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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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846: レン=ヴァーテイン ◆EjkplW7X36 [sage] 2015/03/23(月) 20:42:49.05 ID:hNyoGr3p0 >>842 「きら……きら?」 【何のことだろうか、と首を傾げながらも、装飾品か工芸品辺りだろうと納得しておく】 【……そして余りにもアバウトというか、雑な後処理に唖然としながら】 【少女が自分を弁護(?)し始めたのを見て、自分は何をやっているのかとやや落ち込んでいた】 「……うん、多分僕が悪いんだ。僕が……」 【少女のいう通りなら自分の運というか方向感覚はどうなっているのかと卑下したくなっても仕方ないだろう】 【そして、ふと少女を見れば一瞬だけ息を詰まらせながらも自分の問いに否定を述べた所で】 【旅人である以上コミュニケーションのスキルは必然的に必要となって来るのである故に少年はすぐに言葉に詰まって生まれた一瞬の空白の意味を理解する】 (嘘……か) 【少女がぬいぐるみを撫でているのを微笑ましく思いながらも、今よりもずっと幼かった頃の記憶がフラッシュバックする】 【自分の帰る場所は、もう無い】 【帰る意思も、無い】 【だから自分は、たった一人で旅をする旅人である】 【だから自分は、師匠のたった一人の弟子であると】 「つまらない、思い出話なんだけどさ」 【少年は静かにそう切り出した】 「……僕が生まれた街を出たのはまだ7歳とかそこら辺でさ……まぁ、見送る人も居なかったんだ」 【「居ない」】 【それが意味するのは、孤独】 「……でも、代わりの人は居た。たった数年だけ……一緒に旅をしてた剣の師匠が」 【そう言って二振りの刀を手に取る】 【黒と、白の鞘に差された双剣は、お互いが引き立てる様に光を反射していた】 「……だから……何て言えばいいかな。何となく分かるんだ……その人形、大切にしてあげてね」 【結局は何が言いたかったのか】 【曖昧に笑って、「違ったら気にしなくていいから」と付け足し、二つの刀を元の位置に戻した】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/846
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