[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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535
(2): (不明なsoftbank) [sage saga] 2015/03/16(月)01:20 ID:q+F3117g0(1) AAS
>>533

………………はは、不器用か…………そうかもしれないな。

…………この腕はもう、焼けてボロボロだったんだ……どんなにしても治らない…………
だからもう切っちまった、荷物にはしたくない………………本当はまだ、お前らと一緒に戦いたかったからだ……

【少し、本当に少しだがエルヴェツィオが小さく笑った、彼女に打ち明けられたお陰で心に余裕が生まれたのだろう】
【腕についてはもう治らなかったらしく既に切断していて。マリアが彼を見つけた時の左腕の肘から先に感じる違和感はこの為だったか】
【せめて足手まといにならないように 動かない腕は置いていく、まだ仲間と、彼女達と共に戦いたかったから】

………………………………ありがとう………………
省10
536: [saga] 2015/03/16(月)01:24 ID:VkW4sb7I0(2/5) AAS
>>535
//はい、此方こそ有難う御座いました!眠気が限界ですので、〆はまた起きてから落としますねー!
537
(1): アイン◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/16(月)01:24 ID:sS4PFayEo(1/4) AAS
>>534

 ────ネクロマンサーとはこれまた珍しい

【男に向かって声がかけられる。その方向を見れば墓石の上に座り込んだ別の男が見えるだろう】
【齢は三十代前半。東洋人特有の顔つきに黒い短髪。赤黒い外套を長身に纏っている】
【その瞳は興味深そうに横たわった人間に向けられていた】

 俺もその手の魔術には精通しているが、死体弄りをしたことはあまりないな
 一体、何をやってるんだ?

【外套の男は不躾にシルクハットの男へ質問を投げかけた】
538
(1): [sage saga] 2015/03/16(月)01:45 ID:WnMK7etP0(2/4) AAS
>>537
「――――只の“物”を“生き物”へと変えているのですよ
尤も、此処の亡骸達は良くても一介の戦士程度。私の求める其れにはほど遠いのですが……
聖者達の死体などそう都合良く落ちて居る筈もありません。…………要するに、目的までの繋ぎですね」

【深く被ったシルクハットでは顔も分からない。精々その声が若人である事だけは分かるのだが――――】
【何分、人間とは異なる気配。果たして其れも合っているのかも怪しい事】

【何であれ、だ。死者を冒涜している事に違いはあるまい】
【死者を無理に起こし、己の手足とする事。――――尤も、此処にはそれに対して憤怒する者も居るまい】
【小さく笑って見せたならば、一歩退けて創り出した継ぎ接ぎだらけの人間でも見せる事だろう】

「――――とは言えど、これは私の奴隷にも部下にもなる訳ではありませんが
省8
539
(1): アイン◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/16(月)01:57 ID:sS4PFayEo(2/4) AAS
>>538

【瘴気にそれに伴う気配。相手が悪魔である、とまではわからずとも、ただの人間でないことに男は気がついた】
【そして気がつくと、彼は苦笑した。人間でない存在は彼にとって珍しいものだったが、最近、悪魔と出会ったばかりだったのだ】

 さて、な
 何かの気配を感じ取ったから、それの正体を判別させにきただけだ。どうやらそれはお前らしいが…………
 いや、悪魔だかなんだか知らんがいい腕前だな。もっとも、さっきも言ったがあまり詳しくはないが

【男は墓石から飛び降り、継ぎ接ぎだらけの人間に近寄って観察した】

 ふん……その主とやらも気になるが……
 お前は、死体弄りだけか? 他の魔術は知らんのか?
省1
540
(1): [sage saga] 2015/03/16(月)02:28 ID:WnMK7etP0(3/4) AAS
>>539
「――――さて、どうでしょう。貴方にとっての魔術が私の定義と異なって居れば“知らない”とも答えられますが
ただ、そうですね……人間の言う魔術とは異なりますが、“禁術”ならば私が得意とするものですね

…………遠い昔に忘れ去られた物。其れを禁術と呼ぶ方も多いのですから皮肉なものです
魔術に興味でも?」

【禁術の解釈も人によって大きく異なるだろう】
【多大な犠牲を払うから、人道的では無いから――――そのどれだって、間違いで無い事は確か】
【だからこの男の指す禁術とやらが正確には何であるかも分からず……或いは、魔術師の思う禁術によっては大きな相違が生じるだろうけれど】
【然れど“碌な事で無い”のは確かだ。恐らくは、聖と対極に位置するような】

【そして。態々『他の魔術を知らないのか』と問われた事を疑問に思ったのだろう。最後に紡いだのは、何故それを問うたのかと訊ねる様でもあって】
省8
541
(1): アイン◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/16(月)02:38 ID:sS4PFayEo(3/4) AAS
>>540

