[過去ログ] 中国によるチベット・ウイグル人大虐殺2 (506レス)
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163: 2021/05/21(金)21:16 ID:0(163/506) AAS
ラビア・カーディルは1948年にアルタイに生まれた。
1962年に、中国共産党の調査で生家が「資本家」とされ、家財道具などを没収された。その際に父親が逃亡し、残された母親と弟妹たちはタクラマカン砂漠に移送され、
そこで置き去りにされた。その後、姉を頼ってアクスまで行ったが、生活は困窮を極めた。
15歳のときにアクスで銀行員の年上の男性に見初められ、アクスでの戸籍と一家全員の生活のために結婚。結婚後はレースなどの刺繍細工を作って共産党幹部の妻たちに売り、大家族を支える生活費に充てていた。
ビジネスマンとして成功しつつ、ウイグル人の権利を訴え続ける。
1967年に夫と離縁して以降、法で規制されていない洗濯屋としてがむしゃらに働き、政府役人の1ヶ月の給料が70元の時代に1日に50元を稼いだという。
その後、不動産を商うようになり、ソ連崩壊後は中央アジア各地のビルの買収や鉄鋼の輸入業も始めた。その後78年、現在の夫であるシディック・ハジ・ロウジと結婚。
シディック・ハジは82年から新疆教育学院(現在の新疆教育大学)で中国現代史を教えるかたわら、評論家として中国共産党の排外主義や政治について、歯に衣着せぬ批判を続けていた。
ウイグル自治区に残っているラビアの子どもたち(4人の息子と1人の娘)に対する執拗な嫌がらせが続いている。家族は政府にパスポートを没収され、
出国することができない。さらに、息子のうちアブリキム、アリムおよびルシャングル・アディリィウムは、
省2
164: 2021/05/22(土)16:56 ID:0(164/506) AAS
北京AFP時事】中国新疆ウイグル自治区ウルムチに住んでいた女性が、50歳と出産適齢期を過ぎていたにもかかわらず、
中国当局に不妊手術を強制されたと訴えている。
ウイグル自治区出身で、神戸大大学院で学ぶブルブルナズ・ジャラリディンさん(30)が22日までに取材に応じ、現地で暮らす詩人の父親が治安当局に拘束された後に行方不明となっていると明かし、
日本政府に対応を求めた。同区では文化人の拘束が相次ぎ、固有の文化継承に強い懸念が生じている。
父親はアブドゥカディル・ジャラリディンさん(57)。ウイグル社会で著名な詩人や作家として知られ、区都ウルムチの「新疆師範大学」でウイグル文学を教えていた。2003年3月までの約半年間、北陸先端科学技術大学院大学に留学していた。
165: 2021/05/23(日)11:48 ID:0(165/506) AAS
河南省洛陽市で開かれた歴史再現イベントを紹介した。西暦5世紀ごろ北魏を治めた孝文帝と夫人の文昭皇后が、竜門石窟で侍従らに手伝われつつ焼香し、仏を礼拝する場面を再現したものだ。
この行事を、単に中国の地域文化行事とはみなし難い理由がある。孝文帝という人物についての歴史的評価のためだ。北方遊牧民族の鮮卑出身で皇帝の位に就いた彼は、漢化政策を積極的に展開したことで有名だ。
北方地域にあった首都を南方の洛陽へ移し、鮮卑族の言葉や服装など固有の習俗を禁止した。文物と制度を全て漢族のものに変えた。
これにより、北魏は五胡十六国・南北朝時代の大国として君臨できたが。彼が属する鮮卑族はアイデンティティーを失い、漢族に吸収されていった。
漢族文化の優越性と支配の正当性を主張するための素材として、孝文帝はまたとない良い材料というわけだ。
中国が新疆ウイグル自治区や内モンゴル、チベットなど独立傾向が強い少数民族地域で押し付けている強圧政策のせいで国際社会から指弾されている昨今、中国当局が望む「少数民族のロールモデル」として
孝文帝が1500年ぶりに「召喚」されたのではないだろうか。今回の行事は、隣接諸国の歴史と文化を自分たちのものにしようとする中国の「歴史工程」の一環ではないか−という疑念がある。
166: 2021/05/23(日)12:14 ID:0(166/506) AAS
