堺　雅　人　が好きな喪女 5

[過去ﾛｸﾞ] 堺　雅　人　が好きな喪女 5 (884ﾚｽ)
上下前次 1-新
通常表示 512ﾊﾞｲﾄ分割ﾚｽ栞

このｽﾚｯﾄﾞは過去ﾛｸﾞ倉庫に格納されています｡
次ｽﾚ検索歴削→次ｽﾚ栞削→次ｽﾚ過去ﾛｸﾞﾒﾆｭｰ

874:  ２ [sage] 2012/01/26(木) 16:37:29.88 ID:bi+X+U8Z

>>845のつづき
今しがた起きた出来事をもゑは信じられずにいた。
沖田様のことをただの変わり者だと思っていたけど、私はとんでもない所に来てしまったのかもしれない…。
「あの、先ほどおっしゃった斬るというのはどういった意味で…？」
「ん？そのままだよ。あの田舎侍が目障りだから斬っちゃおうか～って話」
沖田はもゑの表情を舐めるように見つめ、静かに言った。
「男なら周平君のように道場でしごいてやることもできるが、おなごはねぇ…」
にやりと笑いながらもゑの顎をくいっと持ち上げる。
「どこで教えこませてやろうか…」
沖田の視線がもゑの胸元、そして下腹部へと注がれる。
どうしよう、どうしよう…。

「総司！！！」
怒号に驚き、二人が目を向けると、恰幅の良い男がつかつかと歩み寄ってきた。
「あぁ、これはこれは。土方さん」
沖田はもゑからパっと手を離し、にこやかに会釈する。
「色事に励むのも構わんが、場をわきまえろ」
もゑも慌てて居を正し、男にお辞儀をする。
土方なるその男は一瞬同情を帯びた視線をもゑに送ったが、声をかけることなくすぐその場を立ち去った。
「せっかく良いところだったのに邪魔者が入っちゃったねぇ」
沖田は意地悪な笑みを浮かべ、もゑの手を再び強く握った。
男の鋼のような固い二の腕がもゑの体にかすかに触れる。
「お前は僕の言うこと聞いてくれるよね？実に聞き分けの良い顔をしている」

「近藤先生、今朝の総司ご覧になられました？」
「あぁ、おなごを連れておったな」
土方の問いかけに対する返事はおざなりに、近藤は目の前の牛鍋を美味しそうに頬張る。
「あいつの容赦無さが剣術に向かっているだけならまだ良いのですが、その矛先が人間に向かうとなると恐ろしいですね」
もはや独り言のように土方は話し続けた。
土方の脳裏に新入隊士試験での忘れ得ぬ光景が蘇える。
『大丈夫ですよ。ちゃーんと刃引きしてありますから』
あいつは不敵な笑みを浮かべ、そう言った。
新入隊士・吉村との立合いへ向う永倉に対して、沖田は真剣の使用を提案したのだ。
……底知れぬ薄気味の悪さを感じた。
あいつはきっと殺し合いを見たかったのだろう。
「あのおなごは大丈夫なのでしょうか……」

>>479へつづく。

特典映像より≪メイキングと削除されたシーン≫
http://img-up.com/s/547857/

これなんか>>662-663のイメージにぴったりだと思う。
衣装さん結構体の奥まで手を突っ込むんだね…羨ましい。
http://img-up.com/s/547499/

http://tamae.5ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1306835953/874

上下前次 1-新書関写板覧索設栞歴

ｽﾚ情報赤ﾚｽ抽出画像ﾚｽ抽出歴の未読ｽﾚ AAｻﾑﾈｲﾙ

ぬこの手ぬこTOP 0.010s