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【GTAO】かいちょーちゃんねるMARIKO背徳の花園 2.2 (523レス)
【GTAO】かいちょーちゃんねるMARIKO背徳の花園 2.2 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/
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63: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:38:17.23 ID:jrGPgaUP 大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」 「うん……」うん……」あたやらはは http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/63
64: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:38:27.62 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 L66y6m,vjo 人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/64
65: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:38:38.46 ID:jrGPgaUP 大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」 「うん……」うん……」あたやらは http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/65
66: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:38:42.81 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 Jew,tpgjnu 人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/66
67: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:39:02.09 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 Umw,ymTht. 人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/67
68: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:39:17.42 ID:jrGPgaUP 大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」 「うん……」うん……」あたやら http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/68
69: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:39:23.18 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 人前で、親gluvowtrgqの前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/69
70: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:39:41.41 ID:jrGPgaUP 大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」 「うん……」うん……」あたやらはは。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/70
71: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:39:44.33 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オujn"hadmt'xmxレ)くんに友達がいっぱいできますように」 人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/71
72: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:40:00.87 ID:jrGPgaUP 大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」 「うん……」うん……」あたやらはは http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/72
73: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:40:05.27 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 Gjnvpjdm 人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/73
74: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:40:24.93 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 Uowtpgjaw,'yn 人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/74
75: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:40:41.60 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 人前で、親のjnw'pjnw'tn前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/75
76: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:40:55.97 ID:jrGPgaUP 大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」 「うん……」うん……」. http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/76
77: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:41:00.04 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 人前で、親のtwnw,thbmx前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/77
78: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:41:17.87 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 人前で、親の前twdw.tpijmwtで号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/78
79: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:41:33.95 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 Gudmw,'tj 人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/79
80: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:41:53.87 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 人前で、親の前j',nw'pgbdmで号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/80
81: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:42:46.64 ID:NVnWrT+B オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。 いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。 それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み〜」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ 家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。 遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。 開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。 モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか 妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 やぬknwmdw.yj 人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。 ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/81
82: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2019/08/28(水) 20:43:49.13 ID:jrGPgaUP 大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」大学2回生の初秋。 サークルの先輩と二人でコンビニに食料を買いに行った、その帰り道。 住宅街の大通りから脇に入る狭い道があり、その手前に差し掛かった時に、軽い耳鳴りに襲われた。 その直後、目の前の道路の上にぼんやりとした影が見えた気がした。 立ち止まりながら眼鏡を拭いたが、やはり人間くらいの大きさの影がくらくらと揺れている。 なんだか現実感が薄い。 4つか5つくらいの影が揺れながら狭い道の方へ曲がっていった。 その向こうにはどこにでもある昼間の住宅街の光景が広がっている。 先輩がその辻に向かい、影が曲がっていった道の方を見る。 「あれか」 俺もそれを真似て覗き込むように立ち止まる。 住宅が立ち並ぶ道の向こうに鯨幕の白と黒の模様が見えた。 そしていくつもの影が移ろうような頼りなさで、途上にある。 なんだか気持ちが悪い。猫の礫死体を見たときのような。 「そういえば斎場がありましたね」 「うん……」うん……」.. http://egg.5ch.net/test/read.cgi/zgame/1566988903/82
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