[過去ログ] 新奇導道化師トロワ 第26話 萌え尽きない道化師 (630レス)
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93: 3/5 2012/07/11(水)23:59 ID:??? AAS
〜月 Λ日(^◇^)・滞在1日目

約束の時間、トレーズのリムジンが来た
俺はまとめた荷物を手に、トレーズの出迎えに応じる

荷物とは俺の宝である同人誌やエロゲー入りのノーパソも含まれる
トレーズに言わせれば本来そのようなエレガントならざる品々を
クシュリナーダ家に持ち込むなど言語道断とのことだが
今回は体験期間ということで大目に見るという

フン、まあいい。俺の目的はトレーズの家で贅沢すること
たとえ宝をバカにされようと気になどしない

トレーズが手配したMSトレーラーにヘビーアームズも乗せた
俺達人間はトレーラーではなく同じく用意されたリムジンに乗る さあ出発だ
「その前にやっておくことがある」

トレーズの言葉と共に車内から現れる執事軍団
そいつらはいきなり俺の服を脱がし(パンツまでは脱がされなかった)
続けざまに手に持ったボンベから噴射した煙を俺に浴びせた! なんだこれは?
「消毒剤だよ。君のその体でわが家の車に乗られるのは…」
それ以上トレーズは言わない だが聞くまでもない
俺の目の前で続きを言うのはさすがにはばかられるからかいらん気遣いしおって

まあそれはどうでもいいが、どうせ消毒するなら執事の爺さん達よりも
メイドさんの集団にやって欲しかったなーと
「………」
トレーズの指パッチンと同時に消毒剤が俺の口に噴射された
汚れた舌を消毒してやる、とでも言いたいのか

「続いて消毒剤の臭いを取ろう」
また俺に薬品が浴びせられた。ぶはっなんだこりゃ? 脱臭剤か?
「天然のバラから抽出した成分で作った香料だ。体に優しく調整してある」
どこがだ。臭いがどぎつすぎてもはや毒ガスレベルだぞ!
中心にいる俺は危うく呼吸困難になりそうなくらいだ!
この場では屁で呼吸できそうだと言っても大袈裟ではないレベルだぞ

「これで準備はできた。さあ、服を着て車に乗りたまえ」
それなのにこいつは涼しい顔しやがって…
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