[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
1-
抽出解除 レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
46
(2): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日)18:10 ID:+Qvcubdxo(1/9) AAS
>>40

ん〜……暖かく、なってきましたわね……。

【散歩がてら、公園へと辿り着いた。春の訪れを感じる風に目を細める】
【白い長髪、白を基調とするワンピースを風に揺らめかせて】
【少しまだ肌寒い所為か、羽織ったカーディガンを長手袋を付けた両手で掴む】

【そんな彼女はぴたり、と立ち止まり男を見つけて思わず】

………うわあ、脳筋、ですわ。
省3
51
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日)18:34 ID:+Qvcubdxo(2/9) AAS
>>48

(脳筋ですわ……ああいう殿方は、大体オツムがアレですわ……)

【ほわんほわん、彼女の中の経験則による偏見の回想が始まる】
【そうだ、ああいうタイプは先日の商談でも出会った―――って、思い返している場合ではない】

―――――えっ、きゃっ!?

【完全に彼を踏み台に思い出の世界に浸りかけていた】
【その所為か、彼の誤解を解く様な言葉を聞き逃していた―――つまり?】
省7
56
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日)18:50 ID:+Qvcubdxo(3/9) AAS
>>53

――――――きゃんっ!

【ずさーっ、とうつ伏せに転倒、変な声、出る】
【こういう時、自分の胸はクッションになって良いものだ――なんて、思う暇もない!】

………え、と。

【上半身を起こして、振り返った先には脳筋認識の彼が手を差し伸ばしていた】
【転倒した際に乱れた衣服を直しつつ露わになった太腿を隠しながら、きょとんとしてしまう】
省7
60
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日)19:15 ID:+Qvcubdxo(4/9) AAS
>>57

いえ、本当に大丈夫ですわ……それに、自宅なんて。

【ふふ、と少し微笑む。その笑みの中には恥ずかしさも含まれていて】
【なんとか片足で立ち上がり、足を引き釣り近くのベンチまで向かう】

(情けないですわね、なんとも……)

【ベンチに腰掛けて、挫いた足を擦る。痛みは引かないが、暫くは此処に居るしかないだろう】
【それよりも彼女が顔を訝しめたのは、膝の擦り傷―――滲む血液を見て、神妙な面持ち】
省6
66
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日)19:33 ID:+Qvcubdxo(5/9) AAS
>>63

ええ、有難うございます……。
人を助ける為、ですか―――ご立派ですこと。

【人を助ける――本当に立派な志だ、と彼女は内心”悪態をつく”】
【そういう人間が多ければ、自分は”変えられなかった”のじゃないだろうか】
【やはりこの手の人間は嫌悪が奔る……が、それを表に出すのは得策ではない】

【そうして、止血という言葉に―――】

――――やめてっ!
省7
71
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日)19:49 ID:+Qvcubdxo(6/9) AAS
>>69

………本当に、ごめんなさい。

【自己嫌悪が酷くなる。まだまだ未熟だと自身を詰っていた】
【何故もう少しやんわりと拒絶出来ないのか――的外れな方への自己嫌悪】

私の血は……汚い、ですわ。

【思わず、それだけが口をついて出た。それも聞こえるか、聞こえないかの小声で】
【虚偽で固めた彼女の、本心だったのかもしれない。それは、本当に消え入る様な】
省4
73
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日)20:03 ID:+Qvcubdxo(7/9) AAS
>>72

安心……分かりましたわ、お任せ致します。
1人では……まだ、帰れそうにありませんものね。足を挫いたみたいですから。

【困った様に、笑みを浮かべて観念したと彼の申し出を受け取る】
【内心は少し、いやかなり気が気でないのだけども……】

【その後、彼の背後に現れる”嘴”に息をつまらせた】
【自警団をするくらいなのだから、能力者だとは思っていたが――なんともまあ】

………リリルカ・メリフルアスですわ。
省2
77
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日)20:25 ID:+Qvcubdxo(8/9) AAS
>>76

鳩ヶ谷さんですね―――えっ、それ、意思あるんですの?

