[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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290(1): アーグ◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/12(木)02:46 ID:QH7AGMIso(3/7) AAS
>>287
【少年の雄叫びと竜爪の如き焔の光に、大司教の口元は裂けんばかりであった】
【攻撃の大半は躱された。確かに傷を付けられはしたが、笑うほどのものか。】
【――否だ。笑う理由は、まったくもってただひとつの愉悦≠ノ起因する】
『何故、殺して壊したのか』……―貴様は害虫を駆除せぬのか?
家に虫が湧き、鼠が跋扈しても脳天気に飯を喰らって生活するのか?
例え目の前を汚らわしい存在が絶え間なく横切っていても、全く気にかからぬのか?
……ならん、というのなら話は別だが…――ク、フフ……それだけのことよ。
邪魔だから消した。私にはそれが出来た。かの者達は信心が決定的に欠けていた。
それと、小僧……一つ訂正しておいてやろうではないか。『貴様が私を殺す』のではない…ッ!
『私が貴様を壊す』のだよ、子犬風情が爪の一本で図に乗るでないわ――ッ!!
【少年の振るう巨大な龍の爪に対して、アーグは事も無げに豪奢な宝杖を振るって之を受け止め、はじき返した】
【杖という言葉で侮る無かれ。その重量はゆうに20kgを越し、魔術の加護もある逸品であって】
【そして何より、その杖は稀代の大魔術師が振るうものであった。仕込まれた魔術は衝撃=z
【爪に触れた杖は、その類まれなる重量に加えて炸裂する衝撃波で攻撃を弾き返す≠フである】
【その威力は強烈の一言に尽きる。気を抜けば、少年は倒れこむのに十分な程の力を備えていて――しかし、反撃や移動の類は無い】
【まるで遊びだった。ニヤニヤと笑う大司教は、全く少年を殺す気がないように見えた】
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