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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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858: クローザ [sage] 2015/03/23(月) 22:09:22.07 ID:oVYHdt2wO >>855 氷雪……か良い名前だ、アンタによく似合う 【そう、思ったままの感想を口にした】 【割と素直なのか、彼女の分析通り心優しい人物像なのだろう】 【ふと、空を見上げた】 【そこに浮かぶ少しだけ欠けた月】 【それを一瞥して、】 ああ、じゃあな氷雪、良い夜を 【そう軽く手を振って】 【そう言いながら、彼も帰路に着くのか】 【彼も、もと来た道を帰ろうとするだろう】 【声をかければ立ち止まるだろうが、声をかけねばそのまま帰るだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/858
859: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/23(月) 22:21:19.40 ID:JX7NFe1Vo >>856 イナ様……イナ様――ああ、いやいや私としたことが何という無礼を! ええ、そうですねえ……"同業者"で違いないでしょう! 申し遅れました……私はマシラ、若輩者ながら『95』の番号を頂いております! いけませんねえ、何せカノッサは身内でも秘匿主義が徹底しておりますので 勿論の事御名前は存じておりましたが、顔写真すら見つけ出す事が困難な有様でして、ええ―― 【猿顔――マシラは、相手が自分よりも上位のナンバーズと察すると】 【揉み手をしながら腰を曲げ、卑屈な態度で遜り出す】 【弱者に強く強者に媚び諂う】 【人間離れした力を振るうナンバーズの中にあって、この男は異質ともいえる存在であった】 ほほう――……それはまた、随分と"素敵"な趣味をお持ちのようで ええ、ええ、貴女様の欲望を満たす事は難しい話ではありません 何せ、今は各所で皆々様が暴れまわる群雄割拠の時代! 私めが手を出さずとも世界は乱れ、それはもう多くの"悲劇"が生まれることでしょう! 【新たな六罪王達の台頭に、アーグという記憶に新しい街を"沈めた"怪物の存在】 【これから世界は今まで以上に乱れることだろう】 【彼女の望みを叶えるならば、マシラは"待つ"だけでも達成されると考えていた】 【――が、】 しかしながら、それでは貴女様の望む瞬間に立ち会えるかは判りませんよねえ? 何せあの方々はわざわざ「今から暴れる!」などと宣伝してくださる訳ではありませんから 折角素晴らしい『騒ぎ』があろうとも クライマックスシーンを見逃してしまっては台無しというもの! 【マシラはあえて語りを続けた】 【どのような意図があってのことか、先程自身で告げた其れを否定するかのように】 【「困ったものだ」という意思表示のように手で顔を覆った】 …………イナ様、折角お楽しみになるのでしたらやはり "最高の瞬間"に立ち会いたいとは思われませんか? ……もしも貴女様がお望みでしたならば――不肖マシラ、その"演出"のお手伝いを致しましょう 【更に深い闇に誘うかのように、コツ、コツ、とイナの方へと】 【わざとらしく革靴で地を叩き音を立てながら近づき、裂けたような笑みを浮かべながら彼女に問い掛ける】 【演出――とは如何なる意味を含んだワードであろうか?】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/859
860: エリス・パルム・フラーテル ◆lSY3..STRk [sage] 2015/03/23(月) 22:22:20.98 ID:9VbNZEq00 >>253 「ふむ」 【相手の選んだ硝子を見つめて、少し唸る】 【言っておくが威嚇とかではない】【何かを値踏みしているようなそんな声だ】 【無表情がデフォルトな少女にしては真剣な面持ちである】 「わたし作った石……少し力が……でも手っ取り早い?……ん。」 【ぶつぶつと何か思案している模様】 【相手から受け取った硝子の他にもじゃらじゃらと粒の中に手を廻し、また別の硝子も探しては取り出す】 【最終的には彼が選んだ硝子の鮮やかな青の飾り硝子を中心に、数粒の薄い水色の石が揃う】 「……む、これで揃った。お客人、腕輪と首輪、どちらが良い?」 【ワンピースの中から丈夫そうな紐の束を取り出せば、そんなことを相手に問う】 【どうやらアクセサリーを作ろうとしているらしい】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/860
