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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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472: 上・ジョシュア 下・マシラ [sage] 2015/03/14(土) 21:53:00.71 ID:h9LXehodo 【街外れ とあるお店の中】 【夜になっても活気の絶えない中心部から離れ、一転して閑散とした雰囲気の漂う街の外れ】 【行き交う人も疎らなその一角に小さな店が建っている】 【「義肢、魔銃のご依頼承ります!マジックショップ<Fairy's Gift>」】 【そう書かれた看板を下げたその店は】 【白い壁に赤色の三角屋根、丸い窓に半円形の黄色い扉】 【まるで物語に出てくるような、可愛らしい外観の建物であった】 【店の壁には「アクセサリー、始めました!」という張り紙が見える】 【もし何らかの理由で興味を持ち、扉を開くことがあったならば――】 うぅん……ホワイトデーだし、折角だからいっぱい焼いてみたんだけど やっぱりちょっと作りすぎちゃったかも…… 僕一人じゃ食べきれないし……あとでバジルさんのお店にお裾分けに行こうかな? 【店の奥のカウンター席で、何やら考え込んでいる人物の姿を目にすることになろうか】 【身長は150cm前後であろうか、黒いタキシードのような服に赤い蝶ネクタイという童話めいた衣装を纏っている】 【先端が緩くウェーブがかったふわふわの金髪と、澄んだサファイアのような碧眼を持ち】 【全体的に線が細く、少女めいた面立ちと儚げな印象をした少年であった】 【タキシードの上から愛らしいクマさんが刺繍されたエプロンを着て、髪を少し纏めて後ろで結っていた】 【テーブルの上には大皿に山盛りになった様々な種類のクッキーの数々】 【口にした台詞の通り作りすぎてしまったようで、その処分に困ってしまっているようだ】 【……しかしながら、この店はお菓子屋ではなく】 【訪れる者も恐らくクッキーを目当てにしてくるということはないだろう】 【今は考え事に没頭しているようだが、一声掛けたならばきっと本来の仕事を行ってくれることだろう】 【――】 【路地裏】 ……新たな六罪王様方の台頭に、先日の都市水没事件。 ええ、ええ、これはまた…………芳醇な"欲望"の香りが漂ってきたものです 【暗く陰惨な雰囲気が漂う路地裏の一角に、建物の合間から射し込む月を眺めながら呟く人影があった】 【身長は160cm程度であろうか。茶色の短髪に垂れ目の猿顔をした男だ】 【黒地に白のストライプが刻まれたスーツを身に纏い、その胸にはカノッサの証である逆五芒が刺繍されていた】 【頭には奇術師めいたシルクハットを被っており、腰には全長40cm程の朱塗りの棒が括りつけている】 こうも見え透いた好機を逃してしまうのは、余りにも勿体無い話ですねえ 私もどなたかと接触を図りたいところですが――はてさて、関係者の皆様は何処にいらっしゃることやら 【シルクハットを指で引き下げ目元を隠すようにしながらも、猿顔の奇人は独りごちる】 【ここ数カ月で発生した、いずれも世界を揺るがす大事件の数々』 【其れを見て動かぬ手はないと、「キキキッ――」と独特な甲高い含み笑いを浮かべながら】 【今後の"流れ"に思いを馳せていた――】 【もし通りかかる者がいたならば、この奇妙な人物が目に付くことがあるかもしれない】 【胸に記されたカノッサの紋章――これを見て反応することも考えられる】 【また、近くで何かしらの事件などが発生したならばこの猿顔の男も反応を示すことだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/472
476: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/14(土) 22:32:21.55 ID:h9LXehodo >>473 【店の中は小洒落た外観とは違い、実用的な造りをしている】 【左右に並んだ無数の棚には、鉄などで出来た人工の腕や足が陳列されており】 【ガンパーツや、様々な種類の魔銃のサンプルもエリア毎に細かく区分されて置かれていた】 【その他には何に使うのか】 【人体模型や大きな水晶玉、妙な形の筐体なども設置されている】 【――それは兎も角として、青年の声が耳に届いたのか】 【少年の身体が一度ビクンと大きく震えた後、そちらの方へと視線を向けて】 え……わ、わっ……ごめんなさい……――! い、今すぐ片付けますので、少々お待ちください……! 