を細める】 【白い長髪、白を基調とするワンピースを風に揺らめかせて】 【少しまだ肌寒い所為か、羽織ったカーディガンを長手袋を付けた両手で掴む】 【そんな彼女はぴたり、と立ち止まり男を見つけて思わず】 ………うわあ、脳筋、ですわ。 【声に出してしまったそうだ。胸以外の箇所が華奢な彼女からすると、ちょっと怖い】 【じーっと琥珀色の双眸で見つめてしまうが―――瞬間、我に返り視線を逸らす】 /おられましたら! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/46
47: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/08(日) 18:24:13.58 ID:PPzdF5OR0 >>45 【「そうかな」、そう、小さく呟く声がした。諦めちゃ駄目、それは分かるけれど】 【これは諦めるべき案件なのだろうかとか一瞬思ってしまって――まだ、そんなに必死になれていない】 【現状をよく分かっていないからこそ、曖昧に感じてしまうのだろう、わざとではない、けど、】 そうかな……でも、また、セリーナには会いたいな。 セリーナにいろんなこと教えてもらうの、それでね、わたし、強くなるの……。 だからセリーナが居ないと困る、夢が叶わなくなっちゃうかもしれない、……だけど――。 ――そうじゃなくても、セリーナには戻ってきて欲しい、きっと、お客さんも、みんな……心配するもの。 もちろん、わたしも。 【それでもまた会いたいという気持ちならたくさんある。だって、まだ、いろんなことを教えてもらっている途中なのだ】 【まだ何も覚えてないし知らない。もっと教えてもらわないと、約束したのだ――ちゃんとやるって、決めたのだから】 【ただもちろんそれだけではなく、あのセリーナが居ないと店がなんとなく元気のない感じがする。足りない、明るさとか】 【セリーナのあの性格があってこそのUNITED TRIGGERの酒場、彼女は、組織としてのほうにはあまり関わらないけれど】 【きっとそちらのほうも困っているだろうと思う。だって、酒場だけでも、――少なくとも、自分は、そろそろ困りだしている】 ……わたしもね、ひとを待たせちゃったことがあるの。何日とか何ヶ月じゃないよ、もっと、ずっと。 でも待っててくれたって知ったときは嬉しかったし――ちっとも覚えてなかったけど、それでも。 …………そっか、じゃあ、わたし、ちゃんと待ってよう。 きっと、帰って来てくれるよね。みんなが、連れてきて、くれ――、……。 【ぱっと餌をばら撒く、鴨がついばむ、それを見ながら。話すのは、ちょっぴり、自分のことだ】 【待っていてくれたら嬉しい、その言葉を聞いて思い出したみたいに――懐かしむみたいに、少しだけ】 【その気持ちを思い出せば。自分には戦う力なんてあんまりないけれど、待っていることなら、きっと、出来るはず】 【だけど――待っている、誰かに任せてしまう、それに。少しだけ悲しげな目をして、言葉はお尻の切れた蜻蛉のように】 …………だったら。わたしがりえるのこと、待っててあげる。 どうせセリーナのこととか待つんだから、ついでなの。……何から帰って来るのを待つのかは分からないけど……。 どこかへ行くなら、どこかで待ってるの。それじゃ駄目かな、会ったばっかりじゃ、だし――? 【途切れそうな呟きは、よく聞こえなかった。だけど、大体の輪郭くらいは拾ってしまって、聞こえてしまったなら】 【無視をするのはひどい気がして、――それなら、少し黙ってから、紡ぐ言葉はそんなものだ。ぼんやりと優しい言葉】 【多分根からそれなりにいい子なのだろう。下心もなく、何もなく、ただ、素でそんな言葉を言い出す程度には】 【セリーナを待っているついで、だなんて言って。屈託なく笑ってみせる、にこりと笑えば――ひどく、あどけない顔に見えた】 【――だけど、言い終えれば、妙なことを言ったような気持ちがするのだろう。少しだけ、気まずそうに、視線を逸らした】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/47
48: 鳩ヶ谷 廉 ◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/08(日) 18:24:50.47 ID:ZKPQqFCTO >>46 【確かに大剣握ってベンチに座る男なんて不信ったらありゃしない。】 【自警団の紋章がなければ通報ものである。】 【──ひとまずそれはおいといて、青年は視線を感じ少女のほうへ向いた。】 【そして放たれる、脳筋という言葉──迂闊という感じが本意なのを現している。】 の、脳筋……? ──あ、そうかなるほど……あ、いや、違うんだ! 誤解だ! そんな危なっかしいみたいな目をされると困るッ! 【青年としては不本意な評価。誤解を解こうと少女に接近をし──】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/48
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