861: エリス・パルム・フラーテル ◆lSY3..STRk [sage] 2015/03/23(月) 22:27:04.48 ID:9VbNZEq00 >>860 /!?安価は>>253ではなく>>857です!すみません! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/861
862: レン=ヴァーテイン ◆EjkplW7X36 [sage] 2015/03/23(月) 22:37:15.08 ID:hNyoGr3p0 >>860 「……?」 【唸りながら見つめられて、威圧されてもいないのに少し気持ちが引く】 【どうしたのだろうか、と思いながらぶつぶつと思案する少女の思考が纏まるのを待つ】 【力、つくった、などという単語から考えれば付与(エンチャント)に似た何かだろうと考える】 「……じゃあ、首輪でお願い出来るかな? 剣で切れちゃうと何だし」 【腕だと剣戟の最中に切れてしまうかもしれない、と考え、出来るだけ大事に使いたいと首輪を選ぶ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/862
863: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/23(月) 22:37:50.36 ID:OseD2h6ko >>858 えへ……ありがとう、です 【そういう風には言われ慣れておらず、顔を少し赤らめ】 【でも、その言葉は嬉しかったので、礼をいう】 【やはり、優しい人だなぁと、心のなかで思うのだった】 はい……クロさんも、お気をつけて では……また、機会があれば、会いましょう 【昼間であれば、お礼にお茶でもと家にあげたりするのかもしれないが】 【こんな時間に引き留めるのもよくないと、そのまま別れの言葉を交わす】 (……次は、ゆっくりと会えたらいいな) 【そんなことを思いながら、彼女もまた自分の帰路を行くのであった】 //二日間にわたり、ありがとうございました! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/863
864: クローザ [sage] 2015/03/23(月) 22:47:41.50 ID:oVYHdt2wO >>863 【都市伝説がある】 【闇夜を駆ける狼男伝説】 【彼の正体を知る人物はいない】 「たった一人の少女を除いて】 【彼もまた、夜を駆け抜けていく】 /途中寝落ち挟んですみませんでしたー! /ロールありがとうございました! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/864
865: イナ [sage] 2015/03/23(月) 22:56:15.70 ID:fq/4efS20 >>859 そうなんですよね…マシラさん 【彼女とって、相手が組織の中で自分よりも下であることは意味のないことだった】 【人外の力を持つ者とって、順位など関係のないこと】 【むしろ今は、自分の欲を聞いてくれている男こそが『上』ではないかと思っている】 【故に男の態度には嫌味も何も感じていない。ただ面白いと受け取っているだけだ】 特に六罪王の方々による喧騒と混乱は、それはもう素晴らしいものです しかし運の悪いことに、私はその場に直接居合わせることできなかった 噂を聞き付けて向かっても、そこにある『騒ぎ』は残り香のようなもの それでも、そこらにあるようなものとは質がまったく違います 【まるで昨日のことのように、右手を頬に当てて、残念そうに語る】 【よっぽど悔しい出来事だったのだろう、僅かに苛立ちすらも感じられた】 もしその最高の瞬間に立ち会えるのなら、私も最高の気分になれます けど極上の喧騒は、何の予兆も無く突然現れることがほとんど… 【彼女は立ち止まった。相手の表情をみるには十分な近さだからだ】 【そして彼女は願った】 その"演出" 、どういうものかお聞かせ願いたいわ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/865