【慌てた様子でエプロンを外し、テーブルの中央に乗っかっていた大皿を持ち上げて】 【薄紙を被せながらも近くの棚の上に置いた】 【小動物のようにちょこまかと、手馴れた様子で片付けを済ませると】 【軽く息を吐きながらも、トトト……と青年の方へと小走りで駆け寄ってきた】 お、お待たせしてすみませんでした…… マジックショップ<Fairy's Gift>にお越し頂き有難うございます…… 僕が、店長のジョシュア・ランドバーグです―― 【胸ポケットからケースを取り出し、そこから名刺を抜いて】 【深々と折り目正しくお辞儀をしながら、彼に手渡そうとするだろう】 【先ず名乗ったのは、外見のせいで"誤解"されやすいが為であろう】 【もしこれを受け取り名刺に目を通したならば、店名に少年――ジョシュアの名に加えて】 【「第二種一級魔工技師」という肩書きとギルドの証印が刻まれていた】 それで……本日はどのようなご用件でしょうか? 【上記までの流れで特に何事もなかった場合は】 【ジョシュアは頭を上げて、彼の顔を見上げながらそう尋ねる事だろう】 【興味を惹かれて見物に、または商品を購入しに来た場合は店内を案内することになり】 【材料を持ち込んでの"オーダーメイド"や、義肢などの医療行為が目的の場合は】 【詳しく話を聞く為に、奥のカウンター席に案内する流れへとなっていくことになるだろうか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/476
479: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/14(土) 23:18:01.82 ID:h9LXehodo >>478 "魔銃"をお求めですか……はい、判りました……! ではそちらの方にご案内致しますので……僕に付いてきてください 【相手の格好に関しては気にする所ではないのか】 【青年の話をニコニコと牧歌的な笑みを浮かべながら聞き入れて】 【ペコリともう一度丁寧にお辞儀をした後、青年に背を向けて歩き出した】 【……とはいえ、然程広くもない店内だ。彼に続いて数歩も進めば目的地に到着するだろう】 【其処ではガラスで隔たれた大きな棚に、様々な色や形状をした"魔銃"が展示されていた】 【しかし外目には"ただの銃"と変わらず、そのままでは効力などを察することは難しいだろうが……】 【よく値札を見ればそれぞれに「炎弾」「召雷」などと"特性"が簡単に記載されており】 【視線を少し横にスライドさせたならば、説明の為に用意してあるのか解体された魔銃も展示されていた】 僕のお店で扱っている魔銃は……"ロッド"、魔術の発動機として作用する機構を採用しておりまして この形状は"放つ"というイメージを生み出す役割が大きなモノとなっています 【解体された魔銃の方を指差しながら、ジョシュアは説明を開始していく】 【口にしている通り、その見本の内部は外観と違い普通の銃ではありえない"スカスカ"な中身をしており】 【その代わりにびっしりと複雑な魔術陣と】 【周囲の大気から魔力を吸収し変換する小型のジェネレーターが搭載されていた】 【弾丸の代わりに神秘を生み出し放つ"魔銃"――ジョシュアの扱っている其れは「魔法の杖(ロッド)」と呼ばれるタイプであった】 基本的に殺傷力は抑え目に設計していますので……護身用などに買っていかれる方が多いですね 用途を教えて頂けましたなら、それに合わせて僕がご用意しますので……お気軽に尋ねていただけると嬉しいです それと……材料を持ち込んでくださいましたら、それを使った"オーダーメイド"でお造りすることも出来ます その場合は奥で詳しいご注文をお聞きして、完成するまでそれなりのお時間を頂くことになりますが―― 【「――……いかがでしょうか?」と、一旦説明を終えて青年の顔色を窺う】 【扱っている魔銃の情報についてはwikiページに記載されているため】 【このまま購入する場合はそちらを参照するといいだろうか】 【また……表の張り紙に書いてあった通り、義肢やアクセサリーなども取り扱っているようであり】 【訊ねたならば別のコーナーへの案内も行ってくれることだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/479
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