[過去ログ]
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
680: クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/19(木) 23:25:14.51 ID:AZrcrV9Z0 >>677 ――――タダ? 【きょとん、とでもするかのような声の後】 タダ……だと……!? 【切羽詰まったような声を上げて、ぞわりと背筋が怖くなるような感触】 待つんだ、お願い、ちょっと待って。 【ここまでくれば最早ただの嘆き声、軽く声は裏返る程で、つまりは16歳の少女に怯える大人。ある意味格好の獲物である。ネットの海で言えば今日のホットワードすらあり得る】 (タダってもっとダメだろうがああああああああああ!!) (なんだ? 俺はどんな片棒を担がされる? 足なんか生えてる二本しかないぞ? 遠くに逃げられないぞ?) (つまり、それを狙っていた訳で、ボロボロの見た目もフェイクって訳で) (その人形も他の人が寄り付かない為の、ある意味計算され尽くした人形……普通持ちたくないしああいう人形、真夜中の日本人形と良い勝負できそうだし) ――うぇひっ! (やべぇ、こいつ人形の目を見てねぇ……やべぇよ……演技も完璧だよこいつ……) 【こんな状態の男の前ではその行動も演技にか見えず】 【それをさらっと流す辺りがマジっぽいというか……まあ、つまりは天然か触れちゃいけないスイッチがある二択で、この男には後者に見える】 (やべぇよ、やべぇよ……これならまだ神待ちの方がよかっ―――) ……ん? 【クッキーと、小銭数枚】 【何の足しになるのかわからないけれど、望んでいた慈悲である】 【それを受け取って、構築されていた答えを白紙に戻す】 【てっきり「黙ってついてきて、騒いだら警察を呼ぶ」的な事が書いてある紙を渡されて、無言で連れていかれると思っていたのだが】 ……えーと、君さ。 これ、俺に渡していいの? 大事じゃないの? 【つまり、自らと同じ層の人間だとしたら、あれ、これ渡すのって相当自殺行為じゃね?と】 【――ちゃっかり、貰ったクッキーは既に口に含みながら尋ね返す】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/680
681: リンロ・ルード ◆XQvP.AwpIw [sage] 2015/03/19(木) 23:34:29.71 ID:9QBskq8Xo >>680 「うん…タダ」 【あれ?何か要求するべきなのか?とそれとも何か忘れてるのか?と】 【男の反応に一瞬色々な事が脳裏を駆け巡るけど、多分おかしい事はしてない】 【うん…確かにいろいろおかしい少女だけど、それすらも気づけていないので、仮におかしくても気づけない】 「あれ?何か変なことしたかな?」 【最終的にキャパを超えた少女は人形に問いかける】 「うん…え。そんなことはない…よ」 「あ…クッキー嫌いなのかな?」 「それとも…毒が入ってるとか…思われてるとか…」 【もう形容しがたい不気味。人形と話しかけているそれだけで不気味なのに】 【ボロい人形の首は180度回転し、ずっと男の方を凝視】 【しかも何故か眼だけが異常に綺麗と言うホラーさを発揮】 「あ…えっと。もしかしてこの子が欲しいの…?」 「ごめんなさい。それは…。うん…できません」 【要りません。そんな人形必要ありません。と思うかもしれないけど、少女は割と真剣にその答えに行きついた】 【少女にとってはこんな不気味でホラーで陰々鬱々としてる人形でも大切なのだ】 「…大事だけど。」 「困ってるみたいだし。困ってる人は助けないとってこの子とお話ししたばっかりだし…」 【タイミングよく人形の首が胴体から外れて、ワイヤー一本で宙づりになる】 「…お菓子ならまだあります…よ」 少女はさらにポケットから数枚のクッキーを取り出した http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/681
