[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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839(2): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/23(月)19:35 ID:/KsFY02ho(8/8) AAS
>>836
【───成る程、な】
【この少女も、そういう人間だったか……自分とは違う、青臭い正義の心に燃える人間、世界に求められている人間だ】
【少女の話を、こちらも黙って聞きながら、『羨ましい』と少し思った。こうして自分のことすら受け入れられるとすぐに言えるような心が】
【その心が、綺麗な目が、とても綺麗な人間なんだと思った───だからこそ、気に入らない】
……つまり、お前は……
手を貸せって言うのか?その……ベクターを殺す為に、『正義』だとか何だとか言ってる奴らに
【リーベの話が終わってから、噛み砕くように要点を自分なりに纏めて確認する】
【六罪王ベクター、その名前は知っている。テレビの中継やニュースで何度も見た、確かにあれを放っておけば沢山の人間が不幸になるし、自分のような存在が生まれるかもしれない】
【それは許せた事ではなく、第一目標はあるにしろ、力を振るうには十分な理由……だが】
省13
840(1): レン=ヴァーテイン◆EjkplW7X36 2015/03/23(月)19:40 ID:hNyoGr3p0(4/9) AAS
>>838
「……店?」
【そういえば、旅の噂】
【この辺りの森の中でたった一軒だけ建つ店がある、そう聞いた様な覚えがある】
「……何を売っているんだ?……ってこぼれてるこぼれてる!!」
【余所見するんじゃなぁああい!と言おうとしたが、少女が余りにも無表情なのでもしかしてわざとやっているのかと勘ぐり】
【そんな筈あるわけないだろうとバッグからタオルを取り出した】
「……は? 小さい?」
省12
841: リンロ・ルード◆XQvP.AwpIw 2015/03/23(月)19:47 ID:A4qx1YzLo(1) AAS
>>175
/お疲れ様でした!
/新人の私についていただきありがとうございました
842(1): エリス・パルム・フラーテル◆lSY3..STRk 2015/03/23(月)20:05 ID:9VbNZEq00(5/11) AAS
>>840
「……きらきら。あとで見せる。」
【何を売っているのか?そんな問いに対してただ一言、そう告げる】
【溢れたお湯溜まりにポーイとピンク色の布巾をあてがい、特に拭きもせずそのまま水分が吸収されるまでスルー】
【変なところが無頓着である】
「まるで、嘘つかれたような顔。わたし、言うこと本当。嘘つかない。」
【相手の驚いた様子に嘘ではないよとだけ付け足しておく】
【道を見つけられなかったのになさそうな顔をされたのがちょっと不服だったのだろうか】
省9
843(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/23(月)20:16 ID:OseD2h6ko(4/7) AAS
>>823
──!
【声こそでないものの、その耳を見た瞬間驚きの表情を浮かべる】
【そこまでは恐らく、彼が今まであってきた人と同じなのであろう】
【だが、その目には恐怖の色はない】
【ただただ、驚いているだけなのである】
【ややあって目線を移すと、彼が顔を伏せているのに気づく】
【そして彼女の顔に現れるのは、同情や共感の感情】
【常人とは異なる形質を持ち、彼らから疎まれる】
【一ヶ月前までのことではあったが、彼女もそうして過ごしてきた身】
省7
844(1): 上・マシラ 下・カミナ・ゲルギル 2015/03/23(月)20:25 ID:JX7NFe1Vo(1/4) AAS
【路地裏】
……新たな六罪王様方の台頭に、先日の都市水没事件。
ええ、ええ、これはまた…………芳醇な"欲望"の香りが漂ってきたものです
【暗く陰惨な雰囲気が漂う路地裏の一角に、建物の合間から射し込む月を眺めながら呟く人影があった】
【身長は160cm程度であろうか。茶色の短髪に垂れ目の猿顔をした男だ】
【黒地に白のストライプが刻まれたスーツを身に纏い、その胸にはカノッサの証である逆五芒が刺繍されていた】
【頭には奇術師めいたシルクハットを被っており、腰には全長40cm程の朱塗りの棒が括りつけている】
こうも見え透いた好機を逃してしまうのは、余りにも勿体無い話ですねえ
私もどなたかと接触を図りたいところですが――はてさて、関係者の皆様は何処にいらっしゃることやら
【シルクハットを指で引き下げ目元を隠すようにしながらも、猿顔の奇人は独りごちる】
省26
845(1): クローザ 2015/03/23(月)20:38 ID:oVYHdt2wO携(3/6) AAS
>>843
………本当に声をあげなかったんだな
【そう、小さく呟いた】
【僅かに動くその耳にそっと自分で触れて】
【こんな反応は初めてだ】
【今まで、この耳に恐怖する人間はいなかったから】
【こんなにも疎ましい耳だったのに】
