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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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78: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 20:34:53.11 ID:vyoYemmlo >>74 そうだったんですか?いいなぁ……お金のあった時代なんて一度もないです すごいですねぇその社長さん……いかにも、って感じですね 【こんな世間話で見栄を張る必要もないだろうし、本当のことなのだろうと思う】 【身なりと話の中身、車の中の書類を勘案すると、ヤミ金とかその手のものだろうか──考えてみると、中々自分が危ない状況にあるのではないかと気づくが、今さらな話だ】 飛ぶっていうのも中々怖いことだったりするみたいですけどねぇ 飛んでる間に攻撃されたら、落っこちて死ぬだけですし 【自身の話をまるで他人事のように言うのは、無駄に情報を晒したくないからだ】 【この少女、見かけの白さによらず中身は腹黒い】 【そんな風に10分弱の歓談をしていると、いつの間にか車は止まっていた】 助かりましたー、どうもありがとうございます はい、またご縁がありましたらぜひとも 【男の懐事情を察しつつ車を降りて、ペコリと礼をする】 【会ったら遊ぶという間柄としては中々いい相手だと一定の好感を抱きつつ、男の別れの挨拶に応え、手を振る】 【そのまま車が暫く行くまで見送ったあと、ジャケットを探しに店の入り口をくぐるのだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/78
79: 鳩ヶ谷 廉 ◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/08(日) 20:41:37.19 ID:afARK95Ao >>77 それでは。確り捕まってくださいね。 【ふよふよと嘴が側面を地面に向けて地に落ちる。】 【嘴の先の方からなら、容易く乗ることができるだろう。】 【──女性が此方に対してマイナスな印象を抱いているのには気づかなかった。】 【なぜならば、青年は彼女を、(身長が低いので)年下と見ていたからだ。】 【そして、今もちゃんと彼女のことを年下として扱うかのように、】 【まるでアトラクションに乗る子供に注意をするように述べて─】 【彼女が嘴に乗れば、再びう来はじめるだろう。】 【後は女性の指示通り動くはずだ。】 【──青年は女性を嘴に任せて、見送ることにした……】 /すいません、夕飯の時間なのでこの辺で……お疲れさまでした! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/79
80: リリルカ・メリフルアス ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日) 20:50:55.69 ID:+Qvcubdxo >>79 (……なんでしょう、この子供扱いされてる感じ……?) 【なんとなくそんな対応を察知した―――確かに、身長は低いけど】 【兎にも角にも、嘴に恐る恐る腰掛ける。ついた掌からは……鼓動が?】 (………この子、何か食べるのかしら) 【送って貰ったお礼に何か食べさせてあげても……などと、考えていたら】 【嘴は浮いて、直ぐに動き始める】 あ、ありがとうございました――――きゃっ。 【頭の中で進めと指示してみれば、予想以上に速度がでて驚いた】 【やがて彼女は公園を抜けて帰路へと向かった……】 (鳩ヶ谷さんね。自警団、と………うーん、これ以上縁があれば、何かに使えるかしら……?) 【などと、色々企んでいたそうで―――】 /ありがとうございましたっ!お疲れ様ですっ! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/80