682: クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/19(木) 23:56:57.46 ID:AZrcrV9Z0 >>681 変じゃない、変じゃない。 ありがとう、クッキーダイスキ、うん、毒とかはいってる筈ないし! これ賞味期限とか大丈夫ですか 【食べた後に現金な話だが、今更ながらこれ食べて大丈夫? と聞き始める】 【既に食べた為聞いても仕方ないのだが、むしろ聞かない方が幸せだった気もする。つまりは小心者】 【……なんだか、怖い画像みながらクッキー食べるのって凄い絵面な気がする。というか周りの目線も不思議と無くなってる気がする。多分この子で】 いや、違いますよ、要らないですよ。 【少女に対してはできるだけ優しい言葉遣いでいこうと今決めたのだが、それでもここでは素になってしまう】 【いや、ほんとーにいらない。うん、いらない】 ―――――いやそうじゃないって。 ……いや、俺が受け取るのはいいんだけどさ。 君、これがないと困るんじゃないの? 【確かに何の足しにもならないけれど】 【いやまさか、たまーにいる、お人よしの類なのかもしれないけれども】 それをだよ、その……に、人形さん、と決めて簡単に渡していいのかっていう……。 【なんか段々と見てられない事になってきたぞ……と、僅かに目を逸らして、自らの立場だったらどうしよう、と考えつつ】 【他のクッキーは、とりあえず食べてしまったクッキーが大丈夫かを聞いてからにしよう……と、軽く流して】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/682
683: りえるorエクレア ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/20(金) 00:07:41.23 ID:BeUi7YLDO 【地の国】 【瓦礫と砂塵と廃墟と静寂】 【先日の一件いらい、完全に崩壊した街に一人の異形の娘がいた】 【角、翼、尻尾を備えて髪はピンクと銀の二色でツイン縦ロール、更にフリフリのゴスロリとこれまた奇抜な紫の縞模様ニーソ、そして紅と極彩色のオッドアイ】 【パッと見ても真人間には見えない少女】 【そんな少女が、旅行用の鞄を引きずりながら歩いていた】 あの場所に行こうと思ってたっすけど… ……なぁんで先にこっちに来ちゃったかにゃーん? 【なんだかぼそりと独り言を呟きながら】 【歩いている様は不審者のそれであり】 【もし他人に見られたならば、興味を引けるだろうか……?】 ///////////////////// 【公園】 【たくさんの花壇と噴水がある広い公園】 【今は人の気配が感じられない場所に、彼女は居た】 【膝下まで伸びる外ハネの長く、更に前髪も目元どころか肩口まで伸びた白髪、また、時期外れの黒いワンピースの上から緑の外套をすっぽり体全体に羽織っていて】 【その背には、身長より有るのでは無いかという巨大な銀の斧の様な物が合った】 …………モグモグ… 【そんな彼女の手(外套越し)には、肉まんが一つ】 【良く良く見れば、隣にはまだそれなりに入っているらしい紙袋があった】 【こんな時間の、こんな公園】 【ただ、美味しそうな香りが、公園の一角には漂っていて】 【香りに誘われる者が、または単純に見咎める者が居るならば】 【それは……どんな人物か……?】 /遅くまででも可能ですのでー http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/683
684: リンロ・ルード ◆XQvP.AwpIw [sage] 2015/03/20(金) 00:08:06.26 ID:N+g5P1UHo >>682 「…大丈夫だと思う…な」 「うん…この前もらったものだし…うん」 【このクッキー実は貰い物であることがここで判明した】 【なので賞味期限は大丈夫だとは思われる。…多分】 【まあもし切れていたなら仲良く二人でお腹が大変なことになる…のか?】 「…うん。お母さんも絶対手放さないよ」 【要らないという言葉を聞いてにんまりする】 【どうやらこの人形と少女。親子……という関係らしく】 【うん、もう完全に黄色い救急車を呼ばれる案件なのは周知の事実】 「うーん…この子たちと暮らしてるお家に帰れば食べ物はあるし…お金も稼ぎ方は知ってるし」 「でもお兄さんはお家もなさそうだし…それに貧乏でボロボロだし…」 【そんな人形を持っているコイツに言われたくないだろうけど、悪気はないようで】 うん…。この子は良いって 【人形…と言われて否定しないあたり、もしかしたらまだまともなのかもしれない】 【いや…もう十分おかしいのには変わりないけど】 ……もしクッキーで足りなかったら。ご飯食べる? 【さすがにクッキーじゃ侘しいと思ったのかそう提案】 【どこでどんなご飯が待っているか、それが分からない分、もしかすると変に勘ぐらせてしまうかもしれない】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/684
