[過去ログ] ≪北欧の歴史総合スレ2≫ (263レス)
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199: 2013/02/17(日)10:48 O携 AAS
空の英雄◆リンドバーグ
200(1): レリン ◆SOLUNbNOGQ 2013/02/17(日)20:28 0 AAS
>>186
スウェーデンは他の人が書いたから省略するとして、ノルウェーはそのスウェーデンと比較してもかなり遅れて
いた。18世紀までの主要産業といえば林業、鉱業、漁業くらいで、例えば鉱業などは新大陸から銀を始めとした
各種鉱物が欧州に流入するにつれその重要性を失っていった。スウェーデンとの決定的な違いは富裕層と呼べ
るような存在が少なく資本の集中がなかったこと。スウェーデン同様19世紀後半に経済の自由化が始まるが、
各地に小規模の製材所が出来たものの地域の需要を満たすだけで本格的に輸出の根幹とはならなかった。
この時期に海運業も発達したが、これも木製帆船によるものであり他国の蒸気船と比べ「安かろう悪かろう」の
状態。ノルウェー人が低賃金だったからこそ可能な業務だったと言える。
単なる経済発展ではない本格的な工業化はむしろ所謂「第二次産業革命」の電気利用から。ノルウェーに豊富
に存在する滝が水力発電源として注目され、スウェーデンからの投資やノシュク・ヒドロ創業者のサム・エイデ等
省5
201: 2013/02/17(日)21:36 O携 AAS
(^.^)オイルサ-ディン☆ウマ-!!!
202: 2013/02/17(日)23:47 O携 AAS
>>200
とても勉強になりました。ありがとうございます。
203(3): 2013/02/19(火)23:26 0 AAS
なんだかんだ、先進国って時代のどこかで資源の恩恵を受けてることが多いよな。
そこで蓄積した資本なり文化(人的資源含め)が、後の飛躍の礎になりやすいのかな。
日本も、戦国後期〜元禄時代の鉱山開発ラッシュがなければ、かなり様子が違ったろうなぁ。
204: 2013/02/20(水)18:53 0 AAS
ダイアモンド「鉄と馬があったところは先進国になれた」
205: 2013/02/21(木)08:23 O携 AAS
>>203イギリスは製鉄に欠かせない石炭が豊富でしたからね(特に南ウェールズ)。
南ウェールズは鉄鉱石も少し産出したけど、
少し後の時代には鉄鉱石の産出地である北スペインのバスクを製鉄業の枠組みに取り込んだ(地図を見れば解りますがバスクと南ウェールズは非常に近い)。
余談ですが、その名残として現在のスペインの大銀行は全てバスク系。
206: 2013/02/21(木)09:52 0 AAS
なるほど、調べるとスペイン中銀の母体、サン・カルロス銀行というのはバスク系が興してるんだな。
民間銀行のほうも、首位のサンタンデール銀はバスク州に西接するカンタブリア州の州都が本拠、
2位のビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀はいわずもがな・・・か。
ビルバオの鉄鋼業は有名だが、金融面でもバスクの影響が強いとは知らなんだ、勉強になったよ。
黄金時代?のカルロスやフェリペのときはイタリア系やドイツ系の銀行家ばっかだったから、
スペイン自身の銀行が歴史の表舞台にでてくるのは、近代に入ってからか・・・資本蓄積しとけよw
207: 2013/02/24(日)00:46 0 AAS
>>203
逆もあるよ資源がないから、その資源に頼らない代用を
探すという、パラダイム
208: 2013/02/24(日)13:32 0 AAS
別に矛盾してないんじゃない?
>>203は天然資源だけでなく、わざわざ「文化」や「人的資源」と言ってるんだし
209: 2013/02/25(月)02:33 0 AAS
話が広がりすぎてスレチになってるような
210(1): 2013/03/22(金)22:09 0 AAS
製鉄というとスウェーデンは中近世欧州の製鉄では最先端を行ってたんだよなぁ
近代化、産業革命でイギリスに置いてかれたけど
211: 2013/03/22(金)22:16 0 AAS
まーそれでも恵まれたほうじゃないか、欧州史のなかで一花咲かせたんだし
ロシアと喧々諤々やってもポーランドみたいな悲惨なことにはならなかったしね
212: レリン ◆SOLUNbNOGQ 2013/04/07(日)09:21 0 AAS
The Russian empire: a multiethnic historyによるとロシアの西方拡大には官僚層を担える人的資源の獲得が
主要な目的として挙げられている。仮にこの説が妥当なら、ロシアにとってスウェーデンの優先順位は低かった
と思われる。ただし同書の著者は必ずしもオーソドックスな外交史に沿っているという訳ではないので、あくまで参
考意見ということで。
213(2): 2013/04/13(土)02:56 0 AAS
ストルーエンセの映画ができたね。
文字通り八つ裂きにされるところまでやるのかな?
214: レリン ◆SOLUNbNOGQ 2013/04/13(土)11:27 0 AAS
これね。
外部リンク[html]:www.royal-affair.net
公開劇場が少ないからDVDで見ると言う手もある。
歴史関係ではノルウェーの「コン・ティキ」も今年公開予定。
外部リンク:special.movies.yahoo.co.jp
215: 2013/04/15(月)01:04 0 AAS
日本じゃ北欧の映画ってマイナーだよな
最近だとミレニアムがあるけど、カウリスマキやベルイマンあたりを見てても映画オタ
扱いだ
216: レリン ◆SOLUNbNOGQ 2013/04/27(土)15:10 0 AAS
北欧で有名だが日本では知られていないとなるとシェル・スンドヴァルあたり?
その他にもヤン・ギユー原作の所謂「十字軍3部作」(「十字軍」といっても直接的に十字軍を扱ってるのは全体
の3分の1程度なんだが)の映画版がある。欧米では劇場公開されたにも関わらず、日本では単にDVDで発売さ
れただけ(邦題「アーン 鋼の騎士団」)。しかも一時間近くカットされてるとのこと。
北欧映画に限った話でないが、日本にはアメリカや東アジア以外からの娯楽映画はなかなか入って来ないから
世界各地域の映画はどうしても「堅い」内容のものばかりに偏ると言うか・・・。
217: レリン ◆SOLUNbNOGQ 2013/05/09(木)23:23 0 AAS
で、件のロイヤル・アフェアを見たが、事件の数年後にカロリーヌ・マティルデが子供達に当てた手紙という形で
物語が進行。全体的に見ると主要の2人は無論のことクリスチャン7世にも好意的な描写で、王がストルーエンセ
登場前から既に平民の生活状態改善に興味を持っていたことも僅かながら出てくる。劇中で気になったことは、元
来ストルーエンセは啓蒙思想の普及や改革を次世代に託すつもりだったのがカロリーヌ・マティルデの説得により
クリスチャンに影響力を及ぼすようになった、としたところ。これが史実なのか創作なのかは知らない。
>>213に答えるなら、ストルーエンセが出てくるのは断頭台に押さえつけられたところまで。
個人的にラストシーンが印象に残ったがネタバレになりそうなので省略。
18世紀後半のデンマークに興味がある人は見るべきと思う。
218: 2013/05/23(木)18:48 0 AAS
その頃のデンマーク史に関心がありそうな人なんてまずここにはいないな
ただでさえ北欧は分野としてはマイナーなのにデンマークなんて
今の世界史板の住民なんて戦争して領土拡大するプロセスだけが歴史の全てと思ってるか
特定の国・地域・民族を誹謗中傷することにしか頭にない
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