[過去ログ] 【機械式】グランドセイコーを語る97【GS】 (1002レス)
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571: (ワッチョイ 81bd-JQi9 [126.83.91.24]) 2018/12/16(日)00:45 ID:mpisYwih0(3/5) AAS
外部リンク[html]:www3.coara.or.jp

さて問題は、今回の製品がWebmasterの期待とは違う方向に向かってしまったことだ。(写真はセ
イコーからのリンク)

1)トゥールビヨンが一番古いタイプ。

今回のものはケージ軸の両端に耐ショック性の軸受けを持つものの、基本的にはイングリッシュレ
バーを用いた古典的なもので、構造的にまったく目新しい点が無いところがセイコーらしく無い。
ブレゲがこのタイプの特許をとったのは実に1801年で、200年以上も前なのだ。

セイコーはかつて新型トゥールビヨンを開発し特許(平9-54169)を取得していたが発売に至らなかっ
た経緯があるからだ。それは、過去のトピックでも紹介したが、

アンクルは普通のタイプで、ガンギ車は歯車の内側から、またケージ外周をドライブするようになっ
ていた。おそらく68系キャリバーとのマッチングのために、今回は200年前からある旧式のトゥール
ビヨンを乗せてきたのだろう。ケージ軸を両持ちにしたのは、耐ショック性を確保するためと、寂
しいダイヤル面に飾りとなる大きめの支持梁を渡すためだろう。

2)技術レベルが世界水準から遅れている。

世界的にはトゥールビヨンは2軸や2個持つ物があるなど、複雑時計の技術のハードルが格段に上
がっている。またスイスで発表された複雑時計のの中華性コピーがすぐに出回るなど、底辺の技術
レベルも高くなっている。既に2種類のトゥールビヨンを持った中華製ムーブメントが売られてい
る。さらに持続時間が37時間しか無いのは、元となるムーブメントのチョイスに問題がある。

今回のものはどちらかというと超複雑時計というよりは服飾時計の方向であり、それは旧式のトゥ
ールビヨンだけでは商品性が弱いと見たからだろう。トゥールビヨンを始め各部の歯車等全ての仕
上がりが、日本発の独立時計師 HAJIME ASAOKA氏の作品とは比べ物にならないほど劣っている。
氏の作品は銀座和光で売っているから、セイコー社の技術者は実物を見ていると思うのだが。
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