685: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/20(金) 00:32:33.40 ID:Udof/0wto >>683 【夜の帳が降り、空には幾つかの星と月のみが輝く時間】 【そんな夜空を舞う一人の人影があった】 【シャツにスカート、その上にジャケットという軽装をした白髪の少女】 【その背に魔力で形作られた翼を広げた彼女の目的は、ただの気晴らし──要は何の気なしに飛んでるだけである】 うーん、やっぱり目的をもって生きるって面倒ですねぇ……はぁ 【どこぞやの青年に感化されて意識の高い生活を送ろうとしたが、結局やり方もよくわからず挫折】 【つまるところ、自分にはこうした自由きままな生き方しか出来ないのだろうと再確認しているところであった】 ん?あれは…… 【そんなことを思いながら上空を飛んでいると、いつもの公園に行き着き──これまた、どこかで見たことのある人影を見つける】 【特に目的もない空中散歩、ここらで一息つくのもいいだろう──地面にたいして水平だった進路を下に向け、公園へ降り立つことにした】 //絡みよろしいでしょうか http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/685
686: 熊出 等比 ◆/Pbzx9FKd2 [sage] 2015/03/20(金) 00:35:03.73 ID:Y9UvJ46j0 >>679 【少女・衣織が心を許してくれたことを感じると等比はとても嬉しそうに笑った。子供に頼られるかっこいいお姉さんというのは昔からの彼女の夢であったから。】 【衣織が望めば自警団支部内の見学は簡単だろう。等比の勤める職場の男性は皆可愛い女の子に甘い。】 【もっとも大抵の場合彼女は職場にはおらず、近辺で悪党と戦っているか修行に打ち込んでいるかのどちらかである。】 【彼女が支部にいる時はほぼデスクに向かわされ始末書を書かされているときだ。】 【そして皐月から許可を得ると、等比はありがとうございますありがとうございますと再三に渡り感謝した。】 【食事を待つ間彼女は、お母さんの手料理楽しみだねー、などと衣織に向けて楽しげに話しかける。熊出等比の精神年齢は基本的に幼いのである。】 【間もなく皐月の作ったカレーが運ばれて、等比は神谷親子と共に食前感謝の祈りを捧げる。そしてその一口目を口に含んで咀嚼し、皐月の問いに答えた。】 …おいしい!!おいしいです師匠!ううっ、生きててよかった!! 【当初の仕事モードはどこへ行ったのかがつがつと皐月お手製のカレーに喰らいつく。彼女の目にはうっすら涙が浮かんでいた。】 【そして彼女は口いっぱいにカレーにがっつきながら身の上話をし始めた。行儀が悪い。】 【それは彼女が神谷親子に非常に気を許していることを意味するのだが、二人にとっては迷惑なことだろう。】 私の勤めている支部だと、もぐもぐ、食堂が何故かなくって全員、ぱくぱく、共用のキッチンで自炊しなきゃならないんです。ごくり。 でも私料理すごく下手で、がつがつ、いっつもろくな食事ができてなかったから、はぐはぐ、喜びもひとしお、というわけなんです。ごっくん。 【凄まじい勢いで食べ終え、彼女は最大級の賛辞の意味を込めて言った。】 最高です!!二つ星なんかじゃないです、これはもう、文句なしに一等星です!!一つ星です!! 【星の輝きの程度を表す等級と、三ツ星評価は彼女の脳内でよくわからない形で融合していた。】 【ごちそうさまでした、と言い食事を終え、等比は非常に満足した様子で後片付けを手伝った。その後、彼女が皐月に切り出した話題は意外なものであった。】 【彼女は興奮した面持ちで話しかける。】 あの、さっきRAIN(れいん)でお父さんと連絡をとったらですね、お父さんの職場レイリス大でした!! 数学の教授でして、年は50歳を超えてて、熊みたいにおっきくて身長は2メートルくらいあるんです。 それで茶色いあごひげがたくさん生えてるとにかく大きくて目立つ人で、名前はベアーウト・フィボナッチというんです。ご存じないですか!? 【偶然にも、彼女の父もまた皐月と同じくレイリスフィード大学の教授であった。皐月は彼を知っているだろうか?】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/686
687: エクレア ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/20(金) 00:47:48.11 ID:BeUi7YLDO >>685 ……………………ん……? 【ベンチに座って、モグモグモグモグと】 【ひたすら肉まんを食べていたのだが】 【ふと、気配を感じて目線を上げると】 ………………んー…… 【なんだか何処かで見た人物が、空から降りてくるのを眺めながら】 【モグモグモグモグと口を動かして】 【記憶を探り、思い出していく】 ……クローフィ? 【そうしながら、彼女が降りてくるのを】 【じっと見ながらまっているだろう】 /大丈夫ですよー、宜しくお願いします! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/687
