[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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(1): ダグラス◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/25(水)14:18 ID:cOSNuLObo(5/17) AAS
>>945

【――数日後。案内に来たアンドロイドを出迎えたダグラスの格好は以前と変わらない】
【強いて言えば靴は履いていたが、何処と無く物憂げな表情もそのままで】
【これから生きるか死ぬかの施術に及ぶという事を理解出来ているのか、怪しいくらいな落ち着きぶりだった】

……うん。こうして誰かに命を預けるのは、多分人生で初めてだ。
かと言ってボクにできることなんて何もないしね

ベクターのような再生能力も持っていないし、能力も生命維持には不向き。
……もし手術に失敗しても、それはそれで構わないとボクは思ってる
この間と言うことは同じさ……君に、全てを任せるよ。

【そう告げると――後は、全くの門外漢。専門家であるソロモンに全てを託し】
省5
947
(1): ソロモン◆jqCNtrazQE [sage saga] 2015/03/25(水)14:37 ID:ALuoqzD40(6/9) AAS
>>946

【そして花嵐に案内されてやってきたダグラスをソロモンは花嵐に補助にまわるようにいいわたし二人だけになる】

 やれやれ、貴方は変わらないようだこれから生きるか死ぬかの手術を受けるというのに
 まぁ、そのほうが私もやりやすいのでなんとも言えませんがね

【そのように軽口をたたきながらソロモンはダグラスに手術台に上がってねっころがるように言う】
【そして酸素マスクを花嵐が付けたのを確認し手術衣を着終えて注射器を手にとった中身は全身麻酔のクスリ入りだ】

 ではこれより手術を始めます、あなたが眠っている間に全て終わらせますよ
省9
948
(1): ダグラス◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/25(水)14:50 ID:cOSNuLObo(6/17) AAS
>>947

【いつの間にか意識が途切れた――そう思えるほど穏やかな目覚め】
【心なしか軽くなった呼吸を繰り返しながら、寝ぼけ眼をソロモンに向けると】
【小さくニヤリ、と笑って見せる。身体の感覚を確かめるために手を握り】

手術は……成功、って事でいいのかな。
少なくとも『失敗して下半身不随です』なんて事はなさそうだけど…――。

【そんな事を尋ねながら、今度はゆっくりと身体を起こしてみて】
【傷口を確かめたり、身体がどの程度動くのか――無理のない範囲で確かめつつ】
【静かな視線を"主治医"であるソロモンに向けて、成果を聞いた】
949
(1): ソロモン◆jqCNtrazQE [sage saga] 2015/03/25(水)15:05 ID:ALuoqzD40(7/9) AAS
>>948

【視線を注がれたソロモンはダグラスの疑問に答えて言った】

 ええ無論、どのような副作用もなく成功と行っても過言ではありません
 というより副作用があるなど私にとっては徹底認められるものではありませんがね

【そのように答えつつダグラスの体を改めて見た】
【無理のない範囲で動かしている体はどのような副作用なども見受けられず完全成功といってもいいだろう】
【そしてそれに彼はほっと一息】

 それでこれからどうするので?、できればしばらく無理な行動をとってもらいたくありませんね
 何かしらの違和感や戻した体の感覚を取り戻す必要もありますし?
省5
950
(2): ダグラス◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/25(水)15:19 ID:cOSNuLObo(7/17) AAS
>>949

副作用も無し、か……本当に凄いね、色々と覚悟はしてたんだ
何処かから触手でも生えるんじゃないかとか、定期的な注射とか。
……でも君に任せてよかった。あぁそれと無理な行動なんてしないから安心してよ

前にも言ったけど、ボクは運動が苦手だ。戦闘だって一緒さ。
ハードなことはしない……しばらくは、またバカンスかな

【身体を起こしても何の違和感もない。むしろ傷が癒えた分――】
【確実に肉体は軽く感じられて、顔色も良くなったように見え】

……身体の調子が整ったら、また動かないとね。
それまではちゃんと顔を出すようにするよ、妙な不具合なんて起きてほしくないからね。
省4
951
(1): 霜降氷雪 [sagesaga] 2015/03/25(水)15:34 ID:+Mvcje9Io(3/8) AAS
>>942
そう言ってもらえると、嬉しいですね……
私も、クロさんと話すの、楽しいですし……

【後処理を終え、カウンター席に腰掛けながらはにかんだ笑顔を見せる】
【彼女も故郷を捨てて一ヶ月】
【あまり親しい人のいない中で、話のあう知人の存在は大きい】

犬、ですか……
……なんだか、いいですね……優しい感じで

【やはり、根っこの部分が優しいから動物には好かれるのだろうか】
【その情景を想像してほっこりするとともに】
省8
952: ダグラス◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/25(水)15:34 ID:cOSNuLObo(8/17) AAS
//次スレになります

//【霧煙る夜】能力者スレ【浮かべ紅い月】
//vip2chスレ:part4vip
953
(1): ソロモン◆jqCNtrazQE [sage saga] 2015/03/25(水)15:39 ID:ALuoqzD40(8/9) AAS
>>950

