[過去ログ]
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
上
下
前次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
必死チェッカー(簡易版)
レス栞
あぼーん
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
546: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/16(月) 13:06:38.58 ID:gV7qcoI0o 【路地裏】 【ゴッ、と鈍い音】 【暗闇の中では嫌でも響く…その音は1度で終わらず何度も、何度も】 【凄惨な殺人による血臭はしない。嘆き悲しむ悲鳴も無い】 【ただ一方的に、1人の男が少年を足蹴にしている】 …生きようとする事は悪い事では無い 他者の善意に期待するのも、仕方ないのかもしれないが…… 【少年を蹴る男…金髪にして赤目の吸血鬼を思わせる上半身裸の男は一度蹴る足を止めてそう呟く】 【しかし少年の横腹を踏み付けており、逃げる事は許そうとせず】 しかしそれを与えてくれる人間ばかりかと言ったら話は別だ 勉強になっただろう? 俺の気が済んで尚生きて居れば今後活かすと良い 【そう言ってから更にもう一度、もう一度、もう一度】 【何度も何度も何度も少年の同じ個所を蹴り、痛めつけ】 【少年の顔が苦痛に歪む度に、血を吐こうが男は楽しそうにその柔らかな腹を蹴り続けて】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/546
550: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/16(月) 14:06:34.52 ID:gV7qcoI0o >>549 フリーズ(動くな)と、そう言いたいのか 【一際鈍い音が、1度】 【それを最後に男は少年の腹を蹴るのを止める】 【しかし、逃がすつもりは無いのか足は少年の首の上に置き】 【ようやく少女の方へと吸血鬼を思わせる赤い目を向けると】 俺がその気持ちを汲み取ってやる義理はない、が お前が言わないなら俺が言おう 【ミシ、と微かに少年の首に乗った足に体重がかかる】 【苦しいのか少年が呻き声を上げて…】 フリーズ(動くなよ) 【人質を取っているのは「此方」なのだと】 【男の表情には自信が有った。逃げる為に少年の首を地面代わりに蹴る様にして圧し折り 走り出す事も出来るのだと】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/550
553: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/16(月) 14:46:42.61 ID:gV7qcoI0o >>551 【警告はした】 【男は少女の害意を素早く察知し「足場を蹴って」右側へ跳びのいて銃弾を回避した】 【その足場とは少年の首に他ならず―――――】 ……少し、力のかかりが浅かったか? 【仕留め損ねたと言う様にポツリと男が呟いた】 【男の言葉通り、少年は首の骨を折られかけた痛みに体を丸めて】 【それは何とか少年が生きて居る証に他ならず】 この程度の事すらしくじるとは、矢張り鈍っているか 矢張りもう少しリハビリが必要そうだが、さて…… 【少し演技がかったように顎へ手を当てて、品定めする様に少女を見る男】 …今から俺はこの子にトドメを刺そう ああ勿論助けようとするのはお前の勝手だ、もっとも―― 【今度こそ地面を蹴って跳び上がり】 お前の方は制限時間付きだがなぁ!!! 【少年の首目掛けての全体重がかかる様な踵落とし】 【体全体を使ったそれは銃弾が当たる程度では止められないと分かる筈だ】 【しかし防がねば少年側に避けるだけの力が残っていないのは明白】 【更に少年は首が折れて居ないにも関わらず血を吐いた…それはつまり先程まで足蹴にされた事で内臓にまでダメージが往っていると言う事だろう】 【下手をすれば内臓すら破裂しているのかもしれない、手遅れになる前に治療の必要が有りそうだが明確な悪意たる男がそれを阻止しようとしていて】 【さて、小さな勇者はこの悪意に立ち向かう勇気は有るだろうか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/553
555: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/16(月) 15:33:12.14 ID:gV7qcoI0o >>554 【少女が迷わず少年を庇った事に一瞬だけ息が漏れた】 【感嘆か、それとも無駄な事をと嘲笑ったのかは定かではないが…やる事は変わらない】 【自ら身を挺したのならまず少女から殺してやろうと蹴りを落とす―――が】 なんだと――!? 【防がれた…否。持ち上げられた…否】 【しかし確実に少女に自分の足が当たった瞬間威力を削がれた事だけは確かに解った】 【その事実に今度こそ確かに驚きの声を漏らすが…】 だが、触れんわけでは無い!! 【手を付いて着地すると体をその場でひと回転させ、立ち上がる力を利用しつつ少女の脇腹へ掌底を叩き込もうとする】 【まともに当たれば「人」と言う容器の中の血液や体液などの「水分」を丸ごと揺さぶられる様な異常なダメージを喰らう事になるだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/555
