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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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844: 上・マシラ 下・カミナ・ゲルギル [sage] 2015/03/23(月) 20:25:20.88 ID:JX7NFe1Vo 【路地裏】 ……新たな六罪王様方の台頭に、先日の都市水没事件。 ええ、ええ、これはまた…………芳醇な"欲望"の香りが漂ってきたものです 【暗く陰惨な雰囲気が漂う路地裏の一角に、建物の合間から射し込む月を眺めながら呟く人影があった】 【身長は160cm程度であろうか。茶色の短髪に垂れ目の猿顔をした男だ】 【黒地に白のストライプが刻まれたスーツを身に纏い、その胸にはカノッサの証である逆五芒が刺繍されていた】 【頭には奇術師めいたシルクハットを被っており、腰には全長40cm程の朱塗りの棒が括りつけている】 こうも見え透いた好機を逃してしまうのは、余りにも勿体無い話ですねえ 私もどなたかと接触を図りたいところですが――はてさて、関係者の皆様は何処にいらっしゃることやら 【シルクハットを指で引き下げ目元を隠すようにしながらも、猿顔の奇人は独りごちる】 【ここ数カ月で発生した、いずれも世界を揺るがす大事件の数々』 【其れを見て動かぬ手はないと、「キキキッ――」と独特な甲高い含み笑いを浮かべながら】 【今後の"流れ"に思いを馳せていた――】 【もし通りかかる者がいたならば、この奇妙な人物が目に付くことがあるかもしれない】 【胸に記されたカノッサの紋章――これを見て反応することもあろうか】 【また、近くで何かしらの事件などが発生したならばこの猿顔の男も反応を示すことだろう】 【――】 【とある街外れ】 「…………がっ、そんな……お、俺は……何も――――」 ――――……ふん、やはり木っ端を捕まえた所で大した情報は得られんか。 今のままでは動くに動けん……何かしらの手掛かりが、欲しい所なのじゃがな 【夜になれば人通りも少なく、治安が悪化するとある街の外れで】 【打ち倒され、呻き声を上げるカノッサの紋章を衣服に着けた数人の男女と】 【その中心に立ち白く巨大な"何か"で、その内一人を宙に吊り上げ尋問している少女の姿があった】 【身長は140cm程度であろうか。腰まで伸びた炎のように鮮やかな紅蓮の髪と、漆黒の瞳をしている】 【桜色の簡素なデザインの着物を纏い、胸元には"緋色の鷹"を模したワッペン】 【腰には茶色の鞘に収まった剣を下げており】 【少女の隣には全長2mはあろうかという白く巨大な"獅子の頭"が浮かび】 【人を丸呑みに出来そうな大口で機関員の襟首を咥えていた】 とりあえず、後始末はちゃんとしておかなくてはの 専門家ならばもう少し情報を絞り出せるやもしれんのじゃ――まあ、期待は出来んじゃろうがな…… 【やがて有益な情報が得られないと悟った少女は、溜息と共に獅子頭を操作し"それ"を放り捨てて】 【懐から取り出した携帯端末で何処かに連絡を始める】 【近くを通りかかる者がいれば、この捕物を目撃している可能性もあるだろうか】 【また、付近で何か事件などが発生したならばこの少女が反応することも考えられる】 /一時くらいになったら持ち越しでお願いします! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/844
851: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/23(月) 21:31:59.25 ID:JX7NFe1Vo >>847 ――――おや? はてさて、"見つけた"とは如何なる意味でしょうねえ? 遺族の方か、正義組織の方か……はたまた同業者でしょうか 【突如として耳に届く誰かの声に、猿顔はそちらの方を振り向く】 【そして、口元に締りのない笑みを浮かべてにやけた表情を作りながらも】 【濁った両眼で女の姿を頭頂から爪先までジロリと眺め】 【トボけた口調で語りながら自身の額をトン……と指で叩く仕草を見せた】 いやはや全く、この猿めはいつもいつも心の機微が判らなくていけませんねえ! ここは一つ、素直に尋ねてみるといたしましょう! ええ、そうですそれがよろしい! 【パンパン、と手を打合せまるで演劇でもしているかのように】 【朗々と台詞を読み上げながらも口元の笑みを更に深く吊り上げて――】 ――こんばんは、御嬢様。さてさて、貴女様は私(わたくし)めに何をお求めなのでしょうか? ええ、どうぞどうぞ遠慮なさらずこの猿めに打ち明けて下さいませ! 御要件と条件次第では……貴女様の"欲"を叶えるお手伝いを致しましょう! 【そう告げて両腕を広げ大仰な仕草を作って見せながらも、頭を下げて紳士然とした深い礼をする】 【全体的に道化じみた態度を取る人物である】 【与える印象は「小物」や「胡散臭い」といったモノが一般的であろうか】 【猿顔はどろりと暗い目で女を観察しながら反応を待っている】 【この"道化"に対して、災厄を求める女は如何なる返答を以て接するだろうか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/851
