吉行淳之介 (66レス)
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20: 05/05(日)17:34 ID:7hLlDbln(1) AAS
>>19
文句はない。お前の書き込み含めてため息をついているだけだ
21
(1): 05/05(日)19:38 ID:fZkPYE4K(1) AAS
できないヤツほど高望み
こっちがため息つきたい
22
(1): 05/06(月)18:31 ID:1/rX1sU3(1) AAS
>>21
独特のクールな冷めた感がいいんだわ、で終わらせていい作家か? またため息が出たわ
23: ころころ 05/06(月)18:54 ID:OD9Kaqky(1) AAS
>>22
終わらせたくないなら、ため息つくのではなく、書きこめよ
24: マグナ 警備員[Lv.5][新初] 05/07(火)00:57 ID:kqAnELS3(1) AAS
昔の俺はそれなりに文学的野心とかあったんだが
いまはもう文学全体が将来的に忘れ去られんじゃね? どうでもいいになってるからな
まあ適当だ
25: 06/02(日)00:45 ID:DaFX0By8(1) AAS
昔の野心が忘れ去られそうって、悲しいね。文学って、時代を超えて人の心を動かす力を持ってると思うんだけど。今は情報化社会で、読書する時間とか減っちゃってるのかな?確かに、文学が忘れ去られる未来も想像できるけど、それでも希望は捨てたくない。新しい形で、新しい読者と出会える文学作品が生まれてくることを信じていたい。
26
(1): 07/01(月)08:24 ID:8ycbk/Ko(1) AAS
腿膝三年尻八年か
まあ、達人といえば達人だな
27: 07/01(月)23:26 ID:xdWMq9kg(1) AAS
対談で、電車内の痴漢についてしゃべっていて
自分は直接さわったことはない、丸めた新聞紙の先でおっぱいつつくぐらいの
ことしかやったことはない、と言っていた
今だったら捕まっててもおかしくない
昭和中期はおおらか、というか、がさつな時代だったな
28: 07/25(木)11:34 ID:gDrwO1kS(1) AAS
『闇のなかの祝祭』は、人間の心の奥底にある闇の部分を鮮やかに描き出した作品でした。主人公の葛藤と苦悩は、読者に深い共感と衝撃を与えます。

物語の中で、主人公は自身の内なる闇と対峙し、その中で苦しみながらも成長していく姿が描かれています。この過程で、私は自分自身の心の奥底にあるものを深く見つめ直す機会を得ました。人は誰しも心に闇を抱えているものですが、それをどのように受け止め、乗り越えていくのか。この作品は、そんな普遍的なテーマを問いかけてきます。

特に印象に残ったのは、主人公が孤独と絶望の中で感じた孤独感です。現代社会において、多くの人々が孤独を感じているのではないでしょうか。この作品は、そんな現代人の心の闇を映し出す鏡のような存在と言えるでしょう。

この作品を読んで、私は自分自身の生き方について改めて考えるようになりました。人はなぜ生きるのか、何を求めて生きているのか。この作品は、そんな根源的な問いを投げかけてくれます。そして、自分自身と向き合い、自分の人生を主体的に生きていくことの大切さを教えてくれました。

『闇のなかの祝祭』は、決して楽な読書体験ではありません。しかし、この作品を読み終えた後、私は自分自身の心の成長を感じることができました。読者の心に深く残る、一冊の名作だと思います。
29: 08/14(水)08:02 ID:EtibNe1/(1) AAS
このスレ数が結局は現在における吉行の評価ということになるのか
30: 08/14(水)21:03 ID:QLaTmvRo(1) AAS
『暗室』と「目玉」が好き
31: 08/14(水)23:35 ID:5LA6n/Ja(1) AAS
『夕暮れまで』で見限った
32
(2): 08/15(木)00:46 ID:tI4/sUNG(1/2) AAS
「砂の上の植物群」は完全に想像で書いたんだってね
33: 08/15(木)01:00 ID:6Py2DkYE(1) AAS
>>32
退屈極まりない
34: 08/15(木)06:35 ID:fQpVzZAa(1/2) AAS
>>32
吉行は大好きなんだけど『砂の上の植物群』はいまひとつだったな。読み返すのは初期の短編。『娼婦の部屋』とか『原色の街』とか『驟雨』とか
35
(1): 08/15(木)06:49 ID:tI4/sUNG(2/2) AAS
>>26
達人なのにドロンの映画「太陽がいっぱい」がゲイ映画だというのを見抜けなかったんだよねえ。淀川長治に指摘されて悔しがっていた。
男と女は達人だが、男と男はダメなんだな。そういうところに昭和を感じる。
36: 08/15(木)07:03 ID:fQpVzZAa(2/2) AAS
>>35
そりゃ淀川はそっちは達人だから
37: 08/22(木)21:15 ID:GFhyE2cv(1/2) AAS
「戦中少数派の発言」
38
(1): 08/22(木)23:10 ID:GFhyE2cv(2/2) AAS
 昭和十六年十二月八日、私は中学五年生であった。その日の休憩時間に事務所のラウド・スピーカーが、真珠湾の大戦果を報告した。生徒たちは一斉に歓声をあげて、教室から飛び出していった。三階の教室の窓から見下ろしていると、スピーカーの前はみるみる黒山の人だかりとなった。
 私はその光景を暗然としてながめていた。あたりを見まわすと教室の中はガランとして、残っているのは私一人しかいない。そのときの孤独の気持ちと、同時に孤塁を守るといった自負の気持ちを、私はどうしても忘れることはできない。
 旧制高校に進学してあたりを見まわすと、私に似た生理に属する少年は、中学校のときに比べれば多くなっていた。あの時代ほど友人になれるかどうかの判別が明瞭だったことはない。二言、三言話し合えば、すぐに分類がついたのである。そして、青少年を軍国主義に統一しようとした当時の権力のやり口が、どうしようもない程の愚劣さを含んでいたことが、私たちの生理を原型のままに維持させて行った。
 昭和二十年の八月十五日を境に、それまで死ぬことばかりを考えていた私は、生きることを考えなければならなくなった。そのとき私を襲ったものは解放感と、同時に思い詰めた気持ちの行き場所を失ったような虚脱感であった。
 結局、戦争が終わって私たちに残された二つの大きなものは、この虚脱感と人間に対する不信の気持ちであったといえる。そしてこの二つは、今でもたえず隙間風のように私の心の中に吹き込んでくる。(略)

・・・なんていうか、この名文にはひたすら圧倒される。昭和も令和も関係ない。ひとりの厭戦家の孤高な意見が時代をこえて息づいている。
39: 08/23(金)00:18 ID:kebplT+O(1) AAS
二流の小説家、一流の人間
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