688: クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/20(金) 00:48:01.06 ID:3+H+AjKX0 >>684 ……おっけー、うん。 【まあ、これで少女は毒見の為にクッキーを渡した、という事は無いというのは分かった】 【……まあ、食べた瞬間に変な物だったら何かしら変な味がしただろうから、大丈夫ではあったんだろうけども】 (やっべ) 【ちょっと流石に不味くなってきたぞこの子】 【黄色い救急車を即刻ぶっ飛ばしてもいいんじゃないだろうかこの子】 【思わず脳内で三文字の言葉が一瞬で漏れ出た位で】 【……どうしよう、ちょっと逃げたい気もする】 (実際そうだけど、何かそう言われると辛いなこれ) 【家ない、貧乏。見た目もボロボロ】 【実際その通りだけれど、そう言われたら何か辛い。心なしか目もすこーし垂れ気味で】 (ていうか、稼ぎ方を知ってるって……ていうか、家あるのか) 【やっぱり神待ち……援交、みたいな碌でもない結果ばかり浮かぶ。えとせとらえとせとら、確かにそんな状態なら、こんなボロボロの人形に頼るのも悪くはない】 【なんだかきな臭くなってきた気もする……というより、家があるのかこの子】 (つまり、ここでご飯を食べる、なんていうのはとっても怪しい事な訳で) (しかも年下の女の子に対してそれを媚びるなんて――――) ――――ぜひお願いします! ご飯ください!! 【そんな頭の理性はぽーんと外れて、気づけば頭を下げて懇願、負け犬根性が染みついているのは何となく察してあげる事にして】 【確かに何があるかわかったもんじゃないが、でも飯が食べたい。しょうがない】 /ごめんなさい、遅れました…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/688
689: リンロ・ルード ◆XQvP.AwpIw [sage] 2015/03/20(金) 00:56:14.89 ID:N+g5P1UHo >>688 「…うん。じゃあ近くの仮住まいに案内する…ね」 【頭を下げる男を少し驚いた眼で見つめながらも、『仮住まい』に案内してくれるらしい】 【なんだかすごく怪しい響き…と言うより、実際この格好からはそれしか想像できない】 「私たち皆で住んでる素敵な一軒家…なんだ」 「ちょっと片付いてないけど…ごめんね」 【けど少女曰く…ステキな一軒家らしい】 【うん、もう信憑性は皆無なのは分かっている】 「じゃあ。付いて来て」 【少女は人形をぶら下げながら、そのままスタスタと歩いて行く】 「…ここ」 【男がもしついて来たのなら、きっとどこにこんなものがあったと思わんばかりの「小屋」が目に入るだろう】 【一軒家と名をうたれたボロッボロの小屋。ドアに取って付けたような南京錠が付けてあるけど、それ以外は本当に生活感皆無な小屋】 【お化けが出るならココです!と小屋全体で表現しているような。そんな場所】 「お客様をお招き…だね。」 「うん、そうだね、散らかってるから恥ずかしいね」 【散らかってるとかもうそんな問題ではないです。少女はやっぱりどこか変な子だった】 /お気になさらず! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/689
690: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/20(金) 00:58:30.51 ID:Udof/0wto >>687 そうですよーエクレアさん、お久しぶりですー 【相手がきちんと自分のことを覚えていてくれたことに嬉しさを感じつつ、エクレアの呟きに答える】 【そして地面に降り立ち、改めて彼女の様子を眺めて、今さら食事中であったことを知った】 あぁ、お食事中のとこすいません……散歩してたら偶然目に入りまして あのあとお変わりありませんか? 【突然現れて食事の邪魔をしてしまった非礼を詫びてから、近況を聞いてみる】 【以前の困窮っぷりはなんとかなっているのだろうか──そんな心配がその質問の裏にはあった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/690