81: スターダスト ◆vrv2g2Oz1g [sage saga] 2015/03/08(日) 20:51:34.47 ID:DRup5nugo >>78 あー、撃墜される可能性は考えなかったなぁ……星を組み合わせてガードする、とか? いや、それだと重くなって確実に俺の力じゃ途中で墜落……って、結局落ちる運命っすか…… 【やはり、然程頭はよろしくないようだ。それが相手の体験談だとは、勿論気付く由もなく】 【相手を下ろし、車を発進させれば手を振る姿が見えた。ひとついいことをしたなー、などと暢気に振り返して】 【そして、鼻歌交じりにパチ屋へと向かう──はずだったのだが、携帯から緊急警報のアラーム音が鳴った】 うおッ!? こ、この音は……社長からの……!? 嘘だ、嘘だと言ってくれ……ッ! 【急いで路肩に駐車し、慌てた手つきで緊急警報音を発する携帯を取り出せば、恐る恐る耳に当てる】 「シューティングスくん、ですね? 今、早めに話が付きましたので。迎えの用意をお願いします……あと、金を入れるトランクを。」 あッ、ハイ!? ハイ!! 速攻で向かいますッ!! っス!! 土岐社長、失礼しやッス!! 【安息の時間は唐突に終わりを告げる。数秒間の静寂の後、凄まじい勢いで車は元来た道を引き返していったのだった】 /お疲れ様でした! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/81
82: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 21:12:13.64 ID:vyoYemmlo >>81 あ、あれー……実は急ぎの用でもあったのでしょうか…… 【突然速度をあげて走り去っていった男の車を、戸惑いつつ見送る】 【もしそうであれば、悪いことをしてしまった……そう心のなかで謝罪しつつ、店の入り口へと向かう】 【さぁ、今日はどんなジャケットを買おうか──入り口をくぐったときには、彼女の頭は買い物のことでいっぱいになっていた】 //楽しかったです、ありがとうございました! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/82
83: エクレア ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/08(日) 21:22:29.47 ID:Q/wlQ8oQO 【ある街の郊外】 【夜の、人気の無い場所を歩く人影が一人】 【白く長い外ハネの髪を膝下程まで伸ばし】 【緑の外套でスッポリと身体を包み】 【そして、その女性の身の丈よりも大きいのでは無いかと思う】 【巨大な、何かを背負った姿は】 【普通であれば、あまり出会いたくない見た目である】 ………………寒い…… 【…………ただし、なんだかブルブル震えている事に気づかなければ、である】 【一瞬の声色から察するに、女性だと思われるその人物は】 【街灯が照らす道をトコトコと、歩いているのだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/83
84: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 21:54:46.09 ID:vyoYemmlo >>83 〜〜〜♪ 【白い髪をした少女が、寒さをものともせず鼻唄混じりに路地を歩いていた】 【機嫌がいいのは、とても素敵なジャケットを包装不備だとかでお値打ち価格で買えたからである──さらにいうと、浮いたお金で一通り町を散策したのも大きい】 【気づいたときにはすっかり夜、手持ちのお金もそこそこ使ったので家へと向かう帰路の途中であった】 〜〜〜♪……? 【上機嫌の彼女だったが、通行人がいるのに気づき鼻唄をやめ……通行人の見た目の異常さに気づく】 【まずその長い髪と大きな荷物が目をひくが、そう観察しているうちに彼女がやけに震えているのが分かった】 【もうすぐ春というこの時期に、外套も着てのあの震え様は一番目立たないながら一番違和感を覚える要素であった】 【上機嫌の時ほど、他人に気を回したくなるもの──ふと気づくと、その彼女に声をかけていた】 あの……大丈夫ですか? 随分と、寒そうですけど //まだいらしたら…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/84
85: 月彗 ◆vrv2g2Oz1g [sage saga] 2015/03/08(日) 21:57:37.77 ID:DRup5nugo 【橋の上】 【両岸を桃の木が咲き乱れる川沿いに立つ、古めかしい中華様の楼。吊された赤い燈籠には火が灯り、静かに揺れている】 【その傍、川に掛けられた木造の橋からは、見事な桃の花と楼閣とが一望出来た。その場所に、一人の若い男がいた】 【肩口で切り揃えた白い髪に、青藍色の燐光を零す漆黒の彼岸花を挿し、切れ長の双眸は葡萄色】 【白地に紫の蝶が舞う和服を纏い、浅葱色の帯には涼しげな蜻蛉玉の帯飾りが揺れている】 ……戦いから離れて、こないに穏やかに過ごす日が来るとは、夢にも思わんかったけれど。 此れは此れで、退屈なんよなぁ……嗚呼、つまらん。あの阿呆の脳味噌でも弄ったろか、どないしよか。 【物騒な独り言を呟きつ、男は茫洋と桃に飾られる楼閣を眺めていた。並ぶ店々からの喧騒も、まるで知らぬと言うように】 【川の両岸には、この壮観を逃すまいとばかりに、食事処や飲み屋が立ち並んでおり。ちょっとした祭り騒ぎのようでもあった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/85