866: エリス・パルム・フラーテル ◆lSY3..STRk [sage] 2015/03/23(月) 22:58:00.10 ID:9VbNZEq00 >>862 「分かった。少し待つ。」 【そう端的に言えば、糸を切る】 【どこからか取り出した工具で硝子に穴を開け始める】 【形が気にくわないものはちょくちょく鑢で削ったりして形を整えつつ、流れるような早さで制作する】 【それから十数分位、経った頃、ぱっつんと糸を切る音が部屋に響く】 「……完成。とても上出来。」 【そう満足げに少女は呟くと相手の少年へと完成した品を渡す】 【それは水色と海のような青の硝子細工で出来た首輪……簡単に言えばペンダントだ】 【ある程度形を調整したこともあってか、ただの色付き硝子とは思えない、涼やかな印象を与える品となっていた】 【海星のペンダント】 水色の石6つと青の石1つからなるペンダント。水の属性を持つ。 持ち主が祈ればその場に小さな鉛玉と同じくらいの水球を出現させることができる。 水球の威力は当たればアルミを凹ませるくらい。一度に出現させる水球の数は最初は6つ。 水球が狙った相手に当たる、または撃墜されると水色の石が割れて、次回からは壊れた数を差し引いた数になる(当たらなかった場合は大丈夫)。 使用回数は3回まで。水色の石が残っていても3回使ったら全部壊れるので注意。 /細かいデザインや装飾はお任せします。 /また強すぎたりしたらご指摘ください! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/866
867: レン=ヴァーテイン ◆EjkplW7X36 [sage] 2015/03/23(月) 23:14:21.40 ID:hNyoGr3p0 >>866 「え? あぁ……」 【少女に言われた様にその場で待っていれば、流れるような手つきで加工が始まる】 【その技術はある種の芸術の様で、手や口を出すのもはばかられる様な美しさを持っていた】 【その様子を見ていれば、十数分なんてあっという間】 【渡された品を見て、その美しさに目を細める】 「……本当に凄い。これは……」 【直視してはならない、だが目を逸らすことは許されない様な、とても素晴らしい一品だった】 【そして、少女がこれを作るのに「能力」を使った事は恐らくその通りで】 【だけどそれにツッコミをいれる事は出来なかった】 「ありがとう……とてもいい物だ……大切にさせて貰うよ」 【そう笑った少年は、自分の中で少女に対する印象がいつの間にか変わっていることに気づかない】 【無表情でありながら、とても心優しいであろう、彼女のことを】 【いつの間にか友人の様に感じていた】 「……っと、これ以上居座ってちゃマズいかな?」 【ふと気づいたように顔を上げると、旅の寄り道で長居をしすぎたような気がする】 【それは、旅を急ぐとかそういう事ではなく、単純にこのまま少女の家に居座っていていいのかという疑問で】 【立ち去ろうか、と考えた時に少年は「あっ」と頭を抱えた】 「ごめん、お代忘れてた。お金……でいいのかな? 割とどの通貨でも持ってるけど……」 【すっかり忘れていたと苦笑し、余りにも非常識だろうと自嘲する】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/867
868: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/23(月) 23:28:31.55 ID:JX7NFe1Vo >>865 そうでしょう、そうでありましょう! スタッフロールだけを見せられては、折角の"名作"であれど感情移入のしようもないというもの! 観劇するならばそう――最初から最後まで ポップコーンを片手にじっくりと観る事の出来る環境こそが望ましいでしょう! 【イナの言葉に同意を示し、持ち上げるようにして語りを重ねていく】 【その場でくるりとシルクハットを回しながらターンしてみせたりと】 【大袈裟でおどけたような仕草を加えながら】 ――――ええ、ええ。