【不揃いな肉体にしばし好奇の目を注いでいた男だったが、見飽きたらしく視線を外した】
【動く前の死体であればまだこの男にとっては単なるモノ。知的好奇心がくすぐられるものでもない】
【不気味な見た目も、ある程度の死霊術を扱えることもあって珍しくは映らなかった】

 興味も何も魔術師だ。それも、この世界でも上位のな

【問いかけに男は短く答えた。さも当然であるかのような、あっさりとした言い方だった】

 ふん……まぁ、居ない奴のことはどうだっていい。今のところ興味があるのは、お前が何を知っているか、だ
 禁術とやらは、具体的には何なのだ?
省1
542
(1): [sage saga] 2015/03/16(月)02:51 ID:WnMK7etP0(4/4) AAS
>>541
「フフ――――……それは貴方の見た中での“世界”。私の見る世界と同じ中で、果たして上位……と言い切れるでしょうか」

【観点の違い。見る世界の異なり】
【――――二人の見る世界が果たして同じであるのか、否か】
【或いは“強さ”の考えの違いでもあるのか、それとも只の戯れか】

「禁術、とは言えど所詮は魔術の一端です。例えるならば――――……おや。アリスの方からお呼びの様ですね
すみませんが、目的も果たせた事ですから私はコレで失礼しますよ
墓荒らし、なんて在らぬ誤解を受ける前に此処から立ち去る事をお勧めしておきます」

【最後の言葉は忠告でも警告でも無く、ただの冗談】
【所詮この場へ頻繁に墓参りに訪れる者も居らず――――例え見つかろうと、男性が責められる謂われは無いのだから】
省5
543: アイン◆r0cnuegjy. [saga] 2015/03/16(月)02:52 ID:sS4PFayEo(4/4) AAS
>>542
//お疲れ様でした!
544
(2): 2015/03/16(月)12:16 ID:JkGGRefmO携(1) AAS
能力者スレッド雑談所その2
2chスレ:net
545: [saga] 2015/03/16(月)13:02 ID:VkW4sb7I0(3/5) AAS
>>535

【彼の感謝の言葉を聴けば、マリアはふわりと笑って。そのまま、彼が離すまで手を握り続けた】
【―――人の温もりという物は、時にどんな物よりも暖かい優しさと孤独を癒す力を持つ。】
【繋がることによって、その優しさは心を温めて―――そして、微笑みを作り出すのだ】

【彼の微笑みを見れば、安心したようにマリアも笑顔になって。―――もう、彼は大丈夫だろう】
【寂しい時に彼が家に来たら、きっとマリアは歓迎するだろう。いつもの、穏やかな微笑みを湛えて―――】

【……さて、暫くして彼と別れてからの事。もう一度地図を片手に彼女は道を探すことになるが】
【―――数刻の後、困った顔であたりをキョロキョロと見回すことになる。というのも】
【彼について公園まで来たのは良いものの、現在地が余計に分からなくなっていたのだ―――】
【ただでさえ道に迷っていたのに、さらに場所を移動してしまったから……今いる場所が分からない】
省3
546
(1): 2015/03/16(月)13:06 ID:gV7qcoI0o(1/8) AAS
【路地裏】

【ゴッ、と鈍い音】
【暗闇の中では嫌でも響く…その音は1度で終わらず何度も、何度も】

【凄惨な殺人による血臭はしない。嘆き悲しむ悲鳴も無い】
【ただ一方的に、1人の男が少年を足蹴にしている】

…生きようとする事は悪い事では無い
他者の善意に期待するのも、仕方ないのかもしれないが……

【少年を蹴る男…金髪にして赤目の吸血鬼を思わせる上半身裸の男は一度蹴る足を止めてそう呟く】
【しかし少年の横腹を踏み付けており、逃げる事は許そうとせず】
省6
547
(1): (長屋) [saga] 2015/03/16(月)13:27 ID:zW2VZSuWO携(1/2) AAS
>>544
/分かっている人は分かっていると思いますが、最近新規の方も多いので説明しておきますね。
/此処に貼られているスレッドは、悪意を持った人が一方的に匿名で能力者スレをはじめとしたロールスレの住人を名指しで叩いたりするような場所です。
/内容は非常に恣意的・悪質かつ事実無根な事も多いです。此処のスレの悪意ある住人に荒らされたことも何度もあります。
/能力者スレの雑談所なんかでは決してありません。開けば不快に思ったり傷ついたりする事もあると思うので、無視するのが賢明です。
548
(1): (長屋) [saga] 2015/03/16(月)13:33 ID:zW2VZSuWO携(2/2) AAS
/三行目の「此処のスレ」というのは、能力者スレではなく>>544のスレの事です……語弊を招く表現で申し訳ありません
/とにかく>>544のスレは開かず、もし開いたとしても書かれていた内容は気にしない事が一番です。
549
(1): ルナ◆/Pbzx9FKd2 2015/03/16(月)13:46 ID:Bu9V+vzJ0(1/9) AAS
>>546

