[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/14(土)17:02 ID:lInVntHRO携(2/3) AAS
>>451
【全てを燃やし尽くさんと轟々と燃えさかる火柱が2人を包む】
【男の流した血の色の様に紅く、高く火柱上がる】

【頭を鷲掴みにし狂気な笑顔を浮かべる少年に男も狂気の笑顔をで応える】
【少年の周りには自分の血が結晶化していた。当然だ。少年は一度この焔を凍らせた】
【燃やされるのならば再び同じ様に攻略してくるだろう】

【──だからどうした】

【奇をてらう、策を講じる、様子を見る】
【そんなものは等に意味をなさない。戦いの純度を低くするだけだ】

……ガッ…!……ぐ、ァ……

【火柱はさっきよりも一層燃え上がり周りの温度を上げていく】
【今まで使ったよりも強く、熱く、燃えさかるように】

くっは……はは、ぁっはっはッはッはッハッハッハッハッハッハッハッ…!

【焔の中で男が笑う。もう殆ど体も動かない。頭も働かない。目も霞んでまるで見えやしない】
【それでも少年を掴む腕には頭を締め上げんとするほどに力が入っており、能力は弱まることはない】

【少年が獣の様な声を上げる、耳も遠くなってきたが微かに聞こえる】

──ハッハッハッハッハッハッハ…!アァーッハッハッハッハッハッハ…!ヒャーハッハッハッハッハァ…!!

【声に呼応するかのように男が笑う。高らかに】

【轟々と燃えさかる焔と全てを凍らせる氷】
【両方の能力がかち合い始める】
【どちらも満身創痍。先に地面にひれ伏した方が負けだろう】

【────暫くして轟音が止んだ】
【男は二本の足で立ち尽くしていて服もボロボロだ】
【目も完全に見えなくなり、耳も遠い。感覚などは既になく、痛みすら感じない】
【それでも虚空に向かって小さく笑い続けている】

【少年の方はどうなったのであろうか?もしこの能力のかち合いに勝ち立っていたのだとしたら男にはもう打つ手はない】
【もっとも男も既に意識というものはなく意地と本能で立っているだけで辛うじて生き永らえたにしても気づきはしないだろう】
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