[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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763: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)00:09 ID:iTRM0Ocko(1/8) AAS
>>761
ほ、ほんとうにすいません……

【慌ててお金を拾おうとしたところで制止され、まごまごしつつ謝ることしかできない】
【これだけ助けられ、当然彼女は目の前の人間に好感を持ちつつあったわけだが】

……えっ

【彼の冗談に対して、好感ゲージが消し飛び一歩後ずさる】
【人付き合いの苦手な彼女にはちょっときついものであったが、冗談と聞いてホッと一息】

その、私、人よりも暑さに極端に弱くて……
これくらいの気温なら、もっと薄着じゃないと無理なんですけど、天気を見誤って……昨日まで、もっと涼しかったから……
省2
765
(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)00:53 ID:iTRM0Ocko(2/8) AAS
>>764
これでです……夏は、家に閉じ篭ってなんとか凌ぐ予定です……

【彼の反応も当然であろう、普通ここまで暑がりな人間というのもいない】
【この手の反応は馴れたものだし、彼女自身も当然だと思う】

その通りで……
一ヶ月ほど前に、あちらから、引っ越してきました……あ、ありがとうございます

【それ故に、彼女は普通の夏の暑さというものは未経験】
【どうしたものかなぁと思いつつ】
【彼が拾い集めてくれた小銭を、礼の言葉と共に受けとる】
【わざわざ砂も気にしてくれるような細やかさに、彼の優しさを感じた】
省5
767
(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)01:41 ID:iTRM0Ocko(3/8) AAS
>>766
な、なるほど……思ったよりもきついんですね……こわい
やっぱり、氷室作ったりがいいのかな……
日光に気を付けろ……了解、です……

【思ったよりも厳しそうなこの国の夏を教えられ、現状認識の甘さを改めて思い知る】
【これからの対策を考えていく上で、彼のアドバイスはとても参考になった】
【というか、他に参考にするものがないだけだが】

いい人、なんですね……色々と、ありがとうございました

【そう言って、ペコリと一礼】
【独り暮らし一ヶ月目の頼れる人が中々いないなか、彼の助けはありがたかったし、嬉しかった】
省2
769
(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)02:32 ID:iTRM0Ocko(4/8) AAS
>>768
おぉー……なんだか、かっこいい感じ……です……!

【いい人フィルター恐るべし】
【まぁ、危うく南無三するところを助けてもらったのだからそういう目で見るようにもなるだろう】

ですね……色々と、試行錯誤、してみます……

【熱中症になってからでは遅いが、その前だったら能力を使ってでも対策できる】
【氷雪だって引きこもりたいわけではない】
【QOLを維持したまま夏を乗りきる方法を、これからの数ヵ月で捜してみることにした】

あ……私も、そろそろいかないと……
はい、色々ありがとうございます……なんとか、頑張ってみます
省2
784
(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)21:20 ID:iTRM0Ocko(5/8) AAS
>>781
【夜の表通り】
【裏路地とは違い、闇に包まれるとまではいかないこの場所を、一人の少女が歩いていた】
【半袖という軽装と青銀の髪が人目を引くその少女、手には食料品のはいった手提げを持っている】

(やっぱり、夜のお出掛けの方が、楽……)

【霜降氷雪、昼間の熱を避けての買い出しの帰り道である】
【治安を考えると昼の方がいいのだが、昨日のように倒れるのを避けるための策である】
【早く帰ろうと、足早に帰路を急いでいたのだが……】

ん……?

【その時、裏路地の方から聞こえる叫び声】
省10
789
(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)22:06 ID:iTRM0Ocko(6/8) AAS
>>787
ぴっ……!

【なにもいないことを願いつつ覗きこんだ向こうには、鋭い視線の男】
【その赤い目から放たれる鋭い視線に、小さな悲鳴を上げて顔を引っ込めてしまう】
【しかし、暫くして投げ掛けられた声かけに恐る恐ると顔を出してきた】

は、はい……そうですね……
あ、あの、さっきここから悲鳴が……

【最初の目付きに似合わぬ台詞に面食らいつつも、先程の声について問いかける】
【すると帰ってきた返答に、首をかしげることになる】

音と、臭い……?
省7
794
(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)22:42 ID:iTRM0Ocko(7/8) AAS
>>790
ど、どどどどうするっていっても……

【男に問いかけられても、まごまごするしかできない】
【それもそうであろう、不良の喧嘩に巻き込まれるなどという体験は彼女にない】
【幾ばくかの戦闘力はあっても、場馴れしていなければ意味はないのだ】
【そんな状態では、男の冷静な分析も耳に入らない】

ま、待って置いてかないでくださいぃぃ

【そんな中できる行動なぞ、目の前の男について行く以外に何があろう】
【他に頼れるものがあるわけでもなく】
【見ず知らずの男に、自信の安全を託すことになった】
799
(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)23:26 ID:iTRM0Ocko(8/8) AAS
>>796
ぜぇ、はぁ……

【時折立ち止まってくれるとはいえ、青年の速度についていくのは中々きついもので】
【とにかくがむしゃらにあとを追うことしか少女にはできない】
【酸素の足りない頭の中を渦巻くのは、一重に不安と恐怖であった】

【そんな状態の人間に、その一言だけで安心を与えるということができるはずもなく】
【心理的に一息つけたのは、男が立ち止まり危機を脱したことを告げたときであった】

ぜぇ、ふぅ……な、なんとか、大丈夫、です……

【激しい運動で乱れた呼吸の中で、そう答え】
【そのまま、壁を背にへたりこんでしまう】
省1
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