横浜国立大学名誉教授で中国問題専門家の村田忠禧氏は、「新疆ウイグル自治区の『ジェノサイド』は無知と偏見の産物」と題した文章の中で、
「新疆維吾爾(ウイグル)族は安定的に増加している」、「このような歴然とした事実を無視して、
『ジェノサイド』が進行している、といくら声高に叫んだところで、(中略)アメリカ政府の『人権外交』の本質が無知と偏見で作られた
『デマ情報』に基づいていることを全世界人民に知らせる結果となるであろう」としている。
村田氏は取材に対し、「いわゆる『ジェノサイド』は全く存在しない。私は新疆を訪れて自分の目で新疆の繁栄と発展を確かめたので、西側が中国を中傷する言葉を信じない」と語った。
村田氏は大量の資料を読み、西側が宣伝する「ジェノサイド」論に反論する文章を執筆して、複数の日本メディア向けに送ったが、「誰にも相手にされず」、文章は今も掲載されていないという。
共同通信社の客員論説委員である岡田氏も、「日本のメディアの記事や動画でも、ジェノサイドという言葉を『カッコなし』で表記し、
それが米国政府の主張にすぎないことを明確に示さず報道するケースが増えている。米国の主張には甘く、中国批判については事実を確認せずに大きく扱う『書き得』の空気がメディアを覆っている」と指摘している
167: 2021/05/23(日)12:19 ID:0(167/506) AAS
中国共産党中央文献室が書いた『毛沢東伝』の翻訳者。中国政府寄りの発言で知られる。
『毛沢東伝』は中国の公式プロパガンダの一環としての毛沢東像で書かれており、
都合の悪い事件や事象は一切書かれていないが、解説等でその矛盾を指摘することなく、
ひたすら毛沢東を礼賛したことが『ワイルド・スワン』を書いたユン・チアンらから非難を浴びている。
天安門広場での虐殺は無かったとする報告を自由論題でおこない、国際人権団体から抗議を受けたという。
残虐な殺戮」とか「虐殺」と称すべき事態は発生しなかった。」とし、マスコミ報道を含めた思い入れ先行の「研究」の危険性を指摘した。ただし、村田も、軍が北京市内に侵攻する過程で発砲による死亡事件が起きたことは否定していない。
89年の中国の学生運動を一面的に美化することは問題である。そもそも自分たちの要求を実現させるために「ハンスト」という、生命を武器にして相手に譲歩を迫る方法は、とても民主的手続きを踏んだものではない。
生命を武器に相手に自分たちの条件を飲ませる方法であって、一種の脅迫である。」とした。当時の民主化運動を「文革期にも行われた極左行動に他ならない。それを「平和的」「理性的」な行動であった、と持ち上げるのは、あまりに「お人好し」な評価といえる。」と暴動事件だとしている
尖閣諸島は日清戦争以前は中国に属しており、日本や琉球の付属島嶼ではなかったと主張している
168(1): 2021/05/23(日)15:06 ID:0(168/506) AAS
新疆ウイグル出生率2年で半減 中国統計入手、不妊処置が急増
外部リンク:www.nishinippon.co.jp
169: 2021/05/23(日)22:54 ID:0(169/506) AAS
恐ろしい悪の中華帝国
人類の汚点とも言うべき垢奴どもは滅亡すべき
170: 2021/05/24(月)19:07 ID:0(170/506) AAS
カシュガルにある中国最大のモスク(イスラム教礼拝所)のイマーム(指導者)が「過激思想を広めた」として当局に拘束され、その後投獄されていたことが23日、分かった。現職のイマームを含む複数の関係者が共同通信の取材に明らかにした。
懲役15年の判決を受けたという。宗教指導者を養成する教師の拘束も相次いでいる。
習近平指導部がイスラム教の宗教施設をテロの温床とみて、自治区内の宗教関係者への圧力を強めていることが浮き彫りになった。国際社会で批判が強まりそうだ。
投獄されたのはエイティガール寺院のイマームで、2017年に拘束された
171: 2021/05/25(火)13:20 ID:0(171/506) AAS
中国が太陽電池パネルの製造にウイグル人を強制労働させている新たな報告書が発表される