 お褒めに預かり光栄ですよ、そのようなふざけた副作用などは作りませんとも
 まぁ、確かに貴方は戦闘など不向きのようですし、重畳ですな

【確かに手術中ダグラスの体を見ればわかったが戦闘には不向きな体つくりをしていた】
【だが言質は取れたとはいえ、いづれまた無茶なことをするであろうと容易に予想できるが】
【顔色などが良くなったので良しとしよう】

 ええ、よろしくおねがいしますよ

【承諾を受けてぺこりと少し頭を下げる、特段に意味はないが】
【そしてダグラスからのお礼の報酬に少し考え、言う】
省6
954
(1): ダグラス◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/25(水)15:54 ID:cOSNuLObo(9/17) AAS
>>953

なるほど、ね……。研究者らしい、大きな目的が有るわけだ。

――良いよ。それじゃあ、今後キミが必要な金銭はボクが用意しよう
僕自身はお金に執着なんて無いし、腐らせるよりキミのために使われる方が良いはずだ
具体的な額は言わないよ。指定の口座から、好きなだけ下ろしてくれれば……ね?

【報酬に関してはそんな具合――六罪王という立場なら、金銭に困る事は無いのだろう】
【だが当人には欲がない。ほぼ資金の全てを使っていいと伝えれば】

世界のすべてを知る……途方も無いね。でも、僕も似たようなものさ
まだ見ぬ芸術というのを見てみたい、この手で創りだしてみたい。
……そういう一点じゃ、似たもの同士かな?
省4
955
(1): クローザ 2015/03/25(水)16:06 ID:reLURxk5O携(1) AAS
>>951
優し…い、? そ、そうなのか…?

【彼女の反応に、思わず複雑な顔をする】
【疎ましく思っていた特技は案外良いものなのかもしれない】
【それならもう少し彼らとの会話を楽しむのも悪くないかもしれない】

まあ、似た者探しも悪くないけど…
そういった連中が排斥されるのは、そういう事をしているからなんだよな〜...

【珈琲を口に含んで、自嘲気味に呟く】

まあ、あくまで俺の場合だけどね
ほら狼男だからな、ご先祖様は人喰ってた時期もあって結構暴れてたのよ
省6
956
(1): ソロモン◆jqCNtrazQE [sage saga] 2015/03/25(水)16:07 ID:ALuoqzD40(9/9) AAS
>>954

【前々から思っていたがダグラスには欲がないのかと思えるくらいあっさりとしている】
【とはいえこの話を断る理由などなく、受けることにした】

 おや、口座ごととはありがたいですね
 私も力を尽くしたかいがあったというものです

【そう言って口座が書かれた紙を受け取る、六罪王であるならば相当な金があるのであろう】
【そう思うとニヤケが止まらず、次の研究について考える】
 
 ふふ、なるほど確かにその一点では似たもの同士かもしれませんね
 貴方に会えたことを感謝せねばなりませんよ。
省5
957: ダグラス◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/25(水)16:12 ID:cOSNuLObo(10/17) AAS
>>956
//ですねっ、こちらこそお付き合い頂きありがとうございました!
//また機会がありましたら是非。お疲れ様でしたっ!
958
(1): ??????◆/iCzTYjx0Y [saga] 2015/03/25(水)16:28 ID:7I1auojX0(1/4) AAS
【光と影が、同時に交わり合う事はない。交われば、どちらかは必ず消えてしまうからだ。】
【光には光の、影には影の住む世界と、過ごす生がある。そして、今この場所はそのどちらに属するのかと言えば―――】
【恐らくは、影の導く世界だろうか。暗く蠢く、明りの消えた悪の住む場所。それが、影の世界であり―――そして、目の前に広がる現実だ。】

 『―――……さん。纏めておいた資料を此処に置いておきますね。』
 『……? ソーンさん? ソーンさん、……聞いてますか?』

……、ああ。悪いね、少しボーっとしていた。次の予定は?

 『……ええ、夜9時過ぎから直属部隊の訓練状況を視察する件が残っています。』

  それが今日最後の仕事か。分かった、それまで特に予定は無いな。
省31
959
(1): ダグラス◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/25(水)17:04 ID:cOSNuLObo(11/17) AAS
>>958

【ひたひたという足音が在った。雑音の多い基地内部でも、耳を澄ませば聞こえるだろうか】
【まるで忍ぶような歩き方だ――暗殺者、あるいは侵入者か――?】

【――と、いう思考に至るかは白髪の男性次第だが、結果から言えばどちらでも無く】
【一人の若い男がふらりと広場に入ってきて、見れば彼が裸足なだけであり】
【衣服もジーンズと着崩した白シャツというラフなもの。制服組が多い中では嫌に目立ち】

……あ、そのサンドイッチって何個か余ってたりしない?
散歩ばっかりしてたらお腹減っちゃってさ。辛くなければ味は何でも良いんだけど……

【若者は老人にそうして声を掛けながら、ぺたぺたと歩み寄ってベンチに――つまり隣に座る】
【ふわりとした金髪、白い肌に温厚そうな顔立ち。どこか貴公子然としているが】
省1
960
(1): No.1 ソーン◆/iCzTYjx0Y [saga] 2015/03/25(水)17:34 ID:7I1auojX0(2/4) AAS
>>959