691: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 2015/03/20(金) 01:08:11.45 ID:mlkcP0RZ0 >>686 ふふっ、等比さんったら大げさなんですから。でも、そう言ってくれると嬉しいです! (……それにしても、よっぽど食生活に切羽詰っていたんでしょうか……なんだか、食べる勢いに迫力がありますね……) 【これほどまでに感謝されるなら、料理を作った者としても作った甲斐があるというもの。】 【料理を作った人間にとって、何よりも嬉しいのは「美味しい」という言葉。その一言で手間暇かけた全てが報われる】 【多少行儀が悪くたって構わない。こうやって本当に美味しそうに食べて貰えれば、それが一番嬉しい】 【……ただ、これほどまでに必死に食べられるといつもの食生活が気になってしまう。ちゃんと十分に食べてますか?】 あらら、毎日自炊ですか……忙しいのに大変でしょう。そうだ!今度家に遊びに来たらお料理を教えてあげましょう! なに、料理が苦手でも心配する必要はありません。簡単なメニューならきっとすぐに作れますよ! 【……ちゃんと食べてませんでした。毎日自炊となればそれは大変だ。……皐月は毎日娘の分の料理まで作ってるけれど】 【そこで、皐月は思いつく。今度料理を教えてあげよう、って……皐月も主婦だ、料理の一つや二つなら教えられる】 【料理が苦手でも、美味しく作れるメニューはいっぱいある。今度教えてあげよう……そんなことを画策するのだった】 【やがて、三人とも食べ終える。】 【等比は満足してくれたようで、皐月は嬉しそうに微笑む。……衣織は等比の下した評価に冷静なツッコミを入れている】 「一つ星なら等級下がってますよー……ま、いっか。」 【―――まあ、美味しいって言ってくれてるからそれでいいや。うん。納得しよう。】 【それから三人で片づけ。洗い物も三人でやるなら楽でいい。―――そんなわけで、皿洗いもすぐに終わって】 ……えーっと、……ああ、お名前は伺ったことがありますね!あまり交流は無いのですが……そうでしたか、私と同じ職場でしたか。 名前が違うから親子だとは知らず……。今度会った時にお伝えしておきますね。娘さんは頑張っていますよーって! きっと喜びますよ?親にとってはね、一番うれしい事は子供が頑張っている事ですもの! 【皿を洗い終えてから告げられた事。彼女の父親も皐月と同じ大学に勤めてるとの事で】 【言われてから思い出すと、確かにそんな人がいた気がする。同じ理学系とはいえ科が違うからあまり会う事は無いのだけれど】 【事務的な会議で、ちらっと見かけた気がする。……今度会った時、声を掛けてみようかしら】 【さて、食事も終えて今度こそ帰らねばならないだろうか。きっと門限的なものもあるのだろう、時間はまだ大丈夫だろうか……】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/691
692: エクレア ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/20(金) 01:13:42.26 ID:BeUi7YLDO >>690 ん……久しぶり…… ……ううん……気にしないで…… 【降りてきた彼女と、早速言葉を交わす】 【それに、食事と言ってもそろそろ食べ終わるくらいであった】 ……それなりに…… …あの子は……見つからなかったけど……ちょっとは、情報……見つけた…… あとは…不良を追い払ったり……指名手配犯に…絡まれたりとか……あったけど… …元気……かな……? 【そしてポツリポツリと最近の状況を話す】 【なかなか、全てが上手くは行っていなかったが】 【それでも無事にいるエクレアであった】 ……クローフィは……どう? 【続けて、今度はエクレアが聞く】 【実は、彼女が他人の様子を聞くのは珍しかったりするのだが】 【なかなか、気を許しているのだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/692