【暗がりの中から、ひとりの少女がかつかつと足音を鳴らして現れた。】
【闇に溶けるような長い黒髪と同じく黒のワンピース。それと対照的に白い肌。そして腰にさげられた二丁の拳銃。】
【金髪の男といくらかの距離をとって、少女は足を止めた。】

………

【少女は男が一方的に少年に暴行を加えるその光景を目の当たりにして、その顔をひどく不快そうに歪めた。】
【正義の炎に燃え上がったからではない。ただ、目の前の男は彼女が非常に忌み嫌うタイプの人種だったからだ。】
【男は離れた暗がりに立つ少女のそんな表情を読み取れただろうか。】
【そして言葉を発することすらなく、少女は金に光る眼で男をにらみつけながら銃口を一つ向けた。】
550
(1): 2015/03/16(月)14:06 ID:gV7qcoI0o(2/8) AAS
>>549

フリーズ(動くな)と、そう言いたいのか

【一際鈍い音が、1度】
【それを最後に男は少年の腹を蹴るのを止める】
【しかし、逃がすつもりは無いのか足は少年の首の上に置き】
【ようやく少女の方へと吸血鬼を思わせる赤い目を向けると】

俺がその気持ちを汲み取ってやる義理はない、が
お前が言わないなら俺が言おう

【ミシ、と微かに少年の首に乗った足に体重がかかる】
【苦しいのか少年が呻き声を上げて…】
省3
551
(1): ルナ◆/Pbzx9FKd2 2015/03/16(月)14:21 ID:Bu9V+vzJ0(2/9) AAS
>>550

【男は少年をあまつさえ人質に取り逃走を試みようとしている。男の言葉からそれを読み取ると、少女は小さく溜息をついて】
【そして吐き捨てるように言った。】

…どうしようもない屑ね。
死になさい。

【いつの間に構えていたのか、さげていた拳銃を二丁とも手にした少女はまず少年の首に乗せられた足の膝を狙い弾丸を一発。】
【そしてそれとほぼ同時に男の眉間目がけて正確無比にもう一発の弾丸を発射した。】
【ほぼ音速に近い速度で打ち出された銃弾は、恐らく男が少年の頭を踏みつぶすのに必要な時間を与えないはずだ。】
552: 2015/03/16(月)14:37 ID:DT+YibrQO携(1) AAS
>>547
>>548
でも古参の方は皆あのスレに参加してますから参加しないと仲間外れですよ^^
553
(1): 2015/03/16(月)14:46 ID:gV7qcoI0o(3/8) AAS
>>551

【警告はした】
【男は少女の害意を素早く察知し「足場を蹴って」右側へ跳びのいて銃弾を回避した】
【その足場とは少年の首に他ならず―――――】

……少し、力のかかりが浅かったか?

【仕留め損ねたと言う様にポツリと男が呟いた】
【男の言葉通り、少年は首の骨を折られかけた痛みに体を丸めて】
【それは何とか少年が生きて居る証に他ならず】

この程度の事すらしくじるとは、矢張り鈍っているか
矢張りもう少しリハビリが必要そうだが、さて……
省11
554
(1): ルナ◆/Pbzx9FKd2 2015/03/16(月)15:14 ID:Bu9V+vzJ0(3/9) AAS
>>553

…ッ!

【男が跳び上がった瞬間、少女は危機を察知して男に向かい全速力で駆けた。少女とはいえカノッサの構成員。その身体能力は常人を遥かに凌駕する。】
【この時少女にとって幸運であったのは、まさに目の前の状況が自身の『能力』を用いるのに絶好の機会であったことだった。】
【地面を蹴り、間に体を挟み込むようにして少年に覆いかぶさる。】
【そして男の踵が、いやどこでもいい、その体の一部が少女の体に触れたのならば】
【男に生じている全ての速度は消滅し、その後はただ重力のみに従って少女の上に落下するはずだ。その程度の衝撃ならば少年にダメージを通さず受け流すのは容易い。】
【少女の異能。『ある物体に生じている「速度」を、自身の体に触れた瞬間ゼロにする能力』。】
【攻撃にこそ使うことはできないが、防御の面でならば高い力を発揮することができる。】
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