[過去ログ] 【震電改】日本航空機開発史改竄編【流星艦戦】 (976レス)
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953: 2015/08/14(金)14:30 ID:Fx1VyWCe(1) AAS
渡辺一式艦上小型攻撃機 通称「一式艦攻」
低速小型航空母艦も戦力化するにあたり、急きょ火薬カタパルト発進可能な愛知零式水上偵察機を艦上機化したもの
海軍は補助航空母艦として「優秀船舶建造助成施設」による大型貨客船を建造していたが、
航空機の技術発展が早すぎ、ほとんどの同大型貨客船で補助航空母艦としての運用が困難になっていた
しかも、当時開発中の艦上機はカタパルト発進を考慮しておらず、急きょ試験を行うものの、「なかったことにする」と散々な結果に終わった
このため、カタパルト発進可能な水上艦載機を艦上機化する事になり、愛知零式水上偵察機が改造元として選ばれた
艦上機化のための設計は、愛知が99式艦上攻撃機の改良などで限界を迎えていたため、同機を生産する予定であった渡辺へ振られた
渡辺への指示は1941年1月で、ほぼ「零式3座水偵の艦上攻撃機化。魚雷搭載は考えないので2座。試作機2機を10/1までに納入」の3点だけ
・出来る限り、零式3座水偵の部品を共用。折畳主翼で搭載機数大幅増加
・双フロートから引込脚へ(主脚を入れるため、燃料タンクを胴体内へ装甲化して移設) これにより最高速度410km/hと97式3号艦攻より高速
・着艦フック使用のため、胴体の補強
・小型舟艇攻撃用として、九九式二〇粍一号機銃2門を主翼内へ搭載
・500kg爆弾1発か250kg爆弾2発を搭載してもカタパルト発艦可能
(魚雷1発も搭載できるが、離陸滑走が長くなるため、陸攻基地に限定)
これに伴い、特設航空母艦「春日丸」にも呉式2号5型カタパルトの艦首飛行甲板埋め込み設置がなされ、正式採用後は鳳翔の全面改装も行われた
試作機は1日早い9月30日に横須賀の空技廠へ空輸納品され、空技廠は1週間昼夜兼行で飛行試験を行い、10月15日に正式採用
量産機は翌1942年3月から配属され、後継の「瑞流」量産の1944年までに826機生産された
初実戦は鳳翔・春日丸両艦載機によるアリューシャン攻略作戦で、カタパルト発進化改造済の中島零戦22型甲と共に参加
正式採用日から日がない故に15機だけの配置だった零戦22型甲は対戦闘機任務だけに絞り込まれ、一式艦攻は索敵・攻撃など大活躍した
主燃料タンクが装甲化(M2がどうにか弾く程度)された胴体にある珍しい日本機であり、米パイロットからは「落としにくいあばずれ」と嫌がられた
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