693: クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/20(金) 01:20:22.64 ID:3+H+AjKX0 >>689 …… 【なんだろう、この家に来る、っていった後に仮住まいっていわれた時の気分は】 【後で悪い条件を提示されたかのような、後句特商法的なやられ方は】 【――まあ、ついてきてる以上文句は何も言えないのだけれど、仮住まいといわれても】 【最初に仮住まいと言われても、拒否したかっていうと、別の話でもある】 君さ、あー……名前。名前は。 俺はジャックっていうんだけど、君は? 【ジャック、勿論偽名】 【やっぱり信用できないし、と最後の最後でやっぱりチキン】 ……それで、犬でも飼ってるの? 【もしかしたらこれがこの子も家かもしれないし、と微妙に濁すように問いかけて】 ―――――――――― ―――――――――― 【長い長い思考時間の後、今からガンダッシュして逃げるか、逃げるか? と焦りつつ】 オッ、オカマイナクー 【微妙にカタゴト気味で、結局笑ってる少女の顔にすら裏を感じて動けないのでした】 【よし、適当に流して逃げよう、でも飯は食べよう、と】 【というよりそもそもご飯が食べれるものなのか? とすら思いつつも、ついていく事に】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/693
694: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/20(金) 01:23:29.42 ID:UohHO+Lu0 【――――夜の繁華街、と言うのは賑やかであると同時に治安も悪くなり】 【一角が辺りよりも更に騒がしくなっているのだから、其処が今宵の舞台である事も容易に知れる】 【さて、いざ見てみれば柄の悪い男女が数人。其れに対峙しているのは、コートを纏った女性一人】 【ふわふわとした金色の髪。柔和な表情は争い事とは遠い人柄にも見えるのだけれど、“自警団”所属を示す腕章が彼女が手練れである事を表すか】 【やがては男達が殴りかかるのだが――――相手がただの華奢な女、と考えたのが不運】 「全くもう、暴れちゃ駄目ですと何度も言った筈ですよ〜? 痛い思いをしたのはその罰です!お酒を飲むなとは言いませんが、次からは周りの迷惑にならない様に気を付けて下さいね〜?」 【正に一瞬の出来事。男達からしたら、気が付けば腹から強く地面に激突した事となり】 【件の女は悶絶する姿にクスリと笑みを零し、鼻歌交じりにその場を後にするのだろう】 【連行だとかしないだけまだ優しいのか否か――――野次馬達は別な意味で唖然としているのだから、其れが更なる注目を惹き】 【話し掛ける者が居るのだとすれば脚を止めて其方へと向き直るのだけれど――――】 【某繁華街。何時の日も、どんな時も喧騒に包まれる其所は日々諍いも絶えず】 【――――今宵其処を見回りしていたのは一人の少女】 【軍服を一切の乱れなく纏い、きっちりと制帽を被った姿はその性格を表している様で】 【片目を覆うのは眼帯。自警団の腕章に“SCARLET”所属を示すバッヂを着けているとなれば一介の自警団員とも異なるか】 「全く……楽しむ事自体は良いのでありますが、もっと節度を弁えて欲しいものであります 暴れて他人を傷付ければ楽しむ事も出来ないでありますよ…………」 【小さく愚痴を零しながらの巡回。流石に彼女の横を過ぎる時は幾分シャンとした姿となる者が多くとも、少し過ぎてしまえば下手をすれば女性に絡む者まで居る始末で有る】 【はあ、と溜息を漏らしながらも巡回を続ける姿は中々に目立ち】 【同じ正義の徒の目に留まる事も否めず――――同時に、何か騒ぎがあれば巻き込まれる可能性も否定出来ず】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/694
695: リンロ・ルード ◆XQvP.AwpIw [sage] 2015/03/20(金) 01:27:21.76 ID:N+g5P1UHo >>693 「…ロンリ。ロンリって言うの」 【歩きながら自分の名前をボソッと名乗る】 【こちらは正真正銘の本名、まあ親が居ないので通称ではあるが】 【一応今までずっとこの名前で生きて来た】 「ううん。犬じゃない」 「ルームシェア…っていうの?かな…」 【悪い予感しかしないけど…。もう後戻りできないかもしれない…】 ―――――――――― 「…ただいま」 【南京錠のカギを外してドアを開ける】 【するとまあ予想通り、ボロッボロの人形やそれらのパーツが所狭しと並べられている】 【洗濯物と一緒に吊るされたりしてるものもある】 「…軽い物で良い?」 【ガスや電気や水道は何故か通っているらしく…】 【少女はこれまたボロッボロな冷蔵庫から、購入してきたであろう野菜を取り出す】 「…遠慮しないで。その…座って…ね?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/695