流石はイナ様、話の判る御方です! いえなに、演出といっても特別大した事をする訳ではありませんよ 見ての通り私は皆々様のような"力"を持つわけでもない卑小な猿めに過ぎませんので 私なりのやり方でちょっとした"後押し"をさせていただくだけです 【こちらも立ち止まり、互いの顔がよく見える距離で話を続ける】 【ぎょろりとした目でイナの顔を見上げながら】 【手を持ち上げて指を摺り合わせ――パチン、と一度指を打ち鳴らした】 【すると――闇から這い出るようにしてマシラの後方から二体】 【建物の屋上から音もなく飛来する一体、計三体の小柄な"異形"がこの場に呼ばれ姿を現す】 【忍者を思わせる黒の装束を纏い、同色の頭巾と手甲を身につけ顔には猿の能面を付けている】 【身長は140cm前後と子供のように低く、極端な猫背で両腕を前に腕をだらりと下げた異様な風貌をしていた】 この者達は私めの配下――『猿羅衆(ましらしゅう)』の一員でございます 見ての通りの隠密――"工作"や"暗殺"、"諜報"を生業としている私独自の部隊となっております 闘争の観察が御望みであれば―― イナ様の御好きな場所、御好きなシチュエーションを我々で演出いたしましょう 衆愚など甘言一つで容易く踊ってしまうものです故―― それともう一つ、私めの情報網を使い大きな闘争が行われている場所の"情報"を御渡しすることも可能です 連絡先を教えて頂けたならばその都度、イナ様がお喜びになる情報を提供致します 【三体の配下を従えながらも、マシラは説明を続けていく】 【"望みの闘争を起こす為の演出"と"情報提供"】 【彼女が望むならばこういった形で力を貸すことが出来ると猿顔は告げていく】 【個人の暴力ではなくもっと別の"力"】 【権力や財力、組織力などを駆使するのがこのマシラという男である】 【今のところ"何故だか"非常に協力的だ――もっと別の形での助力が必要であれば、可能な限り叶えてくれるかもしれない】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/868
869: ヒライ ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/23(月) 23:32:37.33 ID:LFORQX5Jo 【路地裏】 【春が近いというのに今日はやけに風が強く冷たく感じられる。春一番ってやつなのか】 【それともここがひび割れたアスファルトと物悲しく点滅する街灯で出来た路地だからか】 【銃声が響きわたっていた。あちこちで硝煙の臭いがして薬莢が落ち、壁に穴を開けた】 『チッ……取り逃がした。こうなると面倒だ。引き上げよう…』 【数名の銃を持った男たちはそんな話をして、この迷宮に背を向けて段々と遠のいていった】 【少し離れた路地の影。壁に背をつけその様子を伺っていた人間はずるずるとその場に座る】 【背の高い男でこんな路地でも黒いレンズのサングラスをしていた。黒い三つ揃えのスーツ姿で】 【ネクタイも黒。右手にはリボルバー式拳銃。するりと抜け落ちるようにその手から離れた】 【彼は煙草を吸おうと紙箱を取り出して1つくわえ、ライターを擦ったが火が点かなかった。何度も】 【何度も試したが火花が散るだけで、痺れを切らした彼はそれを壁に投げつけた】 …ハァ……ハァ………クソッ……またか…… 【手を見ると小刻みに震えていた。握ったり、動かしたりしても震えは止まらなかった】 【彼はそのまま、力が抜けるように倒れた。ぼんやりと街灯を見上げて、たばこをくわえていた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/869
870: エリス・パルム・フラーテル ◆lSY3..STRk [sage] 2015/03/23(月) 23:35:00.93 ID:9VbNZEq00 >>867 「……も、元々が硝子、だから壊れやすい。優しく扱うこと、これ大事。大切な心掛け。」 【少年に自分の作品を褒められたことからか心なしか満足そうに頷く少女】 【と、不意に顔をあげた途端、視界に映った少年の微笑みを見た途端、照れたのかぼっと火がついたように赤面する】 【まさかそこまで喜んでくれるとは思わなかった】【俯きつつ壊れやすいものとだけ助言しておく】 【声色"は"相変わらず感情の希薄なものだった】 「今寝れる部屋、ひとつ。わたしと相部屋、我慢する。なら居座れる。」 【「どうする?」と取り敢えず聞いてみるが、相手がなんて返事するかは分からない】 【まあ幼い少女と無駄に重量感のあるウサギと川の字になって寝れるのならば問題ないだろうけど。】 【代金の話を持ち出されれば、少し考えてから、首を横に振った】 「いらない。今回特別、無料提供……代わりに、今度旅の話聞かせて、もらう。よろしいか?」 「わたしの名、エリスという。エリス・パルム・フラーテル。お客人、お客人の名は?」 【お金はいらないからまた店にやって来たときに自分が知らない土地のことを教えて、と】 【そんなお願いをした】 /すみません!今日はもう眠気がひどいので落ちたいと思いますが大丈夫ですか? /絡みは切っていただいて構わないので! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/870
