紀州【中上健次】熊野 2 (440レス)
上下前次1-新
378(1): 2023/06/24(土)18:43 ID:thptq4qq(1) AAS
三島の次は中上が岩波かぁ。
379: 2023/06/24(土)19:13 ID:z2/Bjql/(1) AAS
父親がまるで我が子の息子であるように振る舞い出す
380: 2023/06/24(土)20:42 ID:f86N9uxr(2/2) AAS
被差別部落出身のライターは必ず中上健次に言及しなければならないみたいな、踏み絵的習慣は捨て去るべきだろ。
中上自身が差別観を固定化してしまってる現状がある。
むしろ、個人的な差異として、そのまま個性を認め合う方向に行くべき。
最近の人類学で流行のontological turnがそうだと聞いてるが。
381: [さげ] 2023/06/25(日)06:53 ID:Ll4RKE2P(1/2) AAS
>>378
大江と安岡の短篇集も岩波文庫の緑に入っている
三島の短篇集も出せばいいのにな
382: 2023/06/25(日)07:24 ID:qPjBu0jB(1/3) AAS
岩波文庫のステルス・マーケティングを止めてくれ。
朝日新聞の恥ずかしさ満載の柄谷押しも岩波のステマもみっともなさでは甲乙つけがたい。
383: 2023/06/25(日)08:53 ID:qPjBu0jB(2/3) AAS
中上の売り物であるはずの物質性など嘘も甚だしい。
彼の作品の多くの元ネタが秋元松代や石川淳であることは明白であり、それが盗作と言わないまでも、中上のどうしようもない表象的文化への埋没であると指摘しておこう。
384(1): 2023/06/25(日)08:57 ID:Ll4RKE2P(2/2) AAS
はいはい、妄想も大概にな
お大事に
385: 2023/06/25(日)11:25 ID:qPjBu0jB(3/3) AAS
>>384
妄想じゃなくて、柄谷への挑発だが。
韻踏み夫の絓秀実論を読んだが、絓秀実の作品を俺は読んでないので、韻踏み夫の引用がどうとも判断できないが、
ブランショの「明かしえぬ共同体」の最も?大切な要素であるimpersonalな関係を見落としてる点で駄目だろ。
これは絓秀実や柄谷のナムに致命的に欠けていたこと。無論、チンケな絓秀実のコネを当てにする森脇その他がmpersonalityに
欠けることは言うまでもない。
386: 死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士 2023/06/25(日)11:39 ID:LCY2/ZO3(1) AAS
明石N協同体Mじゃねえ。
387: [さげ] 2023/06/28(水)08:02 ID:VS4imBc9(1) AAS
四方田犬彦が今夏熊野大学で「中上健次とパゾリーニ」を講演する
彼は二人の評論本をそれぞれ書いている
パゾリーニは父殺しのギリシャ悲劇『オイディプス王』を映画化した
邦題名「アポロンの地獄」で、1969年キネ旬ベストワン
中上の『地の果て 至上の時』はソポクレスを換骨奪胎した現代版だ
388: 2023/06/28(水)19:45 ID:ROcWFaga(1) AAS
中上は他人の作品を換骨堕胎ばかりしてるな。
389(1): 2023/06/29(木)08:27 ID:nIBrxBBS(1) AAS
20世紀文学とはそういうものだ
ジョイス『ユリシーズ』はホメロス『オデュッセイア』
ナボコフ『ロリータ』はポー『アナベル・リイ』
大江健三郎『人生の親戚』はバルザック『村の司祭』
390: 2023/06/30(金)19:21 ID:YLSzhqwO(1) AAS
>>389
>>20世紀文学とはそういうものだ
俺は中上は換骨堕胎「ばかり」してるなと言ったんだが、正直、そこまで徹底して主張した訳じゃないが。
「20世紀文学とはそういうものだ」とか、あまり背伸びしない方がww
391: 青木康善 2023/07/09(日)20:40 ID:TeDPQ/0F(1) AAS
19歳の地図だよなやっぱり。
392: 2023/07/10(月)00:41 ID:Omgp3s/d(1) AAS
出来レースみたいでだめ
393: 青木康善 2023/07/10(月)14:25 ID:mZ/eDnxP(1) AAS
19歳の地図、英単語暗記カードを捨てて、肉体労働ばかりしている中上さん。アカの兄。
394: [さげ] 2023/08/13(日)09:34 ID:/+EON4uu(1) AAS
熊野大学での四方田犬彦の講演がどうだったか
情報がまったく出ていないのは何故なのか
395: 2023/09/30(土)22:18 ID:QZe/Ijsm(1) AAS
またかよ、本当に…
396: 2023/11/26(日)15:31 ID:091gbKZY(1) AAS
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
397(1): 04/02(火)15:04 ID:1jt4Hv7E(1) AAS
中上健次のCD出版に際し、文芸誌の編集者の話しが語られています。一部分を省略して、転載しました。
中上を、同人誌「文芸首都」で知った。粗削りながらも、若者らしい力と、新しさを感じた。
文芸誌への執筆依頼の件で会いたいと書いたハガキを握りしめて、中上は受付へ現れた。出版社を訪ねるのも、編集者に会うのも初めてだった。
躊躇なく、袖口のほころびたセーター姿の若者を、サロンに入れた事は、問題になった。上司から、サロンは若者のたまり場ではないと注意された。詩を依頼した事を告げ、上司に言い返した。
予備校生と言ったが、その頃は学校に行かず、フーテンをしていた。
あなたが声を掛けてくれなければ、永山則夫のようになっていた。境遇が似ている、とも言っていた。二人は、新宿の同じジャズ喫茶にたむろしていたのだった。
「この世界は公平で、作品が全て」と言った時から、中上は一層深く、自分を慕うようになった。3歳違いの兄弟のようになった。
「岬」で芥川賞を受賞した。戦後生まれでは初めてで、29歳だった。当時、羽田空港で、肉体労働をしていた。
夜、記者会見場である新橋の第一ホテルに現れた中上は泥酔していたが、私の姿を見ると駆け寄ってきた。私の胸に顔を当て、ひとしきり泣きじゃくった後、小さな声で「あなたが、初めて俺を人間扱いしてくれた」と言った。
中上健次さんは、46歳の時、腎臓がんで、帰らぬ人となりました。
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