紀州【中上健次】熊野 2 (440レス)
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126: [] 2022/07/03(日) 15:23:57.18 ID:lVBcmGG6 「本書は、路地を舞台とする中上健次の小説群、路地小説をめぐって書かれている。路地とは、(再)開発を表象する空間であるが、同時に、(再)開発に抗する文学的かつ理論的な構え、思想的なビジョンである。ビジョンとしての路地の核心は、その「仮設」性に見出すことができる。[…]脱中心的で偶発性に開かれ、その未決の複数性と多義性ゆえに群れとして形象化されうる路地の「仮設」性は、[…](再)開発に対する抵抗性において、国家と資本に益する「生産性」へと還元されることを拒み、[…]それとは異なる社会のあり方を探求する構えでもある。したがって、中上の路地とは、国家に抗い資本に抗う、脱国家的かつ脱資本的な志向性をもつ社会として構想されていたと言えるだろう。」 (渡邊英理) ようするに、中上文学における「路地」は、リゾーム的なものだということになる。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1654102444/126
本書は路地を舞台とする中上健次の小説群路地小説をめぐって書かれている路地とは再開発を表象する空間であるが同時に再開発に抗する文学的かつ理論的な構え思想的なビジョンであるビジョンとしての路地の核心はその仮設性に見出すことができる脱中心的で偶発性に開かれその未決の複数性と多義性ゆえに群れとして形象化されうる路地の仮設性は再開発に対する抵抗性において国家と資本に益する生産性へと還元されることを拒みそれとは異なる社会のあり方を探求する構えでもあるしたがって中上の路地とは国家に抗い資本に抗う脱国家的かつ脱資本的な志向性をもつ社会として構想されていたと言えるだろう 渡英理 ようするに中上文学における路地はリゾーム的なものだということになる
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