詳細な調査資料がイギリスSheffield Hallam大学から発表され、ソーラーパネル奴隷労働が世界で大問題に
新疆ではsolar panel主要部品ポリシリコンの世界供給量約45%が大規模強制労働で生産される
強制労働者の移動を促進している準軍事的組織、新疆生産建設団(XPCC)から補助金を受けた企業のウイグル人強制労働
中国政府は新疆ウイグル自治区などでの強制労働の存在を断固否定してますが
政府や民間の労働機関が、新疆ウイグル自治区のウイグル人やカザフ人を「余剰労働」や「労働移転」「貧困緩和」
プログラムを名目に参加させる事を執拗に行っている
レポートでは、このようなプログラムは新疆ウイグル自治区に古くから存在していたが
現在では「大量の抑留や超法規的投獄を背景に運営されており、参加を拒否する事はできない」とされ、
新疆ウイグル自治区にある1300〜1400の拘置所や収容所のシステムを引き合いに出し
省2
172: 2021/05/26(水)15:15 ID:0(172/506) AAS
収容所に響き渡る“女性の悲鳴”…悪化する「ウイグル人権問題」の実態
外部リンク:shuchi.php.co.jp
173: 2021/05/26(水)17:04 ID:0(173/506) AAS
今年に入ってウイグル人権問題で最も衝撃的な報道は、BBCによる、新疆の強制収容所からの女性生還者のインタビューだろう。
BBCの報道で、42歳のトゥルスネイ・ジアウドゥンさんが、2018年に新疆ウイグル自治区イリ自治州新源県の強制収容所に9カ月間拘留されたあいだの体験を次のように語っている。
「ある夜中、マスクをし、背広を着て革靴を履いた漢族の男が収容所にやってきて、気にいった女性を選び、廊下の先の部屋に連れ込まれた」。彼女も、何度か選ばれたのだった。毎晩のように、女性が牢屋から連れ出され、その部屋で漢族の男に強姦されたという。
彼女も複数の男に三度、虐待を受け、輪姦されたと証言した。
174: 2021/05/26(水)17:06 ID:0(174/506) AAS
BBCはさらに、強制収容所に1年半収容されていたカザフ人のグルジラ・アウエルカーンさんの証言を引用。彼女は拘留中、着ていたウイグル風の衣類をはぎ取られ、裸にされて手錠をかけられ、独房に入れられた。その後、外部の人間と思われる漢族や警察と思われる男たちが部屋に入ってきて、強姦されたという。
また、かつて強制収容所で中国語を教えるように強いられていたウズベク人女性のケルビヌル・セディックさんは、ワシントンに本部があるウイグル人権プロジェクト(UHRP)に、女性器に電気警棒を突っ込まれる拷問を受けている収容者がいたと証言している。
彼女は、「収容所では建物全体に響きわたるような悲鳴がいつも聞こえていた。昼食を食べているときも、授業を行なっているときも聞こえた」と訴えた。
さらにBBCに対して、ある漢族女性警官から、「強姦はすでに一種の文化」だという発言を聞いたと証言。漢族警官はウイグル女性を強姦するだけでなく、しばしば電気警棒で拷問を行なっていたという。
175: 2021/05/26(水)20:52 ID:0(175/506) AAS
彼らが日本を留学先に選んだ理由はおおむね共通している。小さいころからテレビアニメや漫画を通じて日本に憧れをもっていること。日本語は文法がウイグル語に似ていて、
ウイグル人にとって比較的学びやすい言語であること。あと、いちばん距離的に近い自由主義社会の先進国であることも関係している。
だが日本に留学するには、相当の資金力が必要だ。一族に裕福なビジネスマンや官僚がいて、なおかつ頭脳優秀な選ばれしエリートが多い。奨学金を受けている人も少なくない。
女子学生が2人参加していたが、ベールもかぶっていないし、体の線の出たジーンズファッションだ。
「信仰が特別深いというわけでもないです。家族が再教育施設に収容される前は、漢族の友達もいました。民族なんかこだわらないと思っていました。だから、まさか自分や自分の家族が、当局から要注意人物扱いされるなんて思いもしなかった」
と、その女子留学生エリー(仮名)がいった
切実な問題としては、一族の長が強制収容されると、学費や生活費の送金などが途絶えてしまうことだ。