………………。
【再びフードを被って】
【そしてほんの少し微笑んだ】
省6
846(1): レン=ヴァーテイン◆EjkplW7X36 2015/03/23(月)20:42 ID:hNyoGr3p0(5/9) AAS
>>842
「きら……きら?」
【何のことだろうか、と首を傾げながらも、装飾品か工芸品辺りだろうと納得しておく】
【……そして余りにもアバウトというか、雑な後処理に唖然としながら】
【少女が自分を弁護(?)し始めたのを見て、自分は何をやっているのかとやや落ち込んでいた】
「……うん、多分僕が悪いんだ。僕が……」
【少女のいう通りなら自分の運というか方向感覚はどうなっているのかと卑下したくなっても仕方ないだろう】
【そして、ふと少女を見れば一瞬だけ息を詰まらせながらも自分の問いに否定を述べた所で】
【旅人である以上コミュニケーションのスキルは必然的に必要となって来るのである故に少年はすぐに言葉に詰まって生まれた一瞬の空白の意味を理解する】
(嘘……か)
省16
847(1): イナ 2015/03/23(月)21:08 ID:fq/4efS20(1/3) AAS
>>844
【同じく路地裏で、何かを探しているのか、辺りを見回しながら歩く女がいた】
【夜に映える真っ白な肌に、夜に溶け込むような黒いダッフルコートを来ている】
【身長は190cm余り。暗い路地裏を歩くその姿は、怪人のような雰囲気を放っていた】
ないな、面白いことが何一つない
【ひどくがっかかりしたように女は呟き、空っぽな目で月を見上げた】
【彼女は、一言で言うなれば『喧騒マニア』。常に騒ぎを求めているのだ】
【もし町中で喧嘩が有れば駆けつけ、遠い国で戦争か反乱があったら飛び込む】
【今居るような路地裏でも、大抵は死体や喧嘩などの『騒ぎの素』があった】
【が、今日は珍しく何もなかった。常人にはありがたい平穏しかなかったのだ】
省7
848(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/23(月)21:10 ID:OseD2h6ko(5/7) AAS
>>845
はい……びっくりは、しましたけど
優しい人なのは、知ってたので……
【そう、少しはにかみながら答える】
【目の前の男が普通の人間でなかろうが】
【彼は確かに、彼女を助け、その後のアフターケアまでしてくれた】
【驚きこそすれ、怖がる理由は彼女のなかに存在しなかった】
【彼の感謝の囁きは、確かに彼女の耳に届き】
【はにかみではない、もう少しはっきりとした笑顔で返す】
【迫害の悲しみを、少しでも和らげることができたように思い、嬉しかった】
省4
849(1): エリス・パルム・フラーテル◆lSY3..STRk 2015/03/23(月)21:15 ID:9VbNZEq00(6/11) AAS
>>846
「そう、きらきら―――、………?」
【よくぞ聞いてくれました】
【そう言わんばかりに件の商品について語ろうともう一度振り替えれば何故だか凹んでいる少年に首を傾げる】
【よく分からないが今はそっとしておこうか】
「………。」
【ぬいぐるみを撫でていると、突然相手が語り始めた】
【無言のまま、だけどしっかりと顔をあげて、少女は相手を見据える】
【それは一人ぼっちの少年のお話?】【否、彼にはちゃんと大切な人ができた】
【それはもちろん、少女にも】
省9
850: ラミーデュ=ヴィニット◆60/reloads [sage saga] 2015/03/23(月)21:19 ID:6aT7+CGYo(1) AAS
【路地裏】
【突如、鳴り響くのは爆発音、いや、粉砕音≠ニいうべきだろうか】
【──凄まじくでかい破壊≠フ音と共に砂煙が発生し】
『ひィぇえええッ!マジで、アイツ!俺を殺す°Cだぁあァァァァっ!!嘘だろ、公安がッ民間人をよォ!』
【その中から飛び出る様に現れたのは柄の悪い────チンピラだった】
【見るからに路地裏なら何処にでも湧いているような三下だが……】
【その右手には、≪奇妙なランプ≫が握られていた────】
『でも、俺、生きてるぜッ!やっぱり、この≪魔人のランプ≫は本物だぜェ〜〜ッ!』
省5
851(1): 2015/03/23(月)21:31 ID:JX7NFe1Vo(2/4) AAS
>>847
――――おや? はてさて、"見つけた"とは如何なる意味でしょうねえ?
遺族の方か、正義組織の方か……はたまた同業者でしょうか
【突如として耳に届く誰かの声に、猿顔はそちらの方を振り向く】
【そして、口元に締りのない笑みを浮かべてにやけた表情を作りながらも】
【濁った両眼で女の姿を頭頂から爪先までジロリと眺め】
【トボけた口調で語りながら自身の額をトン……と指で叩く仕草を見せた】
いやはや全く、この猿めはいつもいつも心の機微が判らなくていけませんねえ!
ここは一つ、素直に尋ねてみるといたしましょう! ええ、そうですそれがよろしい!
【パンパン、と手を打合せまるで演劇でもしているかのように】
省9
852(1): クローザ 2015/03/23(月)21:34 ID:oVYHdt2wO携(4/6) AAS
>>848
優し...!? ゴホッゴホン...!