86: エクレア ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/08(日) 22:11:38.31 ID:Q/wlQ8oQO >>83 ……ん 【とことこと、歩いていた彼女だが】 【不意に掛けられた言葉に立ち止まり】 【目元が隠れているものの、その方に顔を向ける】 【そちらを見ると、自身と同じ白髪をした人物が一人】 ……んー 【がちゃりと、背負った物体】 【良く見れば、何か機械のように見えなくもないそれを揺らして】 【口は開かず、なんだか外套の内側で身振り手振りをしていたが】 ……大丈夫……多分 【少しして、ぽつりと呟いた】 【呟いて、くしゃみを一つしたりする】 【口ではこう言う物の、傍目からはやはり寒そうに見えるだろう】 /おりますよ、お願いしますー! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/86
87: エクレア ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/08(日) 22:18:43.00 ID:Q/wlQ8oQO /しまった、>>84でした……すみません… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/87
88: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 22:26:30.20 ID:vyoYemmlo >>86 ……(くしゃみしながら言われてもなぁ……) 【説得力皆無な女性の返答に、心のなかでそうぼやく】 【まぁ、知らない人に突然あんな声かけをされたらそうもなるだろう……気を取り直して、少女は辺りを見渡すと】 ちょっと、待っててください 【そういって目についた自販機へ走りお金を投入、ちょっと考えて一番癖がなさそうな緑茶と、ついでに自分用のココアを買う】 【お人好しにもほどがあるが、ひとたび声をかけた以上はいそうですかで立ち去るわけにもいかず、半分意地のようなものだ】 【あぶく銭をいつまでも持っていてもしょうがない──そう自分を正当化して、女性に緑茶を差し出す】 えっと、よければどうぞ 【気恥ずかしさもあって少し顔が赤くなってる少女】 【断るも受けとるも、それは女性の自由だ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/88
89: エクレア ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/08(日) 22:44:37.39 ID:Q/wlQ8oQO >>87 【今しがた話しかけて来た人物が】 【少し離れた自販機から買ってきた緑茶をじっとみる】 【ついでに、相手の顔もみて】 ……ん…ありがとう……ございます… 【これまた少し、時間を置いた後に】 【ゆっくりと、外套越しに手を伸ばして受けとると】 …温かい……ん… 【少しの間、暖かさを確かめるようにさわった後】 【ゆっくりと、グリッと開けて一口】 【おかげで幾分かは震えは止まり】 【緩慢な、というより慎重そうに蓋を閉めた】 ……感謝…嬉しい……です… 【そうして、ぺこりと彼女に向かってお礼をするのだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/89
90: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 23:00:17.06 ID:vyoYemmlo >>89 ふぅ……どういたしまして、です 【そう一息ついて、自分もココアを一口含む】 【ここで受け取ってもらえなかったらものすごくカッコ悪い──そうなるのを避けれてよかったと同時に、感謝の言葉がココアのものとは違う暖かみを彼女に与えてくれた】 それにしても、随分とかさばる感じの荷物ですね……何かの機械かなんかですか? 【黙って飲んでるのも気まずいので、震えの次に気になっていたことを聞いてみる】 【ガチャリという音で、そんな見当をつけてはみたが──正直、当たる気はしていない】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/90