859: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/23(月) 22:21:19.40 ID:JX7NFe1Vo >>856 イナ様……イナ様――ああ、いやいや私としたことが何という無礼を! ええ、そうですねえ……"同業者"で違いないでしょう! 申し遅れました……私はマシラ、若輩者ながら『95』の番号を頂いております! いけませんねえ、何せカノッサは身内でも秘匿主義が徹底しておりますので 勿論の事御名前は存じておりましたが、顔写真すら見つけ出す事が困難な有様でして、ええ―― 【猿顔――マシラは、相手が自分よりも上位のナンバーズと察すると】 【揉み手をしながら腰を曲げ、卑屈な態度で遜り出す】 【弱者に強く強者に媚び諂う】 【人間離れした力を振るうナンバーズの中にあって、この男は異質ともいえる存在であった】 ほほう――……それはまた、随分と"素敵"な趣味をお持ちのようで ええ、ええ、貴女様の欲望を満たす事は難しい話ではありません 何せ、今は各所で皆々様が暴れまわる群雄割拠の時代! 私めが手を出さずとも世界は乱れ、それはもう多くの"悲劇"が生まれることでしょう! 【新たな六罪王達の台頭に、アーグという記憶に新しい街を"沈めた"怪物の存在】 【これから世界は今まで以上に乱れることだろう】 【彼女の望みを叶えるならば、マシラは"待つ"だけでも達成されると考えていた】 【――が、】 しかしながら、それでは貴女様の望む瞬間に立ち会えるかは判りませんよねえ? 何せあの方々はわざわざ「今から暴れる!」などと宣伝してくださる訳ではありませんから 折角素晴らしい『騒ぎ』があろうとも クライマックスシーンを見逃してしまっては台無しというもの! 【マシラはあえて語りを続けた】 【どのような意図があってのことか、先程自身で告げた其れを否定するかのように】 【「困ったものだ」という意思表示のように手で顔を覆った】 …………イナ様、折角お楽しみになるのでしたらやはり "最高の瞬間"に立ち会いたいとは思われませんか? ……もしも貴女様がお望みでしたならば――不肖マシラ、その"演出"のお手伝いを致しましょう 【更に深い闇に誘うかのように、コツ、コツ、とイナの方へと】 【わざとらしく革靴で地を叩き音を立てながら近づき、裂けたような笑みを浮かべながら彼女に問い掛ける】 【演出――とは如何なる意味を含んだワードであろうか?】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/859
868: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/23(月) 23:28:31.55 ID:JX7NFe1Vo >>865 そうでしょう、そうでありましょう! スタッフロールだけを見せられては、折角の"名作"であれど感情移入のしようもないというもの! 観劇するならばそう――最初から最後まで ポップコーンを片手にじっくりと観る事の出来る環境こそが望ましいでしょう! 【イナの言葉に同意を示し、持ち上げるようにして語りを重ねていく】 【その場でくるりとシルクハットを回しながらターンしてみせたりと】 【大袈裟でおどけたような仕草を加えながら】 ――――ええ、ええ。流石はイナ様、話の判る御方です! いえなに、演出といっても特別大した事をする訳ではありませんよ 見ての通り私は皆々様のような"力"を持つわけでもない卑小な猿めに過ぎませんので 私なりのやり方でちょっとした"後押し"をさせていただくだけです 【こちらも立ち止まり、互いの顔がよく見える距離で話を続ける】 【ぎょろりとした目でイナの顔を見上げながら】 【手を持ち上げて指を摺り合わせ――パチン、と一度指を打ち鳴らした】 【すると――闇から這い出るようにしてマシラの後方から二体】 【建物の屋上から音もなく飛来する一体、計三体の小柄な"異形"がこの場に呼ばれ姿を現す】 【忍者を思わせる黒の装束を纏い、同色の頭巾と手甲を身につけ顔には猿の能面を付けている】 【身長は140cm前後と子供のように低く、極端な猫背で両腕を前に腕をだらりと下げた異様な風貌をしていた】 この者達は私めの配下――『猿羅衆(ましらしゅう)』の一員でございます 見ての通りの隠密――"工作"や"暗殺"、"諜報"を生業としている私独自の部隊となっております 闘争の観察が御望みであれば―― イナ様の御好きな場所、御好きなシチュエーションを我々で演出いたしましょう 衆愚など甘言一つで容易く踊ってしまうものです故―― それともう一つ、私めの情報網を使い大きな闘争が行われている場所の"情報"を御渡しすることも可能です 連絡先を教えて頂けたならばその都度、イナ様がお喜びになる情報を提供致します 【三体の配下を従えながらも、マシラは説明を続けていく】 【"望みの闘争を起こす為の演出"と"情報提供"】 【彼女が望むならばこういった形で力を貸すことが出来ると猿顔は告げていく】 【個人の暴力ではなくもっと別の"力"】 【権力や財力、組織力などを駆使するのがこのマシラという男である】 【今のところ"何故だか"非常に協力的だ――もっと別の形での助力が必要であれば、可能な限り叶えてくれるかもしれない】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/868
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