[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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352(1): ワザワイ・エスパス 2015/03/13(金)02:00 ID:GnKstlJy0(3/15) AAS
>>351
「ぴぃ!!」
【今までムスッとして黙っていた男が急に怒鳴り付けた為か小鳥の様な声を出して固まってしまう】
「えと、えっとえっとぉ」
【そして近くの倉庫に向かって歩いていく男の背中を見ながら】
省5
353(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金)02:24 ID:4DP7hLdvO携(4/9) AAS
>>352
【男の後ろで少年がブツブツ何やら言っているが大方怒鳴り散らして萎縮したのだろうと思い無視をして真っ直ぐ倉庫に向かっている】
【今日はここで寝るかなどと考えている最中少年の気配が変わった事に気づく】
【当然音などは男の耳には入ってなかったし気配はなかった】
【男がそれなのに気づいた理由は単純、気配がなくなったことである】
【先程まで男の後ろに居たはずなのに、最初から誰も居ないかのような、そんな気配】
【そんな急な気配の消し方なんて幽霊でもない限り無理、と男は考える】
【体を反転させ後ろを見る──既に少年が腕を振り抜こうとしている】
──チッ
【舌打ちをこぼし男は片腕で少年の拳を去なす】
省4
354(1): ワザワイ・エスパス 2015/03/13(金)02:37 ID:GnKstlJy0(4/15) AAS
>>353
【全体重を乗せた拳をいなされた事で無様に地面を転がることになる】
【ムクリ___体を起こした男の娘は何があったかわからないとばかりにキョトンと呆けた顔をしたあと、いなされた方の拳を握ったり開いたりして】
「…………………………………あひゃあ」
【深紅の瞳を爛々と輝かせ、口を三日月の様に歪めて笑う】
省4
355(1): 霧崎◆8R7odKA9zA 2015/03/13(金)02:39 ID:98UQPPWco(4/6) AAS
>>350
【相手のプレゼンテーションに相槌も打たず、カツカツと真っ直ぐ最短ルートをセンチ単位で歩いて行く】
【どっちが上で、どっちが下か明確にわかる。何万という構成員を従える実質のナンバー2の威厳である】
……なるほど。貴方が、裏でどんな仕事でもしてきたということはわかりました。確かに、汚れ仕事は身内に
極力やらせたくはありません。そういう外部の専門の方にお願いすることも多々あります。しかし、信頼の出来る
人間というのは限りがある。貴方がカノッサからいくら貰っているか知りませんが…我々はその倍はお支払いできます。
【いつの間にか駐車場にたどり着いた。歓楽街から少し外れて、静かな場所だ。灯りも少ない】
【彼女がキーを取り出して無線を飛ばすと、真っ赤なスポーツカーが反応する。まさに勝者の乗り物という雰囲気】
私達は敵が多い。幾多の表と裏の抗争で築き上げた城です。…全ては家族である構成員を守るためです。
家族や友人や、弱い人々を。仁義に外れた者達から守るために、あえて我々は邪道に身を落としているのです。
省13
356: ディック◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/13(金)02:53 ID:myFaRJ4to(4/4) AAS
>>355
【駐車場に、一人だけ残された。結局、神父は利益を獲得することができなかった】
【だが神父の口から漏れたのは安堵の息だった。利益は出せなかったが、どうやら損失も出さなかったようだ】
……やれやれ、だ。裏社会でかつカノッサが嫌いでしかもUTの出資者、なんてものにぶち当たるとは俺も運のねえこった
運命論者だけどよ、もうちょっと何とかならなかったもんかね……
【安堵に続いたのは愚痴。後味の悪さだけが神父の胸中にあった。丁寧に拙いところだけを順番に踏み抜いていった感じだ】
【顔を出してカノッサの構成員であることを披露したのも、よくよく考えれば軽率だった。言いふらしはしないだろうが、よろしくない】
まぁこれも運命じゃあ仕方ねえな…………とっとと帰るか