【少女の言葉に急に咳き込んだ】
【こういう事に慣れていないのだろう】
【妙に気恥ずかしいのか】
【少しだけ顔が赤かった】
……そうか、怪しい臭いもない
この辺りにさっきみたいな連中はいないし、安心だろう…
【周りを見回し、きっと鼻と耳を使っているのだろう】
【ある程度確認して少女の方を向いた】
省2
853(1): レン=ヴァーテイン◆EjkplW7X36 2015/03/23(月)21:34 ID:hNyoGr3p0(6/9) AAS
>>849
【少女がぬいぐるみの胴体を抱きしめたのを見て、少し笑みを浮かべる】
【きっと、思いは伝わったのだろうと】
【無意識の内に手を握り、師匠に教わった刀の握り方になる】
【それは何時でも自分を支えてくれた、少女のぬいぐるみと同じであろう「もの」】
【少し視線を落として刀を見れば、その輝きは鈍ることなどあり得なくて】
「うん…良かった」
【結局は、そういうことなのだと思う】
【自分を、何時でも支えてくれる物を大切にせねばならないのだ】
【と、そこで少女が何か思いついたように声を出した】
省4
854(1): エリス・パルム・フラーテル◆lSY3..STRk 2015/03/23(月)21:50 ID:9VbNZEq00(7/11) AAS
>>853
「…ここ、あまり人に見せない。でも今回特別。」
【そう言って少女は扉を開け放つ】
【その部屋の中はテーブルのあった部屋とはかけ離れて鉄の板と壁に囲まれた部屋だった】
【大きな釜戸に鉄の台、部屋の隅っこには沢山の箱が置かれていて、何かがきらきらと光っている】
「これ、きらきら。これ材料、作って、売ったりあげてる。」
【その中で一際小さめの箱…と言っても割と重そうなものを持ってきて相手に見せる】
【それは色とりどりの丸い硝子細工】【大きかったり小さかったり形も様々だ】
【電灯の光に照らされ、きらきらと反射して、二人の顔を映している】
省5
855(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/23(月)21:52 ID:OseD2h6ko(6/7) AAS
>>852
ふふっ……
【珍しく取り乱す男の様子に、思わず笑いがこぼれる】
【その様子に、先程までの恐怖や不安の陰は微塵も存在していなかった】
臭い……なるほど
それなら、安心ですね
【今になって、彼がいっていた臭いの意味を理解する】
【一定の信頼を彼においていることもあり、今のその一言の安心感は大きかった】
クロさん、ですか……
霜降氷雪といいます……また会えたら、よろしくです
省2
856(1): イナ 2015/03/23(月)22:00 ID:fq/4efS20(2/3) AAS
>>851
【相手から受けた第一印象は「胡散臭い」。しかし彼女にとってはその印象もまた引き付けるものがあった】
【道化じみた態度、芝居のかかった台詞、胸の紋章、そして濁った黒い目】
【全てが興味深く、今まで求めていた騒ぎの素の中でも、特に質の良いものであった】
急にごめんなさいね、紳士さん。それじゃあ私の"欲"を聞いてもらおうかしら
【まるで宝物を見つけた無邪気な子供のように笑みを浮かべ、男にゆっくりと歩み寄る】
【彼女の"欲"はただ一つ、『喧騒を見ること』。混沌した平穏の無い状況に心奪われたいのだ】
【自分の好きなヒーローのことを親に話す子供のように。彼女は口を開いた】
そうね、まず自己紹介からかしら。私はイナ、あなたとは同業者になるかな?
それで私の"欲"ってのわね…一言で言うと『騒ぎを見たい』のよ
省2
857(1): レン=ヴァーテイン◆EjkplW7X36 2015/03/23(月)22:03 ID:hNyoGr3p0(7/9) AAS
>>854
「……鉄?」
【部屋の中を見て、先ほどの部屋を見比べる】
【明らかに雰囲気が違う、この部屋が作られた目的は何か】
【類推するに、工房などの何かの加工に使うのだろう、と】
【少女が持ってきたキラキラと光るガラス細工を見て、感嘆を漏らす】
「凄い……」
【色とりどりの光の反射が見るものを魅了し、引き込む】
【それは少年も例外ではなく、これが一つの芸術品として仕上がったらどうなるだろう、と想像する】
【と、そこで少女が箱を寄せる】
省7
858(1): クローザ 2015/03/23(月)22:09 ID:oVYHdt2wO携(5/6) AAS
>>855
氷雪……か良い名前だ、アンタによく似合う
【そう、思ったままの感想を口にした】
【割と素直なのか、彼女の分析通り心優しい人物像なのだろう】
【ふと、空を見上げた】
【そこに浮かぶ少しだけ欠けた月】
【それを一瞥して、】
ああ、じゃあな氷雪、良い夜を
【そう軽く手を振って】
【そう言いながら、彼も帰路に着くのか】
省2
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