871: イナ [sage] 2015/03/24(火) 00:09:33.20 ID:bkpSJ6RQ0 >>868 素晴らしい… 【数秒間の静寂の後、喉の奥から絞り出したような囁き】 【目を大きく見開き、口は端が裂けそうなほどに開かれ】 【興奮を隠そうとせず、彼女は190cm余りの巨躯を震わせた】 素晴らし過ぎる!これで私は喧騒を逃さなくて済む! もうあのような気持ちを思うことも無い! 私は最高の瞬間を『中心』に立って眺めることができる! 【心から飛び出してくる感情、月にまで届くような歓喜の叫び】 【男と三体の"異形"を、プレゼントを差し出すサンタクロースを見るような眼差しで見つめ】 【それを受け取る子供のようにはしゃぎ、両手を前に差し出した】 あなたは、何が欲しいの!タダじゃないのは分かってるわ! 何を協力したらいいの?、誰かを殺せばいいの?、私を利用したいの? 何でもいいわ、あなたから受け取るものはそれだけ素晴らしいものなの! 【彼女はまるで異性からの告白を受けとるかのように息を荒らげ】 【何かを引き込むかのような空っぽの目で、男達を見つめ続けた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/871
872: レン=ヴァーテイン ◆EjkplW7X36 [sage] 2015/03/24(火) 00:18:34.99 ID:Fb3+OKdg0 >>870 「うん、わかった」 【相変わらず感情の希薄な声でありながら、分かりやすい表情を微笑ましく思う】 【そして、一人の職人に感謝と敬意を込めながら、静かにペンダントを着けて、満足そうな笑みを浮かべる】 「二度目だけど……ありがとう」 【少年は少女に笑いかけてから、次の言葉に硬直する】 【目の前に居るのは幼い少女】 【そして大切そうにしているウサギのぬいぐるみ】 【自分もまぁ、まだ成長し切っては居ない上に元々小柄なので不可能では無いのだが】 【だからと言ってそれが許されるかというのは別問題である】 「いや……流石にそれは倫理的にも自分としてもマズい気がするから遠慮したいかな……野営出来る場所だってそんな遠くないだろうし、もうちょっとしたら出ることにする」 【流石にそういう趣味ではないし、それを抜きにしてもそんなことが出来る勇気も無い】 【よって当然このまま夜を迎える訳には行かないのである】 「え? ……いや、要らないって……え、あぁ、分かった」 【何やら押し切られた感じがしなくもないが、旅の話ぐらい聞かせてあげても良いだろう】 【それが何時になるかは、まだ分からないが、きっと、いつか】 「僕の名前はレン。レン=ヴァーテイン。エリス、また今度遊びに……あと、店の品を買いにくるよ」 【そう言って、少年はバッグに荷物を纏めて背負った】 /遅くまで申し訳ありません! 雑談スレにも書きましたが此方は全然大丈夫です /絡みはここで〆にしておきます http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/872
873: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/24(火) 00:40:18.39 ID:kLrjI5gUo >>871 ――――いえ、いえ、とんでもない! 私は貴女様に"使っていただけた"ならばそれが何にも勝る報酬となりますので それ以上を望むなどと、我が身の分を弁えぬ行為でありましょう! 【答えは――"タダ"だ。マシラはイナに対して特別何も望むことはなかった】 【リスクも手間もあり、相応の費用も掛かるはずだ。しかしそれを踏まえた上で】 【ナキという自分より上位のメンバーに「使って貰う」ことこそを至上の価値として捉え】 【それのみを報酬として受け取ろうとする】 【しかし、タダより高いものはないとはこの世界でも有名な言葉】 【理由がなくては裏を疑ってしまうか、何かを差し出そうとしてしまうかもしれない】 【故にマシラはすぐにその"理由"を彼女に伝え始める】 貴女様に使っていただき、この顔を記憶に留めて貰えたならば それだけで私めの組織内に於ける地位を確立させられる結果に繋がります 私の目的――「秩序を破壊し、世界を混沌に導く」為……カノッサ内部で広く名を売り 皆様の欲望を影から支える立場となり、活動を支援する事こそが私の為すべき使命であると考えておりますので つまり、私にとってはイナ様との"繋がり"こそが黄金にも勝る報酬…… 私の野望を叶える第一歩として――"ご協力"頂けたならば幸いです 【人にはそれぞれの戦い方がある。