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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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664: ラミア・ツェペシュ ◆SoKPj6Oyhs [sage] 2015/03/19(木) 16:13:56.71 ID:Dm6NDjwZO 【ラミア・ツェペシュは満足して十字星の見える丘を後にした】 【水の国にやって来た時、折角なので観光をと思い、街の住人に観光名所を聞いたところ此処を紹介されたので行ってみたのだがどうやら正解だったようだ】 【ツェペシュは丘で見た十字星の光景を忘れないうちに何度も頭の中でその光景を思い出し余韻に浸っていた】 【カノッサ機関ナンバーズ────、それがラミア・ツェペシュの正体でありこの世における彼女の立ち位置なのだが、今この瞬間のツェペシュからはそんな邪悪は感じられない】 【肌の露出度が少ない薔薇の様に赤黒いドレスの上に羽織った黒いドレスコートを靡かせながら水の国の街を歩く】 【ドレス同様、赤黒い色をしたツェペシュの瞳はすれ違う人々を見ていて】 【その姿はまるで食料の品定めをしているかのようで】 【偶然ツェペシュと目が合えば人々は目をそらしていた】 此処がフルーソの中央通り────………確か、ラインハルトが……ラインハルト様がテロを行った場所……だったわね。 【首都フルーソにある大交差点に着いたツェペシュは『六罪王コーネリアス・F・ラインハルト』が過去に起こしたテロ事件を思い返す様に交差点を歩く人々の姿を見る】 【もっとも──ツェペシュはその事件が起きた当時、まだカノッサには所属していなかったしコーネリアス・F・ラインハルトにも会ったことは無かった】 【それに其れは今でもそうで、カノッサに所属しNo.を与えられてもツェペシュは未だ六罪王の誰一人とも会ってはいなかった】 【だから彼女はせめて六罪王が爪痕を残した場所を見とこうと思い、こうして様々な街や国を旅しているのだ。そして今回は水の国だったわけだが────】 【その行為に意味があるのか無いのかはまた別の話である】 つまらないわね……テロ当時ならまだしも、こんなにも平和な空気を流している国なんて────…………。 また誰かが此処でテロでも殺戮でもいいから、面白いこと、起こしてくれないかしらね。 そうしたら、私も積極的に手を貸すのに……────と、そろそろ次の場所へと移動する準備をしましょうかしら。 次の場所は────………"地の国"か"昼の国"ね………とは言ってもなんだかお腹が空いてきたわ。 誰か喰らうか────……? 【ツェペシュのその精神構造は普遍的な悪を悪と思わず、自我の渇望を善とし、それに反するものは悪と考えるカノッサの例に漏れないものだった】 【冷めた赤黒い瞳で、交差点を一通り見るとドレスコートから地図を取り出し、次なる目的地へのルートを確認】 【それが済めば既に昼時ということに気が付いて、辺りを見回しながら物騒な発言】 【交差点から離れた自分と同い年くらいの一人の男の子を標的にすると、取り出した地図をドレスコートへと仕舞い彼の後を追い始めた】 【地図を仕舞う際に手の平から見えたのは赤く刻まれたNo.66の数字────】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/664
678: ラミア・ツェペシュ ◆SoKPj6Oyhs [] 2015/03/19(木) 23:18:18.27 ID:Dm6NDjwZO 【ラミア・ツェペシュは満足して十字星の見える丘を後にした】 【水の国にやって来た時、折角なので観光をと思い、街の住人に観光名所を聞いたところ此処を紹介されたので行ってみたのだがどうやら正解だったようだ】 【ツェペシュは丘で見た十字星の光景を忘れないうちに何度も頭の中でその光景を思い出し余韻に浸っていた】 【カノッサ機関ナンバーズ────、それがラミア・ツェペシュの正体でありこの世における彼女の立ち位置なのだが、今この瞬間のツェペシュからはそんな邪悪は感じられない】 【肌の露出度が少ない薔薇の様に赤黒いドレスの上に羽織った黒いドレスコートを靡かせながら水の国の街を歩く】 【ドレス同様、赤黒い色をしたツェペシュの瞳はすれ違う人々を見ていて】 【その姿はまるで食料の品定めをしているかのようで】 【偶然ツェペシュと目が合えば人々は目をそらしていた】 此処がフルーソの中央通り────………確か、ラインハルトが……ラインハルト様がテロを行った場所……だったわね。 【首都フルーソにある大交差点に着いたツェペシュは『六罪王コーネリアス・F・ラインハルト』が過去に起こしたテロ事件を思い返す様に交差点を歩く人々の姿を見る】 【もっとも──ツェペシュはその事件が起きた当時、まだカノッサには所属していなかったしコーネリアス・F・ラインハルトにも会ったことは無かった】 【それに其れは今でもそうで、カノッサに所属しNo.を与えられてもツェペシュは未だ六罪王の誰一人とも会ってはいなかった】 【だから彼女はせめて六罪王が爪痕を残した場所を見とこうと思い、こうして様々な街や国を旅しているのだ。そして今回は水の国だったわけだが────】 【その行為に意味があるのか無いのかはまた別の話である】 つまらないわね……テロ当時ならまだしも、こんなにも平和な空気を流している国なんて────…………。 また誰かが此処でテロでも殺戮でもいいから、面白いこと、起こしてくれないかしらね。 そうしたら、私も積極的に手を貸すのに……────と、そろそろ次の場所へと移動する準備をしましょうかしら。 次の場所は────………"地の国"か"昼の国"ね………とは言ってもなんだかお腹が空いてきたわ。 誰か喰らうか────……? 【ツェペシュのその精神構造は普遍的な悪を悪と思わず、自我の渇望を善とし、それに反するものは悪と考えるカノッサの例に漏れないものだった】 【冷めた赤黒い瞳で、交差点を一通り見るとドレスコートから地図を取り出し、次なる目的地へのルートを確認】 【それが済めば既に昼時ということに気が付いて、辺りを見回しながら物騒な発言】 【交差点から離れた自分と同い年くらいの一人の男の子を標的にすると、取り出した地図をドレスコートへと仕舞い彼の後を追い始めた】 【地図を仕舞う際に手の平から見えたのは赤く刻まれたNo.66の数字────】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/678
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