ウィリアム・フォークナー 5 (857レス)
ウィリアム・フォークナー 5 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/
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145: 吾輩は名無しである [sage] 2020/08/27(木) 19:01:33.20 ID:TBASKcyx プルーストジョイスウルフマンカフカみたいな都会のインテリというタイプでもないのに斬新な構成と重層的な作品群を作ったのは驚嘆するわ アル中だったんだよね >>144 岩波文庫版は訳文いいけど訳注が過剰だった気もする 初読は講談社文芸文庫版の方が個人的には良かった http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/145
146: 吾輩は名無しである [さげ] 2020/08/28(金) 00:33:25.20 ID:YzAesPaK かつて『響きと怒り』は講談社文庫から出ていて、それを買って今も持っている 訳は文芸文庫と同じ高橋正雄だった どの大型書店の店頭にもなくて、取り寄せでやっと手に入れた 表紙カバーにフォークナーの似顔絵がある本だ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/146
147: 吾輩は名無しである [sage] 2020/08/28(金) 10:17:58.71 ID:w8IvGVIO 岩波版の池沼の語りがいつなのかの対照表と家の間取り図は下巻で良かった 登場人物一覧位で十分 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/147
148: 吾輩は名無しである [sage] 2020/08/28(金) 10:26:14.35 ID:uF6AS6ut 黙るだ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/148
149: 吾輩は名無しである [sage] 2020/08/28(金) 12:22:11.55 ID:eszMqr4k 「響きと怒り」は文芸文庫で読んだけど面白かったよ イタリックが読みにくかったけど http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/149
150: 吾輩は名無しである [sage] 2020/08/28(金) 14:12:31.37 ID:YzAesPaK イタリック体は意識の流れの部分だが、読みにくいからこそ読み手に刺さってくる 特に、第1章で白痴が幼い頃に家族の誰かが優しかったとか 突然思い出して泣いたりする場面には情感があふれている http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/150
151: 吾輩は名無しである [sage] 2020/08/28(金) 21:01:07.00 ID:Q37i4cEj 日本語だと第一章はボールドの方がいい気がしたな ただボールドだと第二章がね、マヌケな感じになるので 視覚効果も狙ってはいるんだろうしね http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/151
152: 吾輩は名無しである [sage] 2020/10/05(月) 18:08:04.05 ID:apnNwzbX BLMをみていたらフォークナー読みたくなった 八月の光で南北戦争にやたら執着してる厭世的な爺さんがいるんだけどいまいちよく分からない 元牧師のハイタワーの奥さんはなんでおかしくなっちゃったの?? http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/152
153: 吾輩は名無しである [] 2020/10/07(水) 01:17:32.27 ID:asJ5Tqpw >>152 はっかりとは書かれてないけど、ハイタワーの宗教狂い、黒人男性との男色疑惑、奥さん自身の浮気、こんな感じかな 爺さんってクリスマスの父親のことだろうか、学校の用務員みたいな仕事してた人ね http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/153
154: 吾輩は名無しである [sage] 2020/10/07(水) 03:12:59.36 ID:p/PhwMVJ >>153 レスありがとう紛らわしい書き方してゴメン 元牧師で厭世的な爺さんっていうのはどちらもゲイルハイタワー氏のことです 南部男として自分の血脈にこだわってジェファソンから離れさえしないハイタワー氏がいまいちピンとこなくて…この小説でイチバン気になるキャラでした http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/154
155: 吾輩は名無しである [sage] 2020/10/07(水) 03:56:13.84 ID:asJ5Tqpw >>154 フォークナーにも重なるところあるから、一番、興味を惹くキャラというのはあるかも 結構、丁寧に書かれてるし 数ヶ月前に再読したんだけど、やっぱり良かったよ フォークナーは定期的に読みたくなるな http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/155
156: 吾輩は名無しである [sage] 2020/10/07(水) 07:26:43.02 ID:c72Yn2GA 終盤に唐突に出てくる南部州兵パーシー・グリムは出征できないまま異様な残忍さを体現するけど ハイタワーは一度も軍務に就いたことがないのに戦争後遺症で機能不全に陥ってる感じ 陽はまた昇るの主人公と関連付けても読める http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/156
157: 吾輩は名無しである [sage] 2020/10/07(水) 10:55:41.56 ID:UTaiEk6E 戦争不参加という去勢に対する補償として残忍になったり説教という好戦に陥ったりすると読みたいかな マチズモという差別主義の犠牲者だけど、こういうところも丁寧に書くからフォークナー世界には厚みがあるんだろうとは感じる 決して珍しくない話だけど、意外と最近、目にしない考え方かもしれないと思った http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/157
158: 吾輩は名無しである [sage] 2020/10/07(水) 11:54:56.81 ID:c72Yn2GA 実際ハイタワーの人物設計は解りづらいよアメリカ南部の男ってのがおれには理解しにくい なんで祖父の英雄的な姿を連想していたら自分まで敗残兵みたいな心情で一生自閉することにキメるんだよww ハイタワーに比べたらジョー・クリスマスやリーナやバイロンの悩み方は素直なもんだろ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/158
159: 吾輩は名無しである [sage] 2020/10/07(水) 13:57:21.21 ID:UTaiEk6E 先祖を深く内面化する人は、特に封建時代には珍しくないけどね フォークナーの登場人物は時代雰囲気を相当、強く背負っているケースが多いから 特定の人物像というより、そういう思想的雰囲気があったと思って読んでた 作家だとボルヘスに先祖の内面化を強く感じさせられる(例:南部 工匠集) http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/159
160: 吾輩は名無しである [sage] 2020/10/07(水) 16:09:35.39 ID:c72Yn2GA なるほど ジョー・クリスマスやハイタワーが土地から離れないわけだ 内面化しているのか 勉強になるよ。ありがとう http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/160
161: 吾輩は名無しである [sage] 2020/12/06(日) 13:58:29.53 ID:UQHjiXzQ ガルシアマルケスの百年の孤独を読んだんだけど、おれはフォークナー小説の方がまだ読みやすく感じた。 よい意味で http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/161
162: 吾輩は名無しである [] 2020/12/07(月) 21:46:56.02 ID:/y0jTHuv ポータブル・フォークナーは没ったの? http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/162
163: 吾輩は名無しである [sage] 2020/12/08(火) 02:06:50.34 ID:Ur3ThBCY 小野 正嗣 , 福嶋 亮大[聞き手] Masatsugu Ono 境界を越えて : 比較文明学の現在,19,11-43 (2019-02) 小野 僕自身、もともとフォークナーに興味があったわけですが、たまたま池澤夏樹さんが『ポ ータブル・フォークナー』(The Portable Faulkner, 1946)を訳したいとおっしゃっていて。 福嶋 マルカム・カウリーが編んだ有名なアンソロジーですか。 小野 そうです。これがあったから、フォークナーは再読されるようになり、偉大な作家だと認 識されるようになった。池澤さんはあの本に並々ならぬ思い入れがあるそうです。ただ、一人で は無理だというので、柴田元幸先生と僕が一緒にやることになりました。それから、桐山大介さ んという若手のフォークナー学者にも入ってもらい、4人でやっています。翻訳とは、ある作家の 小説言語がどのように作られているかを精査するいい機会ですから、フォークナーの文体の謎に 迫れるかもしれないと思って参加した側面もあるのですが、訳すのはとても難しい。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/163
164: 吾輩は名無しである [sage] 2020/12/09(水) 00:48:26.90 ID:jsF3L+im 5chでWilliam Faulkner語るようなヒトはそのまま英語で読めそうなもんだが 翻訳いらないだろ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1534081655/164
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