91: エクレア ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/08(日) 23:17:46.18 ID:Q/wlQ8oQO >>90 ……知りたい? 【ゆっくりと、暖かみを感じるようにお茶を飲む彼女だったが】 【恩人とも言える相手の言葉に、少し考えて】 【そのまま、じっと相手を見詰めて】 ……弓……機械の、弓 【外套の下で、また身振り手振りをしながらもぽつりぽつりと話す】 …よく、見てみる? 【そして、こんな提案を持ちかけた】 【もし、見てみたいと返されたならば】 【良いけど、怖がらないでほしい】 【と、前置きしてから、彼女の為に見せるだろう】 【…外套を、開きながら】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/91
92: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/08(日) 23:33:54.14 ID:vyoYemmlo >>91 弓……それも、機械仕掛けのですか 【弓という言葉に、心を動かされる】 【少女自身も能力で弓を運用することがある──その理由は、なんとなく好きだから】 【少女にとってそういった存在である弓、それも機械仕掛けという少女にとっておおよそ知らない種類のもので構成されているとなると、気になるのも当然であろう】 見せてもいい、ということであれば……見てみたいです 【そう、好奇心を湛えた眼でみつめながら返答する】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/92
93: ヴァローナ ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/08(日) 23:42:36.54 ID:3hHqt/Pjo 【地の国『アズテリオス』―のどっかの飯屋】 【首都で起きた事件から一日。全ての人員はここアズテリオスへ避難した】 【多くの負傷者が病院へ担ぎ込まれ、殆どの人間が寝ずに不安な夜を過ごしたことだろう】 【うってかわって此処は司令部や病院にほど近い街にある一件の料理店。この街も地震の被害が】 【無かったわけではないがこの店は店主のみなぎるバイタリティでいつもの通りどころか夜通し営業していた】 【代わる代わる兵士たちが訪れて貸切状態になっている。特にあの現場に居たと言うものは優先的に座らせてくれた】 【中華の店構えだがメニューは店主のバイタリティと同じぐらい多種多様で和食からビーフストロガノフまで載っている】 【店の奥のテーブルに長い黒髪の女が1人。ミリパンにブーツでボロボロになった革のコートを羽織っていた】 【全身の至る所に包帯が巻かれている。彼女はあの現場に最後まで残っていたその1人だった。撤退して】 【すぐに治療を受け、一晩眠り、司令部に報告と皮肉を言いに出向いた。幸運にも比較的軽傷だった】 【それからこの店へ出向き、レバニラ炒め(大盛)とジャンバラヤ(大盛)、ビール(大ジョッキ)に食らいついていた】 【餃子(大盛)とラーメン(大盛)は既に空になっている。店のテレビでは未だにあの時の映像が繰り返し流されていた】 …何度リプレイしても内容は変わらんだろ 【リモコンがあればチャンネルを変えたかったが、生憎その権利は無く変えたとて何処も同じようなものだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/93
94: エクレア ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/08(日) 23:52:27.29 ID:Q/wlQ8oQO >>92 ……ん…… ……驚かないで…ほしい…… …何も…しないから…… 【また、二つ三つ程ゴソゴソと外套の内側で身振り手振りをするが、当然これでは伝えられるわけもなく】 【ぽつり、ぽつりと呟いた後に少し離れた】 ……ん 【そうして、彼女の外套がほどけて】 【露になるのは、どうみても薄着の、黒いワンピース一枚】 【そして、明らかに重量がある背中の機械弓を、なんとも無いように】 【片手で、持ち上げながら前に持ってくる】 