【名前を反芻して、確りと覚えておく様に―――それより先ずそっちに意識が行く】
【意思があるって、嘴じゃないですか。少し何言ってるのか分からない、と彼女は狼狽する】
【というかこれに乗る、とはなんとも淑女には耐え難いというか……】

【ふわふわ、と目の前に留まる謎の嘴―――どうしたものか】

………おぶるって、あの、私を?
省6
80: リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/08(日)20:50 ID:+Qvcubdxo(9/9) AAS
>>79

(……なんでしょう、この子供扱いされてる感じ……?)

【なんとなくそんな対応を察知した―――確かに、身長は低いけど】
【兎にも角にも、嘴に恐る恐る腰掛ける。ついた掌からは……鼓動が?】

(………この子、何か食べるのかしら)

【送って貰ったお礼に何か食べさせてあげても……などと、考えていたら】
【嘴は浮いて、直ぐに動き始める】
省6
154
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/09(月)23:28 ID:toJp66xLo(1) AAS
――――はぁ……この、本当にっ……はぁ……胸糞悪いですわね……。

【肩で息をしながら、覚束ない足取りで壁伝いに彼女は歩く】
【ほんの数メートル後ろ、街の死角となる路地裏の曲がり角の先から彼女は這い出てきた】

【普段整えられ、清楚な雰囲気を醸し出す衣服は大いに乱れていた】
【白を基調としたカーディガンとワンピースは破れた……引き裂かれたの様な箇所も見られる】

はぁ……物騒といいますか、節操がない、といいますか……はぁ……。

【ぺたん、とその場で手をついてしまう。体力のない彼女にはこれ以上の”運動”は限界だった】
【彼女は豊満な胸に手を当てて、息を落ち着かせる。大丈夫、問題はない……と、言い聞かせるように】
省6
164
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火)00:04 ID:gNrdCWpgo(1/9) AAS
>>161

(……少し、危ない橋を渡ったかしら……?)

【路地裏の向こう側、袋小路を見つめて息を整えながら、今宵の出来事について考える】
【先ず間違いなく、誰かが絵を書いた出来事。一歩間違えていれば、死んでいたのか】
【まあ、”返り討ち”にできたんだから―――どうでもいいか】

【荒い息はまだ落ち着かなかった。体力は水準以下の彼女にとって、現状はガス欠に近い】
【壁に寄りかかり、項垂れていると―――声がして、一瞬彼女はびくんと肩を震わせた】

―――――っ!?
省9
170
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火)00:37 ID:gNrdCWpgo(2/9) AAS
>>168

まあ……プリンセスだなんて……でも、貴方は、ナイト様のようですわね。

【息も幾分か整い始めた。冷静な思考に切り替えられそうだった】
【とりあえず、目の前の男は見るからに下心全開―――いい気にさせておくに限るか】
【服装からするに虚栄心の強い人間に見受けられるし、言葉の端々から三流を感じ取れる】
【これを演技でやっているなら、相当に切れる人間だけど……と、失礼にも彼女はそう観察しつつ】

………少し、肩を貸してくださるだけで結構ですわ、そこまで甘えられませんもの。

【とはいえ此処まで下心全開だと、笑いもこみ上げそうになる。微笑みで維持するのが、難しい】
省10
178
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火)01:25 ID:gNrdCWpgo(3/9) AAS
>>175

(………た、単純ですわ。楽で良いですけど……)

【鼻の下を伸ばして、ナイト気取りにエスコートをする様を見て一安心する】
【なんとか上手く切り抜けられそう。自分の演技は正に女優級だと褒めてあげたいくらいだった】
【それは言い過ぎかもしれないけど、何にせよ自分を見つけた男が馬鹿で本当に――――】

―――――――うそ。

【………馬鹿で、どうしようもない】
【出口へと後数歩と言う所で、自警団員を視界に入れた。ばっ、と男の顔を見れば呼び止めようとしている】
省11
183
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火)02:01 ID:gNrdCWpgo(4/9) AAS
>>181

【クリーンヒット、文句なし――― スズラン一発とはいえ、効用は抜群なはず】
【その場で膝をついてくれれば、花丸を上げたいくらいだ……】

えっ――――きゃあっ!?