省2
357(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金)02:58 ID:4DP7hLdvO携(5/9) AAS
>>354
【立ち上がって不気味に笑う少年と視線が合う】
【最初の泣きべそをかいていた少年とは別人の様な異質な感じ】
【そんな少年に思うことなど大抵の人間なら同じだろう】
(んだこのガキ、気味が悪りぃ…)
【そして男も例外ではない】
【フードで隠してあるが男の人相の悪い目つきは果たして少年には見えているのだろうか、定かではないが今はそんなことはどうでもいい】
【先にアクションを起こしたのは少年、両手を突き出し言葉を発しながら此方に近ずいてくる】
省5
358(1): ワザワイ・エスパス 2015/03/13(金)03:07 ID:GnKstlJy0(5/15) AAS
>>357
【構えを取った青年に向かってなおも足を進める少年】
「えー、ダメだよぉ!」
「だってあれやったらリーベおねぇちゃん『いなくなっちゃう』でしょ?」
「あー!そうそう、あれってただ細かくなっちゃってるだけでいなくなっちゃった訳じゃないんだよね!」
省3
359(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金)03:28 ID:4DP7hLdvO携(6/9) AAS
>>358
【少年の言葉の中には『居なくなる』『細くなる』など男にとっては意味不明な言葉が並べられる】
【ただ分かることは理解出来ることは──】
【男が言葉に気を取られているので当然少年の手の内の霜など目には入らない】
【少年の行動はただ掴むだけ、そこから何か仕出かすのか、と男は思考し掴まれた矢先に降りどこうと考えていた】
【だが足に感じる異質な感じ、少年の手が近ずくたびに感じる】
【冷たい、そこだけ気温が下がったかのように】
【男は咄嗟に足を引く、だが少し遅い】
【少年の手はもうすぐそこにある】
【このままじゃ捕まる、そう思い男は無理やり状態を崩しながら足を引く】
省4
360(1): ワザワイ・エスパス 2015/03/13(金)03:40 ID:GnKstlJy0(6/15) AAS
>>359
【足を引いた青年の顔を見上げてグリンと首をかしげる】
「あひゃひゃぁ……」
「どうしたのおにぃちゃん?」
「逃げないでよ」
「もっと」
省9
361(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金)03:52 ID:4DP7hLdvO携(7/9) AAS
>>360
気持ちが悪りぃんだよクソガキ、遊びの時間は終わりだら。早く帰っておねんねしてろ
【口を不自然に歪ませる少年の戟をバックステップでかわす】
【この状況、もはや女も子供も関係はない、居るのは『自分』と『敵』】
【ならばもう能力を使うことに躊躇いなどはない】
──銃殺──
【男がそう言うと男の手元に一丁の拳銃が現れる】
【そのまま迷いはなく少年の方に向かって3回発砲した】
【狙いは左肩、左足、そして心臓目掛けて】
362(1): ワザワイ・エスパス 2015/03/13(金)04:00 ID:GnKstlJy0(7/15) AAS
>>361
【大きく降り被ったが為に避けられた際の隙も大きい】
【突然現れた拳銃、放たれる三発の凶弾】
___キィンッ
【一つの金属音、左肩と左足から噴き出す鮮血、胸元の添えられた刃で心臓への被弾を免れるそして】
「あひゃひゃ♪」
省1
363(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金)04:22 ID:4DP7hLdvO携(8/9) AAS
>>362
【防御か回避はすると思っていた、が少年の行動は男の考えてるよりも異常だった】
【と男が一瞬呆気に取られているうちに更に戟が叩きつけられる】
【元々当たる弾丸だとは思ってはいなかったが足が腕に当たって動きを鈍らせれば儲けもんだと考えていたのだが】
【甘かった、といえばそこまでだろう】
【能力の発動も間に合わない距離だ、そう理解し体を限界まで反らして避ける】
【しかし先端が男の左腕の方を掠め血が吹き出す】
くっは…!急所以外は無視かよ、いよいよぶっ飛んでやがるぜこのイかれ野郎!
