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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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525: 柳小猿+小狐 ◆5CR8PxLmeE [sage saga] 2015/03/15(日) 19:37:08.78 ID:qfhP+oOI0 「……ふあ、」 昼の国のある街に小猿と小狐は足を伸ばしていた。 鉄仮面と揶揄される小猿も欠伸をするときには流石に子供らしく見えるのか。 いつになく何処となく眠そうなというか…寝惚けている雰囲気ではある。逆に小狐の方はきっちりと起きているようだ。 理由はここへ来るまで間…鉄道やらの乗り物に乗っている際の移動中、余程気疲れが溜まっていたのか、ほとんど寝て過ごしていたのが原因であろう。 目的地に着いた際に小狐が起こしてくれた為、乗り過ごすという最悪な事態からは免れた…が。 寝起き特有(尤も小猿だけかもしれないが)偏頭痛に悩ませるハメに。 内側からぐわんぐわんと響いてくる、地味に嫌な頭痛を気力で振り払いつつ小猿と小狐は街の中を回ってゆく。 水の国のものに比べれば、簡素な印象を与える噴水のある広場に立てられた時計は、丁度10時の針を指していた。 (そういえば…今はどっちの10時でしょうか。) 事前に聞いた話によると、昼の国は四六始終太陽が登ったままなのだという。 ここに来るのは初めてであり、本当かは知らぬことだが以前世話になった宿屋の人間が嘘をつくとは思えない。 今現在の天候は青空。太陽はさんさんと街と二人を照らしている。仮に夜だとしても信じられないくらい晴天だ。 「……何はともあれ、休憩です…。」 『きゅーん』 そんなことを呟きつつ、小猿は人もまばらな噴水の方へと向かい腰かける。その膝の上に飛び乗る小狐。 とりあえず今は、ナイーブな気分を消すべく静かな場所で過ごしていたかった。 宿については、追々探しにいくとして。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/525
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