696: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/20(金) 01:32:35.68 ID:Udof/0wto >>692 中々波瀾万丈ぎみな生活してますねぇ……あははは でも元気そうで何よりです、最近暖かくなってきてますしね 【平穏な生活をしているという答えはこんな時間に公園で過ごしている時点で期待していなかったが、思っていたよりは色々あったようだった】 【まぁそれでも、こうして何事もなく肉まんを食べていられるということは大丈夫ではあるのだろう──とりあえず一安心である】 私の方は……うーん、なんでしょうかねぇ よくわかんない変質者に絡まれたり変な三角関係に巻き込まれかけたり……あまり楽しい生活ではないけど、元気にやってはいますね 最近まではバイトでもしてもうちょっと意義ある生活でも送ろうかと思っていたところでしたが……結局またこうしてぶらぶらしてますね 【エクレアに比べると随分饒舌に色々と話す】 【こっちはこっちで、あまり普通の生活は送っていないようだ──まぁ、喧嘩のようなことはないだけ良いのかもしれないが】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/696
697: エクレア ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/20(金) 01:47:52.20 ID:BeUi7YLDO >>696 ……ん……ありがとう …確かに……ちょっと、暖かい… 【最近は確かに、少しづつではあるが温かくなり】 【基本的に薄着のエクレアにとっては、待ち望んでいた季節である】 ……そう… …なかなか……慣れないことは……出来ない… 【何だか言葉の幾つかに、おかしな部分はあったが】 【そちらはそちらで色々あったんだな、位に考えて】 【続けて、バイト云々の話には共感する】 【長く続いた生活を変えるのは難しい、という事は】 【エクレア自身も、良く分かっていた】 ……あ…………食べ、る…? 【そして、残り少なくなった肉まんを再び口に運ぼうとするが】 【ふと思い直して、肉まんを差し出しながら、聞いてみたのだった】 【因みに、まだ湯気が上がっていて、温かそうである】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/697
698: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [] 2015/03/20(金) 01:51:09.65 ID:UohHO+Lu0 >>694 /緊急の呼び出し受けたので申し訳ないですが取り消します…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/698
699: クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/20(金) 01:56:53.68 ID:3+H+AjKX0 >>695 ロンリ……ロンリね よろしく、ロンリ 【一々君、とか嬢ちゃん、とか呼ぶのもおかしな話だし】 【後で、この名前を調べようと思った。なんだかきな臭いし、もしかしたら名前がどこかに繋がっている……かも】 【というより、犬じゃない何かを飼っている……もとい、ルームシェアをしている相方も相方で、やや恐ろしいが】 【というより、南京錠をかけるドアっていうのもおかしな話だとは思うのだが】 【おかしな事が起き始めて、段々と麻痺し始めてきたのかもしれない】 ……お邪魔、します。 【額の近くに手を当てて、軽く目を閉じて瞑想のような物をしてから、部屋に入る】 【冷静に、冷静に……と、考えつつも、目前に広がる景色は悪趣味な様相だった】 【汚い、というより足場がない、というより、なんというか、ここまで人形だらけだと不気味かもしれない】 【これで部屋全体の色相が明るければまだわからなくもないのだが……さてどうだろう】 それじゃあ、遠慮なく…… 【何処に座るんでしょうか】 【という事は置いておいて、電気や水道は通っているらしい、って事は冷蔵庫も機能しているのだろう】 【……合間と合間を見つけて座る。座れなかったなら、人形を一つ触って、それを手に持って座る。抱えながら】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/699
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 303 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.011s