【それは、しかし弓と言うよりは巨大な銀の盾に見えるが】 ……今は、斧形態…… …………だけど 【おもむろに、何かを操作するように動かすと】 【ガキン、ガキンという、重厚な音が鳴り響いて】 【みるみるうちに、真ん中から別れて】 【全体を装甲で固めたような、むしろ弓と言われなければ解らないような】 【巨大な銀の機械弓が、出来上がった】 ……弓には……なかなか見えないけど、ね ……むしろ、固定式の……大型の弩弓、かも 【そして、どうみても普通は持つことさえ不可能だと思われる獲物を片手で持つ彼女の両腕は】 【黒く、鈍い光沢を放つ、身体にはアンバランスな大きさの異形の爪であった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/94
95: サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/09(月) 00:12:17.23 ID:Bg6aD71VO 【公園】 【夜も更け誰もいない筈のその場所に立つ人影が一つ】 【一つに纏めたハニーブロンドのセミロングヘア】 【黒と水色のボーダーのシャツの上に羽織った赤紫色のパーカー】 【黒地に水色のラインが入ったパンツに青のスニーカー】 【如何にも「運動してます」といった出で立ちの十五歳前後の女の子】 【少し伸びをすると傍らからミネラルウォーターのペットボトルを取り出して一口飲む】 ……一応走ってはみたけど……うーん? 【なかなか“掴めない”なあ、とぼやく様子からすると何やら鍛錬でもしているようで】 【そんな少女の足元を転がっていく新聞が一つ】 ……そういえばあの“事件”……まだあのまま進展ないんだっけ? 【少女が呟き、思い起こすのは一つの事件。地の国に六罪王が一人が現れ、破壊し、最後にはUTのリーダー・セリーナ・ザ・キッドを連れ去ったというもので】 【少女は先日、久々に会った憧れの人物から「彼女を捜すのを手伝っては貰えないか」と頼まれていた】 【彼女を捜す為に奔走しているであろうあの夜色】 【あの人は事件を知るだろうか、と少女は思考を巡らせ】 ……しかし……UTのリーダー、かー…… 【ぽそりと一言。その瞬間脳裏に浮かんできたのは以前会った白い少女で】 【しかも「これだからUTは……」と無表情ながらも何処か馬鹿にしたような声色で言っている様で】 …………黙れや見た目真っ白中身性悪な教会のアンドロイドが…… 【物凄く低い声でボソリと呟きミネラルウォーターのボトルを握り締めれば忽ちそれが凍りつき辺りには凍えそうな程に冷たい冷気と殺気が漂い】 ……もう良いよね? これ流石にぶっ潰して良いよね? うん、そうだぶっ潰そうそうしようそれがあの人達の為だ、うん…… 【少女はすわった目で呪詛の様にブツブツと呟く】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/95
96: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空) [saga] 2015/03/09(月) 00:12:32.21 ID:uSoYPrxV0 >>21 【先の疑問に答える言葉。同じくアーグの配下にあたる水を操る者――ロース、といったか。彼女から聞いたという事実が、肯定して】 【「そう」、とだけ答えて雷の能力者――――ブリッツの死についての会話を終える。また僅か、瞳の奥で揺れるものはあったが】 【自分のなかでその質を変えれば、鞘に仕舞う様に“事実”として覚える。 】 【なんだか、この女(ひと)には誰かの憂いや苦悩だとかは似合わない様な気がしたのも、その一因ではあったのだろうけれど】 【さて、酒場らしい一幕。自分が注文したノンアルコールの一杯を退かされれば怪訝そうな顔―――所作からその意図された所を察すれば、“怪訝”は“不機嫌”に移り変わって】 【けれど事実そうしようとしているのだから、その変化の正体に気付けない訳もなく。】 【だからこそ、少女はまたからかわれて意地を張る。……そんなだから、また反応してしまうのだろうけれど。 】 ……扱いやすいって思ってるでしょ? ……飲めない、なんてことはないけれど、……逃げるのが嫌いなだけで、貴女の計画に乗るんじゃないからね。 【――――――こくっ、】 ―――……けほっ、……はぁ……う、ん?、……――――――。……はふ。 ま、まぁ……思ったより普通だったわね。うん、飲める。……ふふっ、考えてみればそれも当然かしら。 “機関”やアーグと戦えるのに、一杯飲むことの方が難しいなんてある訳ないもの。 