【ぐい、と引っ張られる感覚。またもや予想外、この男……もしや非力なのかしら、となんだかもう冷静】
【予想では膝をついて、そのまま介抱するかの様にだったんだけれど―――嗚呼、もうそんなの考えてる暇もない】

【悲しいかな。彼女に運動神経は皆無だし、身体能力も非常に低いわけで】
【服とか、腕とか、色々な所を掴まれながら……ずてーん、と二人仲良くその場に倒れてしまった】
省13
188
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火)02:33 ID:gNrdCWpgo(5/9) AAS
>>186

【………ふと、冷静になり考える。私は今、とんでもなく馬鹿なのかもしれないと】
【駆け寄る自警団員の言葉で気づいた―――この男、眼を回している】

(………用意周到にする、意味……ないですわ……)

【冷静な思考に戻り始めれば、怒りが一瞬過るが最終的に呆れが強まる】
【あれやこれやと画策しても、どうにも上手くいかないのだから―――この男、ある意味悪運が強いタイプか】

【とりあえずスズランは消しておく。意味を為さないし、むしろ能力者とバレてしまうのは本意ではない】
【それに続いて、自警団員の質問に持ち前の演技力を駆使し、答える事にした】
省8
190
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火)03:17 ID:gNrdCWpgo(6/9) AAS
>>189

【―――――起きるのね】
【自分がそうなるなと望めば、その方向に事態は進む……とんだ、厄日である】
【半ば心労も大きく、被害を食い止めるには「もう全員始末すればいいんじゃない?」と頭を過る】

(……えーっと、もうなんか面倒になってきましたわ……)

【男も馬鹿だが、自警団員も相当に馬鹿だ。犯人に確認を取っても、頷くはずがないというのに】
【ここまで状況証拠があってスムーズに事が進まないとは―――本当に呆れるばかりで】

……自警団、というのも頼りにならないものなのです、わね……。
犯人に……やったのか、と聞いても頷くはずが、ありませんわっ!
省9
192
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火)03:54 ID:gNrdCWpgo(7/9) AAS
>>191

【湿っぽい雰囲気。彼女の心からの訴えに周囲も納得せざるを得ない】
【正義はいつだって後手だ―――だからこそ、目の前の悪を逃してはならない】

(これにて一件落着――――後は、処理をきちんと施して)

【問題ない、これで男が冤罪で連行されるだけだ。後は素性が明るみにでないように根回しするだけだ】
【そうだな、流石に可哀想だからこの男も……まあ、どうでもいいかしら】

(…………って、え?)
省12
194
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火)04:21 ID:gNrdCWpgo(8/9) AAS
>>193

(あー……やっぱり、馬鹿なんですわ……)

【早口で捲し立てられて、なんとも情けない言葉の羅列に本当に涙してしまいそうになる】
【とはいえ怒りに任せて、向かってこないだけ良いというものか―――さて、と?】

ふふ、寛大な貴方の心に感謝致しますわ。今日の事は、お互い忘れましょう。

【それでは、と一礼して……その場から立ち去ろうとするが】
【数歩”覚束ない足取りで”歩いたが、立ち止まり、再度男へと向き直った】
省5
196: リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火)04:34 ID:gNrdCWpgo(9/9) AAS
>>195

………はあ、とんだ災難でしたわ。

【男の叫び声を背に受けて、そのまま雑多へと消える】
【帰路の途中、ふと立ち止まり―――携帯電話を取り出して】

もしもし、えぇ、私ですわ……街の、路地裏ですわ。処理、お願いしますわね。

【誰に電話をしているのやら……そうして、カーディガンのポケットから】
省4
284
(1): リリルカ・メリフルアス◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/12(木)02:12 ID:AbzjfeUxo(1/7) AAS
―――――ん〜……。

【華やかな街の陰には闇がある。繁華街には人が多くいるが、街の外れには人がいない】
【即ち闇が集まり、悪事の坩堝となる事が多く―――大抵、そういう場所は廃れている】

【人気の少ない街の外れ、廃墟では”白い”と形容するのに相当な女性が歩き回っていた】
【うーん、と首をひねったり、立ち止まり辺りを見回したり……少女という歳ではないが、物騒にも程がある】

中心街から1時間以内……周りには森、川……勿体ないですわね〜……。

【崩れた瓦礫跡の中に幾分か綺麗な椅子を見つけて、彼女は少し休憩する様に腰掛ける】
【かぱっ、と手にしていたアタッシュケースを開いて―――取り出した紙にすらすらと書き記していく】
省4
1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.787s*