[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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(1): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/09(月)00:12 ID:Bg6aD71VO携(1/2) AAS
【公園】

【夜も更け誰もいない筈のその場所に立つ人影が一つ】

【一つに纏めたハニーブロンドのセミロングヘア】
【黒と水色のボーダーのシャツの上に羽織った赤紫色のパーカー】
【黒地に水色のラインが入ったパンツに青のスニーカー】
【如何にも「運動してます」といった出で立ちの十五歳前後の女の子】

【少し伸びをすると傍らからミネラルウォーターのペットボトルを取り出して一口飲む】

……一応走ってはみたけど……うーん? 
【なかなか“掴めない”なあ、とぼやく様子からすると何やら鍛錬でもしているようで】
省13
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(1): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/09(月)01:07 ID:Bg6aD71VO携(2/2) AAS
>>100

【すわった目で呪詛のように呟いている少女。その思考を止めたのは足元に近寄ってくる何かの気配】
【我に返り其方を見れば疾走する白い塊……もといサモエド】
【突然の事にビクリと反応し「は? え? 」などと声を発する彼女の近くに止まりお座りをするそれ。少女は思わず「うぉぉ……」と感嘆の声を上げ】
【遅れて聞こえてくる声に「え、何これまさかナントカキャラバン? 」なんて呟きつつ声の方を見れば】
【追ってくるのは当然朝の某番組の出演者ではなく白いスーツの男で】

…………え? 
【その姿を見て思考停止する少女】
【何故かといえばこの男──】
省6
113
(1): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/09(月)02:02 ID:kLkDRS0dO携(1/3) AAS
>>107

【冷や汗混じりに笑顔を浮かべ、何とかかんとか言葉を紡ぐ男とは対照的に少女は物凄く爽やかな笑顔を浮かべ】

あーら、本当にお久し振りですこと! 
残念な事に生きてるしこの通りピンッピンですよ? 
其方こそよくも御無事で
なにせ無料のマッチをあんな高額で売り捌いたんですからねえ、後で価値がない事に気付いた人々にそれはもうボッコボコのタコ殴りにされて顔の原形が分からなくなった上に売り上げは全額没収、尻の毛まで毟りとられた挙げ句豚箱で臭い飯でも食べてるかと思いましたよー♪
まー、しかしあの時はよくも不安と罪悪感を煽っといて放置してくれましたねえ……それでもって「どうしようかと思った」とは大分白々しい……
【ぺらぺらぺらぺらとまるで油でも塗ったかのように言葉を紡ぎ】

……あの時の詐欺られた人々の代弁……軽ーく千発、逝っちゃいます? 
省3
117
(1): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/09(月)02:59 ID:kLkDRS0dO携(2/3) AAS
>>116

ふーん……ボランティア……顔に嘘って描いてあるんだけどなー? 
それに今さり気なーく自警団を馬鹿にした気が…………
【男の言葉にじとりとした目を向ける少女】
【自警団を無能と言い切るその言葉(と全体的に白い容姿)にまた嫌なことを思い出したのかその表情はすぐに笑顔に戻り】

……さー、ボランティアはともかくさっさと千……あ、無理だな、百発逝っちゃいましょうかー
大丈夫ですよ、顔はやりませんし主に腹とか腰ですし軽ーく歪な氷漬けになるだけですし
【千は流石に無理だと判断したのか数は減らしつつそれでもエグいことをサラッと言ってのけ】

……や、別にグレてませんよ? 
省7
123
(1): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/09(月)03:48 ID:kLkDRS0dO携(3/3) AAS
>>118

えー……仲間とか来るの? いるの? 
……まあ私も曲がりなりにも正義目指してる立場だしなー…………五十でどう? 
【どーよ、出血大サービスだよ! とばかりにどや顔をかます少女】
【というか何か酷い事を言った気がするが気のせいだろうか】

【だが興味はすぐに犬へと移る】
【「あ、ボール遊びはいいです見てるだけで癒されるんで」とボールの件はあっさりと切り捨てるもののボールを追いかける犬を見て「あらお利口さん……」などと呟き】

……でもなんだろう……名前が全てを持ってってる気が……
【ホワイト……ベッセル……と小さく口にしながら男の顔を見やる】
省9
390
(1): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/13(金)22:50 ID:hunoc+GgO携(1/2) AAS
【とある街の広場】

【人も疎らなその場の片隅、ベンチに腰掛けて足をぷらぷらと揺らすのは一人の少女】
【ハニーブロンドのセミロングに赤紫色のパーカー、赤茶色のショートブーツの十五歳程の彼女は中空を軽く睨みながら何かを考えているようで】

……ゼン=カイマ……其処が彼奴等の総本山、かあ……
でもどう行けば良いんだろう……? 
【誰か知ってる人この場にいないのかな……いる訳ないか、とぼやきながら少女は深い溜め息】