「勉強を続けたいし、帰国すれば私自身も再教育施設に入れられる。だからバイトを頑張って学費と生活費を稼ぐしかないが、留学生に許された週28時間のバイトではとても足りない。
7月のビザ更新のときは、出入国管理局から呼び出されて(バイトが多すぎるので)厳しい質問もされました。ウイグル人が直面している事情を説明しても、なかなか理解してもらえなくて
176: 2021/05/29(土)14:45 ID:0(176/506) AAS
中国語を話す複数のハッカーが国連になりすまし、現在もウイグル人にサイバー攻撃を仕掛けているという。
研究者らは、ハッカー集団が国連人権理事会(UN Human Rights Council)の名を騙り、人権侵害に関する詳細を記した文書をウイグル人に
送り付ける攻撃を仕掛けていることを確認した。このドキュメントは悪意のあるマイクロソフト・ワード・ファイルで、
ダウンロードするとマルウェアを引き出してくる仕組みになっている。チェックポイントとカスペルスキーの研究者によると、
中国およびパキスタン国内にいるウイグルの重要人物たちを欺き、彼らのコンピューターにバックドアを仕込むことが目的と見られるという
。報告によると、国連へのなりすましのほかに、ハッカーらは「チュルク文化・遺産財団(Turkic Culture and Heritage Foundation)」という偽の
人権団体を作り出したという。同団体の偽のWebサイトは助成金の提供を謳っているが、実際にはこの助成金に申請しようとすると偽の「セキュリティ・スキャナー」
をダウンロードすることになる。これは実際には標的のコンピューターに仕込むバックドアだと研究者らは説明している。
177: 2021/05/31(月)14:55 ID:0(177/506) AAS
インド北部ダラムサラに本拠を置くチベット亡命政府の新首相に、亡命政府議会の元議長ペンパ・ツェリン氏(57)が選ばれた。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の後継問題や、
チベットの言語・文化の継承など、山積する課題にどう向き合っていくのか。ツェリン氏に聞いた。
――チベットは今どんな状況ですか。数年前まで、中国政府への抗議の意思を示す焼身自殺が相次ぎました。
「焼身自殺は最近かなり減った。中国政府による統制が強まり、焼身自殺をすると、その家族や村までもが徹底的に処罰されるようになったためだ。実際にあったとしても、現地の情報が得られにくくなっている」
「中国は、チベットの言語や文化を消滅させようとし続けている。チベット語で学ぶことはできないし、中国語を学ばないと、働く機会は少ない。中国政府は、あらゆる問題を金や経済発展で解決できると信じているが、
それは違う。対話でしか互恵的な解決はありえず、できる限り対話を図ろうと努力していく」
178: 2021/06/01(火)12:58 ID:0(178/506) AAS
日本の友人たちの誤解を語る時のパルチさんの表情には、無力感が漂う。「私の帰国や出国に何の問題もなかったのに、みんながそれを疑うのです。
そうした雰囲気は18〜19年くらいから始まりました。新たに知り合った日本の友人は、
私がウイグル族だと知ると『大変ですね』と異口同音に言います。どうも西側のメディアによる中傷やねつ造は、すでに事実として受け止められているようですね。
同情や関心は私への慰めや支えのつもりなのでしょうが、私はそうした声を聞くたびに疲労感を感じます」
外部リンク[htm]:japanese.china.org.cn
179: 2021/06/05(土)18:01 ID:0(179/506) AAS
イスラム教では火葬ではなく、土葬で遺体を埋葬する。しかし、土葬ができる専用墓地は国内に10カ所程度しかなく遺体の行き場がない。
自分たちの将来、そして日本で生まれ、日本で育った子供たちはどうなるのか。
日本のお墓とはずいぶん雰囲気が異なりますね。
文殊院・古屋和彦住職:イスラム教徒は、墓地を華美に飾り付けをしないと聞いています。
杉村祐太朗記者:墓地の区切りはどうなっていますか?