557: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/16(月) 16:38:30.15 ID:gV7qcoI0o >>556 んっんー…能力もすこぉし調子が悪いか 【掌底をぶち当てた男は数度感触を確かめる様に手を握り、開いてを繰り返す】 【思った以上に吹っ飛びもしなかった少女へと向き直って不遜な笑みを浮かべつつ】 しかしお前の力のタネも分かった…勢いを失くす、だとかそんな辺りだろう 【少年が蹴り出されるのを止めはしない。少年は無事(??)人目の付く辺りまで地面に摩り下ろされつつ到達する事になるだろう】 【少女が武器を構えると、男は両手を交差させ】 直接触れば関係の無い事もよぉく分かったとも! 【男が勢いよく両腕を広げるとそれに合わせて広がる「水のカーテン」】 【その防御膜は回転しつつ飛来する銃弾の雨の軌道を殆ど逸らしてからパシャリと地面へ落下した】 さ、て…お前の頭の中の血を、脳漿を何度シェイクしてやれば泣き喚いてくれるかな? 【パキリと指を鳴らして少女の方へ踏み出す】 【近接能力…否。 威力の浸透…否】 【男は触れたものの水分を操った。先程の様に少女の体の中にある水分丸ごと、今の様に空気中の水分ごと】 【その証拠に…防ぎきれなかった銃弾が皮膚を掠ろうと血液は最初の一滴以上溢れては来ようとしない】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/557
559: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/16(月) 17:31:19.29 ID:gV7qcoI0o >>558 【男にとって少年は固執すべきモノには足り得ない】 【脅威度が高い少女から目を離すのは失策と分かり切っている】 【不遜な雰囲気、口元に笑みを浮かべながらも其処に油断は存在しない…が】 ふん…タワケが! 【先程男は能力に頼らず踵落としでトドメをさそうとし、咄嗟に少女へ掌底を叩き込んで見せた】 【その流れから男の身体能力は決して低くは無い事は推し量れた筈だ】 【少女程速くは無いのは確か…しかし見切れないかと言われるとまた別の話】 【少女の跳び蹴りを右腕を上げて防いで見せ、男は少女の足を左手で掴もうと…いや、爪で傷をつけようとするだろう】 【触れるつもりなのだ、少女の「血液」へ直接!】 【何をするつもりかは分からないがそれが途轍もなく「拙い」事は分かる筈だ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/559
561: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/16(月) 18:44:26.29 ID:gV7qcoI0o >>560 ……… 【突如殊勝な態度になった少女に不信感を抱かぬ程男は平和ボケしていない】 【こちらの攻撃の威力を大きく削ぐ何かしらの異能を持つ相手が「殺して下さい」等と、見え透いた罠を仕掛けてきているのだ】 【だから――――】 ふん…… .だからどうしたと言うのだ 【だからどうしたの言うのだ】 【今、自分を踏み躙って見ろと言う挑発をしてきた者が居る】 【安い挑発、そして見え透いた罠。しかしその程度の"児戯"を恐れるものかと男は敢えて挑発に乗って見せた】 最高の技と言ったなァ。良いだろう見せてやるとも 対価は貴様の命を貰うがな―――――! 【朧気ながら相手の力を知っている】 【相手の速度に対応しつつ反撃が難しい事も理解している】 【その"敵"が、自分の首を取って見ろ等と――――】 【手元に集めたのはソフトボール大の水球、それを少女の体目掛けて投げつける】 【当たる瞬間の威力はそこそこ。しかし…その水には「流れ」が有る!】 【水球の体を成しつつも同じ場所を流れ続け、もし当たれば投げつけた際の威力とは別に相手の肉を削ぎ落とし続け様とするものだ】 【手元での精製、手元を離れても十分な威力を出す為の水流水圧等高度な魔翌力操作を以てしての自慢の「技」と言える1つだ】 【単純な水量…力押しでは敵わない―――悔しくとも認めざるを得ないが故の選択である】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/561
563: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/16(月) 20:30:05.85 ID:gV7qcoI0o >>562 【荒れ狂う大河を凝縮した様な一投は当然ながら警戒される】 【異物も無く流れ続ける水の塊は投げた当初風を切る音しか発さなかった…しかし】 【少女の代わりにぶち当たった壁が「流される」】 【強大な水流はまるで引力の無いブラックホールの様に当たった物を巻き込んで砕ききってしまって】 ……ほう 【少女が避けたと言う事実に男はまたも笑みを浮かべた】 【そうさせた事が、相手の思惑を打ち砕いたと言う事実が……男にこの上ない喜びを齎した】 【それで「今は」満足だった。故に追撃はしようとせず】 レッドアイ… 世界を見下す赤い月を見る度にこの名前を思い出すが良い 【濁った血を思わせる赤い瞳で、大きなカラスに跨る少女を見上げながら男は答える】 【お前を「踏み躙った」人物を忘れるなと、男は愉快気に言って】 【そして、もう1つの質問には】 「それも面白そうだ」 抗う奴を、正義を振り翳す奴を、世界は自分の物だと言う奴を 片っ端から「踏み躙る」 ああ、俺にピッタリな生き方だろうが…それ程の力を持っている訳では無いんでな 【力さえ有るならすぐにでも】 【それが男の答え。他者の尊厳を、命を踏み躙る事こそが自分の生き甲斐だと…】 それで、お前は名乗らないのか…ヒーロー気取り? http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/563
上
下
前次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.477s*