……だーっ! さっさと乗り込んで彼奴等ぶっ潰したいのにー!!! 
【かと思えば苛ついたように大声で叫ぶものだから通りがかる人がビクッとして此方を見たりなどして】
【あ、何でもないんですぅなどと笑いながら人を追い払ってそれからまた溜め息を一つ】
省3
396
(2): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/13(金)23:38 ID:hunoc+GgO携(2/2) AAS
>>393
【ゼン=カイマへの行き方を知っている、という声を聞いた瞬間、ぱっと顔を輝かせ其方を見るサフィア】
【しかしその目にカソックが映った瞬間その表情は険しくなり辺りにはひやりとした空気が漂いはじめる】
【そんな空気を知ってか知らずかぺらぺらと嘘を語り出す神父】
【明らかにおちょくっていると分かる言動。サフィアの表情は嫌悪感丸出しのものへと変わっていく】
【……勿論以前の聖職者だという事は覚えている、覚えているのだが彼と別れてから再会するまでの間にあった出来事が如何せん聖職者ヘイトを煽るものだったためか今や「助けられた事」より「変なレッテルを貼られた事」の方が強い記憶になっており】
【とどめとばかりに以前貼られたレッテルで呼んだものだから】

……煩い去れこっち来んなレッテル貼るな消えろ聖職者
【こんなの出せるのかと驚かんばかりに低く冷たい声で返す】
404
(1): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/14(土)00:08 ID:OMkQxsvmO携(1/3) AAS
>>399

【ちらりと相手の表情を伺う神父をサフィアは軽く睨み「……何」と低い声で言う】
【その後に虫の居所が悪いのかアレかと尋ねられれば「……は? 」と更に低い声】
【一段と周囲の空気も冷たくなった気がして】

レッテル貼るだけじゃなくてデリカシーまでないとか……本当救いようがないよね聖職者って……ああ、デリカシーがないっていうかそういうのは元からか……
正義として動いてる組織を格下に見て「我々はそれより高尚ですから」とか言えちゃう輩の集まりだもんね聖職者って……
【ハッと鼻で笑えば口から出てくるのは彼にとっては全くいわれのない事で】
【……まあとにかく聞き出すことには成功しているといえばしているのだが】

それは兎も角さっさとゼン=カイマへの行き方教えてとっとと私の視界から消えてくれない? 
省3
409
(2): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [saga sage] 2015/03/14(土)00:41 ID:OMkQxsvmO携(2/3) AAS
>>406

【自分とは関係ない、と言われればサフィアは一瞬考え込み】

……ん? 貴方ゼン=カイマの奴じゃないの? 
そうだとしたら同胞さんに言われたんですケド? 
【などと軽く詰め寄り】

……あ、でも保身の為に「そうじゃないよ」って嘘とか吐かないでね? 
寒空の下、氷漬けにはなりたくはないでしょ? 
【また腹黒い笑顔を浮かべるのだ】
【……本当にこれがあの少女なのだろうか】
省1
415
(1): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 2015/03/14(土)01:07 ID:OMkQxsvmO携(3/3) AAS
>>411

【ゼン=カイマとは関係ないと聞けばサフィアはジトッとした目で「……本当に? 」と尋ねる】

……本当にそうなんだね? 嘘吐いてない? 最終確認だよ? 
【念を押すようにゆっくりと言えば少女の足元に少しだけ霜が立ち】
【「神に誓って」とか言い出さない辺りガチで聖職者嫌いになったのだろうか】

……まあ会わないうちに色々あったんだって思っといてよ? 
それに文句ならゼン=カイマの白い性悪女アンドロイドに言えば? 
言ってもどこ吹く風でしょーけど? 
【肩をすくめながら出すのは誰かの特徴。その人物を神父が知っているか否かは不明ではあるが】
421
(1): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [sage saga] 2015/03/14(土)02:12 ID:0Qm7o5wlO携(1/2) AAS
>>418

【少し声を荒げながらも宗教都市は好きではないと言われれば少女はきょとりと目を丸くさせ「そうなの? 」と口にし】
【しかしすぐに黒さの一欠片もない満面の笑みを浮かべると「なら良かった! 」なんて言うのだった】
【心なしか冷気も和らいだようで】

……でも宗教都市“なんか”好きじゃない、かあ
そうかー、私も大嫌いだぞー、ゼン=カイマ! 
【そして神父の言葉を繰り返すと何やら嬉しそうにニコニコ笑う】

【だが、何があったのかと聞かれれば少女の顔から笑顔は消え】
【深い深い溜め息を吐く】
省15
427
(1): サフィア・エレファリス ◆rrHt9B4adXq4 [sage saga] 2015/03/14(土)02:50 ID:0Qm7o5wlO携(2/2) AAS
>>423

【困ったような顔になってしまった神父を見て少女は唇をぎゅっと噛む】
【相手の溜め息に心がちくりと痛む】
【慎重に選ばれる言葉】
【同意は得られないが気をつかわれているのだ、と少女は感じた】

────いよ……

……良いよ、気をつかわないで
その気持ちだけで十分だ
【サフィアはぎこちない笑みを浮かべる】
省9
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