文殊院・古屋和彦住職:四角い石が四隅に置いてあって、その下に土葬したという目印になっています。
市によると、火葬された遺骨の埋葬は近くに水源があっても設置が許される場合があるが、
土葬の場合には衛生面などの懸念により条件をより厳しくしているという
土地を確保した後に、地元住民が反対運動を行い計画が頓挫したケースもある
180: 2021/06/05(土)18:46 ID:0(180/506) AAS
イスラームの教義では女性が人前で髪や肌を露出させることが戒められている。そのため、「塩素アレルギー」などを理由に水泳の授業に
参加しないムスリムの少女は珍しくなく、これまではある程度、学校側も大目に見ていた。
今回の法案はそれをひっくり返し、ムスリム少女にも水泳の授業に参加することを強要するものだ。
それだけでなく、今回の法案では学校生活に宗教的シンボルを持ち込むことが禁じられ、
イスラーム団体に対する政府の監督権の強化なども盛り込まれているため、
フランスのイスラーム社会や人権団体から批判の声があがっているのだ。
フランスの法律よりイスラームの習慣
なぜフランス政府はイスラームへの締め付けを強めているのか。その大きな背景にあるのがテロだ。
フランスに暮らすムスリムは500万人以上にのぼり、その数はヨーロッパ諸国で最も多い
ほとんどのムスリムはテロと関係ない。それでもフランス政府が規制を強めるのは、一夫多妻などフランスの法律に
省3
181: 2021/06/05(土)18:47 ID:0(181/506) AAS
フランス政府がこれほど神経を尖らせている背景には、単純にテロの脅威だけでなく、「フランスらしさ」が損なわれることへの警戒感があるといえる。
フランスでは革命以来、「世俗主義」が国是となってきた。
つまり、法律や社会的ルールから特定の宗教・宗派の影響が厳格に排除されているのであり、その意味ではフランスは「キリスト教徒の国」でさえない。
そこには、革命以前にカトリック教会が大きな社会的影響力を握っていたことへの警戒や、プロテスタントとの血みどろの宗派対立の教訓がある。
今回の新法は「分離主義に対抗する」ことを目的としている。ここでいう分離主義とは、フランスに居住しながらフランスの
政府や法律ではなく外部の考え方に従おうとする立場を指す。
182: 2021/06/05(土)18:57 ID:0(182/506) AAS
もう、服従しない―イスラムに背いて、私は人生を自分の手に取り戻した 単行本 – 2008/9/30
アヤーン・ヒルシ・アリ (著
ソマリア出身の元オランダ下院議員、アヤーン・ヒルシ・アリ。
敬虔なイスラム教徒の家に生まれた彼女は1992年、オランダに亡命する。
個人の自由と社会秩序の整った西洋の文化に触れ、自分が育ってきたイスラム社会において、女性があまりにも過酷な差別と抑圧のもとに置かれていることに気づく。
その後、みずからの信仰を捨て、イスラム批判の言動を積極的におこなう彼女は、イスラム過激派から「死刑宣告」を受けることになる。
常に厳重な護衛下での生活を強いられながらも、彼女は決して「殺害予告」に屈しない。
ムスリム女性の権利とイスラム社会の啓蒙のために、命を賭して闘い続ける彼女の信念と、たどってきた軌跡が本書で明らかになる。
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