マシラの場合は――こうした裏工作こそが"戦い"であった】 【故に未だ根を張れていない組織の内部に於いて"有用"と判断されることは】 【今後の活動を考えたならば非常に大きな報酬となる】 【信用を得ることは難しい。混沌を体現するカノッサ機関であれば尚更だ】 【だからこそ必要以上に欲を見せず、他者から"都合のいい駒"として認識されようと立ち回らんとしている】 して――お答えの方は如何でしょうか? お望みであれば明日からでも、何なりと手足のようにご命令くださいませ このマシラ、イナ様の欲望を叶えるべく……走狗となり身を粉にして働きましょう――キキッ! 【そう告げて、マシラはイナに向けて片手を差し出す】 【もし――握手を交わしたならばその時点で交渉は成立だ】 【マシラは連絡先のメモを渡し、今後は彼のサポートを受けられるようになる】 【具体的にいったならば】 【猿羅衆をNPCとして働かせることで、煽動や工作を行い街などで意図的に"闘争"を起こしたり】 【必要な武器や兵、兵器や乗り物などの支援を受ける事などが可能となり】 【イベントなどの参加の際に「マシラから情報を受けた」という設定が使用出来るようになる】 【主に何らかの行動を起こす際の切欠として扱うことになろうか――】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/873
874: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/24(火) 01:05:30.77 ID:kLrjI5gUo >>871 /イナさん申し訳ない……そろそろ時間限界です! /続けるようでしたら持ち越しお願いしてよろしいでしょうか! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/874
875: イナ [sage] 2015/03/24(火) 01:17:22.42 ID:bkpSJ6RQ0 >>873 【彼女は自らの欲望のためなら、何を差し出してもいいと思っていた】 【それが自分の“地位”であったのなら“反乱”という喧騒が見れる】 【それが自分の“命”であったのなら“死体”として喧騒を起こせる】 【だが相手は何も要らないと言う。ならば何も考える必要はない】 その提案、喜んで受け取らせて頂きます 【そう言って、差し出された手を少し痛いくらいにまで握った】 マシラさん、そしてあなたの部下たちの力、私の欲望のために使わせ貰います だからあなたの顔は忘れません、私が必要になったらいつでも駆けつけましょう あなたの素敵な目的のために、私が役に立てれば幸いです 【彼女は目に見えるものしか理解しない。根を張るなど考えもしないだろう】 【愛する喧騒に裏の事情など必要無い、見えている混沌だけが全てだ】 【協力が欲しいと言えば全力で協力し、使って欲しいと言えばいくらでも使う】 【面倒な立ち回りなど考える必要は無い。それは得意な者に任せればいいのだ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/875
876: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/24(火) 01:29:52.47 ID:kLrjI5gUo /えっと……持ち越しは無理ですか? /でしたら今からレス書きますので、少々お待ちを……! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/876
877: イナ [sage] 2015/03/24(火) 01:35:12.31 ID:bkpSJ6RQ0 /リロードしてして確認するのを忘れていました… /持ち越しかどうかはお任せしますです http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/877
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