【仕事の都合上、スパイや工作員といった特殊な人種と行動する事は多かった。】
【忍び足で近づいてくるひたひた、という音も、寝首を書かれた事が一度や二度では無い彼にとっては】
【何度となく聞いた音であったが―――にしても、殺気が無い。というよりは、どこか疲れている様な、そんな足音だった。】

【ソーンはゆっくりと、音のする方向へ首を振る。そして見上げた先に居た人物に対し、流石に驚愕を隠せず―――。】

 ……―――ごほっ、ごほッ……、失礼、まさか"君"……いえ、"貴方"だったとは。
 いや、正直驚かされましたよ、こんな所にフラフラ歩く六罪王がいるのは初耳でしたし、
 それに裸足で基地を散歩中、お腹が空いたから湿気たサンドイッチを所望するとは、予想外ですな。

 ―――アンドレイ・ニキシビリチャチ・ル・ダグラス・マックスウッド。
 フル・ネームだと会話に支障が出そうだ、素敵な御名前ですが、今は"ダグラス卿"、とでも御呼びしましょうか。
省15
961
(1): ダグラス◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/25(水)17:58 ID:cOSNuLObo(12/17) AAS
>>960

その三種類なら……じゃあ、チーズを貰える?
サンドイッチってパンのほうが薄味だから、具の濃い方が好きでさ。

……あぁ、あとその態度は変えて貰ってもいいかな。
僕は王侯貴族でも何でもないし、食に口うるさいタイプでもない
ましてや僕のほうが若いわけだし……謙譲も行き過ぎると卑屈、でしょ?

【白髪の男性――歴戦の面影を垣間見せる彼が、軽装極まる若者に丁寧語と云うのは】
【どうやら、本人の方からしてもむず痒いらしい。上下関係にうるさくもなく】
【ソーンが『美味くはない』と言うサンドイッチも、気にすること無く所望して】

【差し出されれば、当然のように受け取ってぱくりと食べる。別段、まずそうな顔もしない】
省12
962
(1): 霜降氷雪 [sagesaga] 2015/03/25(水)17:59 ID:+Mvcje9Io(4/8) AAS
>>955
はい、動物ってそういうの、敏感ですし……
きっと、クロさんの本質に気づいているんだと、思います……

【少なくとも、犬と戯れている人に対して悪く思う人はいないだろう】
【犬好きの人なら、これを機にコミュニケーションが取れたりするのかもしれない】
【なんにせよ、悪い方向には転ばないだろうと、思う】

なるほど……かといって、私たちにはどうすることもできないし……
……難しいですね

【自分達が悪いことをしたなら、忌み嫌われても仕方ないのかもしれないが】
【先祖のしたことでというのは、本人たちにはどうしようもない】
省6
963
(1): No.1 ソーン◆/iCzTYjx0Y [saga] 2015/03/25(水)18:23 ID:7I1auojX0(3/4) AAS
>>961

【傍目に美味しそうには見えなかったが、それでも作ったのは基地にいる専属のシェフ達だ。】
【ソーンが直々に命じて作らせたものだし、勿論不味いと言う事は無い。】
【単に、見た目と新鮮味が無い、というだけだった。】

 ……貴方がそう仰るのなら、態度を改めましょう。それから、これがチーズサンドです。
 ……ふぅ。いやはや……、ダグラス"君"、君も中々に豪胆と言うか、見かけよりカラッとしているのだね。
 てっきり君はもう少し繊細で、口に入れるモノ等は芸術家らしく妙な拘りがある物だとばかり……こほん、失礼。

【そしてサンドを差し出すと、先程までとは打って変わって尊大な態度を見せる。】
【猫を被るのが上手いのもまた、世渡りを長く経験してきたが故、だろうか。】
【尤も、そんな付け焼刃で行き過ぎた謙遜も、ダグラスには通用しなかったようだが。】
省25
964
(1): クローザ 2015/03/25(水)18:30 ID:eUjDi02v0(1/4) AAS
>>962
...................。

【珈琲のできるまでの待ち時間】
【ゆったりとした時間の中】

..........ゴホン。

【静寂に彼の咳払いが一つ】
【腕を組んだり脚を組んだり】

【見ればどうにも落ち着かない様子だ】
省6
965
(1): 霜降氷雪 [sagesaga] 2015/03/25(水)18:52 ID:+Mvcje9Io(5/8) AAS
>>964
…………。
……?

【サイフォンに意識を向けていると、突然の咳払い】
【どうしたのかと思い、彼の方へ目を向ける】
【すると、どうにも居心地の悪そうな様子がうかがえる】
【どうしたのかと思うと、視線に気づいた彼が説明してくれた】

あぁ、なるほど……わかります、その気持ち

【氷雪は珈琲を作っていればいいわけだが、クローザーにはやることもない】
【この状態でほったらかされたら、氷雪もあぁいう風になるのは目に見えていた】
省10
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