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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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451: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/14(土) 16:01:05.42 ID:vWSLiuHF0 >>445 【お互いの狂気と殺気が肌をひりひりとさせる】 【人が所有する言語表現では表現不能な何かにつき動かされる二人】 【どれ程傷つけてもその足を止めることのない少年】 【命の象徴たる赤色が青年から噴き出す】 【その液体は少年にもふりかかり頭を、顔を、首を、胸を、腕を、腹を、臍を、腰を、足を、爪先を、そしてその深紅の瞳をより緋く染め上げる】 【そして少年の小さな頭を鷲掴みにする青年の腕】 【しかし少年は動かず、笑顔をより狂笑(えがお)にしてその時を待つ】 【能力により、少年に降り注いだ血液は氷に変わる】 【それはまるでルビーをあしらったひとつの装飾品の様に】 【青年の焔が残った衣服を焼いていく、だがそんな事は関係ない!】 「■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!」 【人の言葉ではなく畜生のような甲高い声で叫びを上げ】 【手加減も制御も躊躇も無いマイナス300度の超低温で目に入る万物を凍らそうとする】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/451
454: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/14(土) 17:02:31.45 ID:lInVntHRO >>451 【全てを燃やし尽くさんと轟々と燃えさかる火柱が2人を包む】 【男の流した血の色の様に紅く、高く火柱上がる】 【頭を鷲掴みにし狂気な笑顔を浮かべる少年に男も狂気の笑顔をで応える】 【少年の周りには自分の血が結晶化していた。当然だ。少年は一度この焔を凍らせた】 【燃やされるのならば再び同じ様に攻略してくるだろう】 【──だからどうした】 【奇をてらう、策を講じる、様子を見る】 【そんなものは等に意味をなさない。戦いの純度を低くするだけだ】 ……ガッ…!……ぐ、ァ…… 【火柱はさっきよりも一層燃え上がり周りの温度を上げていく】 【今まで使ったよりも強く、熱く、燃えさかるように】 くっは……はは、ぁっはっはッはッはッハッハッハッハッハッハッハッ…! 【焔の中で男が笑う。もう殆ど体も動かない。頭も働かない。目も霞んでまるで見えやしない】 【それでも少年を掴む腕には頭を締め上げんとするほどに力が入っており、能力は弱まることはない】 【少年が獣の様な声を上げる、耳も遠くなってきたが微かに聞こえる】 ──ハッハッハッハッハッハッハ…!アァーッハッハッハッハッハッハ…!ヒャーハッハッハッハッハァ…!! 【声に呼応するかのように男が笑う。高らかに】 【轟々と燃えさかる焔と全てを凍らせる氷】 【両方の能力がかち合い始める】 【どちらも満身創痍。先に地面にひれ伏した方が負けだろう】 【────暫くして轟音が止んだ】 【男は二本の足で立ち尽くしていて服もボロボロだ】 【目も完全に見えなくなり、耳も遠い。感覚などは既になく、痛みすら感じない】 【それでも虚空に向かって小さく笑い続けている】 【少年の方はどうなったのであろうか?もしこの能力のかち合いに勝ち立っていたのだとしたら男にはもう打つ手はない】 【もっとも男も既に意識というものはなく意地と本能で立っているだけで辛うじて生き永らえたにしても気づきはしないだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/454
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