[過去ログ]
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
上
下
前次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
691: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 2015/03/20(金) 01:08:11.45 ID:mlkcP0RZ0 >>686 ふふっ、等比さんったら大げさなんですから。でも、そう言ってくれると嬉しいです! (……それにしても、よっぽど食生活に切羽詰っていたんでしょうか……なんだか、食べる勢いに迫力がありますね……) 【これほどまでに感謝されるなら、料理を作った者としても作った甲斐があるというもの。】 【料理を作った人間にとって、何よりも嬉しいのは「美味しい」という言葉。その一言で手間暇かけた全てが報われる】 【多少行儀が悪くたって構わない。こうやって本当に美味しそうに食べて貰えれば、それが一番嬉しい】 【……ただ、これほどまでに必死に食べられるといつもの食生活が気になってしまう。ちゃんと十分に食べてますか?】 あらら、毎日自炊ですか……忙しいのに大変でしょう。そうだ!今度家に遊びに来たらお料理を教えてあげましょう! なに、料理が苦手でも心配する必要はありません。簡単なメニューならきっとすぐに作れますよ! 【……ちゃんと食べてませんでした。毎日自炊となればそれは大変だ。……皐月は毎日娘の分の料理まで作ってるけれど】 【そこで、皐月は思いつく。今度料理を教えてあげよう、って……皐月も主婦だ、料理の一つや二つなら教えられる】 【料理が苦手でも、美味しく作れるメニューはいっぱいある。今度教えてあげよう……そんなことを画策するのだった】 【やがて、三人とも食べ終える。】 【等比は満足してくれたようで、皐月は嬉しそうに微笑む。……衣織は等比の下した評価に冷静なツッコミを入れている】 「一つ星なら等級下がってますよー……ま、いっか。」 【―――まあ、美味しいって言ってくれてるからそれでいいや。うん。納得しよう。】 【それから三人で片づけ。洗い物も三人でやるなら楽でいい。―――そんなわけで、皿洗いもすぐに終わって】 ……えーっと、……ああ、お名前は伺ったことがありますね!あまり交流は無いのですが……そうでしたか、私と同じ職場でしたか。 名前が違うから親子だとは知らず……。今度会った時にお伝えしておきますね。娘さんは頑張っていますよーって! きっと喜びますよ?親にとってはね、一番うれしい事は子供が頑張っている事ですもの! 【皿を洗い終えてから告げられた事。彼女の父親も皐月と同じ大学に勤めてるとの事で】 【言われてから思い出すと、確かにそんな人がいた気がする。同じ理学系とはいえ科が違うからあまり会う事は無いのだけれど】 【事務的な会議で、ちらっと見かけた気がする。……今度会った時、声を掛けてみようかしら】 【さて、食事も終えて今度こそ帰らねばならないだろうか。きっと門限的なものもあるのだろう、時間はまだ大丈夫だろうか……】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/691
701: 熊出 等比 ◆/Pbzx9FKd2 [sage] 2015/03/20(金) 02:09:18.04 ID:Y9UvJ46j0 >>691 【おぼろげながら皐月は熊出等比の父のことを知っていたようだ。昔は一悶着あったが彼女にとって父は父である。】 【人生の師と自身の父親が近しい場所に存在する、という事実は彼女にとって恥ずかしくもあり嬉しくもあった。】 うあ、恥ずかしいです…あんまり私の失態とかこっそり教えないで下さいね。 あと講義の内容を考えてるときに話しかけると、集中できない、静かにしてくれたまえ、とか言って機嫌を悪くするので気を付けて下さい。 私と違って変わり者ですからねー。お父さんは。 【そんなことを話しているうちに、等比にとってのいわゆる門限がやってきた。彼女も働く身、当分は忙しい時期が続くのだ。】 【楽しい時間を自らの都合により終わらせねばならない理不尽を神谷親子に詫び、彼女は帰り支度を始めた。】 【現在世界を取り巻く情勢は不穏である。動き出す二人の六罪王、現れた過去の記憶の眠る島。彼女達SCARLETはそれら脅威に立ち向かわねばならない宿命を背負っている。】 【等比は全ての片づけを終えた後、玄関口に立つ。制服ではなくジャージ姿なので少し不格好に見えた。】 じゃあね、衣織ちゃん!今日はあんまりお話できなかったけど、きっとまた来るからね! そして師匠、本当に美味しいお食事をありがとうございました!今度是非、お料理教えて下さい! そして… 【そして彼女はまっすぐに皐月を見据える。背負いながらなどではなく、これだけは面と向かいながらでなければ失礼だと思ったからだ。】 【死地に赴く際のような真剣な表情で、凛とした良く通る声で、彼女は言った。】 師匠!あの日の貴方がいなければ今の私は存在しなかった!!そしてまた、新たな進歩への道を示してくださった!! 今日!私には努力の才があると気づかさせてくれた!それは今日からの私の大いなる糧となるでしょう!! 貴方がたの身命はこの私、熊出等比が神谷皐月の名に誓って守り抜いてみせます!!それが私の恩返しです!! 有難う御座いました!!! 【取ったのは敬礼のポーズ。それが最も相応しいと、熊出等比が判断したから。】 【そして彼女は山へ向かって駆けていく。その姿は二人にはきっとすぐに見えなくなる。】 【熊出等比は満足していた。ずっと言えなかったあの日の感謝を伝えられたのだから。】 /以上でこちら側はラストとなります。ありがとうございました! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/701
上
下
前次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.679s*