【銃に残った残り3発を今度は頭、喉、そして再び心臓目掛けて打ち出す】
【急所以外は避けられるか防がれるかなのだから出来るだけ気を引く材料を多くしてそちらに意識を向けさせる】
省6
364(1): ワザワイ・エスパス 2015/03/13(金)04:30 ID:GnKstlJy0(8/15) AAS
>>363
【飛んでくる三発の弾丸、それをスライディングのように上半身を反らせて交わすと今度は頭上から降ってくるギロチンの刃】
「UHYAAAAAaaaaa」
【スライディングの勢いを殺さずにこれを回避、同時に青年に肉薄する】
「はあっ!」
省1
365(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金)04:48 ID:4DP7hLdvO携(9/9) AAS
>>364
おいおいマジかよ、普通の突っ込んでくるかおい
【男は笑いながら肉薄してくる少年に関心すら覚えた】
【今まで自分のアレを突っ込んでかわした奴は居なかったからだ】
【とはいえいつまでも感心してはいられない】
──絞首──
【少年の後ろのギロチンが消え男の腕には荒縄が現れる】
【そしてその荒縄は意思を持ったかの様に動き出し古ぼけた街灯まで伸びて縛られる】
【だが間に合わずだが少年の右が顎に入る】
【思わず意識が飛びそうになるが堪え縄を握る】
省6
366(1): ワザワイ・エスパス 2015/03/13(金)05:07 ID:GnKstlJy0(9/15) AAS
>>365
【蹴りは避けられたがその勢いのままに空中でくるりと回転して着地する】
【足元から燃え上がる火炎、しかしそれは少年の超低温を操る能力『血塗れかき氷』〜ブラッティアイスエイジ〜で相殺される】
「えへ♪」
「最初が銃、そしてギロチン、ロープ、火……えへへ、僕わかっちゃったよ!」
省4
367(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金)08:20 ID:pwu6YsKwO携(1) AAS
>>366
【ヒュウと凍った火柱、今は氷柱を見て口笛を鳴らす】
【正直、ここまでやるとは思わなんだ。当たり前だ、火を凍らせるなど誰が予想したか】
【男は少年の元にゆっくりと向かい歩きだす】
当たりだイかれ野郎、まぁここまでやりゃ大抵の奴は察しがつく。つーかまだ人様の言葉交わせたんだな、てっきり言語能力でも退化してるもんだと思ってたぜ
【少年の推理を肯定、別にタネが割れて戦えなくなるわけでもなし今の状況、隠しても別に利益は生まれない」
──斬首・乙──
省7
368(1): ワザワイ・エスパス 2015/03/13(金)11:36 ID:GnKstlJy0(10/15) AAS
>>367
「もう、酷いなぁ」
【そして現れた大斧】
【目潰しを防いだその瞬間、その一瞬が攻撃への対応を可能にする】
ギィィィィィィィィィィィィィィィンッ
省3
369(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金)12:12 ID:vIH6bxKNO携(1/2) AAS
>>368
【カチカチとお互いの武器が金属音を響かせる】
【視界が遮られた一瞬の隙を突かれギロチンに戟が当てられる】
ここまでやっといて今更ひどいもクソもねぇよイかれ野郎!
【が、重量はこちらが有利。かちあてられた戟を力任せに弾きギロチンを振り上げる】
【少年がそこの隙をつくのは明白の利であろう】
【男もそこまで分からない様な馬鹿ではない】
【少年がこちらに対し戟で対応してるのは理解した、だが止まらない】
【此方側に攻撃が向かってきている、だが止まらない】
【皮肉にも最初の銃撃で少年がやった行動──急所以外は避けないこと】
省2
370(1): ワザワイ・エスパス 2015/03/13(金)12:41 ID:GnKstlJy0(11/15) AAS
>>369
「そうなの?よくわかんないや!」
【パワー負けして弾かれる戟】
【しかし大きく振り上げることで同時に隙も生まれる】
【そしてその隙をついて少年は】
省6
371(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/13(金)13:04 ID:vIH6bxKNO携(2/2) AAS
>>370
──チィッ
【此方の考えとは裏腹な少年の行動に舌打ちを漏らさずはいられない】
【こっちの考えを読まれているのか、はたまた単なる感か。どちらにせよ男の不利な状況は変わりはない】
全くいい感してやがるぜオイ!
【と自分に言い聞かせるように言うと男は思考を回転させる】
(流石にこの量食らっちまったらくたばっちまうな。だがこの距離だ火刑はと絞首は時間が足りねぇ!だったら──)
省13
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