【しぐさには品性を保ちながらも一息にごく、と多く呷って。小さくむせれば息を吐き。上気した頬、理知的な印象から微睡んだ様に丸みを帯びてみえる眦、】 【もう酔いが回ったのか、なんて言葉を向けたなら、「酔ってない」や「うるさい」と慎ましやかな声に感情を覗かせながら抵抗するだろう】 【それだってカオに赤みが差したままなのだから、分かりやすいといえば分かり易くて。少しだけ中身の残った杯を置けば、小さな吐息をそっとまたひとつ―――……疲れ、だとかは見えないか。子供っぽい音色ではあって】 【酔いが回るのは早いけれど、覚めるのもまた早く。話題が「修道女のこと」に移れば、真剣な橡色】 【……「害を為す存在」と幾度となく戦って。その度に、流されてきた血と痛み】 【それが心であるのか体であるのかも、今の少女には分からなくて。ただ、そこに込められたもの―――伝わるものは、きっとあった】 貴女は、とても強いのね。……それに、とてもキレイだと思った。 創られたとしても、“そう意図されたから”戦うのでも。 それが貴女が生まれた理由でも――……それで誰かが少しでも幸せになれることを望んだなら、その心が、あなたが本当に選んだことなんだと思う。 ……そういうところが目に映って、スラウロットであなたが目に留まったのかな。 自分で望んで選びとって、そんなにも笑顔でいられる強さは……私が、憧れた強さのひとつだったから。 だけどもしも、そう在れる強さに疲れた時は。……少しだけ、休んでみてもいいと思うの。 “良い事”がたくさんある様にと戦った人が、同じだけ“良い事”を受け取れないなんて公平じゃない。好きに過ごせるなら、それが一番いい――― なんて、出逢ったばかりで言ってみても変かもしれないけれど。そう思ったのは、本当。 【過去のことなど分からないし、現在のことだって聴いたことより沢山を識れる訳ではなく、】 【だから、知りたいと思ったのかもしれない。笑顔でいられる強さ、「血を浴びる」との言葉の真意―――もしも隠した思いがあるなら、とも】 【「生意気だった?」なんて似合わないおどけ方をしてみれば、その響きの“理由”となるであろう言葉で続ける。……ごく個人的な、意志と感情(おもい)。】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/96
97: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空) [saga] 2015/03/09(月) 00:13:14.82 ID:uSoYPrxV0 >>21 ……私の方は、もう少し個人的なものになるのかな。 誰かが軋めば軋むと知っているから、死ねば、その不在で誰かか私がどうしようもなく“変えたい”と思う悲しさが生まれるって知っているから。 躊躇うことなく。何処までも冷たい生き方を選び取りながら、 “誰かが苦しむ” 結末を変えるために剣を執れる―――― それが私の答え。……それも、「強さ」としては私一人のものじゃないのかもね。 もしかしたら、みんな“少しだけ良い未来”を望んでるのかもしれない。 【――――「私は、少しだけ欲ばりみたいだけど」。そう微かに笑って酒場を見渡せば、眠っている少しばかりの人々を瞳は楽しげに映した】 【知らないけれど、それはそれぞれにある “違った” 生き方で。……もしも知ってしまったとしたら、たぶんもっと望みたくなるのだから否応もない】 【伝えるにはあまりに言葉が足りなくて、また血を浴びようとする修道女の生き方をどうこうしようと試みる事は出来ず。“強さ”、そして戦おうとする意志でどこか優しい日々を望んでいる―――】 【“背負う”生き方が強さを得たのは、それが彼女自身の望みだったからなのかも知れない。こんな風に、言葉を交わすことも出来る生き方―――そして】 【“協力”、“共闘”―――――戦う道は違うけれど、戦う相手は同じだったから。そうして、自分以外の楽しさをもう少し見てみたくなったのだろう】 【このまま、もっと知りあってみるのもいい。自然と話が膨らむことだって当然あるのかもしれないし】 【そして情報交換といった目的を通じて、お互いの“戦い方”の助けになるのも――――それは、それで快く過ごせる時間となるだろうか】 【何れ、自由な人の自由な思い方にこの先を任せて。少女は、修道女と過ごせるひとときを楽しむことに決めた様だった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/97
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