☆☆☆☆☆ワインオークション３☆☆☆☆☆ (759ﾚｽ)
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74: 2007/08/18(土)02:59 ID:5UuSu89Q(3/4) AAS
■アンティーク市場、再栓、修繕…対策と偽装工作は「 いたちごっこ 」
シャトー・オー・ブリオンではさらに、1958年以降、
理論上は複製が困難な独特な形状のボトルを採用している。
だが、先述のデルマ氏は、「 アンティークショップや引退間近のソムリエなど 」が、
こうした保護措置をかいくぐって空ボトルの売買を行っていると指摘する。
さらに、「 再栓（re-corking） 」や「 修繕（reconditioning） 」
と呼ばれる市場も存在する。
新しいコルクとキャップシール（コルクを保護する金属のふた）、ラベルをはり、
まったく無名のワインを高級品に仕立て上げるのだ。
ボルドーでワイン販売業を営む米カリフォルニア（California）州出身の
ジェフリー･デイビス（Jeffrey Davies）氏は、
「 かつては再栓や修繕を500フランほどでやってくれるところがあった 」と語る。
デイビス氏も以前、偽物を売りつけられたことがあるという。
「 価格は1000ユーロ（約15万円）程度だったが、とても腹が立った 」
とデイビス氏は事件を振り返る。
結局、ボルドーの詐欺特捜班に通報すると警告し返金を受けた。
なお、英ロンドンにあるAntique Wine CompanyのStephen Williams社長によると、
現在出回っていると判明しているボルドーワインの偽物には、
シャトー･マルゴーとシャトー･ラフィット・ロートシルトの1900年もの、
シャトー・ムートン・ロートシルト（Chateau Mouton Rothschild）の1945年もの、
シャトー・ぺトリュス（Chateau Petrus）の1947年もの、1955年もの、1961年もの、1982年もの、
シャトー・シュバルブラン（Cheval Blanc）の1947年ものなどがあるという。
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