[過去ログ] [ZOIDS]総合雑談スレ[ゾイド]part.216 (1002レス)
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17: 11/19(火)18:00 ID:??? AAS
田舎町の一軒家でひっそり暮らす70歳の義男(よしお)。近所では「ゾイド爺さん」と呼ばれ、若い頃からゾイドを集めてきたが、今は年金暮らしの孤独な日々を送っていた。義男には密かな楽しみがあった。それは、5ちゃんねるのスレッドで拾った一枚のサーロインステーキの写真を眺めることだ。
その写真は、焼きたての肉汁が滴る豪華なサーロインステーキを写していた。義男はその写真を格安スマホで保存し、「これさえあれば俺はまだ生きていける」と後生大事に見つめていた。
「いつか、こんなステーキを腹いっぱい食べてみたかったな…」
義男の夢は、現実になることはなかった。家にはゾイドの模型が並び、食卓にはいつも白米だけが置かれていた。そんな日常の中、義男は毎晩スマホを取り出してステーキの写真を開き、それを見ながら白米をかき込む。
「これがサーロインの肉汁だと思えば、白飯だってご馳走になるさ。」
しかし、白米だけでは空腹感が残る。義男は満たされない気持ちを押し殺しながら、写真に向かってつぶやく。
「俺はこれで満腹だ…満腹だって言ってるだろう!」
食事が終わると、義男は力なく床に腰を下ろし、古びたデスザウラーの横でため息をついた。その後、トイレにこもり、何もない生活から生まれた味気ない糞を流し終えると、布団に潜り込んだ。
スマホを手に取り、もう一度サーロインステーキの写真を見ながら、彼は静かに眠りにつく。
「これさえあれば、俺はまだ生きていける…」
その夜も家は静寂に包まれ、義男の満たされない夢とともに、時だけが過ぎていくのだった。
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